NetAppの仮想ストレージData ONTAP Edge


NetAppから「Data ONTAP Edge」というプロダクトが出てきた。

vSphere5環境で動作する仮想マシンとしてNetAppを動かして、NAS共有ストレージとして利用する、というもの。

ぶっちゃけ、これまでず~っとあった、検証用に提供されていたData ONTAP Simulatorを製品化しちゃったようなもの。
使い続けるためには有償となるようだが、コストに関しての記述が無かったので詳細不明。

利用可能ストレージサイズの最大が「5TB」なので、利用用途は大規模環境ではない感じ。

Data ONTAP Edgeを要求要件
・仮想マシンに2CPU以上割り当て(可能な限り占有させること)
・メモリは4GB以上(可能な限り占有させること)
・OS領域は57.5GB必要
・仮想ディスクを置く領域はキャッシュがバッテリーバックアップされたRAID上のVMFS3/VMFS5であること
・1本の仮想ディスクサイズは50GB~2TBまでを選択できる。
(何本まで増加できるか明記は無し)

特色
・Data ONTAP的にはクラスタモード(旧来の7-Modeではない)
・標準ライセンスに重複排除/SnapVault/SnapRestore/FlexCloneが含まれている
→ 小規模リモートオフィスにEdgeを置いて、中央のNetAppでバックアップ、的な感じ

いままでのSimulatorでもいい感じで使えてたので、Edgeになったからといって、特段かわりそうもないですが、とりあえず評価版の入手が可能です。

評価版はData ONTAP Edge Evaluationから入手できますが、NetApp Nowのアカウントが必要です。

また、NetAppのコミュニティーにData ONTAP Edgeに関する掲示板も出来ています。
Welcome to the Data ONTAP Edge CommunityにていろんなQ&Aを確認することができます。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください