MediaTek SoCのLTE端末でmineo SIMを使うには?

MediaTek SoC採用のLTE端末で、mineo SIMが利用できるかが気になったので、確認してみた。

用意したmineo SIMは、とりあえず1500円で確認できるデジモノステーション増刊『SIM PERFECT BOOK 02』

使用したMediaTek SoC採用のLTE端末はElephone P6000

これはLTE B1(2100MHz)対応なので、理論上使えそう、ってことでやってみました。

が・・・・普通にやるとアンテナが立ちません。

MTK Engineering Modeに入って、LTE固定の設定をしてみます。

1. 「MTK Engineering Mode」をインストール

2. 「MTK Settings」を選択
mineo002

3. 「Telephony」の「Network Selecting」を選択
mineo003

4. 「LTE only」を選択
mineo004

これで、アンテナマークがきちんと立つようになりました。

APN設定を入れれば、きちんとパケット通信もできました。


2015/09/08追記

BLUBOO X550でも実験したところ、まったく同じ状況となり、LTE only設定を行うことで利用可能となりました。

HUIONの液晶ペンタブレットGT-185HDを使った!

<注意>
この記事より後に書いた「HUIONの液晶タブレットのまとめ 2015年夏ベース」の方がまとまっています。

また、このページで紹介しているGT-185HDは短命に終わり、その後、液タブが2世代変わって、ペンも世代が変わった新製品を試したものとして下記の2つを書いています。
2017年8月「HUIONの液晶ペンタブレット KAMVAS GT-221 Proを使ってみた
2017年12月「HUIONの液晶ペンタブレットKAMVAS GT-156HD v2を使ってみた


中国HUION社の液晶ペンタブレットGT-185HDをAmazonで買ってみました。

(2016/06/16 追記:いまtwitterで話題になってるやつはGT-190です。GT-185HDの1世代前で画面解像度が低く、VGA/DVI接続のみとなっています。モデルの違いについては→「中華ペンタブメーカHUIONの液タブGT-220/GT-190/GT-185HD」)

関連記事
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開梱や設置について


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さて、今回、GT-185HDを、Windows VistaのパソコンにDVI-I接続で繋ぎました。

ドライバをインストールするにあたり重大な注意点。
ワコムペンタブユーザは、一度ワコム用ペンタブドライバををアンインストールする必要があります。
ワコム用ペンタブドライバをアンインストールしないと、HUION用ペンタブドライバをインストールできません。
(なお、筆圧感知や調整できなくてもいいのなら、専用ドライバをインストールしなくても動くことは動きます)

HUION用のドライバは製品添付のCDか、もしくはメーカページからダウンロードします。
もしくは、と書いたのは、香港からの発送時に、法律と配送会社の約款の兼ね合いでドライバCDを添付することができない・・・ことがあるからです。

HUION公式のページは下記の3つあるようです。
・英語のサイトの「huion-tablet.com
・英語の直販サイト「huiontablet.com
・中国語のサイトの「www.huion.cn
どこのサイトにいっても、同じバージョンが入手できるようだ。
とりあえず英語サイトの「Driver download service」で自分の持ってる機種のドライバをダウンロードしてインストールすること。

GT-185HDをWindowsで使うなら、「HUION WINDRIVER GT-185HD」を探してダウンロードします。

ドライバをインストールするとタスクトレイに「Pen Display」というアイコンが増えます。
pendisplay
スタートメニューにも登録されます。

このPen Displayでペンタブレットの動作を設定します。
pendisplay1

筆圧感度設定はここで行います。右に動かすと細い線が描きやすくなります。

標準インストール状態だと「タブレットPCサポート」にチェックが入っていません。
WinTAB API用となっています。
「タブレットPCサポート」にチェックを入れるとTable API用になるようです。
絵描きソフトによってはチェックを入れないと動かないことがあります。

絵を描き始める前に、まずは「ペン表示キャリブレーション」を選択し、ペンのずれ調整をします。
(しないとずれが大きいはずです)
pendisplay2
十字の真ん中の赤い点をペン先でクリックするという作業を計9箇所に対して行い調整します。

次に「詳細設定」。ここで画面の左右についてる物理ボタンに割り当てるキー操作を指定します。
pendisplay3

画面の左右にそれぞれボタンがありますが、どちらも同じ機能を持ちます。
設定したいキーをクリックすると、下記のウィンドウが開き、指定ができます。
pendisplay4

標準ではPhotoshopで使用する場合に便利な設定がされています。


さて・・・
実際に絵を描いてもらいました。

といっても、描いてる光景をアップするのを拒否られたので、感想を文面にして・・・

(2015/08/07記述修正)

— ハードウェアまわり —
Cintiq 12WXから比べると、厚さが増しているが、使ってみると気にはならない。
それよりは画面が大きくなっての利点の方が大きい。
画面が熱を持って熱い、といったことは特に起きていない。

— ペンについて —
ペンを持つと、中に電池が入っている割に、ワコムのものに比べて少し重量が軽い。
ペンを持ったときの重心バランスとしては特に問題を感じてはいない。
ペンを使って線を引くときに、ワコムの場合と比べた違和感を感じる。
力を入れて描くとペン先が少し沈みこむが、そのときの動く幅がワコムのものに比べると大きく、同じような力加減で描こうとすると、予想以上にペン先が沈み込み、そのため線がぶれてしまうため、慣れが必要だ。

— 絵描きソフトでの動作について —
ワコムCintiq 12WXを使用していた時から比べて、「CLIP STUDIO PAINT」は違和感は少ない。「SAI」は違和感がある。
おそらくHUION製のタブレットドライバのAPI動作に問題があると思われる。
下記に詳細を書く

— SAI1とSAI2 —
SAI1を起動するとペンが動かないことが良くある。動かない時は、一度SAI1を閉じ、CLIP STUDIO PAINTなどを起動し、そちらでペンが動くのを確認した後、再度SAI1を起動すると動いたりする。
スムースに動くときもあれば、線がうまく引けずよれよれになる時もあるなど、全般的にSAI1での動作状況が安定しない。

現在開発が進んでいるSAI2の方は起動すると、WinTAB APIのエラーと表示され使用できないが、設定で回避できる。
HUIONタブレットの設定ソフト(Pen Display)を起動し、「タブレットPCサポート」にチェックを入れてから、SAI2の設定で「Tablet APIを使用」にチェックを入れると使える様になる。
SAI2は、Tablet APIで使うと、特に問題なく動作する。

— CLIP STUDIO PAINT —
特に問題はない

— その他の細かいところ —

画面の端にペンが届かない。(表示画面上でペンによるアクセスができない領域がある。マウスだとアクセスできる)
1900×1000ぐらいの大きさでアプリを広げて対処している。

標準の筆圧感度では、細い線が引きにくい。
Pen Displayの「筆圧感度」設定を右側にスライドさせると、細い線が引きやすくなる。

ペンを強く押した時、ワコムに比べてペン先が大きく動く。
このため、線を引いている時に、圧力を変えると、ペン先が動き、直線がちょっとずれる。

描いているときにペン先がきゅっきゅ鳴る。

ペン先のヘリが早い
2時間ぐらい描いたあとの新品ペン先との比較
IMG_4992s
果たして、他の素材に替えたりはできるのか?

たぶん、ワコムの液タブを使ったことない状態からであればあまり気にならないのではないかと思う点がいろいろある。

これからしばらく使ってもらっての続報をまた掲載します。


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HUIONの液晶ペンタブレットGT-185HDが届いた!(開梱編

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関連記事
購入方法について
ドライバインストールなどについて

まだ発売されたばかりで、日本に在庫がないため、香港発送になったため、発注から8日かかって到着しました。

外箱はこんな感じで、これに配送関連の書類が貼り付けられています。
IMG_4951s

中箱
IMG_4953s

なお、外箱と中箱の間には破損防止用に固いボードが前後に1枚ずつ入れられており、よっぽどのことがないと中箱内まで貫通するような損傷が発生しにくいようにしてありました。

箱の中身
IMG_4955s

ここで問題発覚。
電源ケーブルがイギリス/香港仕様で使えない。手持ちで余っていた一般的な電源ケーブルを使って回避。
(2015/07/30 13:00追記 今後の日本向け出荷では日本用の電源ケーブルにするとのこと)

ディスプレイ接続用のケーブルとして「VGAケーブル」と「HDMIケーブル」の2種類が入っていました。
DVI-I接続したい場合は別途用意する必要があります。

電源の箱には、ペンやペン先などの小物と背面アングル取り付け用のネジ4本が入っています。
また、ネジを回すためのドライバも添付品として入っていました。
IMG_4969s

付属品を取り除くと液晶とご対面です。
IMG_4958s

スクリーンプロテクタが1枚取り付けられています。
また、さらに予備が1枚あります。

背面から見るとこんな感じです。
IMG_4968s
画面正面から見て右側に各種コネクタがあります。

背面アングルの構造はこんな感じです。
IMG_4970s
「↓」のところを引っ張るとロックが解除され動かせるようになります。
ぎざぎざの谷のところでストップができ、角度の調整を行うことになります。

取り付けるとこんな感じです。
IMG_4973s

今回、ワコムCintiq 12WXの置き換えなので、並べて見ます。
IMG_4975s

ペンを比較
IMG_4989s

上がGT-185HD製品添付の充電池内蔵のペンです。
ごらんのように充電ケーブルを付けて充電します。
・・・てっきり、ペンおき台に置くと充電されるのかと思ってたんだけど、違った!
電池が入ってる分、GT-185HDの方が重いかな?と思ってたんですが、ワコムの方が重い感じです。

設置!
IMG_4986s

さて、これからいろいろやってきますよー

続き

One Five F1/F1LはElephone S2/S2plusのバージョンアップ機

中国のStar Digitalという会社が日本でONE FIVEというブランドのスマートフォンを販売するらしい

中国のStar Digital、「ONE-FIVE」ブランドのSIMフリースマホを10月発売

・・・が、One Five F1の背面デザインにどうにも見覚えが・・

onefive onefive-ele

・・・・Elephone S2の色違いじゃね?
5.0インチモデルと5.5インチモデルの2種類あるってのも一緒。

メーカページ:「Elephone S2」「Elephone S2 Plus

・・・スペックを比較してみると、微妙に差がありました。

Elephone S2/S2 plusと比較した場合に以下の変更が行われていました。

・CPUがMediaTek MT6735(4コア)→MT6753(8コア)へアップデート
・液晶解像度がHD(1280*720)→FHD(1920×1080)へアップデート
・前面カメラが200万画素→500万画素へアップデート
・対応周波数が一部変更
  FDD-LTE B1/3/7/20(800/1800/2100/2600)→B1/3/7/8(900/1800/2100)
  WCDMA Band 1/8(900/2100)→Band 1/5/8(850/900/2100)

それ以外のスペックは同じ。
外寸、重量、バッテリー容量、メモリ/ストレージ容量

最初Elephone S2/S2 plus同等品かと思って、それを3万円台とはなぁ、と思いましたが、SoC/液晶解像度が変更になってるのであれば、まぁ、結構いい感じだと思いますよ。

定価$49.99の4コア5.0インチのスマホDOOGEE X5

中華スマホメーカDOOGEEに「DOOGEE is about to redefine what is affordable with the $49.99 DOOGEE X5」というニュースが掲載されている。

doogeex5

MediaTekのローコスト3G向けSoC MT6580を採用した、3G向けローコストスマホDOOGEE X5を出すとのこと。
このMT6580。型番だけ見ると古そうな感じがするけど、2015年Q2登場の最新チップ。
MT6582のローコスト最新バージョンということで、スペックは同じくCortex-A7 4コアの1.3GHz。

で、しばらくすると、4G向けDOOGEE X5というバージョンも作り、そちらはMT6735(Cortex-A53 4コア 1.3GHz)になると。

それ以外のスペックは
5.0インチ HDスクリーン
2200mAh
背面500万画素カメラ
と、まぁ、最小限のスペックといったところ。

まぁ、そんなもんかなぁ・・・といったところではあるけど
やっぱり定価が、というのはちょっとインパクトがありますよね