freetelの販促キャンペーン?2台セットで17800円

freetelの製品情報が公開されたときは、http://www.plusonejapan.com/ の方がメインだったのが、 製品が発売されるころからは http://www.freetel.jp/ がメインになっていました。

じゃぁ、plusonejapanの方は?といえば、しばらくはfreetel.jpのほうに飛ばされる形になっていました。

今日、久々に見てみると、freetel公式のネット販売ページになっていました。

・・・2台セットでの販売がっ!

しかも、20時ごろに見たときは、19800円だったような気がするんですが、いまみると、なんと「17800円」。しかも送料無料!

・・・いや、まさか、1台8900円なんて値段で出してくるとは。

(2014/02/12 1:00 いま見たら、19800円に戻ってました)


さて、うちにあるfreetelなんですが、firmwareアップデート用のzipファイルが入手でき、改造に失敗しても戻す手段が確保されたので、いろいろ無茶な改造を試みています。
まだ、公開できるようなものが出来上がってませんけどね。
さて、どーなることやらね。

3G 2回線同時待受携帯について 2014/02/07版

3G SIMを2回線、例えば、ドコモSIMとソフトバンクSIMを同時にいれ、どちらの電話を受けることができる、ということが「日本国内で」可能であるか、ということについて。

2014年2月7日現在で入手可能なものとしては、 Coolpad (酷派) W770のみ、となります。
それ以外の「Dual待受可能!」と謳っているものは、「3G回線を1つ」と「2G回線(GSM)を1つ」が同時に待受可能なものとなります。(2014/03/18追記:Covia FleaPhone CP-F03aも”3G1つ”+”2G1つ”です)

今後リリースされるという噂のNOKIA Lumia 630ですが、ほんとに3G 2回線同時待受が可能かどうかは未知数です。

MediaTek MT6572チップ搭載のもので、3SIM対応と謳っているものは、基本的に、3G回線1つと2G回線2つ、になります。
3枚SIM対応の「Optimus L1 II Tri」も恐らくこの仕様だと想定されます。(3G 2回線対応だったら、おそらくもうちょっと値段が高いはず)

また、MediaTekチップ採用モデルの特徴の1つとして、SIMスロットに「3G/GSM」「GSM」と印刷されていますが、実際にはどちらも「3G/GSM」として認識するものの、3G回線を使って通信できるのは、どちらか一方のみ、というものがあります。

現時点で可能なCoolpad W770ですが、Qualcommチップ採用のAndroid 2.1、と古い端末になります。
なぜ、この時期に、こんな端末ができてしまったのか!?、と非常に謎な存在になります。
残念ながら、OSも古く、またバッテリーの持ちとかもあまり良くないですし、
何よりメーカ側で生産が終了して2年ぐらい経ってしまっていますので、いまさら入手できない端末となっています。


なぜ、3Gの2回線待受ができる端末が登場しないのか?
というあたりですが、「日本のキャリアが圧力をかけてる」という妄言を吐く人が散見されますが、そんな理由ではありません。

「作るのが大変だから」「コストに見合わないから」、という単純な理由です。

3G回線1つと2G回線1つの同時待受であれば、Qualcomm,MediaTek,Spreadtechなど各社から対応したチップが販売されています。
それに対して、3G回線を2つ、にしようとすると、それに対応したチップが無いため、専用に作らなければなりません。
専用に作るにはコストがかかりますが、そのコストに見合うだけの販売台数および価格が確保できるのか?というところが問題になってきます。
(正確には、そういうチップがあるっぽいんだけど、製品の実在を確認できていない)

実際、Coolpad W770は、専用に作り、そのために同時期に販売された製品に比べて高い値段となってしまっていました。
その結果、メーカが予想した販売を下回ってしまったようで、後継製品が出ない、という結末になりました。

とはいえ、2014年は、海外でも3G地域が増えてきているようですし、いい加減、新製品が出てくるのではないか?と期待されています。


関連用語集

・DSSS
「Dual SIM Single Standby」
SIMを2枚させるが、待受可能なのは1回線のみ、という意味。

・DSDS
「Dual SIM Dual Standby」の略。
2枚さしたSIMが2回線とも同時待受可能、という意味
片方で通話中に、もう片側の回線を使うことはできない。

