Triple-SIMのGoophone X1+は、いらない子?


先日紹介したGoophone X1+ですが、オフィシャルなのかちょっと微妙なのですが、「goophoneshop.com」というのを発見。
そこには、すでにGoophone X1+が掲載されていました。

Goophone X1+ Smartphone Triple SIM Triple Standby MTK6572 Dual Core Android 4.1 OS 5.0 inch Screen

Goophone X1はMTK MT6589の4コアですが、Goophone X1+の方はMTK MT6572の2コアだという。
どちらもCortex-A7ベースではあるのですが・・・
(注: MT6572は、MT6577/MT6517を置き換えるもの、および、MT6589の2コア版、といった位置づけのモデルです)

気を取り直してスペックを確認・・・

「Band 2G: GSM 850/900/1800/1900MHz」

え?

3Gは????

(ちなみにX1の方には「Band 2G: GSM 850/900/1800/1900MHz、3G: TD-CDMA 2010-2025MHz」となってます。)

もしかして・・・このGoophone X1+って・・・・いらない子?

だれとでも定額パスWX01TJを使って3週間経った


動作検証機種ではない、covia FleaPhone CP-D02で使っているのだが、はっきりいって「使えない」の一言。

一番の問題点は、Bluetooth接続状態を2時間以上維持できない、ということ。
そして、切れたあとの再接続が90%以上の確率で失敗し、WX01TJの初期化→再ペアリング、を行う羽目になる、ということ。

接続が切れていた間の着信履歴は、初期化により消えてしまっているので、着信があったとしても分からない。

通話品質については、相手側で、自分の話した内容がエコーで聞こえてきて気持ち悪い、というエコー音問題が発生。
エコー音問題は、アプリ側である程度吸収でき、実際、アプリ側にそういう仕組みが組み込まれているのだが、設定された機種毎の固定値であり、細かい調整ができないようになっているため、回避のしようがない、という状況。

つい、今し方も現象再発。具体的には・・・

1. 13時頃に接続が切れてたから再接続をチャレンジして駄目
2. WX01TJを初期化してから、再度ペアリングやりなおし
3. うまくつながらない
4. もう一度初期化して、再度ペアリング
5. つながった
6. 1時間ぐらいたって確認→まだつながってる
7. 3時間ぐらいたって確認→Android側切れてる表示、WX01TJ側つながってる表示
8. WX01TJのボタンを何度か押してみても、Android側は切れたまんま

そんな感じで、再初期化ですよ・・・

SSDを仮想環境のストレージキャッシュとして使うプロダクト(IBM,Fusion-IO,ProximalData,PernixData)


2021/04/07追記

Fusion IO → 2014年にSanDiskに買収。SanDisk Flashsoft(終了済)
ProximalData AutoCache → 2014年11月頃にSamsungに買収? Samsung ProximalData(終了済)
PernixData FVP→ 2016年にNutanixに買収された(2019年EoL)
OCZ → 2013年に東芝に買収されたあと、2019年に東芝メモリがKIOXIAになったが、移管されなかった?

また、VMware vSphere純正として登場したvFlash Read Cache。なんと、2019年にvSphere 6.7 Update 2で終息してしまった。vSANで分散ストレージ作ればいいでしょ、ということになったようだ。

では、2021年現在で提供されているESXiサーバ側でストレージキャッシュを持つような似たようなプロダクトとして何があるのか?

Virtunet Systems社「VirtuCache」で、ESXi 7.0U2のコンパチにも掲載されている

ぐらいしかないらしい。


サーバ本体に入れたPCIe接続のSSD(Fusion-IOなど)や、普通のSSDなどを、ストレージキャッシュとして使おうというソフトウェアをIBMが出してきた。

IBMプレスリリース:「仮想化環境の高速な処理を実現するFlashCache Storage Accelerator
クラウドWatchでの紹介記事:「日本IBM、フラッシュメモリを用いて仮想環境での処理を高速化するキャッシュソフト

