iPhone5cもどきのMTK MT6572搭載のGoophone i5C?


海外のAndroid販売サイトにいきなりGoophone i5Cなる商品が掲載された。

anybuying.comの「Goophone i5C – 4 Inch Screen 1.2GHz MT6572 8MP Android Phone」である
goophone-i5c_1
お値段なんと$99!

まぁ、MTK MT6572は、Cortex-A7ベースの2コア、1.2GHzなので、普通の中華Androidとしては、確かにこれくらいの価格帯になる商品ではあります。

その他、スペックを見ていくと・・・
RAM 1GBに対してROM 4GBというのは、低スペック気味な感じ(8GBぐらいは積むのが多い)

液晶は4.0インチ 960*540、サイズと価格を考えればこれくらいが順当な解像度かな?といったところ。

カメラは背面800万画素、前面200万画素と、まぁ、普通。とはいえ、品質は謎。

バッテリーは額面2000mAhと、これも標準的。

で・・果たして、これは、実際の商品として登場してくるのか???そして、いつなのか?というあたりが注目です。

vSphere 5.5リリース


現在、VMware world 2013が開催中。
毎年、ここで新バージョンのvSphereが発表されています。

今年も当然、新しいものが発表されました。
仮想化の基本基盤としてのVMware vSphere 5.5です。

それでは早速What’s Newを見てみましょう。
What’s New in VMware vSphere 5.5 Platform

いろいろありますが、個人的に気になる点は以下の2つ。

・無償のvSphere Hypervisorにあったメモリ32GB制限が無くなった
ライセンスを買わなくても使えるvSphere Hypervisorに存在していた物理メモリ32GB制限が撤廃、というのは驚きました。
ちょっと緩和しすぎなんじゃ?とか思わなくもないです。

・「vSphere Flash Read Cache」というSSDを使ったリードキャッシュ機能
vFlashという名称で開発されていたものが「vSphere Flash Read Cache」という名前で標準搭載。
Enterprise Edition以上じゃないと使えないのかな?というところがありますが、ストレージアプライアンスみたいに、3rdパーティーでそういうのが登場してがんばろうとした矢先に、標準搭載してくる、という図式は相変わらずですね。
Proximal DataおよびPernix Dataとの相違点はどう出てくるのかな?と。

その他、いろいろな変更点が・・・

・いろんな新機能に関する操作はvSphere Web Client必須
昔ながらのvSphere Clientアプリケーションでは新機能が使えない。

・ESXiが暇な時にCPUをC-stateという省電力モードに移行させる機能をサポート

・サーバの物理メモリ最大量が4TBに(いままでは2TB)

・VMDKファイル(ディスクイメージ)が2TBを突破し、最大62TBに

・仮想マシンハードウェアバージョンが10に

・PCIe接続のSSDディスクに対するhot-add, hot-removeサポート
要は壊れても無停止交換ができるよ、と。

・vGPU機能拡充
vSphere 5.1からvGPUという仮想マシンに直接GPUデバイスを割り当てる機能がnVidia向けに提供されていたが、5.5からはIntelおよびAMD Radeonもサポート
モードが3つあり、Software,Hardware,Automatic。
制約事項がいろいろあるが条件がそろえばvMotionも可能

・Linux VMでのグラフィックアクセラレータ機能
いままでWindows VMでしか有効にならなかったグラフィックアクセラレータ機能がLinuxでも有効に
ただし、Ubuntu 12.04, Fedora 17, RHEL7以降のみ

・vSphere App HAという、簡単なアプリケーション監視を含めたHA機能サポート

・WindowsServer 2012 VM上でのMSCSサポート

・vSphere Replicationというソフトウェアでストレージのレプリケーションを行う機能の拡張実施

他にもいろいろあるようですね。

NEC VersaProで劣化してしまったゴム足を取り替える


NEC VersaPro VY10A/C-3,C-4,C-5を複数台ジャンク扱いで入手した。
基本的に、どれも、クッション用に本体につけられている各種のゴムが駄目になっていた。

探してみると、こういったコムを自作し、販売している人を発見。
NyankoPC ノート用ゴム足製作・中古パソコン・PCパーツ・販売修理 geocitiesが消えた後、「ゴム足 製作 販売 nyankopc にゃんこPC」に移転していた(2020/07/16修正)

ヤフオクでも出品しているようだ。

手持ちのを全部交換するとなると・・・(計算中)
・・・とりあえず人にあげるときに買おうっと^^;;;;

Proxmox VE 3.1のリリースおよびソフトウェア更新に変更あり



うちの環境で使用しているProxmox Virtual Environment(Proxmox VE)に、最新版のProxmox VE 3.1が出た。
Proxmox Virtual Environment 3.1 Released

大きな変更点がある。

5月リリースのProxmox VE 3.0で、ベースOSがDebian 7.0 (Wheezy)に切り替わり、それに伴いいろんな変更があった。

今回のProxmox VE 3.1では、Release Historyでは記載されていないが、リリース告知では記載されている重大な変更点がある。

それは「Enterprise Repository」の開始である。

New Enterprise Repository
Proxmox Server Solutions – maintainer of the Proxmox VE repositories – introduces two new package repositories named “pve-enterprise” and “pve-no-subscription”. Beginning with Proxmox VE 3.1, the default repository is the Proxmox VE Enterprise repository. It allows secure access to stable updates, security patches and bug-fixes and is available to subscription users only. Proxmox VE users who do not want to use the subscription service can access the packages via the “pve-no-subscription” repository. These packages are not heavily tested, therefore the No-subscription repository is not recommended for production servers.

いままでは、サポートを買わなくても、ソフトウェア更新は普通にあるし、特に問題を感じなかったのですが、さすがにアレだったようで、「無償ユーザ向けソフトウェア更新(Proxmox VE No-Subscription Repository)」と「有償ユーザ向けソフトウェア更新(Proxmox VE Enterprise Repository)」に分割されました。

Proxmox Wiki「Package repositories」から実際のpve-no-subscriptionで配布されているソフトウェア一覧を見てみると、無償ユーザであっても基本的な機能は提供される模様。
有償ユーザ向けには、どのようなソフトウェアが配信されるのかは、特に記載が見当たらないというのが謎です・・・

有償ユーザには、どれくらいの金額からなれるのか確認してみると、「Subscription Plans」によれば、最低ラインは「Community Edition」で月額「1CPUあたり4.16ユーロ」とのこと。
この価格は、Proxmox VE 3.1リリースに合わせて半額以下になっています。(いままでは、月額「1CPUあたり9.90ユーロ」)

とりあえずは無償ユーザでProxmox VE 3.1へのアップデート実施かな・・・と


2013/09/05追記

Details about the new pve-no-subscripton repository

Geniatech WiTVおよびYESHGO Meron



アクセスログをみてたら、ブラジルからのブラジル地デジ関連ページへのアクセスを発見。
そういや最近チェックしてなかったなぁ、とブラジル向け地デジチューナを出しているGeniatechのページを見てみた。

すると「WiTV」というAndroid/iOS端末に対してWiFi経由でテレビ映像を配信する装置があるのを発見。
witv_1

どうせヨーロッパのDVB-T向けだよね、とスペックを確認していくと「ISDB-T ワンセグ」も対応しているという。
というか、両対応なんだ・・・
「Support Digital TV standards: DVB-T Mpeg 2, Mpeg 4 and H.264; ISDBT oneseg」

ただ、Geniatch WiTVとしての販売例が見当たらない。

探していくと「Siano Mobile Siliconhttp://www.siano-ms.com/」というイスラエルの会社が開発したという「meronというデバイスが出てくる。
Meron-Under-Tablet-Med
外形が似ているので、同じプロダクトである可能性が高そう。

これを起点に探すと、「Siano 新しいワイヤレスTVアクセサリ“Meron”を発表」というような日本語のリリース文章と日本事務所の担当者名の記載が・・・

アンドロイド/iOS端末でテレビ放送を視聴
ヨーロッパ、オーストラリア、南米、及び日本の放送方式に対応。
アンドロイド/iOSユーザーに高品質テレビ放送視聴環境を提供

会社のAboutページや製品ページの中に「ISDB-T Receiver Chips」を見ると、実は日本にもこの会社のチップを採用した製品が結構あったりするんじゃないなか?とか感じたりも・・・

さて、Meronですが、スペックシートを確認すると「View high-quality (SD) free-to-air TV (DVB-T, ISDB-T 1/13-Seg, and HD/Latin America only), and separate Meron flavor to view ATSC-MH Dyle services」とある
ワンセグだけでは無く、フルセグも対応しているようだ。
といっても、日本の地デジを見る際に必須とも言えるB-CAS機能については、ソフトウェア面でも対応はしていない模様。

販売についてはYASH GOというブランドから「Meron」として行われているようだ。
具体的にサポートしている地域として以下の様に記載している。

Regions
Supported: Europe, Asia and Africa using DVB-T.
Supported: Japan and South America using ISDB-T.
Not Supported: USA, Canada, Mexico, Korea or China.

おもしろそう!と思ったものの、送料込みで85ユーロは、ちょっと微妙かなと
フルセグはおそらく無理で、ワンセグは見れるものの、番組表とか字幕がちゃんと表示されないような感じがするあたりがね・・・