RHEL5/CentOS5向けのサーバ管理向けWebGUI KloxoとHyperVM


いろいろアクセスしていたら、とある人の個人サーバの下に「Kloxo」というロゴを発見。
なんだろう?と調べてみたら、RHEL5/CentOS5向けのサーバ管理向けのWebGUIだった。

HyperVM
OpenVZ/Xenを使う仮想マシン管理のソフト(VPS管理ソフト)
WebGUIで管理を行う。
課金システムのWHMCSAWBSに対応
Proxmoxの管理WebGUIより格段に上を行ったできばえ。

Kloxo
Linuxサーバの設定をWebGUIで行うもの(Hosting Control Panel)
以前はLxadminという名称だった。
Webホスティング向けのもので、PleskとかcPanelみたいなもの。
課金システムのWHMCSAWBSHostBillに対応

ただ、どの課金プラットフォームも日本語に対応していない。

ただ、Hostbillは、GMO Cloud のUS版があったり
検索すると、「Powered by Hostbill」だけど、日本語の注文画面とかが確認できるので、
ある程度日本語に対応しているのかもしれない。


2023/04/11追記

kloxoのlxcenter.orgは解散したのか関係無い会社がVPNサービスをやっている模様。

kloxoのコード自体は https://github.com/lxcenter/kloxo に残っているが、最終更新は2019年

hypervmのコードも https://github.com/lxcenter/hypervm にある。こちらの最終更新は2012年

WCDMA CDMA2000 LTEの周波数帯



この記事の内容は、「WCDMA CDMA2000 LTEの周波数帯 2012/09/13版」にて更新しています。


以前作成した、WCDMAとCDMA2000の周波数帯 メモ書きは、そこそこ検索での来訪がある模様。

2012年の携帯新機種はLTE対応も増えてきたので、LTEも含めた版としての情報更新をします。

WCDMA / LTE に関する周波数リスト

WCDMAに関して: UMTS frequncy bandsW-CDMA
LTEに関して: E-UTRA(英語記事)Long Term Evolution(日本語記事)

規格書的には 3GPP Specification detailの3GPP TS 36.101
3GPP LTE / LTE-A Standardization: Status and Overview of Technologies」というプレゼン資料の12ページ,13ページも参考になる。

WCDMAおよびLTE FDDタイプ

バンド名 周波数名称 略称 周波数
Band I(1) 2100 IMT 1920-1980 / 2110-2170 日本含めいろいろ
Band II(2) 1900 PCS 1850-1910 / 1930-1990 北米
Band III(3) 1800 DCS 1710-1785 / 1805-1880 ヨーロッパ,アジア,オセアニア
Band IV(4) 1700 AWS 1710-1755 / 2110-2155 北米
Band V(5) 850 CLR 824-849 / 869-894 北米,ブラジル
Band VI(6) 800 830-840 / 875-885 日本(FOMAプラスエリア)
Band VII(7) 2600 IMT-E 2500-2570 / 2620-2690 ヨーロッパで今後利用予定
Band VIII(8) 900 GSM 880-915 / 925-960 ヨーロッパ,アジアなどGSM利用地域
ソフトバンク(プラチナバンド)
Band IX(9) 1700 1749.9-1784.9 / 1844.9-1879.9 日本(イーモバイル,FOMA)
Band X(10) 1700 1710-1770 / 2110-2170 南米
Band XI(11) 1500 1427.9-1447.9 / 1475.9-1495.9 日本(Softbank)
Band XII(12) 700 SMH 699-716 / 729-746 US
Band XIII(13) 700 SMH 777-787 / 746-756 US
Band XIV(14) 700 SMH 788-798 / 758-768 US
Band XV(15) ? 1900-1920 / 2600-2620 EU
Band XVI(16) ? 2010-2025 / 2585-2600 EU
Band XVII(17) ? 704-716 / 734-746 US
Band XVII(18) ? 815-830 / 875-890
Band XIX(19) 800 830-845 / 875-890 日本(新FOMAプラスエリア)
Band XX(20) 800 832-862 / 791-821 EU
Band XXI(21) 1500 1447.9-1462.9 / 1495.9-1510.9
Band XXII(22) ? 3410-3490 / 3510-3590
Band XXIII(23) ? 2000-2020 / 2180-2200
Band XXIV(24) ? 1626.5-1660.5 / 1525-1559
Band XXV(25) 1900 1850-1915 / 1930-1995
Band XXVI(26) 800 814-849 / 859-894
Band XXVII(27) 800 807-824 / 852-869
Band XXVIII(28) 700 703-748 / 758-803 日本(docomo,au,eモバ)

Band XIII(13), Band XIV(14), Band XX(20), Band XXIV(24)は、他のバンドと異なり、下り(Down)の周波数帯域が下にあり、上り(Up)の周波数帯が上にある。
Band XV(15), Band XVI(16)は、3GPPによる定義ではなく、ヨーロッパのETSIによる定義である。これらはTDD用に割り当てられているBand XXXIII(33), Band XXXIV(34)と Band XXXVIII(38)をFDD用に流用するために定義されている。

2012/07/24追記: Band 26~28を追加。

LTE TDDタイプ

LTEのTDDタイプはBand XXXIII(33)以降に割り当てられている。
TDDの場合は、上り/下りで周波数を分けずに使っているため、周波数帯域に表示は1つとなっている。

バンド名 周波数名称 略称 周波数
Band XXXIII(33) ? 1900-1920
Band XXXIV(34) ? 2010-2025
Band XXXV(35) ? 1850-1910
Band XXXVI(36) ? 1930-1990
Band XXXVII(37) ? 1910-1930
Band XXXVIII(38) ? 2570-2620 EU
Band XXXIX(39) ? 1880-1920
Band XL(40) IMT-2000 2300-2400 中国,インド,オーストラリア
Band XLI(41) BRS/EBS 2496-2690 US
Band XLII(42) ? 3400-3600
Band XLIII(43) ? 3600-3800
Band XLIV(44) ? 703-803

公式な情報が発見できていないが、Wireless City Planning(WCP)が開始したAXGP(Advanced eXtended Global Platform、高度化XGP)は、XGPが使用していた2550.1 – 2569.9MHzを使用してTD-LTEサービスを行うものと見られている。
— 2012/06/18追記 start —
測定器メーカ アンリツのエリアテスタ ML8780AのカタログにてAXGPの記述を発見。
AXGP(2.5GHz) 2545.0MHz~2575.0MHz、とのこと。
— 2012/06/18追記 end —

なお、各携帯電話会社でどのような周波数を採用しているかはList of UMTS networksの記述が一番まとまっていると思われる。

CDMA2000に関する周波数リスト

TSG-C C.S0057-E v1.0 Band Class Specification for cdma2000 Spread Spectrum Systems Revision E

名称 周波数 具体値
BC0 800MHz Band 824.70-848.31 / 869.70-893.31 いろいろ,日本(au 新800MHz)
BC1 1900MHz Band 1851.25-1908.75 / 1931.25-1988.75
BC2 TACS Band 872.0-915.0 / 917.0-960.0
BC3 JTACS Band 887.0-925.0 / 832.0-870.0 日本(au 旧800MHz)
BC4 Korean PCS Band 1750.0-1780.0 / 1840.0-1870.0
BC5 450MHz Band 411.0-483.0 / 421.0-494.0
BC6 2GHz Band 1920.0-1980.0 / 2110.0-2170.0 IMT-2000として各国共通
BC7 Upper 700MHz Band
BC8 1800MHz Band
BC9 900MHz Band
BC10 Secondary 800MHz Band
BC11 400MHz European PAMR Band
BC12 800MHz PAMR Band
BC13 2.5GHz IMT-2000 Extension Band
BC14 US PCS 1.9GHz Band
BC15 AWS Band
BC16 US 2.5GHz Band
BC17 US 2.5GHz Forward Link Only Band
BC18 700MHz Public Safety Band
BC19 Lower 700MHz Band
BC20 L-Band
BC21 S-Band
BC31 Wildcard Band Class リアルではなく論理的なもの

BC=Band Class

BCの下にはBand Sub Classというくくりもあったりする。
Band Class 0 Band Sub Class 0: 北米とか(824-849/869-894MHz)
Band Class 0 Band Sub Class 2: 日本 新800MHz(824-830/869-875MHz)
Band Class 0 Band Sub Class 3: 日本 新800MHz 2012年以降の拡張領域(815-830/860-875MHz)

なので、北米機種でBC0対応であっても、日本で使えるかどうかは、Band Sub Class2と3に対応しているかどうかにかかっているということになる。

Rstream A1で使えるカスタムROMのシステム情報一覧



Rstream A1で使えるカスタムROMのシステム情報一覧

オフィシャルのCyanogenMod 7.1
モデル番号: Z71
Androidバージョン: 2.3.7
ベースバンドバージョン: MP1_850
カーネルバージョン: 2.6.35.13-Cyanogenmod rmcc@glskard #1
Modバージョン: CyanogenMod-7.1.0-Z71
ビルド番号: GWK74

CyanogenMod 7 EA v7.2
モデル番号: Boston
Androidバージョン: 2.3.7
ベースバンドバージョン: MP1_850
カーネルバージョン: 2.6.32.9-EA edgar@ubuntu #37
Modバージョン: CM7.1_EAv7.2
ビルド番号: GWK74

CyanogenMod 7 EA v1
モデル番号: Z71
Androidバージョン: 2.3.4
ベースバンドバージョン: MP1_850
カーネルバージョン: 2.6.32.9-SuperAosp root@CML#1
Modバージョン: CyanogenMod-7_EAv1
ビルド番号: GRJ22

CyanogenMod 7 EA v3
モデル番号: Boston
Androidバージョン: 2.3.4
ベースバンドバージョン: MP1_850
カーネルバージョン: 2.6.32.9-SuperAosp root@CML#1
Modバージョン: CyanogenMod-7_EAv3
ビルド番号: GRJ22

LiGux v3.2beta2
Rstream A1でICS風の見た目のLiGux v3.2beta2を動かしてみた
モデル番号: Z71
Androidバージョン: 2.3.7
ベースバンドバージョン: MP1_850
カーネルバージョン: 2.6.35.13-cyanogenmod
Modバージョン: LiGux-v3.2-Beta2-Z71-111204
ビルド番号: GWK74
(注: このカーネルではタッチパネルが動作しない。)

LiGux v3.2beta4
モデル番号: Z71
Androidバージョン: 2.3.7
ベースバンドバージョン: MP1_850
カーネルバージョン: 2.6.32.9-PlayOss_v6 pl@Linux #2
Modバージョン: LiGux-v3.2-Beta4-Z71-120108
ビルド番号: GWK74
(注: このカーネルではカメラ不可、キーがおかしい)

MYGingerBread 1.1.0 “Gaia”
MYGingerBread 開発者のblog
モデル番号: Z71
Androidバージョン: 2.3.7
ベースバンドバージョン: MP1_850
カーネルバージョン: 2.6.32.9-SuperAosp root@CML #1
CPU情報: ARMv6-compatible processor rev 5 (v6l)
メモリ情報: 43MB / 178MB (初期状態)
Modバージョン: MYGingerB-1.1.0 “Gaia” stable-angelictears
ビルド番号: GWK74

firetrapMOD 1.0 Final
上記のMyGingerBreadの前提条件として書かれているfiretrapMod。
Model number: Boston
Firmware version: 2.1-update1
Baseband version: MP1_850
Kernel version: Apps_2.6.29
Build number: 0013_2_17A
カメラ可

Motorola Official XT502 with 2.3 UI
Rstream A1にMotorola XT502向けAndroid 2.2を入れてみる
Model number: Motorola-XT502
Android version: 2.2.1
Baseband version: MP1_850 (ここのバージョンは変わらないようです)
Kernel version: Apps_2.6.32.9
Build number: COMOD
カメラ可

F0X-328A-0-4015-A01.nb0
出所がよくわからないけど、おそらくOrange(携帯電話会社)版のfirmwareだと思われる。

Modem rev: FXX-2-19A-00
Recovery: A88DS-recovery-v1.6.0.2
ロゴ: orange
Model number: Orange_Boston
Android version: 2.2.1
Baseband version: MP1_850
Kernel version: Apps_2.6.32.9
Build number: 4015_3_28A

MUCHTEL A1オフィシャル Android 2.2.2
F0X-327J-0-0002-A01.nb0 (MUCHTEL A1 Android 2.2.2)
Modem rev: FXX-3-230-00
Recovery: 標準
ロゴ: WELCOME
Model number: FIX-F0X
Android version: 2.2.2
Baseband version: MP1_850
Kernel version: Apps_2.6.32.9
Build number: 0002_3_27J

[Rom 2.2] Official Apanda A60 Rom 2.2
F0X-3230-0-0002-A02.nb0
Model number: FIH-F0X
Android version: 2.2.1
Baseband version: MP1_850
Kernel version: Apps_2.6.32.9
Build number: 0002_3_230

[Rom 2.2] Official Foxconn Rom 2.2
F0X-3260-0-0002-A01.nb0
Model number: FIH-F0X
Android version: 2.2.1
Baseband version: MP1_850
Kernel version: Apps_2.6.32.9
Build number: 0002_3_260

firetrapMOD10Final.nb0
firetrapMOD10Final.nb0
Model number: Boston
Android version: 2.1-update1
Baseband version: MP1_850
Kernel version: Apps_2.6.29
Build number: 0013_2_17A
Modem rev: FXX-2-19A-00
カメラ可、bモバ問題なし

Rstream A1をCM7.1にしてカメラとか使う手法 2012/01/09版



Rstream A1は他のCommtiva z71類似機種と比べるとカメラとボタン周りがハードウェア的に異なっている、という問題がありました。
それに対して、前回「Rstream A1をCM7.1にしてカメラとか使う手法 2012/01/03版」で紹介したようにat_not_foundさんによりkernel 2.6.35.13をベースにカメラ等を使える手法が開発されました。

しかし、一部ボタンの動作が怪しいという点や、充電中や重たいアプリ/ゲームなどを使っているとタッチパネルが誤動作したりと、いくつか問題が発生していました。

このうち、「充電中や重たいアプリ/ゲームなどを使っているとタッチパネルが誤動作」というあたりは、他の類似機種でもkernel 2.6.35.13をベースにしている場合に発生しているようです。
その場合の解決方法としては、安定しているkernel 2.6.32.9に差し替えてくれ、というものが提示されていました。
(注:kernel 2.6.35.13で再起動などの不具合が頻発している、というわけではなく、kernel 2.6.32.9より不具合が発生しやすい、という感じです)

そのため、安定しているというkernel 2.6.32.9のカーネルソースを探していたわけですが、この度、CM7 EA作者のEdger86さんが、自身のCM7 EA kernelの2.6.32.9の公開に応じてくれました。
これにより、Rstream A1対応版の開発ができるようになりました。

at_not_foundさんにより、Rstream A1対応版のboot.imgファイルなどが作成されましたので、それを使用したアップデート手順を以下に案内します。

以下に手順をMUCHTEL A1純正Android 2.2.2にアップデートするところから手順を書いていきます。
すでにCyanogenMod7が適用されている場合は、手順8から行ってください。

手順1
とりあえず、MUCHTEL A1純正Android 2.2にあげる。
いまのところ、どんな状態になっても、電源を切って、「ボリュームUP」+「ボリュームDOWN」を押しながら電源を入れて入るFTMモードになり、その状態でMUCHTEL版SUT1.7.4を実行すれば、かならずAndroid 2.2.2になることは確認している。

詳しい手法はRstream A1にMUCHTEL A1純正 Android 2.2を書き込むを参照のこと。

手順2
上記のAndroid 2.2が起動している状態でCM7の.nb0形式のfirmwareを書き込む。
今回使ったのはBoston Maniaの[Rom 2.3.4] CyanogenMod 7 EA v1 (nb0) である。
([Rom 2.3.4] CyanogenMod 7 EA v3 (nb0) でも確認したが、電源オンロゴがBostonになる)
なお、書き込み後は、以下の状態となる。

CyanogenMod 7 EA v1の場合
モデル番号: Z71
Androidバージョン: 2.3.4
ベースバンドバージョン: MP1_850
カーネルバージョン: 2.6.32.9-SuperAosp root@CML#1
Modバージョン: CyanogenMod-7_EAv1
ビルド番号: GRJ22
ClockworkMod Recovery v2.5.1.3
電源投入直後のロゴが「Android」

CyanogenMod 7 EA v3の場合
モデル番号: Boston
Androidバージョン: 2.3.4
ベースバンドバージョン: MP1_850
カーネルバージョン: 2.6.32.9-SuperAosp root@CML#1
Modバージョン: CyanogenMod-7_EAv3
ビルド番号: GRJ22
ClockworkMod Recovery v4.0.0.5
電源投入直後のロゴが「Bonston」

また、どちらも「フロントパネルのボタン動作がいままでと違う割り当てになる」「カメラが動かない」という問題は発生する。

書き込みには、SUT 1.7.0をパソコンにインストールし、CM7の.nb0タイプのfirmwareを書き込む、という手法を使う。
標準のRecoveryにある「Download nb0 from sdcard」では、上記にあげたnb0ファイルは正当なものとして認識してくれなかった。
また、MUCHTEL版のSUT 1.7.4は、FTMモードで書き換えを行うが、SUT1.7.0では、Android OSが起動している状態でないと、ツールが認識してくれなかった。
このため、正常に起動しない状況に陥っている場合は、必ずMUCHTEL A1版に戻す必要がある。

手順3
ROM Managerの動作要件を満たすため、ネットワークにつながる設定(ClockworkMod recoveryとかをダウンロードする)、と、Android Marketの設定(ROM Managerを最新版にして、CM7.1のzipファイルダウンロードを可能とするため)を行う。
後者のAndroid Marketの設定はCM7.1のzipファイルを別途ダウンロードしてくるのであれば、不要。
(2012/01/15の段階では、ここでAndroid Marketの設定を行ってしまうと、正常動作をしない、という事例が確認されています)

手順4
ROM Managerを起動する。

手順5
ROM Managerから、「ClockworkMod Recoveryを導入」を実行。
機種はCommtiva Z71を選択する。

手順6
「ROMをダウンロード」を選択し、
Freeのくくりにある「CyanogenMod」を選択し、「CyanogenMod 7.1.0」を選択して、ダウンロード。
「ROM Pre-Installation(ROMインストール前処理)」では「Wipe Dalvik Cache」のみ選択。

ダウンロードできない場合はCyanogenMod公式のz71用stableページから「update-cm-7.1.0-Z71-signed.zip」をダウンロードし、SDカード内に保存してください。

なお、CyanogenMod 7.1.0ではなく、CyanogenMod 7.1.0を元にさらにカスタマイズを施してある[Rom 2.3.7] CyanogenMod 7 EA v7.2 (zip) でも良い。(個人的にはこっちのカスタマイズ具合の方が好みですが、手順9以降のROM Manager操作が動作しません。その場合、手順Aを行ってください。)
こちらを行う場合はROM Managerで「SDカードからROMをインストール」を選択し、SDCARDにコピーした上記のzipファイルを指定する。

手順7
再起動し、Recoveryモードで自動実行される。
完了すると、再起動する。

起動が完了すると以下の表記でブートしているはず。
モデル番号: Z71
Androidバージョン: 2.3.7
ベースバンドバージョン: MP1_850
カーネルバージョン: 2.6.35.13-Cyanogenmod rmcc@glskard #1
Modバージョン: CyanogenMod-7.1.0-Z71
ビルド番号: GWK74
ClockworkMod Recovery v2.5.1.3
電源投入直後のロゴは、先ほどの状態がそのまま維持される。

CyanogenMod 7 EA v7.2の場合は以下となる。
モデル番号: Boston
Androidバージョン: 2.3.7
ベースバンドバージョン: MP1_850
カーネルバージョン: 2.6.32.9-EA edgar@ubuntu #37
Modバージョン: CM7.1_EAv7.2
ビルド番号: GWK74
ClockworkMod Recovery v4.0.0.8

