Amazon Glacierを使ったバックアップを検討中

現在、Amazon Glacierを使ったバックアップを検討中。
そのため、関連情報を収集しています。

今回、メインで考えているのは、Linuxサーバ上にあるデータのバックアップです。
いまのところ、すぐに用途が満たせそうなのは、MT-AWS-Glacierかなぁ・・・という感じですかねぇ?

.Develop: Amazon Glacierを使ってデータの長期間保存を始める
Glacierの全体像を含めた解説と、実際のJavaプログラム作成例

nabokov7; rehash: 個人データをまとめて Glacier にバックアップする (ためのツールを公開しました)
→ github:glacier-targz-uploader

Wokashi: Amazon Glacierを操作するコマンドが僕を苦しめる
→ github:GlacierTools

・github:AWS-Glacier-SNS-PowerShell
PowerShellでGlacier関連操作を行う為のコマンド群

MT-AWS-Glacier
github: vsespb / mt-aws-glacier
フォーラム: Perl Multithreaded multipart sync to Glacier
perlベースで作成されたAmazon Glacierアップロードツール。
マルチスレッドアップロード対応。
フォルダsync動作も可能

・github: uskudnik / amazon-glacier-cmd-interface
python 2.6ベースで作成されたツール。

Cloud Gates
一般的なFTP/SFTP/WebDAVクライアントからAmazon S3/Glacierにアクセスするためのゲートウェイ提供サービス

・github: MoriTanosuke / glacieruploader

・codezine: クラウドとサーバーを同期できる便利ツール「S3Sync」 ~Amazon EC2/S3環境構築のすべて~
Amazon S3を使う場合のS3SyncというCLIを使った例。

CloudBerry Explorer for Amazon S3
Windows向け商用製品。フリー版とPro版($39.99)がある。
Amazon S3とGlacierに対応。
Pro版はデータ圧縮と、アップロードしたデータとの比較ができる、とのこと。
また複数のファイルを同時転送とかもできるようだ。
この会社はいろいろおもしろいのを作っていて、CloudBerry Cloud Migratorなんていう、各クラウド系ストレージ間でデータ移行するためのツールも出している。
FTP,MS Azure Blob Storage, Amazon S3, Amazon Glacier, Rackspace Cloud Storageに対応、とのこと。

ロシアのExplay T280って3SIM機はAndroidでは無い(はず

Blog of Mobile!!~最新ケータイ情報~に「トライSIMに対応したExplay T280を発表!!」という記事がありますが、この端末、Androidっぽくないんですが・・・

まず、チップセットとして「Spreadtrum」とありますが、この会社のチップで3SIM以上に対応しているのは、以下の3製品(SC6530/SC6620/SC6610)です。
SC6530 GSM/GPRS Single-Chip Baseband/RF Transceiver for Multimedia Feature Phones
SC6620/10 GSM/GPRS Solution for Low Cost Multimedia Handsets

それぞれ、どんな機能があるかを簡単に書くと

SC6530: 3SIM/ARM9EJ-S 234MHz/GSM/HVGA/(Bluetooth,WiFi,アナログTV,FMラジオ,GPS接続,各種センサーに対応)
SC6620: 4SIM/ARM7TDMI-S 78MHz/GSM/QVGA
SC6610: 3SIM/ARM7TDMI-S 78MHz/GSM/QVGA

謳われている機能的には、おそらく「SC6530採用機」ということになるんでしょうけど、このCPUスペックでAndroid OSを動かすかというと非常に微妙な上に、そもそも「フィーチャーフォン向けチップ」と言ってますし・・・

そんなわけなので、Android風ナビゲーションキーを持ったフィーチャーフォンなんじゃないですかねぇ・・・

Spreadtrumチップ採用のAndroid風フィーチャーフォンというのは初めて見ましたが、いままでには、MediaTekのフィーチャーフォン向けチップを使ったAndroid風のやつはいろいろ発売されています。
最近もフィーチャーフォン向けチップのMediaTek MT6255を使った、ソニエリST23i風フィーチャーフォンとかが新販売されてます。(fastcardtechのページにはMT6225とありますが、フィーチャーフォン向けチップはMT6223,MT6255なので、最近出たMT6255だろうと判断)

なので、今回のコレも、フィーチャーフォンと考えるのが妥当だと思いますよ。

上海問屋のUSB温度計はPCsensor OEM

上海問屋取り扱いで、799円のUSB温度計 DNSB-35137 なるものが発売されるとのこと。

対応はWindowsとあるが、Linuxで使えないか可能性を調査。

写真に書いてある「TEMPer」で探したところ、あっさりと判明。

PCsensor.comの取り扱い商品の「TEMPer gold」でした。
メーカ直販リンク:「temperature controllers,USB PC thermometer, gold TEMPer
このメーカ、AliexpresseBayなどにも出しているので、お好きなところから買うこともできます。
その他だと、DealExtremeが送料込みで安いようですね。(いま←から輸入してますがいつ届くかな・・・)

Windows用のソフトウェアはメーカのSoftwareページにあります。
2012/12/10現在では、「27番」にあるドライバとソフトウェアのセット、TEMPer V23.5.zipが該当していると思われます。

Linuxでの利用については、いろいろ例があるようです。
TEMPerには「専用ドライバを必要とするもの」と「HIDとして認識され、キー入力として値が認識されるもの」の2種類があるようです。

「TEMPer gold」表面に記載されている「Caps lock to excel」という文面から察するに、おそらくこちらの製品はHIDとして認識されるタイプだと思われます。

で、使えるドライバについては、正直、まだ情報が整理できていないですね。

TEMPer Temperature Sensor Linux Driver
(2012/12/25修正)
HIDタイプ向けのドライバのようだ。
「HID\VID_1130&PID_660c」用のソフト。
コメント欄に様々な情報がある

http://www.isp-sl.com/pcsensor-0.0.1.tgz
上記のblogコメントにあった。
「HID\VID_0C45&PID_7401」用のソフト

https://github.com/edorfaus/TEMPered
C library and program for reading the TEMPer family of thermometer and hygrometer devices.
「HID\VID_1130&PID_660c」「HID\VID_0C45&PID_7401」「HID\VID_0C45&PID_7402」で使えるようだ。
コンパイルにはCMake 2.8以上が必要。

Amazon.co.jpの類似製品ページのレビュー
いろいろヒントが書いてあった。

ThermoHID
Windows向けのGUIソフト


2013/03/22追記
Linux用ドライバとして、うちで改良したものを「pcsensor-1.0.2 for TEMPerV1.2 with multi device support」で公開しています。

CentOS4の2012年03月以降のパッチ

検索でこの記事に来た人へ

2015年1月29日現在、ここにあるような個別で適用したりするのでは無く、Oracle Linux 4に切り替えてしまう、というのが楽でいいでしょう。
詳細は「RHEL4/CentOS4をOracle Linux4に!」で紹介しています。


CentOS4は、RHEL4のサポート期限終了に伴い、2012年2月末以降のパッチが公式に提供されていません。

とはいえ、まだ使いたい場合にどうするか?

同じRHELベースのOracle Enterprise Linuxのサイトで「Lifetime Support Policy: Coverage for Oracle Linux and Oracle VM」を見てみると2013年2月までサポートが続いているようだ。
そこで、Oracle Enterprise Linux 4.0のソースRPMディレクトリを見ると、2012年3月以降の日付のものがちらほら・・・

そんなわけで、そこからファイルを持ってきて使うことにする。

うちのサーバ(の1つ)で必要なものをリストアップすると、以下の4ファイル。

# wget https://oss.oracle.com/el4/SRPMS-updates/bind-9.2.4-38.0.2.el4.src.rpm
# wget https://oss.oracle.com/el4/SRPMS-updates/glibc-2.3.4-2.57.el4.1.src.rpm
# wget https://oss.oracle.com/el4/SRPMS-updates/openssl-0.9.7a-43.18.0.1.el4.src.rp
# wget https://oss.oracle.com/el4/SRPMS-updates/tzdata-2012i-2.0.1.el4.src.rpm