・DSDA / DADS / DSFA
「Dual SIM Dual Active」「Dual Active Dual Standby」「Dual SIM Full Active」
2枚さしたSIMが2回線とも同時待受&送信可能、という意味。
2回線分無線設備が用意されているため、片方で通話中に、もう片方でデータ通信する、ということが可能。

hpe ProLiantをLinuxで使う場合にインストールするService Pack for ProLiantについて 2024/02/27修正

2024/02/27修正

hpe ProLiant DL360Gen10サーバにLinuxをインストールする機会があったので検証した

設定するレポジトリについて

最初に確認すべきWeb「hpe Software Delivery Repository一覧

HPE特有の管理ソフトについては「Service Pack for ProLiantレポジトリ(spp)」か「Management Component Packレポジトリ(mcp)」を使う。

sppはRHEL純正かSLES純正。mcpはそれ以外のLinux向けとなる。

mcpで対応してるLinuxについてはmcpレポジトリツリー を開き、存在しているディレクトリを確認する。AlmaLInux, CentOS, Debian, OracleLinux, Rocky Linux, Ubuntuはmcpを使う。

sppとmcpでの大きな違いはfirmwareアップデートを行うSUMはsppのみで提供、というところ。

ただ、試してみたところ、spp、SUMともにAlmaLinuxに対して適用自体は可能だった。

Service Pack for ProLiant(spp)レポジトリ

RHEL純正、SLES純正の場合に使用するのがService Pack for ProLiant(spp)

Gen10サーバ RHEL8だったら/etc/yum.repos.d/spp.repoは

[spp]
name=Service Pack for ProLiant
baseurl=https://downloads.linux.hpe.com/SDR/repo/spp-gen10/redhat/8/x86_64/current/
enabled=1
gpgcheck=1
gpgkey=https://downloads.linux.hpe.com/repo/spp/GPG-KEY-spp

Gen10サーバ RHEL9だったら/etc/yum.repos.d/spp.repoは

[spp]
name=Service Pack for ProLiant
baseurl=https://downloads.linux.hpe.com/SDR/repo/spp-gen10/redhat/9/x86_64/current/
enabled=1
gpgcheck=1
gpgkey=https://downloads.linux.hpe.com/repo/spp/GPG-KEY-spp

sppレポジトリだとProLiantサーバのBIOSやiLOなどのfirmware アップデート系も提供されているが、firmware適用の仕組みはこちらでは提供されず、SUMレポジトリにあるsmartupdateコマンドを使う・・・模様

Management Component Pack(mcp)レポジトリ

sppに対応していないLinuxディストリビューションはManagement Component Pack(mcp)を使う

説明にかかれているbaseurlはhttpで指定されているが、httpsでも問題ないので、いま設定するのであればhttpsにしておくべきかと思われる

AlmaLinux9の場合の/etc/yum.repos.d/mcp.repo

[mcp]
name=Management Component Pack
baseurl=https://downloads.linux.hpe.com/repo/mcp/Alma/9/x86_64/current/
enabled=1
gpgcheck=0
gpgkey=file:///etc/pki/rpm-gpg/GPG-KEY-mcp

RockyLinux 9の場合の/etc/yum.repos.d/mcp.repo

[mcp]
name=Management Component Pack
baseurl=https://downloads.linux.hpe.com/repo/mcp/Rocky/9/x86_64/current/
enabled=1
gpgcheck=0
gpgkey=file:///etc/pki/rpm-gpg/GPG-KEY-mcp

Smart Update Manager(sum)レポジトリとFirmware Pack for ProLiant(fwpp)レポジトリ

ProLiantサーバのfirmwareを含むソフトウェア管理ソフトのUIがSmart Update Manager(sum/hpsum)

数ヶ月ごとにリリースされるISOでfirmware一括提供されているが、コマンドとして提供されているのもある。

コマンドとして使う場合に組み合わせて使うのがFirmware Pack for ProLiant(fwpp)レポジトリ

RHEL9の /etc/yum.repos.d/sum.repo

[sum]
name=HPE Smart Update Manager
baseurl=http://downloads.linux.hpe.com/repo/sum/rhel/9/x86_64/current/
enabled=1
gpgcheck=0
gpgkey=file:///etc/pki/rpm-gpg/GPG-KEY-sum

RHELでgen10サーバ向けの /etc/yum.repos.d/fwpp.repo

[fwpp]
name=Firmware Pack for ProLiant
baseurl=https://downloads.linux.hpe.com/SDR/repo/fwpp-gen10/current/
enabled=1
gpgcheck=1
gpgkey=https://downloads.linux.hpe.com/SDR/hpePublicKey2048_key1.pub

各パッケージの動作

いろいろあるが、おそらくインストールした方がよいコマンドについて

Gen10以降のサーバであれば以下のパッケージで、これらはspp,mcpレポジトリ共通
・hponcfg iLOの管理コマンド
・amsd iLOとOS間の情報連携サービス
・ssacli SmartArrayの管理コマンド
・ssaducli SmartArrayの管理コマンドdiag系
・ssa SmartArrayの管理サービス
・storcli MegaRAIDの管理コマンド

RHEL純正の場合でfirmwareアップデートもコマンドである程度できるようにした場合はsumレポジトリで提供される
・sum SmartUpdateManager関連(smartupdateコマンド)

また、hpeの監視ソフトOneViewと連携する場合、sppレポジトリで提供される下記もあった方がよい?
・sut OneView向けコマンド

OS側のパッケージについて

OS側のパッケージで必要となるものがいくつかあったので、セットアップ時に追加しておくとよいもの

# dnf install tar gzip unzip net-tools pciutils yum-utils

NFSマウントする場合に追加するパッケージ

# dnf install nfs-utils

amsd

ProLiant Gen9以降でiLOとOS間で情報連携を行うために使用するのがHPE Agentless Management Service(amsd)

amsdはsppとmcpで提供されている。

これがインストールされていない場合、例えば[システム情報]-[ネットワーク]で下記のような表示となる。

amsdをインストールして起動すると表示が変わる。

[root@src78bccafcd ~]# dnf install amsd
サブスクリプション管理リポジトリーを更新しています。
コンシューマー識別子を読み込めません

このシステムは、エンタイトルメントサーバーに登録されていません。subscription-manager で登録できます。

メタデータの期限切れの最終確認: 3:58:41 前の 2024年02月26日 15時14分46秒 に実施 しました。
依存関係が解決しました。
================================================================================
 パッケージ    Arch            バージョン                    リポジトリー サイズ
================================================================================
インストール:
 amsd          x86_64          3.3.0-1773.7.rhel9            spp          2.2 M

トランザクションの概要
================================================================================
インストール  1 パッケージ

ダウンロードサイズの合計: 2.2 M
インストール後のサイズ: 4.5 M
これでよろしいですか? [y/N]: y
パッケージのダウンロード:
amsd-3.3.0-1773.7.rhel9.x86_64.rpm               28 kB/s | 2.2 MB     01:19
--------------------------------------------------------------------------------
合計                                             28 kB/s | 2.2 MB     01:19
トランザクションの確認を実行中
トランザクションの確認に成功しました。
トランザクションのテストを実行中
トランザクションのテストに成功しました。
トランザクションを実行中
  準備             :                                                        1/1
  scriptletの実行中: amsd-3.3.0-1773.7.rhel9.x86_64                         1/1
  インストール中   : amsd-3.3.0-1773.7.rhel9.x86_64                         1/1
  scriptletの実行中: amsd-3.3.0-1773.7.rhel9.x86_64                         1/1
Please read the Licence Agreement for this software at

         /opt/amsd/amsd.license

By not removing this package, you are accepting the terms
of the "Software End User License Agreement".

