ReadyNAS NV+ v2が日本でも発売


なんかReadyNAS NV+2で検索してくる人が多いなぁ、と思ったら、今日、発表されたんですね。
NETGEAR ReadyNAS Duov2 / ReadyNAS NV+v2 製品紹介ページ

詳しいあたりは、アメリカで発表になった時に作成した記事を参照してください→「ReadyNASのCPUがMarvell Kirkwoodに

それにしても、2005年11月末にディスクが4本させるReadyNAS 600を買った時は84000円だったわけですが、ずっと値段が下がって、同じ4本モデルのReadyNAS NV+v2が34800円になっている、というのは、時の流れを感じるなぁ、と言ったところです。

それにしても、プレスリリースを含めて、いままでの製品とCPUアーキテクチャが変更になった、という点に触れていないんですね。
結構、大きな違いだと思うんですが・・・

ReadyNASのCPUがMarvell Kirkwoodに


うちにはInfrant社のReadyNAS 600がある。
当時、4ドライブ搭載可能で、しかも、ドライブを大容量のものに交換すると、中のデータを保持したまま、RAIDを再構築してくれる、という製品は、これしかなかった。
しかも、(ドライブ抜きだけど)10万円を切っていた。
その当時のReadyNASは、CPUアーキテクチャにSPARCを採用した独自のものを使っていた。
その後、ReadyNAS X6、ReadyNAS NVになり、そして、InfrantがNETGEARに買収され、
また、CPUアーキテクチャがIntel ATOMベースに変わりReadyNAS NV+が出たりした。

そして、昨日、新製品、ReadyNAS NV+ v2とReadyNAS Duo v2が出た。
プレスリリース: NETGEAR Redefines Home and Small Business Storageと、紹介ページ

なんでも、CPUアーキテクチャがARM系のMarvell Kirkwood 6282 に切り替わったらしい。
それに伴い、NAS OSのRAIDiatorも、ARM版が出てくるんだと思われますが、どれくらい変わるのかはまだ不明。
特に、SPARC→Intelの時は、ディスクの引き継ぎが出来たけど、今度も可能なのかというところが気にかかります。

2ドライブのDuo v2が$199、4ドライブのNV+ v2が$399 と、値段的にはそんなものかな、といったところ。

とはいえ、Marvell Kirkwood 6282といえば、Synology社のNAS DS111/DS211/DS411とかQNAP社のTS-119P+/TS-219P+/TS-419P+ Turbo NASとか、いろいろで採用されているやつです。
競合他社がひしめく中、どれだけの優位性を出せるのかが気になるところです。

なお、QNAP社のMarvellチップ搭載のNASについて、どんなスペックなのか、Debianを移植したDebian on QNAP Turbo NASのページで一覧かされているので紹介しておきます。