KDE Plasma Mobileを採用したNecuno Mobileというスマートフォン


クラウドファンディングでPlasma Mobileというのがしばらく前からやっていた。
この度、KDE Community からも発表された。

作る側のNecuno Solutionsからも発表があった。

Plasma Mobile」自体はある程度汎用で、Ubuntu 16.04ベースの、Ubuntu Touchとは別路線のモバイル向けOSで、KDEフレームワークを使っているもののこと。
現状、スマホ向けとしてはNexus 5XとNexus 5で開発が行われている。(Plasma Phone Reference System)

今回話題になったのは、Necuno Solutionsというところが、「Necuno Mobile」という形でスマートフォンを作るということ。
ただ、コレ、ある意味非常に問題な点が・・・
使うSoCがいまさら「ARM® Cortex®-A9 NXP i.MX6 Quad 」
何年前のSoCだよ
Nexus5よりスペック低いやん

で、このスペックの低さを何かで補わなければならないので、「postmarketOS」というAlpine Linuxをベースにした軽量Linuxを採用している模様。

果たしていつごろ出荷されてくるのか???

Orange Piの新製品はAIスティックのOrange Pi AI Stick 2801 $74.12


ここしばらく新製品が出ていなかったOrange Piより新製品が・・・

Orange Pi AI Stick 2801

gyrfalcon社の「Lightspeeur 2801S」というチップを使っている。

ウリは0.3Wで2.8TOPSという性能が出せるというもの。

2018年1月のLightspeeur 2801S出荷開始に関する記事「IntelのAIスティック比で効率90倍、Gyrfalconが対抗品」で、競合製品であるIntelの「Movidius Neural Compute Stick(Movidius NCS)」との比較して電力効率が90倍、という話が書かれている。
で、おととい、新製品の「Movidius Neural Compute Stick 2」が発表&発売された。
Intel、性能が8倍に向上したUSB式AIアクセラレータ「Neural Compute Stick 2」」によれば、「Movidius Neural Compute Stickの8倍の性能」としており、また「1TOPS」とも記載されている。

つまりは、Lightspeeur 2801Sは、現状であっても、「Neural Compute Stick 2」よりは高性能であるらしい。

ただ、問題点としては、資料が少ない、ということ。
果たして、どの程度使い物になるのか???

SQL Management Studioでunixtimeを1分おきにINSERTするSQL文


バックアップの試験のため、定期的にMSSQLデータベースの指定テーブル上にデータをインサートさせる必要が出た。

データベース「pubs」にテーブル「test3」を作り、そこに数字を格納する「counter」を作成。

create table [pubs].[dbo].[test3](
[counter][CHAR](128)NULL
) on [PRIMARY]

そして、ここに対して、1分おきにunixtimeで時刻を追加していく、というもの

下記はとりあえず40分実行するサンプル

declare @i int
declare @date numeric
set @i = 1
while @i < 40
begin
 SELECT @date = DATEDIFF(s,'1970/1/1', GETUTCDATE() );
 insert into [pubs].[dbo].[test3](counter)values (@date);
 set @i = @i + 1
 waitfor delay '00:01:00' 
end

なお、データを確認する場合は、以下を実行する

select * from [pubs].[dbo].[test3];

C-SKY社によるRISC-V実装CK610Mと開発ボードGX6605S



cnx-softwareで「$6 C-SKY Linux Development Board Features GX6605S Media SoC with C-SKY ISA」という記事が出ていた。
内容を確認するために、いろいろ調べたのでメモ書き

RISC-V実装として「SiFive」による実装が有名である。
ちょっと前にはBitcoinマイニングマシンを作ってる会社「Canaan Creative」から「KENDRYTE K210」というSoCがリリースされている。
(KENDRYTE K210採用のRISC-Vボード Lichee Dan)

今回のは、「C-SKY」という中国の会社が作成した、RISC-V実装の「CK610M」を使い、海外デジタルテレビのDVB-S2のデコードエンジンなどを組み合わせたNationalchip社のSoC「GX6605S
を使用した開発ボードである。

ボードの詳細は「https://c-sky.github.io/docs/gx6605s.html」に書かれている。
不明点などは「https://github.com/c-sky/forum/issues」にissueとして上げるらしい

aleixpressだと19.50ドルで販売中
USBコネクタとHDMI出力付きなので、比較的お手軽にRISC-V環境が手に入る感じですね