  検証             : amsd-3.3.0-1773.7.rhel9.x86_64                         1/1
インストール済みの製品が更新されています。

インストール済み:
  amsd-3.3.0-1773.7.rhel9.x86_64

完了しました!
[root@src78bccafcd ~]# systemctl status amsd
● amsd.service - Agentless Management Service daemon
     Loaded: loaded (/usr/lib/systemd/system/amsd.service; enabled; preset: ena>
     Active: active (running) since Mon 2024-02-26 19:15:14 EST; 22s ago
   Main PID: 80680 (amsd)
      Tasks: 1 (limit: 1644913)
     Memory: 9.5M
        CPU: 203ms
     CGroup: /system.slice/amsd.service
             mq80680 /sbin/amsd -f

 2月 26 19:15:14 src78bccafcd systemd[1]: Starting Agentless Management Service>
 2月 26 19:15:14 src78bccafcd amsd[80680]: amsd Started . .
 2月 26 19:15:14 src78bccafcd systemd[1]: Started Agentless Management Service >
[root@src78bccafcd ~]#

amsd起動後、すぐにiLO Webに反映されるわけではないようで、1分ぐらいかかった

smartupdateコマンド

sumレポジトリで提供されるsumパッケージのコマンドsmartupdate

RHELとSLES専用とあるが、2024年2月27時点ではAlmaLinuxでもそれなりに動作していた。

レポジトリ説明ページにはFirmware Pack for ProLiantと組み合わせ以下を実行する、とある

# yum install $(smartupdate requires)
# smartupdate list
# smartupdate upgrade

ただ、こちらの環境で試した限りでは「yum install $(smartupdate requires)」ではパッケージのインストールには失敗していた。

「smartupdate requires」で出力される内容と「dnf –disablerepo=”*” –enablerepo=”fwpp” list available」で出力されるfwppレポジトリで提供されるパッケージ一覧を比較すると、別にそれほど選別してパッケージを選んでいるわけでもなかったので、以下をインストールした。

まず、ProLiantサーバのROMの番号?を「smartupdate list」コマンドを実行して確認

[root@src78bccafcd ~]# smartupdate list
sum : Smart Update Manager Version 10.6.3
Model: ProLiant DL360 Gen10, ROM: U32, ROM Version: 07/20/2023
-------------------------------------------------------------------------------------------------------------------
Searching for firmware
ERROR   :
No firmware found
Did you install software using using yum/zypper/apt
ERROR   :
No firmware found
Did you install software using using yum/zypper/apt
ERROR   :
No firmware found
Did you install software using using yum/zypper/apt
ERROR   :
No firmware found
Did you install software using using yum/zypper/apt
[root@src78bccafcd ~]#

「ROM: U32」とあるので、「dnf info firmware-system-u32」と実行してパッケージがあっているか確認

[root@src78bccafcd ~]# dnf info firmware-system-u32
サブスクリプション管理リポジトリーを更新しています。
コンシューマー識別子を読み込めません

このシステムは、エンタイトルメントサーバーに登録されていません。subscription-manager で登録できます。

メタデータの期限切れの最終確認: 0:13:02 前の 2024年02月26日 19時51分12秒 に実施しました。
インストール済みパッケージ
名前         : firmware-system-u32
バージョン   : 2.90_2023_07_20
リリース     : 1.1
Arch         : x86_64
サイズ       : 33 M
ソース       : firmware-system-u32-2.90_2023_07_20-1.1.src.rpm
リポジトリー : @System
repo から    : spp
概要         : HPE ProLiant DL360 Gen10 (U32) Servers firmware
URL          : http://www.hpe.com/info/proliantlinux
ライセンス   : 2012 Hewlett Packard Enterprise Development LP
説明         : This package contains the HPE ProLiant DL360 Gen10 (U32) Servers firmware

[root@src78bccafcd ~]#

きちんとProLiant DL360 Gen10サーバであることを確認できた。このほか、firmwareのダウンロード時間を考慮しないのであれば、下記のようにアスタリスク指定でとりあえず全部インストールしてしまってもよいかもしれない

# dnf install firmware-system-u32
# dnf install  firmware-ilo5 firmware-sps* firmware-nic* firmware-powerpic* firmware-smartarray* firmware-hdd*

インストールが終わってから「smartupdate list」を実行すると下記のような表示となる

# smartupdate list
sum : Smart Update Manager Version 10.6.3
Model: ProLiant DL360 Gen10, ROM: U32, ROM Version: 07/20/2023
-----------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------
Searching for firmware............................................................................................................................................
Analyzing results............................................................................................................................................

