ASUS Eee Note EA800が1年遅れで日本発売


まだASUS Japanのwebには何も情報が出てないようですが記事が出てきています。
engadget:「デジタルノート Asus Eee Note は12月発売、1万9800円。筆圧手書き&Evernote連携
weekly ascii:「ASUSからLinuxタブレット『Eee Note EA800』発表、紙のノートを超える存在になれるのか?

asusからのリリースも来ました:書く、録る、写す。多彩なメモ機能搭載のデジタルノート「Eee Note EA800」を発表(23:00追加)

1年前に台湾から輸入した際は、台湾での発売価格が約2万円で、代行業者への手数料込みで約2万5千円でした。
それから1年経ってからのリリースの割にそのままの価格とは、若干正気度を疑う価格設定です。

さて、おそらく「ASUS EEE Note EA800」という検索ワードで来てる人が多いと思いますので、きっと知りたいであろう情報を端的に書いておきます。

ついでに、こっそり開発Blogさんと武蔵屋長元坊さん(12/09追加)にも現段階のまとめがあるので合わせてみてみるといいかも?

全体向け
・間違い無く「紙を超えていない」
・操作は専用ペンで行う必要がある。指は使えない
・pdfにメモ書きできるけど、メモ書きの部分を他のPCで見るためのツールはオフィシャルだと無い。(ユーザが作ったものはある)

絵描き向け
・ワコムタブレットといっても使いやすいわけではない
・ワコムタブレットとしてはArtPad IIやHP tc4400/IBM Thinkpad X60/X61/W600 tabletと同世代(つまりintuos以前)
・もちろん専用ペンで書く必要がある。
・附属のペンは消しゴム無しだが、上記にあげた機種の消しゴム付きペンを流用すると消しゴム機能が使える。
・ペンの反応速度がちょっと遅いので、慣れが必要。
 というと聞こえはいいが、素早く動かすとついてこないので、曲線ではなく直線が引けてしまう。
・お絵かきアプリは、存在しない。あるのは手書きメモ帳のみ
・レイヤーなんて夢の機能
・筆圧感知は256段階ぐらいの能力はあるっぽいが、壊れそうな勢いで押しても0~180ぐらいまでの数値しか出ない。(検証結果)
・パソコンのペンダブにもなるけど、所詮256段階のタブレットとしての使い勝手でしかない。
・パソコンのペンタブにしたとき、EA800自身の画面に描いたものを表示してくれるという機能は無い。

電子書籍向け
・pdf, epubが読める
・epubはページめくりが遅いので、pdfの方が推奨
・誤作動防止のため標準ではoffにされている下部にあるボタンを有効にすると指でページめくりができるようになる
 (それをやらないと、全ての操作をペンでする必要がある)

カスタマイズ向けのお話
・中身はARM Linux
・CPU 624MHz, RAM 256MB
・タブレット関連のドライバはLinux向けのを利用している
・GUIシステムはQtで構成されている
中をあけるとmicroSDにシステムが入っている

その他、うちのblogにあるEA800関連記事

— 2012/02/16 追記 —
EA800を使った作例について

当blog: Eee Noteで絵を描いてもらった
イラストレーター葉月慧さん: Eee Note EA800 その2
マンガ家 武蔵屋長元坊さん: ブログ de ならしのぱいれーつ!内を「EA800」で検索した結果 (いろいろ試されているようです
pixiv内を「EA800」で検索した結果 (現状はruさんの作例しかないですけど
海外の作例
みずき古都さん: 「ASUS Eee Note」で練習ノート電子化 / キャラクターイラストNo.14(ラフ) / キャラクターイラストNo.15「クロロ」 / Eee Noteでクロッキーなど、いろいろ作例があります
hrozvitnirさんのtumblr(全体的に18禁絵ばかりの中にいくつかあります): 微エロ / 微エロ / ノーマル

“ASUS Eee Note EA800が1年遅れで日本発売” への2件の返信

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