これと類似のソフトウェアというのは、すでにいくつか製品がある。

Fusion-IO ioTurbine
 これはFusion-IO専用
 高速化をはかれるストレージは「Designed for all major SAN and NAS storage systems」とあるので
 FC/SAS/iSCSI/NFSなのかな?と思われる。
 vSphere ESXi用にインストールして使う

ProximalData AutoCache
 Fusion-IO,LSI Nytro WarpDriveなどのPCIe系や、普通のSSDに対応
 高速化をはかれるストレージは、FC/SAS/iSCSIハードウェアイニシエータ/iSCSIソフトウェアイニシエータ
 そして、NFS、と多岐に渡る。
 評価中だけど、特に問題はなさげ。
 vSphere ESXi用にインストールして使う

PernixData FVP
 Fusion-IO,LSI Nytro WarpDriveなどのPCIe系や、普通のSSDに対応
 高速化をはかれるストレージは、FC/SAS/iSCSIとある。
 評価してみようと手配中・・・
 vSphere ESXi用にインストールして使う

今回のIBM FlashCache Storage Acceleratorの特異な点は「FlashCache Storage Acceleratorは、VMware ESXi 5.0/5,1および、Windows Server 2008/2012、Red Hat Enterprise Linux 5/6に対応しています。」という点かも?
これが、Hyper-VとKVMの仮想化環境にも対応しているという意味であれば、他ではない特徴と言えますね。

・・・ほんとにそうなのかな????
FlashCache Storage Acceleratorの製品ページは日米ともにないので、詳細がよくわかりません。


2013/08/21追記

 

IBM FlashCache Storage Acceleratorは、Fusion-ioのioTurbineをベースとし、Fusion-IO以外の製品にも対応させたもの、だそうです。

IBM US側で製品ページ「IBM FlashCache Storage Accelerator」も公開されました。
ただ、ここに掲載されているデータシートの対応システムには、「VMware ESXi 5.0, ESXi 5.1」という記載のみ。
ほんとに、Hyper-VやKVMに対応するの???


2013/10/22 追記

 

SANRAD VXL SoftwareおよびOCZ VXL VMware Acceleration
 SANRAD社が開発したものを、FlashストレージベンダのOCZが買収してるもの
 この製品はESXi向け
 SANRAD社の方の資料を見ると、FC/SAS/iSCSI/NFS全般に使用できるようだ。
日本だとASK社取扱で、そのページには「VMware ESX、Citrix Xen、Microsoft Hyper-V対応」って書かれているのが謎。
 OCZ社のページだと、「VMware ESX」としか書かれてない。

WiFi経由で照明やコンセントをコントロールするBelkin WeMoシリーズ



Belkin WeMo Light Switchというスマホから電源をコントロールする機器があるらしい。
そして、それは$49.99と安いらしい、ということで調査してみた。

メーカ公式ページ
WeMoシリーズとして用意されている製品は4種類
しかし、「WeMo Baby」は、周囲の状況を音で聞くことができるだけのデバイスであり、電源コントロールには使えないようだ。

このため、今回の用途としてはWeMo Light Switch、WiMo Switch、WiMo Motionの3種類が有効であるようだ。

・照明スイッチを取り替えて使う「WeMo Light Switch
372
372 (3)

・コンセントの上に重ねて使う「WeMo Switch
372 (1)
372 (2)

・WeMo Switch/Light Switchと組み合わせて使う人感センサーユニット「WeMo Motion
372 (4)

その他に、WeMo MotionとWeMo Switchをセットにした「WeMo Switch + Motion
372 (5)

日本でも取り扱ってるところあるかな?と見てみたのですが、配線工事が必要になるWeMo Light Switchはないですが、WeMo SwitchとWeMo Motionは発見。

日本でも公式に販売してくれないですかねぇ・・・・

注意:中国販売バージョンはコンセント形状が違うので注意のこと
WeMo-Switch-intelligent-remote-power-switch-control-network-auto-timed-smartphones

