fastcardtechにてMTK MT6589搭載4.7インチAndroidが送料込みで$165


ただいま、188台限定で、fastcardtechにてMTK MT6589搭載4.7インチAndroidが送料込みで$165で販売中

スペック
MTK MT6589 1.2GHz/4コア
RAM 1GB
ROM 4GB
4.7インチ 960×540
カメラ 130万画素+800万画素
Dual SIM(WCDMA/GSM + GSM)
バッテリー 2280mAh
Android 4.1.2

まぁ、fastcardtechでは、これくらいの価格帯でMTK MT6589搭載機が販売されていたりしますが、今回のトピックは、中華Androidメーカでも長く続いている「HDC」製である、というところ。
このメーカのものは比較的カスタムROMが出やすい、というのがコレまでの傾向としてあるので、そのうちAndroid 4.2へのアップデートも出るのではないかと期待しています。

また、今回のコレは、珍しく「日本語」を標準選択できるようなので、書き換えなくても、それなりに使えるのではないかと思います。
(ただし、おそらくはドコモMNVO系データ only SIMだと、アンテナピクトの問題がでるとは思いますが・・・)

FAEA F1はほんとにNFCをサポートするのか?


fastcardtechにFAEA F1という中華Androidが登録された。

Qualcomm snapdragon S4 1.2GHz/Quad core
4.5インチ 1280×720
バッテリー 2100mAh
Android 4.1
RAM 1GB
ROM 4GB

そして、NFCサポートで、$193だという

ほんとにこの価格でNFCサポートなのか?というのが、疑わしい。
まぁ、NFCサポートだとしても、セキュアエレメント非対応で、決済サービスには使えないだろうとは思いますがね。
IN STOCKになるのが待ち遠しいですね

BCM21654採用の中華Android 4.1端末


Cortex-A9コア採用のBroadcomのチップがあるそうで。
Advanced Low-Cost HSPA/EDGE Multimedia Baseband Processor BCM21654
Advanced Low-Cost HSPA/EDGE Multimedia Baseband Processor BCM21654G

・Cortex-A9 シングルコア
・40nmプロセス製造
・WCDMA HSPA 7.2Mbps サポート
・Dual SIM
・ディスプレイサイズ WVGAまで
・1200万画素カメラまで対応
・別途、BCM4330(WLAN/Bluetooth/FMラジオ)とBCM47511(GPS/Glonass)を組み合わせて使用

BCM21654とBCM21654Gの違いはクロックの違いのようだ。(850MHz vs 1GHz)

ただ、採用端末は少なく、大手からだと「Samsung Galaxy Chat B5330」ぐらいしか聞かない。

また、これから発売される予定のものも、Samsungぐらいしか聞かない。
・Samsung GT-S5310 Galaxy Pocket Neo
・Samsung GT-S5312 Galaxy Pocket Neo Duos
・Samsung GT-S5301 Galaxy Pocket Plus
・Samsung GT-S5303 Galaxy Y Plus
・Samsung GT-S6310 Galaxy Young
・Samsung GT-S6312 Galaxy Young Duos
・Samsung GT-S6810 Galaxy Fame
・Samsung GT-S6810P Galaxy Fame

そんなBCM21654ですが、この度、fastcardtechにて採用端末の発売が確認されました。

・CPU BCM21654 1GHz
・RAM 512MB
・ROM 4GB
・Android 4.1
・1800mAhバッテリー
・4.0インチ 800×480

送料別で$96ってところはちょっと惜しい・・・

SoftNASという仮想マシンとして立てるCentOS+ZFSのNAS


2021/02/10追記

2020/04/21にSoftNAS社Buurst社となっていた(Learn the new rules of cloud storage)。
プロダクトとしては引き続きSoftNASという名称のままである。

2021年1月にCentOS8.2ベースにsamba 4.12を載せたSoftNAS 5がリリースされていた(Announcing SoftNAS 5 – a Modern Approach to Cloud NAS)。

これまでのリリースノート一覧ドキュメントなども見やすい形で公開されるようになっていた。

ただ、以前あったDeveloper Editionは消えて、Demo版がAWSAzure上で展開できる、という形がメインになっている模様で、ローカルのvSphere上で展開する用のファイル提供の入手は面倒になっているようだ。



2019/01/23追記

2019年1月現在、SoftNAS Essentialsは有償プランの1つとなり、無償で使えるものは「SoftNAS Developer Edition」となった。使用可能容量も250GBまでと大きく制限されている。Amazon AWS, Microsoft Azureのマーケットプレイスにイメージが並んでいるので、そこからデプロイできる他、スタンドアローンのvSphere上にデプロイするためにSoftNAS-4.0.1.ovaが提供されている。

