Windowsでは通常設定だと繋いでるキーボードの配列は1種類しか選択できない。
日本語キーボード環境だと、英語配列のキーボードを繋いでも日本語配列として扱われてしまうことになる。
で・・・Delux T11 Designerはどうやら英語配列キーボードとして認識されていることを前提とした作りとなっているようだ。
このため、レジストリをいじって英語配列キーボードであると認識させる必要がある。
レジストリエディタ(regedit)を起動して、以下の2箇所にパラメータを設定します。
1箇所目
「HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\Enum\HID\VID_1017&PID_A001&MI_00\7&<つなぐUSBポートによって値が変わる>&0&0000\Device Parameters」に
DWORD32形式で新しいキー「KeyboardSubtypeOverride」を値「0」
DWORD32形式で新しいキー「KeyboardTypeOverride」を値「4」
2箇所目
「HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\Enum\HID\VID_1017&PID_A001&MI_01&Col04\7&<つなぐUSBポートによって値が変わる>&0&0003\Device Parameters」に
DWORD32形式で新しいキー「KeyboardSubtypeOverride」を値「0」
DWORD32形式で新しいキー「KeyboardTypeOverride」を値「4」
これを設定してから、再起動をします。
そうすると、saiで拡大縮小ができるようになりました。
なお、下記のサイトを参考にしました。
ほげほげー「Windows で US 配列と JIS 配列を共存させたい」
202122「USB英語キーボード付けた。(英語、日本語キーボードの共存、KeyboardTypeOverride)」