最近気になるMediaTek MT6589搭載機



MediaTekからのクロックアップタイプ MTK MT6589T(1.5GHz)の出荷が安定してきたようで、コンスタントに新製品やアップデートモデルが登場してきています。

その中から、性能と価格を考えた時に、特に気になる製品をいくつかリストアップしてみました。


・JIAYU G3T

中華スマホの中では、一番いい感じのデザインということで好評だったMT6577搭載のJIAYU G3が、CPUを変更して帰ってきました。
4.5インチ 1280×720というサイズ感は、最近無くなってきているので貴重です。
RAM 1GB/ROM 4GBというあたりが、ちょっと気になる人もいるかもしれません。
(バッテリーは3000mAh)

購入の際の注意点としては、「MT6589モデルのJIAYU G3-Plus($165)」と「MT6589TモデルのJAIYU G3T($170)」の2種類があるということ。

JIAYU G3シリーズは毎回好評で仕入れ値が高いようで、fastcardtechの場合、送料無料対象ではないことが多いので注意してください。(送料は$20程度)


・JIAYU G4T

JIAYUがMT6589搭載モデルとして、最初に発表したのが、JIAYU G4とJIAYU G5でした。
JIAYU G4の方は、あまりおもしろみがないフツーのデザインなんですが、RAM 2GBモデルがあったりします。
4.7インチ 1280×720液晶で、Gorilla Glass 2採用・・・ということになっています。

MT6589のRAM 2GBモデルが出てこないなーと思っていたら、CPUをMT6589Tにアップグレードした「G4T」として出荷されてきたような感じです。

・RAM 1GB/ROM 4GB/バッテリー1850mAh
・RAM 1GB/ROM 4GB/バッテリー3000mAh(標準価格+$10)
・RAM 2GB/ROM 32GB/バッテリー3000mAh(標準価格+$60)

factcardtechでの発注の際は「Version:」という項目にある選択肢を間違えないように注意してください。

なお、8/9 12:51の時点では、まだ2GBモデルは未入荷だそうです。


・iocean X7 Elite

すらっとした薄さの雰囲気と液晶、RAM 2GBモデルの存在というあたりが惹かれる機種です。

・RAM 1GB/ROM 16GB
・RAM 2GB/ROM 32GB(標準価格+$60)

液晶は5.0インチ 1920×1080とフルHDです。
こっちは、すでに2GB版も在庫有りとのこと。

なお、バッテリーは2000mAhです。


・Xiaocai X9

最初$99という話がばばーっと広まっていたりしたXiaocai X9
まぁ、出てみると$155でしたね。

バックパネルに複数カラーモデルがあるようなんですが、fastcardtechだと、白と黒しか取り扱っていないのが残念点。
スペックの面でも、クロックアップ前のMT6589搭載で、4.5インチ 960×540、バッテリー1800mAhとちょっと残念な感じ。
代替わりモデルの登場に期待したいところです。


・Lenovo S570

防水対応のMT6589搭載機が欲しい、とかいったら、現状、コレ一択

CPU: MT6589 1.2GHz
RAM: 1GB
ROM: 4GB
4.5インチ 960×540
バッテリー 2000mAh

というスペックと、「防水」と「$238.99」を天秤にかけて考えるという感じです


・Goopad mini

まぁ、見ての通りのiPadみたいなやつ。
7.9インチ 1024×768、という液晶サイズのわりに低い解像度が残念点。
タブレットなのにスマホ向けのMT6589使うのかよ!というツッコミがありますが、それでも、3G搭載で$219というあたりをどう評価するか・・・

CPU: MT6589 1.2GHz
RAM: 1GB
ROM: 8GB
7.9インチ 1024×768
バッテリー 4500mAh


・Tengda F5189

上のGoopadとは異なり、こっちはタブレット向けのチップMT8389を使用。
液晶は7.0インチと小さくなってますがスマホ的な比率である解像度1280×800になっています。
値段的にも$183とお手頃気味?

CPU: MT8389 1.2GHz
RAM: 1GB
ROM: 8GB
7.0インチ 1280×800
バッテリー 4850mAh