「フロントパネルのボタン動作がいままでと違う割り当てになる」「カメラが動かない」という問題は直っていない状態。





手順8
CM7.1をMUCHTEL A1用に修正するファイルをSDカードにコピーする。
これに含まれる修正は以下です。
・MUCHTEL A1向け修正kernel
・MUCHTEL A1向け修正libcamera
・CM7 オリジナルのqwerty.klファイル
・日本語フォント(モトヤ)

修正ファイル:update.zip形式のkernel修正+カメラ修正+qwerty.klファイル+日本語フォントをダウンロードする。
修正ファイル(kernel 2.6.32.9タイプ): muchtela1-cm7-custom-afnf2.6.32.9-4.zip
修正ファイル(kernel 2.6.32.9タイプ): muchtela1-cm7-custom-afnf2.6.32.9-9.zip ← 推奨
修正ファイル(kernel 2.6.35.13タイプ):
 ・「Kernel_2.6.35.13-rstream.zip」 ← あまりお薦めしない。ちょっと不安定。テザリング主体の人向け。
修正ファイル(kernel 2.6.35.9タイプ)のファイル群。3ファイル必要
 ・「muchtela1-afnf2.6.32.9-15-libnetutils.zip」(/system/lib/libnetutils.soを置き換え)
 ・「muchtela1-afnf2.6.32.9-23-kernel.zip」(/system/lib/libcamera.soと/system/lib/liboemcamera.soを置き換え)
 ・「updatezip-afnf2.6.32.9-32_signed.zip」(kernelを置き換え)

注1: kernel 2.6.35.9を使う人は、「muchtela1-afnf2.6.32.9-15-libnetutils.zip」→「muchtela1-afnf2.6.32.9-23-kernel.zip」→「updatezip-afnf2.6.32.9-32_signed.zip」の3ファイルをダウンロードし、この順序で、手順9~12(もしくは手順A)を実施してください。
注2: kernel 2.6.35.13を使う人は「muchtela1-afnf2.6.32.9-15-libnetutils.zip」→「muchtela1-afnf2.6.32.9-23-kernel.zip」→「Kernel_2.6.35.13-rstream.zip」の3ファイルをダウンロードし、手順9~12(もしくは手順A)を実施してください。

手順9
手順8でダウンロードしたzipファイルを、/sdcard/にコピーする。

手順10
ROM Managerを起動する。
なお、RecoveryのバージョンがClockworkMod Recovery 2.5.1.3以外である場合、この後の手順が正常動作しません。
手順5と同様に「ClockworkMod Recoveryを導入」から機種は「Commtiva Z71」を選択し、ClockworkMod Recoveryを2.5.1.3にしてから以下の手順を行ってください。
もしくは、手順10~12の代わりに手順Aを行ってください。

手順11
「SDカードからROMをインストール」を選択し、先ほどコピーしたzipファイルを指定する。
「ROM Pre-Installation(ROMインストール前処理)」では「Wipe Dalvik Cache」のみ選択。

手順12
再起動し、Recoveryモードで自動実行される。
完了すると、再起動する。

作業完了後は「カーネルバージョン: 2.6.32.9-EA-rstream-a1 afnf@ubuntu #4」もしくは「カーネルバージョン: 2.6.35.13-osakana osakanataro@blog #3」になる。
(それ以外の情報は、手順7終了時と同じとなる)


手順A
ClockworkMod Recoveryを直接操作して、アップデートzipを適用します。
1. 電源をオフします。
2. 「ボリュームUP」と「シャッターボタン」を押しながら電源を入れ、Recoveryモードに入ります。
3. 「ボリュームUP」をうまく押して「install zip from sdcard」に合わせます。(ボタンを1回押すと2つ進むが、押しっぱなしにすると1つしか進まない)
4. 「シャッターボタン」を押します
5. 「choose zip from sdcard」が選択されていることを確認し、「シャッターボタン」を押します
6. 「ボリュームUP」か「ボリュームDOWN」をうまく操作し、先ほど転送したzipファイルに合わせます。。(ボタンを1回押すと2つ進むが、押しっぱなしにすると1つしか進まない)
7. 「シャッターボタン」を押します
8. 適用が開始されるので、終わるのを待ちます。終わると、再度「choose zip from sdcard」のところになります。
9. 何回かボリュームUPを押していると「Back menu button enabled.」という表示が出ます。
10. でたら、何か当たりさわりがないところを選び「シャッターボタン」を押します。
11. そうすると、「+++++Go Back+++++」という項目が増えるので、そこにカーソルを合わせ、
  最初のメインメニューに戻り、「reboot system now」を選びます
12. 終了

— 以下、資料用 —
【謎端末】Rstream A1【SIMフリー】の247より

247 ◆afnf4199GA sage 2012/01/09(月) 14:04:18.53 ID:+t990E+5
いろいろ進展があったので報告。

EAメンテナのedgar86さんに2.6.32.9-EAのソースを公開してもらったので、
RstreamA1のカメラ修正を適用してビルドした。
http://www.mediafire.com/?21fta5065gf1nja
インストール手順などはreadme.txt参照。

カメラ、wifiはOK。3G未テスト。試してないけど、OCも細かくできる模様。
また3ボタン向けの修正箇所が見つかったので、以前必要だった
qwerty.klの書き換えは必要なくなった。検索キーも正しく動作してる。

CM7.1 EAv7.2でしか動作確認してないけど、オリジナルのCM7.1でも動作すると思う。
何の保障もないが、転んでも泣かない人は試して欲しい。

Rstream A1類似機種海外のフォーラム便り 2012年1月9日号



・CM7 EAで使われているEA Kernel作者から2.6.32.9のカーネルソースが公開される
2.6.35.13だと不安定な点が多かったのですが、安定性に定評がある2.6.32.9のカーネルソースが手に入ったことにより、Rstream A1でのカメラ対応・安定性アップなどの範囲も広がりそうな感じです。

・Aing Dan Segala Tentang Aing: 「ACDC-BackInBlack-MIUI-Look (18/8/2011)」より
MIUI風の見た目のカスタムROM
kernel aosp updated by zhillan」というのがあるらしい。このカーネルの説明書きにおもしろいことが書いてある。

(NOTE: IMPORTANT!! Flash kernel at least 5 hour after you flash the rom! to avoid broken calibration!)

カーネルを書き込んだあと、5時間ぐらい、タッチパネルの動作がおかしいよ、って注意書き。

・タイのAndroidフォーラムdroidsans.comより「รวมผู้ใช้ WellcoM A88
タイ語のWellcoM A88フォーラム。
HTC Sense風の見た目のPJMod’ Rom V.2.0 というのがこのフォーラムのメジャーなものだったようですが、現在は開発が停止しているようです。
フォーラム冒頭に、CPUクロックが480MHzとかあるので、WellcoM A88版というのは、基本クロックは480MHzっぽいです。
ちなみに、このフォーラム、長いページをIE9で見てるとよく表示がおかしくなるのが謎

Andro-ID v2.1
Andro-ID Recoveryというのは見たことあったのですが、上記のPJMod’ Romの元となったというのが同じくHTC Sense風のAndro-IDなようです。
ただ、Andro-ID開発者は、別の機種(Foxconn製FIH-FB0ベースのSamsung GT-5670やZTE N880)にかえて新版v3.xを作成しているようです。

Android Bakpia Kacang Ijo 2.2.3 sense
HTC Sense風のAndroid Bakpia Kacang Ijo 2.2.3
PJMod’ Romからさらに派生したもの。
Android Bakpia Kacang Ijo 2.2.3 Sense update 2と、update2についての追加修正Bugs Fix Android Bakpia Kacang Ijo 2.2.3 Update 2がある。

[Gingerbread 2.3] Release Android Chemplon 2.3.0
で、上記のBakpia Kacang Ijoは2.2.3だったけど、2.3.0にしたのが、Android Chemplonのようだ。

・boston系で動作するSuperAOSPの作者はCMLっぽい
タイのdroidsans.comのフォーラム[Rom 2.3.3] SuperAosp 2.8.6 (BETA) by CMLの説明に「Credit & Download : http://www.movilzona.es/foro/topic4873.html」なんて表記があった。
http://www.movilzona.es/foro/topic4873.htmlは「SuperAosp 8.6-AW para Orange Boston」というスペイン語フォーラムのスレッド。
CMLであるのなら、githubにCML 公開レポジトリあり