以下は2013年3月記載の古い記述となります。


SoftNASというものがあるらしい。

・CentOS6ベース
・ファイルシステムはZFS
・vSphereやHyper-Vの上に仮想マシンとして動作させる
・Amazon EC2用も用意されている
・検証用にVMware Workstation 8.xもサポート
・割り当てるCPUリソースは2vCPU~8vCPU
・割り当てるメモリリソースは2GB~32GB
・Dedupe機能あり(1TBにつきメインメモリ1GB追加使用)
・Thinprovisionおよび圧縮
・NFS/CIFS/iSCSIを提供できる
・Volumeスナップショット
・レプリケーション機能あり
  → Amazon EC2上に立てたサーバにレプリケーションできる
・ZFS L2ARCを利用したSSD利用の高速化

SoftNAS Essentials」という機能限定版は無償利用可能。
限定の内容の抜粋
・1TBまで
・以下の機能が使えない
 ・SSD利用の高速化
 ・iSCSI機能
 ・レプリケーション
 ・スナップショットのスケジューリング

詳細の違い

まぁ、おもしろそうではあるので、ちょっと試しに使ってみるかな


インストールしてみた

・CentOS 6.3 x86_64
・kernelはCentOS標準を利用している
ZFS on Linux利用
zfs-0.6.0-rc14.x86_64, zfs-modules-dkms,zfs-dracut,zfs-test
・独自Web GUI+Webmin
・NFSやCIFS設定はWebmin画面という感じ
・独自Web GUIは、iconCubeを使って暗号化処理をおこなっている
・独自Web GUIは多言語対応を考慮に入れてないっぽい
・LinuxはGUIログイン
・Chromeインストール&yum repo登録済
・sysctlに特にコレといったパラメータが入れられてない
・/etc/sysconfig/nfsとか/etc/init.d/nfsにも特にパラメータが入ってない
・「Software Updates」は、あくまでSoftNASに関するモジュールのみで、CentOS自体のアップデートは対象外


微妙だなぁ、と感じた、もっとも大きな点は、管理UIの不徹底です。

新規で使う際、以下の順序で操作をおこなっていきます。

1. Webにログイン
main-001
独自のAJAXなUIです。

2. 「Disk Devices」にて空きディスクにパーテーション設定
disk-dev
この画面はWebminそのままです。

3. 「Storage Pools」にてディスクの登録
storagepool
独自のAJAXなUIです。

4. 「Volumes and LUNs」にてボリューム作成
volume
独自のAJAXなUIです。
ここでボリュームを作成すると、マウントされるようになります。

5. 「NFS Exports」にてNFSマウントの設定
nfs-export
この画面はWebminそのままです。
NFSv4対応のwebmin設定画面はPseudofilesystemの関連でちょっとわかりにくいのですが、放置です。

6. 「CIFS Shares」にてCIFS関連設定
cifs-share
この画面もWebminそのままです。
なお、説明書を見ると、CIFS設定は、別途コマンドおよびファイル編集が必要、と書いてあります。

というわけで、使いやすそうな雰囲気がするGUIのわりに、手を抜いてる場所が結構あるせいで、操作感の統一がされておらず、説明も足りてないので、非常に使いにくい感じになっています。

はたして、これは修正されていくのでしょうか・・・???

MediaTekのTD-SCDMA/WCDMA向け新チップ MTK MT6572



TD-SCDMA/WCDMA向け廉価チップセットとしてMT6572というものを5月ぐらい6月までに量産出荷するらしい。
(2013/05/03追記:正式発表あり)

(MTK MT6573の誤植では無い)

キーワードとしては
Cortex-A5Cortex-A7 1.2GHz 2core(4コアなのかも?)
・28nmプロセス製造 → 省電力
・TD-SCDMA/EDGE向け+普通のWCDMAもサポート
・Spreadtrum SC6820/SC8810対抗(SpreadtrumのSC8810(SP8810)についての解説)
・4層基板で使える
・Bluetooth,WiFi,FMラジオ,GPSなど一通り揃っている

中国語は適当に理解しているレベルなので、4コアなのか、2コアなのかが読み取れなかった・・・

既存のTD-SCDMA向けdual coreのMT6577は40nmプロセス製造であるのに対して、MT6589同等の28nmを投入してきて、さらに周辺チップの機能も取り込む、ということなので、一層の省電力と基板全体としての省コストかが期待できる、ということらしい。

ネタ元
・MTK手机网:传MT6572近期量产 将会推出四核版(2013/03/11)
・MTK之家:联发科武松打虎 低价双核芯片MT6572明年第1季上市(2012/11/22)
・Pc426.com:联发科武松打虎 低阶双核芯片MT6572明年第1季上市(2012/11/23)