ダウンロードして、「rpmbuild –rebuild ファイル名」でRPMパッケージ作成し、インストール・・・っと。


追記1:

tzdataのchangelogを見ると、2012年5月の変更分からoracleの人が変更履歴を書いているので、RedHatの延長サポートとかとは関係なく、Oracle主体でSRPMを作っているようです。

以下はtzdata.specからの引用。

* Mon Nov 26 2012 Keshav Sharma <~@oracle.com> - 2012i-2.0.1.el4
- Backported fixes from 2012i-2 version of Oracle Linux 5
- Preserve hardlinks that zic leaves behind, install with cp -d (Petr Machata -~@redhat.com)
- Upstream 2012i
  - Cuba switched to DST
- Switch back to using system zic, ignore upstream Makefile at all. (Petr Machata - ~@redhat.com)
- Drop Factory from distribution (Petr Machata - ~@redhat.com)
- Upstream 2012h
  - Brazilian state Bahia no longer has DST.
  - Brazilian state Tocantins now has DST.
  - Israel has new DST rules next year.
  - Jordan stays on DST this winter.
- Upstream 2012g
  - Adjust the packaging for new Makefile
  - Palestine: Fall transition was Sep 21, not Sep 28
  - Samoa: Daylight Saving Time commences on Sunday 30th September
    2012 and ends on Sunday 7th of April 2013.
- Upstream 2012f
  - Fiji will start daylight savings at 2 am on Sunday 21st October 2012
    and end at 3 am on Sunday 20th January 2013.  Guess it will be like
    that in following years as well.
- Upstream 2012e
  - Tokelau is in time zone UTC+13, not UTC+14 (and always was)
- Upstream 2012d
  - Morocco will not observe DST during the month of Ramadan.
    DST cessation end date was corrected.
  - Drop tzdata-2012c-morocco.patch

* Thu Jul 19 2012 Keshav Sharma <~@oracle.com> - 2012c-1.0.2.el4
- Backported fixes from 2012c-3 version of Oracle Linux 5
   -- Morocco will not observe DST during the month of Ramadan

* Thu May 23 2012 Keshav Sharma <~@oracle.com> - 2012c-1.0.1.el4
- Backported fixes from 2012c-1 version of Oracle Linux 5
   - Haiti observes DST from 2012 on
   - Gaza Strip and Hebron observe DST in 2012
   - Change start of DST in Syria to last Friday in March

* Fri Mar 16 2012 Petr Machata <~@redhat.com> - 2012b-3.el4
- Morocco moved DST entry to last Sunday of April
- Resolves: #802542

追記2 2013/07/22

timezoneデータだけ地味にアップデートし続けています。
現在は2013/07/05更新の「tzdata-2013c-1.0.1.el4.src.rpm」が最新です。

Lewa OS(乐蛙OS)がMTK MT6577搭載機に公式対応

以前、Rstream A1の記事(中華なAndroidベースのカスタムOSのメモ書き 2012/03/27版など)で触れた、乐蛙科技開発のLewa OS(乐蛙OS)

久しぶりに公式ページを確認してみると、いろいろ公式対応機種が増えている。

むしろ、以前から対応していた機種は、Android 2.3ベースのままで、新規追加になったやつだけが、Android 4.0ベースになっている、という謎な対応具合。

で、Android 4.0ベースの機種はと見てみれば、全部MTK MT6577搭載機。

ZTE V970
ZTE V889M
Lenovo A750
Lenovo P700
Lenovo A789
Huawei U8836D
夏新(Amoi) N820(大V)
夏新(Amoi) N821(大V进步版)
佳域(JIAYU) G2(MT6575版?)
佳域(JIAYU) G2双核普及版/G2双核标准版
佳域(JIAYU) G3
优米 X1
GLXL 100
ZOPO ZP900
金立 GN700W
康佳 E900
大可乐 Dakele

まさか、MTK系をここまでサポートするカスタムROM系が出てくるとは想定していませんでした。
どこまで対応をがんばれるのかがちょっと見ものです。

なお、Lewa OSへの書き換えには、公式配布のツールを使うようです。
スクリーンショット付の中国語解説記事→:迅蛙出击 迅蛙一键刷机教程