ifr-1  | system-u32                          | 2.90_07-20-2023 | 2.90_07.20.2023    | system         |
ierd1  | spsgen10                            | 04.01.05.002 | (details below) | sps            |
       | - SPS_Gen10                         |              |                 |                |
       | --> SPS                             | 04.01.05.002 | 4.1.5.2         |                |
ifRU1  | powerpic-gen10                      | 1.1.0        | (details below) | powerpic       |
       | - PowerPIC-Gen10                    |              |                 |                |
       | --> PMC                             | 1.1.0        | 1.0.8           |                |
ifr-1  | iegen10                             | 0.2.3.0      | (details below) | ie             |
       | - IE-Gen10                          |              |                 |                |
       | --> IE                              | 0.2.3.0      | 0.2.3.0         |                |
ifRU1  | smartarray-f7c07bdbbd               | 6.52         | (details below) | smartarray     |
       | - AC_2814397937                     |              |                 |                |
       | --> firmware                        | 6.52         | 6.22            |                |
ifr--  | nic-is-intel                        | 1.29.0       |                 | nic            |
ifRU1  | nic-intel                           | 1.29.0       | (details below) | intel_nic      |
       | - eno5                              |              |                 |                |
       | --> EPROM                           | 0.0.800011A1 | 0.0.800011A1    |                |
       | --> EPROM                           | 0.0.800011A1 | 0.0.800011A1    |                |
if-U1  | ilo5                                | 3.01         | (details below) | ilo5           |
       | - RI11                              |              |                 |                |
       | --> iLO                             | 3.01         | 2.98 (10/10/2023)    |                |
#

ただ、実験した環境では下記のようにエラーとなり、アップデートの実施には失敗した。

# smartupdate upgrade
sum : Smart Update Manager Version 10.6.3
Model: ProLiant DL360 Gen10, ROM: U32, ROM Version: 07/20/2023
-----------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------
Searching for firmware............................................................................................................................................
Analyzing results............................................................................................................................................

unable to download http://ftp.iij.ad.jp/pub/linux/almalinux/9.3/AppStream/x86_64/os/ get_sdr_url
unable to download http://ftp.iij.ad.jp/pub/linux/almalinux/9.3/BaseOS/x86_64/os/ get_sdr_url
unable to download http://ftp.iij.ad.jp/pub/linux/almalinux/9.3/extras/x86_64/os/ get_sdr_url
unable to download https://downloads.linux.hpe.com/repo/spp-gen10/redhat/9/x86_64/current/ get_sdr_url
unable to download https://downloads.linux.hpe.com/repo/sum/rhel/9/x86_64/current/ get_sdr_url
Unable to download pre-requisite component 'firmware-ilo5-sha512-3.01-1.1.x86_64'
Unable to download pre-requisite component 'firmware-ilo5-1.48-1.1.x86_64'
Unable to download pre-requisite component 'firmware-ilo5-1.45-1.1.x86_64'
Unable to download pre-requisite component 'firmware-ilo5-1.40-1.1.x86_64'
Warning: Installing the latest available iLO version requires the minimum iLO 1.4x version and sha512-2.x component to be installed on the server which is not available in the currently configured repo.
 Warning - Firmware update is being performed on the target system whose OS is not supported by SPP baseline. Proceeding further may result in potential issues. It is not recommended to continue with the updates using this baseline. Please select a different supported baseline for this server. To proceed with the updates using this baseline at your own risk, select Ignore Warnings option.

To allow SUM to proceed, use: smartupdate upgrade --ignore-warnings
# smartupdate upgrade --ignore-warnings
sum : Smart Update Manager Version 10.6.3
Model: ProLiant DL360 Gen10, ROM: U32, ROM Version: 07/20/2023
-----------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------
Searching for firmware............................................................................................................................................
Analyzing results............................................................................................................................................

unable to download http://ftp.iij.ad.jp/pub/linux/almalinux/9.3/AppStream/x86_64/os/ get_sdr_url
unable to download http://ftp.iij.ad.jp/pub/linux/almalinux/9.3/BaseOS/x86_64/os/ get_sdr_url
unable to download http://ftp.iij.ad.jp/pub/linux/almalinux/9.3/extras/x86_64/os/ get_sdr_url
unable to download https://downloads.linux.hpe.com/repo/spp-gen10/redhat/9/x86_64/current/ get_sdr_url
unable to download https://downloads.linux.hpe.com/repo/sum/rhel/9/x86_64/current/ get_sdr_url
Unable to download pre-requisite component 'firmware-ilo5-sha512-3.01-1.1.x86_64'
Unable to download pre-requisite component 'firmware-ilo5-1.48-1.1.x86_64'
Unable to download pre-requisite component 'firmware-ilo5-1.45-1.1.x86_64'
Unable to download pre-requisite component 'firmware-ilo5-1.40-1.1.x86_64'
Warning: Installing the latest available iLO version requires the minimum iLO 1.4x version and sha512-2.x component to be installed on the server which is not available in the currently configured repo.

