ワンセグ対応の中華padについて


ワンセグ対応の中華padについていろいろ調べていくと、ISDB-T対応の中華padというもので謎なものが出てきました。

まずは、Pioneer A700という7インチ感圧式タブレット。

ISDB-TタイプDVB-Tタイプが出てきます。

・CPU: Telechips 9201 800MHz
・RAM: 256MB
・内蔵ストレージ 4GB
・OS: Android 2.1
・7インチ 感圧式 800×480
・サイズ 183x112x15mm
・重さ 375g
・バッテリー 2800mAh
・言語対応 Czech, Danish, Dutch, English, Spanish, French, German, Greek, Italian, Japanese, Korean, Norwegian, Polish, Portuguese, Russian, Swedish, Turkish, Chinese

これの最大の問題点は、Pioneerからはこんな商品が販売されていないっぽいこと。
嘘ブランド商品っぽいです。

ブランド無しのA700というものもあるようです。

ただ、微妙にスペックが違い
・FMトランスミッター付き
・サイズ 190x122x12.5mm
・重さ 377g(バッテリー込み)
・バッテリー 1800mAh
・言語対応 Simple Chinese, English, French, Spanish, Italian, German
使用しているチップを 「GPS:MT3329, FMトランスミッター:KT0803」らしいです。

こんなのもあります。
O/S:Android 2.3— 7″ tablet PC,FM+HDMI+WIFI+ISDB-T/DVB-T(MPEG2 & MPEG4)+GPS,support external 3G
TOPGUIDEというベンダのTP-MTK701という商品。

・CPU Telechips ???? 800MHz
・RAM 256MB
・内蔵ストレージ 4GB
・OS Android 2.1
・7インチ 800×480
・サイズと重さ不明
・FMトランスミッター付き
・バッテリー 1800mAh

上のあたりにはにはAndroid 2.3/Teleships 8902 800MHzと書いてありますが、下の方にはAndroid 2.1/Telechips 800MHzと書いてあるあたりが怪しげです。
たぶん、下の記述が正解だと思いますので、実体はノーブランドA700と同等品っぽいですね。
実際、写真を見比べてみると、色が違う程度で、ボタンやコネクタの配置が同じような感じですし。

スペックが高いものとしては、こんなのを発見しました。
7 inch MID Android 2.2 tablet pc, support Flash 10.1, bluetooth, GPS, GSM, built in 3g

・CPU: Freescale i.MX51 ARM Cortex-A8 1GHz
・RAM: 512MB
・内蔵ストレージ: 8GB
・OS: Android 2.2
・7インチ 1024×600,静電式 マルチタッチ対応
・3G内蔵(WCMDA 850/1900/2100MHz)
・GPSあり A-GPS対応
・Bluetooth
・モバイルTV対応 “ATV+ISDB-T+FM”もしくは”CMMB”
・サイズ 197x126x13.8mm
・重さ 490g
・バッテリー 4200mAh

CPUがちょっと速いもの、という感じですが、このスペックがほんとなのかは怪しいなぁ、といったところです。
特に 4200mAh というあたりが嘘っぽいです。

まぁ・・・・・・どれも怪しいので、あまり積極的に買ってみようかな、という気にはなりませんけどね。

EKEN MR702


香港あたりのサイトの新製品情報を見ていると興味深いものがいろいろ現れます。

今回は、EKENの新製品、EKEN MR701というものが紹介されていました。

メーカページ:EKEN MR701

CPU Rockchip 2918A 1.3GHz
RAM 512MB
内蔵ストレージ 4GB
と今時なスペック
7インチの2点認識の感圧式 800*480 というあたりがちょっと残念ですが、
Android 2.3ですから、比較的十分そうな感じはあります。
100個発注時で $102 という値段もね。

で・・・左側の「Product Category」に「MR702」なんてものが・・・
どんなスペックなんだろうと見てみると・・・

メーカページ: EKEN MR702

CPU Rockchip 2818A 660MHz
RAM 256MB
内蔵ストレージ 4GB
7インチの感圧式 800*480

まぁ、1世代前のスペックですね。
なぜ、世代的に古いのに、大きな数字がついてるのかが謎ですが、書いてあるスペックが本当であれば、これはなかなかすごいな、というものが2点。

11.Built-in GPS(GNS7560ET)
12.Built-in 3G+calling:USD42
14.ISDBT: 8USD

どうです?

すごさが分からない?

GPSが内蔵、というのは、そこそこありますが、
100個発注時 $75 という価格帯のもので 3G通信機能内蔵 はなかなかないですね。

そして、それよりもない、というか、初めてみたのは「ISDBTを$8で追加」という表記

ISDBTは日本の地デジ規格のことなのですが、これが本当に対応しているのであれば、ほんとに興味深い端末です。

どっかのお店がチャレンジしてくんないかなぁ・・・・

Jz4760関連情報捜索中…


・Jz4760搭載のエミュレータ系ポータブル機 R460
情報元: obscure handhelsのThe Russians Understand, Sort Of.
Jz4755搭載でA320という名前で市場に出回っているポータブル機の後継モデル、という感じです。

なんでもメーカ出荷時で以下が使えるらしい。
CAPCOM System 1
CAPCOM System 2
Neo Geo
Game Boy
Gameboy Color
Game Boy Advance
Super Nintendo
Sega Megadrive
Sega Master System
Sega Game Gear

PS1エミュレータとかも別途存在しているらしい。

もちろん、これらを動作させるために必要なROMイメージの入手に関わる法的な問題点は一切クリアされていませんがね。

でも、Jz4760をAndroidで動かした時は、結構重いんですが、エミュレータのみをシングルタスクで動かせばそれほどでもない、という感じなんですかねぇ・・・

・Jz4760搭載のDual SIM機能付きGSM携帯電話 P800
情報元: xda-developers forumの P800 chinese dual sim Android – upgrade to 2.2.1

Jz4760 600MHz
RAM 256MB
ROM 256MB
静電式スクリーン
GPSあり
Wifiあり
G-sensorあり

というスペックらしい。
スレ内にアップデートファイルがあったので、中身を見てみたら構造自体はronzi A3と同一でした。
system.img の形式は「system.img: VMS Alpha executable」とでたので、Androidをソースから組み立てたものを、結構素直に使っている雰囲気が・・・
ronzi A3やCruz Tablet T301は共通部分が多かったですが、これはなんか違う感じです。

Z800というモデルもあるようですが、P800とZ800の差は不明です。

これは、ぼちぼちと調べていって見ますかねぇ

・7インチタブレット BOPAD Q720
情報元: micdigiのThe BOPAD Q720 With GPS Navigation

ronzi A5とは別に、BOPAD Q720というプロダクトもあるようだ。
RAM 256MB
内蔵ストレージ 4GB
7インチ 感圧式スクリーン(800×480)
バッテリー 3000mAh

というスペックで、ronzi A5との差はあんまりないようだ。
(ronzi A5のバッテリーサイズは不明)

vSphere ESXのパス選択方法の変更


IBM SVCなるものを導入し、VMware vSphere ESX/ESXiで使用することになったわけだが、設定に微妙な点を発見した。

それは、ESX/ESXi側でマルチパスの設定変更が必要だと言うこと。

まず、現状、どんな設定になっているのかを確認するために、ESX/ESXiにsshでログインして「esxcli nmp device list」と実行した。 (ESXi 6.xでは esxcli storage nmp device list )

~ # esxcli nmp device list

naa.xxxxxxxxxxxxxxe9d80000000000002d
    Device Display Name: IBM Fibre Channel Disk (naa.xxxxxxxxxxxxxxe9d80000000000002d)
    Storage Array Type: VMW_SATP_SVC
    Storage Array Type Device Config: SATP VMW_SATP_SVC does not support device configuration.
    Path Selection Policy: VMW_PSP_FIXED
    Path Selection Policy Device Config: {preferred=vmhba2:C0:T3:L11;current=vmhba2:C0:T3:L11}
    Working Paths: vmhba2:C0:T3:L11

ずらずら~
~ # 

マルチパスに関する設定は「Path Selection Policy」がソレになる。

現状は「VMW_PSP_FIXED」となっている。

これは、とりあえずアクセスできたパスをずっと使い続け、そのパスが死んだ時に初めて違うパスを使ってみよう、という「固定」の方法となる。

次に、ESX/ESXiで設定できるマルチパスの方式としてどんなものがあるのか?というのを確認するため、「esxcli nmp psp list」コマンドを実行する。 (ESXi 6.xでは esxcli storage nmp psp list )

~ # esxcli nmp psp list
Name              Description
VMW_PSP_FIXED_AP  Fixed Path Selection with Array Preference
VMW_PSP_MRU       Most Recently Used Path Selection
VMW_PSP_RR        Round Robin Path Selection
VMW_PSP_FIXED     Fixed Path Selection
~ # 

方式としては4種類あることが分かる。

それぞれについて簡単に解説をすると・・・


「VMW_PSP_MRU / 最近の使用」

最近使ったパスを優先して使う。

Active/Passive型RAIDの場合の標準設定。

LSI Logic OEM系のRAIDだとコレ。IBM DS3xxx、DS4xxxx、DS5xxxが該当になるはず。

「VMW_PSP_FIXED / 固定」

最初にアクセスできたパスをずっと使い続け、そのパスが死んだ時に初めて違うパスを使ってみようかな。という感じの使い方。

そして、最初にアクセスしたパスが復旧したら、まだ戻る。

Active/Active型RAIDの場合の標準設定。

「VMW_PSP_FIXED_AP」

基本はVMW_PSP_FIXEDと同じだが、Active/Passive型RAIDや、ALUAモード対応RAIDにも対応させた形式。

ちなみにALUAとは非対称論理ユニットアクセス(Asymmetric Logical Unit Access)で、SCSI SPC-3の使用として規定されたI/Oパス決定の仕組みです。詳しく知りたい人はEMC CLARiX 非対称アクティブ/アクティブ機能(ALUA)詳細レビューで解説されているので、参考にしてください。

「VMW_PSP_RR / ラウンド ロビン」

複数あるパス間で、バランスを取りながら使用していく形式。

Active/Active型のRAIDでないと使えない形式。


以前のIBM SVCはマルチパスの仕組みがちょっといけてないところがあったようですが、現在のIBM SVCではかなり改善されているようで、「VMW_PSP_RR」が使用できるようになっています。

しかし、設定の現状をみると「VMW_PSP_FIXED」。

まず、システムに登録されているストレージごとのパス利用方法の既定値(デフォルト)を確認するために「esxcli nmp satp list」を実行します。 (ESXi 6.xでは esxcli storage nmp satp list ) 

~ # esxcli nmp satp list
Name                 Default PSP       Description
VMW_SATP_SVC         VMW_PSP_FIXED     Supports IBM SVC
VMW_SATP_SYMM        VMW_PSP_FIXED     Placeholder (plugin not loaded)
VMW_SATP_MSA         VMW_PSP_MRU       Placeholder (plugin not loaded)
VMW_SATP_LSI         VMW_PSP_MRU       Placeholder (plugin not loaded)
<略>
~ # 

SVCの場合、「VMW_PSP_FIXED」と定義されているのがわかる。

調べてみると、IBM SVCの以前のバージョンでは固定だったらしい。

仕方が無いので手動で変更。

GUIから変更することも可能ではありますが、ディスク数が多いと、全部に対して手動で変更する必要があるので非常に大変なので、コマンドで変更した方がいいでしょう。

「esxcli nmp device setpolicy –psp VMW_PSP_RR –device デバイス名」で変更できます。(ESXi 6.xでは esxcli storage nmp device set –psp=VMW_PSP_RR –device=デバイス名)

とりあえず、ESXiでsshログインを有効にしてから、sshでログインして、SANで認識されているディスクはすべてRound Robinに設定、というものすごくおおざっぱなコマンドを実行する感じになります。

for device in `esxcli nmp path list|grep "Device: "|awk '{ print $2 }' | grep naa`
do
	esxcli nmp device setpolicy --psp VMW_PSP_RR --device $device
done

上記のスクリプトは

現行のVMware ESX/ESXi 4.0/4.1に置いて、SANのディスクは「naa.xxxxxxx~」という感じの名前で認識される。
なので、対象となるデバイス名を取り出して、それに対してパスを設定する、ということを行う。
といったもの。

エラー処理とかは一切考えていないので、ちゃんと設定できたかどうかは別途確認してください。

いつの間に発売されたんだPRIMEGRY MX130



イギリスでAMD Athlon II X2 220 2.8GHz Dual-Coreモデルが£129.95で販売、という話を聞いていたので、気になっていた富士通 PRIMEGY MX130ですが、いつの間にか日本での販売が開始されていた模様。
トップページの紹介で「新製品」とかかかれてないですが、なにごともないような感じで更新情報のところに今日付けで「サーバ本体のマニュアル MX130 S1を掲載」なんて形で追加が・・・

製品ページは↓
PRIMERGY マイクロサーバ MX130 S1製品ページ

値段は「オープン価格」ということで記載なし。

えー、と思って型番であるところの「PGM1311BA2」で検索したところ、ぷらっとほーむを発見。
え・・・AMD Sempronプロセッサ140(1core/2.7GHz)のくせに、4万円以上するんですか・・・
論外にもほどがありますね

日本語版マニュアルも掲載されているので、ほしい人はいいんぢゃないですかね

・・・・・・いやぁ・・・値段がなんでこんな残念なことになってんだろうなぁ・・・