Microsoftのtechnetのblogの中に、ファイルサーバチームに所属しているというJose Barreto’s Blogというのがある。
で、そこの最新記事の「New white paper providing guidance for sizing NTFS volumes」が興味深い。
といってもこの記事ではなくて、そこからリンクされている、WhitepaperのNTFS Chkdsk Best Practices and Performance です。
Windows2008R2で15TBの領域作って、そこに4KBのファイルを1000万ファイル置いた場合、
chkdskにかかる時間は7分。
そこからさらにファイルを増やしてものを、「Windows Server 2008」と「Windows Server 2008 R2」とで比較してみると、OSの違いでかなりの差が出る。
OS Type | 1億ファイル | 2億ファイル | 3億ファイル |
---|---|---|---|
Windows Server 2008 | 4:14:00 | 8:34:00 | 24:54:00 |
Windows Server 2008R2 | 1:49:00 | 4:52:00 | 6:16:00 |
次に、サーバのシステムメモリを大きくしていくと変化が現れるかを調べると・・・
ファイル数 | メモリ32GB | メモリ16GB | メモリ8GB |
---|---|---|---|
1億ファイル | 1:53:00 | 1:48:00 | 2:04:00 |
2億5千万ファイル | 5:16:00 | 6:53:00 | 5:41:00 |
5億ファイル | 19:25:00 | 76:07:00 | 99:08:00 |
ファイル数が大変なことになってるような環境では、メモリがあった方がいい、と。
でも、それよりなにより、やっぱりファイル数が多くなりすぎると、いろいろ大変っぽいのが分かります
で・・・これに相当するようなext3/ext4/xfsなどについての記事ってないかなぁ・・・