The following firmware will be applied:
    Online ROM Flash Component for Linux - HPE Integrated Lights-Out 5   [3.01]
    HPE Intel Online Firmware Upgrade Utility Linux x86_64 for HPE ProLiant Gen9 and Gen10 server series Only.   [1.29.0]


The following firmware will be skipped (Use --downgrade or use --rewrite to apply.)
    Online ROM Flash Component for Linux - HPE ProLiant DL360 Gen10 (U32) Servers   [U32 2.90 - (07/20/2023)]
    Online ROM Flash for Linux - HPE Gen10 Innovation Engine Firmware for HPE Gen10 Servers   [0.2.3.0]
    Online ROM Flash for Linux - Server Platform Services (SPS) Firmware for HPE Gen10 Servers   [04.01.05.002]
Do you want to apply them? [y] : y

Deploy accepted successfully.

ERROR: Deployment failed to complete. Check SUM logs for more details...
#

firmwareの手動適用は /usr/lib/x86_64-linux-gnu/ に firmware-??? というディレクトリが作成されているので、各ディレクトリの中にある「hpsetup」を実行することでアップデートが実施できる

たとえば、firmware-powerpic-gen10-1.1.0-1.1 をアップデートした場合

[root@xxxxx x86_64-linux-gnu]# cd firmware-powerpic-gen10-1.1.0-1.1
[root@xxxxx firmware-powerpic-gen10-1.1.0-1.1]# ls
CP057798.xml  FultonHdr.signed.hex  LICENSE.txt  hpsetup  payload.json  setup
[root@xxxxx firmware-powerpic-gen10-1.1.0-1.1]# ./hpsetup
Flash Engine Version: 2.5.0.0

Name: Online ROM Flash for Linux - Advanced Power Capping Microcontroller Firmware for HPE Gen10 and Gen10 Plus Servers
New Version: 1.1.0

Current Version: 1.0.8

The software is installed but is not up to date.

Do you want to upgrade the software to a newer version (y/n) ?y

Flash in progress -- Do not interrupt or your system may become unusable.
Working..............................................................................

The installation procedure completed successfully.
[root@xxxxx firmware-powerpic-gen10-1.1.0-1.1]#



2023/10/02修正

hp ProLiantをLinuxで使う場合にインストールする管理ソフトウェア集について、HPE公式でいくつか記事が書かれていた

・「HPE Linux技術情報サイトの歩き方~CentOS代替ディストビューション情報について~
・「Linux用管理ツールについての技術情報

RHELではなく、RockLinux, AlmaLinux, OracleLinuxなどで、RHEL向け管理ソフトを使ってよいのか?ということについて記載されている。

管理ソフトウェアについては「MCP – Management Component Pack」(英語 SDR Management Component Pack)を使用する。
こちらについてはHPE Support契約は必要がなく使える。

ドライバについては「Service Pack for ProLiant」に含まれているドライバを使用することもできるが、手動でrpmをインストールする必要がある
ISOとしてのSPPは「Gen11 Service Pack for ProLiant」「Gen10 Service Pack for ProLiant」からダウンロードできるが、サポート契約が必要

firmwareアップデートについては「Service Pack for ProLiant」を使用するが、SPPメディアで起動してアップデートを行うオフライン方式で対応

RHELユーザの場合はSDR Service Pack for ProLiant が使える。以前はサポート登録が必要だったが、2023/10現在「Software Delivery Repositoryのプロジェクト一覧」で「auth req’d」表示が無くなっているということは登録しなくても使えるようになった?

Firmware Pack for ProLiant (gen11), Firmware Pack for ProLiant (gen10) にもauth req’dがないから使える?

