ここまで安くなった!Aliyun OS搭載K-Touch W619が送料込みで$70!

blogのアクセスログを確認したところ、K-Touch W619に関する来訪がちらほら。
(ちなみにAliyun OS(阿里雲OS)搭載のK-touch W619が8千円で!へのアクセスでした)
何かあったんかなぁ、と確認してみると、fastcardtechでの販売価格がエライコトに


送料込みで$69.68$71.99(2013/02/05現在)っすか。

まさか、そこまで下がるとはねぇ・・・

しかも、前は黄色しかなかったと思うのに、3色(黒/白/黄色)が選べるし。

そんなわけで、1台購入っと・・・
いつ届くかなぁ・・・

MTK MT6589正式発表

MediaTekからAndroid向けのチップセット MT6589が正式に発表されました。

MedkaTekプレスリリース:MediaTek Strengthens Global Position with World’s First Quad-Core Cortex-A7 System on a Chip – MT6589

中国のMediaTek系情報サイトMTK手机网に記事が出ています。
联发科MT6589正式发布 现场直击
 発表会のレポート記事
联发科MTK6589四核新特性解读
 スペックについての所感
MTK6589四核怎么样 跑分、发热评测出炉
 発表会で展示されていた中華メーカ:TCLのAndroid機とベンチマーク
 Alcatelから発売されるらしい。

まぁ、書かれていることをまとめると・・・

・Cortex-A7 4コア
・GPUがPowerVR Series 544ベース
・Full HD 1080p対応
  液晶解像度 1920×1080
・3D表示対応
・カメラ 1300万画素対応
・Miracast対応
・HSPA+(42Mbps)に対応
  LTEは次世代から対応
・Dual-SIMでの両アクティブ拡大
  従来:WCDMA+GSM / GSM+GSM
  新: WCDMA+GSM/GSM+GSM/TD-SCDMA+GSM/WCDMA+TD-SCDMA
  もしかしたらWCDMA+WCDMAも可能?

競合他社比較の表は、Snapdragon S4から、すでにリリースされている「Snapdragon S4 Plus MSM8960」と、今後発売予定の「Snapdragon S4 Play MSM8626」が使われています。

MedkaTek MT6589 SolutionA MSM8960 SolutionB MSM8626
Process 28nm 28nm 28nm
Apps CPU 4-core 1.2GHz CA7 2-core 1.5GHz Krait 4-core 1.2GHz CA7
Video 1080p30 1080p30 1080p30
Camera 13MP 21MP 13MP
GPU SGX5T ~1600MP/s Adreno225 ~800MP/s Adreno305 ~800MP/s
Modem Rel.8, 42Mbps & TD-SCDMA Rel.8, 42Mbps & TD-SCDMA Rel.8, 21Mbps & TD-SCDMA
Availability CS:Q4’12 MP:Q1’13 NOW CS:Q2’13 MP:2H’13

ベンチマークは次の通り

1 2
3 4
5 6

ロシアのExplay T280って3SIM機はAndroidでは無い(はず

Blog of Mobile!!~最新ケータイ情報~に「トライSIMに対応したExplay T280を発表!!」という記事がありますが、この端末、Androidっぽくないんですが・・・

まず、チップセットとして「Spreadtrum」とありますが、この会社のチップで3SIM以上に対応しているのは、以下の3製品(SC6530/SC6620/SC6610)です。
SC6530 GSM/GPRS Single-Chip Baseband/RF Transceiver for Multimedia Feature Phones
SC6620/10 GSM/GPRS Solution for Low Cost Multimedia Handsets

それぞれ、どんな機能があるかを簡単に書くと

SC6530: 3SIM/ARM9EJ-S 234MHz/GSM/HVGA/(Bluetooth,WiFi,アナログTV,FMラジオ,GPS接続,各種センサーに対応)
SC6620: 4SIM/ARM7TDMI-S 78MHz/GSM/QVGA
SC6610: 3SIM/ARM7TDMI-S 78MHz/GSM/QVGA

謳われている機能的には、おそらく「SC6530採用機」ということになるんでしょうけど、このCPUスペックでAndroid OSを動かすかというと非常に微妙な上に、そもそも「フィーチャーフォン向けチップ」と言ってますし・・・

そんなわけなので、Android風ナビゲーションキーを持ったフィーチャーフォンなんじゃないですかねぇ・・・

Spreadtrumチップ採用のAndroid風フィーチャーフォンというのは初めて見ましたが、いままでには、MediaTekのフィーチャーフォン向けチップを使ったAndroid風のやつはいろいろ発売されています。
最近もフィーチャーフォン向けチップのMediaTek MT6255を使った、ソニエリST23i風フィーチャーフォンとかが新販売されてます。(fastcardtechのページにはMT6225とありますが、フィーチャーフォン向けチップはMT6223,MT6255なので、最近出たMT6255だろうと判断)

なので、今回のコレも、フィーチャーフォンと考えるのが妥当だと思いますよ。

Lewa OS(乐蛙OS)がMTK MT6577搭載機に公式対応

以前、Rstream A1の記事(中華なAndroidベースのカスタムOSのメモ書き 2012/03/27版など)で触れた、乐蛙科技開発のLewa OS(乐蛙OS)

久しぶりに公式ページを確認してみると、いろいろ公式対応機種が増えている。

むしろ、以前から対応していた機種は、Android 2.3ベースのままで、新規追加になったやつだけが、Android 4.0ベースになっている、という謎な対応具合。

で、Android 4.0ベースの機種はと見てみれば、全部MTK MT6577搭載機。

ZTE V970
ZTE V889M
Lenovo A750
Lenovo P700
Lenovo A789
Huawei U8836D
夏新(Amoi) N820(大V)
夏新(Amoi) N821(大V进步版)
佳域(JIAYU) G2(MT6575版?)
佳域(JIAYU) G2双核普及版/G2双核标准版
佳域(JIAYU) G3
优米 X1
GLXL 100
ZOPO ZP900
金立 GN700W
康佳 E900
大可乐 Dakele

まさか、MTK系をここまでサポートするカスタムROM系が出てくるとは想定していませんでした。
どこまで対応をがんばれるのかがちょっと見ものです。

なお、Lewa OSへの書き換えには、公式配布のツールを使うようです。
スクリーンショット付の中国語解説記事→:迅蛙出击 迅蛙一键刷机教程

JIAYU G3(佳域G3)とJIAYU G4

ようやくコンスタントにJAIYU G3が入荷するようになってきましたね。

昨日、firmwareの更新があったようです。

オフィシャル:佳域G3最新固件下载(20121204发布)
転載:佳域G3官方固件G3-20121129-082828下载

2012/12/05現在の最新firmwareは「G3-20121129-082828」
Androidのバージョン自体は Android 4.0.4のようです。

さて、MTK手机网に気になる記事が上がっています。
MTK手机网:佳域G4、G2S官方最新进度消息

新機種が3つ出る、という話です。

たぶん、左から「佳域G4」「佳域G2S」「佳域G3 TD版」です。

・佳域G4
MTK MT6589(4コア)搭載
4.7インチ液晶
2013年Q2にかかりそうな時期に発売

・佳域G2S
MTK MT6577(2コア)搭載
すでに販売されているJAIYU G2plusのアップデートモデル。
JAIYU G2plusは、メモリが512MBのものと、1GBのものが存在しているが、G2Sになった時に何が変わるのかが謎。
最低限カメラがアップデートされるようだ。
2013年1月予定。

・佳域G3 TD版
JAIYU G3はWCDMAモデルだけど、中国国内向けのTD-SCDMAバージョン。
おそらくは、MTK MT6517を使ったモデルになるんでしょう。

また、現行機種に対するAndroid 4.1ベースのfirmware開発も進んでいるようです。
現在のところ、クローズドβテスト中で、JIAYU G3とJAIYU G2plus向けで開発されているとのこと。

おまけ:
現行のJAIYU G2plus

512MB版のみの販売が続いていたけれど、1ヶ月ぐらい前から1GB版も在庫有り、となっている。
1GB版は+20ドル。