ドコモから日本語の資料が出てきたので、それ以前に公開されていたソニーの資料と併せてメモ書き。
・Androidアプリ作成ガイドライン~効率的な通信制御に向けて~
Androidにおいて、ネットワークを使って定期的に外部サーバから情報を取得する場合に、どのような実装を取るべきか、という点を日本語で解説。
このドコモの資料は、下記2記事の内容を含んだ、よい日本語の資料では無いかと思われる。
・SONY Developer world:「Reducing power consumption of connected apps」(2010/08/23)
アプリで情報を取得しにいくタイミングを合わせましょう、という記事。
ドコモ資料の「3.2. 1携帯電話あたりの通信回数を減らす手法」に相当する内容。
SONYのでは「AlarmManager.RTCを使え、 AlarmManager.RTC_WAKEUPは使うな」とある。
(ドコモのでは「AlarmManager.ELAPSED_REALTIMEを使うことを推奨」)
Web上には細かい処理までは書かれていないため、サンプルソースをダウンロードしてから、ソースを見つつ確認のこと。
・Ericsson Lab: ネタ元blog記事消滅?
sladeshareに講演で使用したスライドがある:「Understanding Smartphone Traffic – DroidCon 2010」(2010/10/28)
こちらは、無線通信側から見た資料。
ドコモ資料の「2章 モバイルネットワーク概要」あたりの話。
・SONY Developer world:「Android Application Coding Guidelines – Power Save」(2010/04/19)
これは、今回の件にはあまり関係ないけれども、wakelockの使い方について、良い例/悪い例を挙げている。
Ericsson Labの資料で触れられていたので紹介。