GUIでfirmwareアップデートを行うためのSmart Update Manager(SUM)については「Smart Update Manager(SUM)についての技術情報


以下は資料用の古い内容


2021/08/02 リンク先修正

hp ProLiantをLinuxで使う場合、Service Pack for ProLiantという追加ドライバ&管理ソフトウェア集をインストールする・・・ということになっている。

製品ページ:Service Pack for ProLiant(SPP) / Smart Update Manager(SUM) v6.x
Service Pack for ProLiant(SPP) / Smart Update Manager(SUM) v8

基本的にはisoイメージで配布されており、ディストリビューション特化型の縮小版がtar.gzでも配布されている。
それぞれ、中に「hpsum」というパッケージインストール用フロントエンドプログラム(Smart Update Manager/SUM)が入っているので、それを実行して、インストールを行うことになる。

詳細についてはSUM: Smart Update Manager hpsum v6.2対応環境とインストール方法についてSUM: Smart Update Manager hpsum v6.3.1対応環境とインストール方法について」「Service Pack for ProLiant 2021.04.0/05.0対応環境とインストール方法について」を参照のこと。

で・・・hp USAのページを見ていたらhp Software Delivery RepositoryHPE Software Delivery Repository」なんてものを発見。

RHEL/CentOSであれば、yumコマンドでhpの管理系ソフトウェアがインストールできるようになるらしい。
対応している管理ソフトウェアは、以下のものらしい。

Browse repository Project & subscription information Contents
spp Service Pack for ProLiant Drivers, agent software, firmware for RedHat and SLES
mcp Management Component Pack for ProLiant Agent software for Ubuntu, Oracle and community distros
isp Integrity Support Pack Agent software for RedHat and SLES on IA64
iwbem Integrity WBEM Providers WBEM providers for RedHat and SLES on IA64
mlnx_ofed Mellanox OFED VPI Drivers and Utilities Mellanox OFED VPI for RedHat and SLES
vibsdepot VMware® ESXi bundles Drivers and vibs for VMWare®
hpsum HP Smart Update Manager Software to update firmware and drivers on RedHat and SLES
stk HP ProLiant Scripting Toolkit Useful commands for scripting/automating ProLiant hardware

このレポジトリを使って、Service Pack for ProLiantをインストールする手順はSubscribe your system to the spp repositorySubscribe your system to the spp repository」か、もしくはLinux best practices using HP Service Pack for ProLiant (SPP) and Software Delivery Repository (SDR)Linux best practices using HP Service Pack for ProLiant (SPP) and Software Delivery Repository (SDR)」 で紹介されている。

トランシーバー内蔵?MTK搭載スマートフォン Runbo X6とZGPAX S9

fastcardtechに変なものが入荷していた。

・Runbo X6 Smartphone Walkietalkie IP67 2GB 32GB MTK6589T 5.0 Inch FHD Screen SOS

・S9 Dual Core Smartphone Walkietalkie IP67 Android 4.2 MTK6572W 4.5 Inch 3G GPS SOS

ブランドは別であるものの、デザインとかがどう見ても親戚関係。
どちらも防水防塵対応っぽい雰囲気のAndroidスマートフォンである。

特異な点は・・・
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アンテナが生えてる!

「Walkietalkie」というのは、日本で俗に言う「トランシーバー」、
「PTT」というのは「Push To Talk」の略で、ボタンを押してる間だけ喋れる、というもの。

「S9 Dual Core Smartphone Walkietalkie IP67 Android 4.2 MTK6572W」の本体に書かれている「ZGPAX」を調べてみるとhttp://en.zgpax.com/」がメーカページで、「Tri-Proof smart phone 」として製品ページがありました。

「Runbo X6 Smartphone Walkietalkie IP67 2GB 32GB MTK6589T」の本体の「Runbo」は「http://www.runbostore.com/」で、製品ページは「Runbo Original X6」でした。

トランシーバーとして使える周波数帯に関する記述としては、ZGPAXの方は以下。

* Digital radio standards:
Full Band 400-480MHZ   
Module: HKT-100BK-MODULE

Runboの方は「2Way Radio: UHF: 400-470Mhz」との記載あり。

2台揃えれば、相互間通話ができそうではあるが、「日本国内での使用は違法」になるので注意。
技適がない国外スマホを日本国内で使う、ということより、使っちゃいけない周波数を使う、こちらの方が問題となるのでやらないように。

