Firefox OSから派生したKaiOS

Firefox OSから派生した「KaiOS」というのがMWC2018でいろいろ発表しているらしい。
NOKIAのスライド端末「Nokia 8110 4G」でも使われているとのこと。

このKaiOS、Intel向けに14MBの軽量Linuxディストリビューション「KaiOS」という既存のプロダクトと名前かぶりで、Firefox OS派生のKaiOSの方はソース公開してないせいで、ソース寄こせ要求で迷惑を被っているようで、サイトに注意書きがあったり・・・

さて、モバイルのKaiOSのサイトを見ていたら「JioPhone」というストレート型携帯をすでにインドでリリースしているらしい
KaiOS Transforms the Indian Market through Launch of JioPhone」(2018/01/10)

Firefox OS向けにSpreadtrumも開発してて、いくつか開発機が開発ツリーに登録されてたけど・・・と思って、記事を漁ってみたら、JioPhoneで使っているSoCはSpreadtrumのSC9820Aだった模様。
KaiOS Partners with Spreadtrum to Integrate with Newest Chipsets and Offer Advanced Functionality on Lite Phones」(2018/02/26)

2017年春に発売されたLava Connect M1とは別物である模様(インド向けガラホLava Connect M1登場。Spreadtrum SoCでVoLTE対応)

マニュアルを読むと、Jio Appsというアプリストアがあり、ソフトウェアが追加できるようだ。
まだ、Jio Payという支払いソフトウェア用のボタンが用意されているようだ。
バンド対応がイマイチなので、日本で買うにはちょっときつい感じです。


2019/01/16追記

最近の状況を確認してみたら、2018年8月6日に「Can I access the source code?」という形で「https://github.com/kaiostech」におけるソース公開を始めていた。

ただ、置いてあるもののベースがえらく古いように見えるんですが・・・

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください