ワコム AES ペンについてのメモ書き


変な勘違いをしてしまったというのと、久しぶりに電池交換しようとしたら手法が分からなくなってたので、自分用メモとして作成。

AESペンについて

ワコムのタブレット技術の中で、ペンに電池を入れなきゃいけないタイプのやつはAES。

ワコムブランドのタブレットとしては販売しておらず、基本的に他社のタブレットやノートパソコンなどのタッチパネル液晶で使えるような形での提供形態となっている。

ただ、最近のワコム技術を搭載したタブレットやノートパソコンでは、EMR(電磁誘導方式)という技術の方が採用されている率がほとんどでAESを使ってるのは古いものが多い(2019年ぐらいがAES採用モデルの最後?)。EMRを使っている場合のペンには電池不要なので、そこで見分ける感じ。

AESペンの世代

AESペンには世代があるようなのだが、ワコムのサイトで世代についての記述を発見できていない。

AES 1.0

筆圧感知 2048段階?
傾き検知なし

AES1.0の筆圧感知が何段階なのか明記した資料が発見できなかったのですが、hpとDELLから出ているAESペンのうち古いものが2048段階なので、AES1.0の制限なのかな?と解釈しています。

AES 2.0

筆圧感知 4096段階
傾き検知あり(選択性?)

AES 2.0ペンはAES 1.0対応機器でも利用できる。

AES 2.0ペンでも傾き検知に対応していない場合もある。

EMRペンについての補足

ワコムのEMRを採用したペンは何種類かある。

ワコム以外の会社のタブレットやノートパソコンなどで採用されているのは 「Wacom Feel IT Technologies」と言われる種類となる。

ただ、この「Wacom Feel IT Technologies」という名称はAESについてもそう呼んでいるのでわかりにくい。

とりあえず、ペンに電池があればAES、電池がなければEMRという感じである

EMRペンとAESペンとは互換性がなく、別物である。

WGP

よく分からないのがWGPという略称のWacom Generic Protocol のペンというものがある。

Dell Premier充電式アクティブ ペン PN7522W」の対応表に「AES 1.0/2.0, WGP」とあったり、「京セラタブレットKC-T304/KC-T304Cのアクティブペン APT301」に「Wacom Generic Protocol方式を搭載しているペン」と書いてあったりする。

京セラタブレットはスマイルゼミのタブレット KC-T301DTとしても使われており、それはEMRペンが使える。ただ、ペンの型番の「APT301」とはスマイルゼミの301と同じ番号なので、実はWGPといってもEMRベースのペンなのでは?との推測が…

ひょっとして他社向けEMRを「WGP」として再定義した感じなんだろうか?

Lenovo Precision Pen 2(ZG38C03372)は WGP, AES 2.0, MPP 2.0対応と書いてある。

Wacom Linear Pen?

春に発売になったFMV LOOXについてワコムがプレスリリースを出しているのだが、そこで下記の様に記載されている

株式会社ワコムの次世代Active ES® (AES)ペン技術による「Wacom Linear Pen(ワコムリニアペン)」

従来のAESペンがFMV LOOXで使えるのか?また、FMV LOOXペンが従来のAESタブレットで使えるのか?という点が気になった。

こちらについてはすずみやはややさんより以下の情報をいただきました。

また、FMV LOOXペンおよびDynabook VZペンが例の1万5千円液タブで使えたとのことですので、普通にAESペンとして利用できているようです。

あとは、AES 2.0とWGPとの関連性がどうなってるかかな・・・


ワコム Bamboo Ink CS321AK について

公式マニュアルより引用

電池交換

使う電池は単6電池が1本

AESモード/MPPモードの切り替え

いまどちらのモードで動いているのかを確認する方法はないので、認識しなかったらこの操作をして切り替える。

やらなくても大丈夫なBluetooth接続

AESモードの場合、Bluetooth接続すると機能アップするけど、Bluetooth接続しなくても使えるので必須ではない。

上のボタンをLEDランプが点滅するまで押し続けて接続する

替え芯

純正品 はWACOMショップ: Bamboo Ink 用ペン先キット ACK42416 で買えるが「ソフトx1、ミディアムx1、ハードx1の3種類の替え芯」で1セット1650円という微妙な設定になっている。

KOMMLOGG「Wacom Bamboo Ink と互換性のあるペン先(替え芯)」でdynabook純正アクティブ静電ペン用 PADPN004-1 が紹介されていたので試したところ使えました。
2021年8月頃はヨドバシでも扱っていたのですがいまはない模様。

現在は メーカであるdynabookサイトで「アクティブ静電ペン用替え芯セット PADPN004-1」5本入り1,650円で購入できるようです。

また、「Bamboo Smart CS320AK 用 替え芯 ACK21716」 も使えるのでは?という予測もあるようです。

Wacomペンアプリ上の認識


DELL アクティブペン PN556W

Dell Active PenPN556W ユーザーズガイド」より引用

電池交換

使用する電池は単6電池(AAAA バッテリー)1本+319 コイン型電池 2個

319 コイン型電池は日本ではSR527SWという名称で売られていることが多い。

 

まず、ペンの上を回して外す

これで単6電池は取り出せる

上の部分には319 コイン型電池が隠されているのでドライバや手で回すなどして外す

手だと回しにくいのでドライバで回すのが確実

319 コイン型電池2個を入れて閉じる

Bluetooth接続

やらなくても大丈夫だが上のボタンを3秒長押しして実行する

なお、ボタン電池を交換すると再設定が必要となる

替え芯

Bamboo Ink CS321AK と互換性あり、とのこと

未確認ですが、aliexpressで売ってる ThinkPad Pen Pro / Lenovo Active Pen / Lenovo Active Pen 2 / Lenovo Digital Pen / Lenovo Integrated Pen用の替え芯 4X80P28212 と 4XH0R14769 と互換性があるらしいです。

また、HP Active Pen用の替え芯 3RV56AA 3RV57AA T4Z24AA 1FH00AA 4KL69AA 6SG43AA あたりが使えそうな外見をしていますが、微妙に長さが足らないような気もします。


DELL Active Penの見分け方

Dellアクティブ ペンの識別、コントロール パネルのインストール、およびトラブルシューティング より引用

細かいチェックポイントについてはサポートページ参照


Bamboo Ink Plus

公式マニュアルより引用

替え芯

Bamboo Ink CS321AKとは別のものが必要

ワコム公式「Bamboo Ink Plus用ペン先キット ACK24006Z」 ハード、ミディアム、ソフト、ブルーの4種類1本ずつ で 1,320円


NEC PC-VP-TS37

aliexpressで「PN556W 2048 Rechargeable Stylus Pen for Dell Latitude 7285 7390 7400/ for HP Elite X2 1012 G1 G2 G3 G4 G5 G6 1020 EliteBook」なんてタイトルで売られていたType-Cで充電出来るペンを買ってみたところ、「PC-VP-TS37」と書いてありました。

VersaPro タイプVS用のオプション でした。

ペンの説明についてはVersaPro/VersaProJ活用ガイドの「本機の機能>タッチパネル>デジタイザーペンについて」に記載がある

ペンの充電時の注意点として「はじめにお読みください」の11ページに以下が書かれている

ペン先の交換

替え芯

デジタイザーペン用替え芯[PC-VP-TS31] という名前で50本セットで19000円(1本あたり380円)で販売しているあたりは大規模導入向け製品、という感じです

Wacomペンアプリ上の認識


参考になるサイト

きたみりゅうじ
 「ThinkPad X1 Yoga (2019)付属ペンの替え芯を考える
 「ThinkPad X1 Yoga (2019)付属ペンの特徴まとめ
 Lenovo Yoga 2019という例の液タブの出生元っぽいところでのペンの話

肉うどん
 「Bamboo Ink実機レビュー Surface Pro 3などN-trig機種では大きなメリットを感じる
 「【レビュー】デル製アクティブペンの外観や使い勝手、Bamboo Smartとの比較など【ワコムAES】
 AESペンのレビュー。これ以外にもあります。

8vivid
 「Wacom AES対応デジタイザーペンの“最強”はどれだ?」(2019/03/31)

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