なお、CPU世代が若干古くなるが、以下のモデルもあります。
・Runbo Q5 Smartphone Walkietalkie IP67 MTK6589T 2GB 32GB Android 4.2 4.5 Inch SOS

・Runbo X5 Smartphone Walkietalkie IP67 MTK6577 Dual Core Android 4.0 4.5 Inch SOS

日本で販売中のNETGEAR R6300はFacebook Wi-Fiに対応してるっぽい(訂正

Facebook Wi-fiというのが日本でも開始された。

どんなWiFi親機なら使えるのだろうと対応リストを見てみる。

どのルーターがFacebook Wi-Fiをサポートしていますか。

現時点で、Facebook Wi-Fiをサポートしている製品は以下のとおりです。

Merakiのワイヤレス製品
CiscoのISR G2およびASR 1000シリーズルーター
NETGEAR R6300スマートWiFiルーター

安価で手に入りそうなのはNETGEAR R6300。

日本の製品情報ページ:デュアルバンド・ワイヤレスルーター 802.11ac対応 R6300
アメリカの製品ページ:AC1750 Smart WiFi Router Model: R6300

どちらのページにも特に「Facebook Wi-Fi」に関する記述は見当たらない。

NETGEARアメリカのページにあるFacebook Wi-Fiについてのページに対応しているルータとして「R6300v2 Smart WiFi Router」という記述がある。

「R6300」には「R6300v1」と「R6300v2」と2つのモデルがあるのです。
アメリカのR6300製品ページの方をよく見てみると一番下に「USB 3.0 and dual core 800MHz processor are features on the R6300v2 hardware only」と、特定の機能はハードウェア的なスペックが上である「R6300v2」の方でのみ対応している、と書かれています。

アメリカの「R6300v1サポートページ」と「R6300v2サポートページ」を見比べるとfirmwareのバージョンも違っています。

で・・・サポートページで検索してみると、そのものずばり、な回答がありました。

How To Configure Facebook Wi-Fi On Your NETGEAR Router?

This article will guide you on setting up Facebook Wi-Fi on your NETGEAR router.
Requirement: You must create a Facebook page prior to setting up Facebook Wi-Fi feature. Please visit www.facebook.com to create a page. Note: Feature is currently supported on R6300v2 only at this point.

「R6300v2」ハードウェアのみ対応、と明記されていました。
まぁ「現時点で」という注釈付きなので、そのうち、他のハードウェアでも対応するかもしれませんが「いま使いたい!」という場合、間に合わないですよね。

日本で販売されている、R6300が、v2であればいいのですが、たぶん違いそうなので、あまり期待しない方がいいでしょうね。
Firmware更新を待つしかないでしょうね。

15:30訂正

で、日本で販売中のNETGEAR R6300なんですが、どうやらR6300v2の方らしいです。

ついに国内投入されたネットギアの11acルーターを試す。高いパフォーマンスを実現したDraft11ac対応機 ネットギア「NETGEAR R6300(R6300-100JPS)」

国内投入された「v2」
<略>
同名の製品は、昨年(2012年)5月という非常に早い段階で米国で販売され話題になったが、今回、日本に投入されたのは、米国では「R6300v2」として販売されている最新モデル。
もしかすると、型番やデザインを目にして、「ん?」と思った人もいるかもしれないが、国内版のR6300は、「v2」と明記されてはいないものの、ハードウェアの刷新でパフォーマンスアップが図られた最新モデルとなっている。

であれば、Facebook Wi-Fiに対応していますね。
日本のサポートページからだと最新Firmwareのダウンロード先がよくわかりませんが、アメリカのR6300v2サポートページから入手して適用すれば大丈夫なんじゃないでしょうか?
設定方法は「How To Configure Facebook Wi-Fi On Your NETGEAR Router?」に記載されています。


2014/03/18

NETGEAR JapanのR6300製品ページにてFacebook Wi-Fiについて言及されました。
また、Facebook Wi-Fiという専用ページを用意し、日本で販売中のR6300が正式に対応していることが確定しました。