LinuxのCDPソフト R1Soft CDP


ProwareのNASについて調べていたら、ProNAS ver 1.3.xのchangelogに面白い記述を見つけた。

ProNAS 1.3.04 Software Release Notes(pdf) より
「NEW: Support CDP」

をや?いつの間に

ProNASのOSイメージをftpより入手してみると・・・どうやら、R1Softのプロダクトを使っている模様

R1Softのページを見てみると、Freetoolとして、Linux Hot Copy(hcp)なんてものも公開している。
ext4はLinux kernelのバグのせいで使えないらしいけど、それ以外であればkernel 2.6環境でオンラインバックアップがとれるらしい。

まぁ、入手は登録制のようですがね。

Double Take以外の選択肢があるってことで、ちょっと気になるところです。

にしても、proNASは元々drbd+Linux LVM+xfsでレプリケーションってやってたんだけど、それの置き換えになるのかなぁ・・・これは・・・
proNAS ver 1.1.0xのころは完成度がひどかったし
(注: proNAS 1.1.x用HW, proNAS 1.2.x用HW, proNAS 1.3.x用HWと全て別系統です)

RAMCloud


現在、目下開発中で、あまり安定していなそうですが、今後期待できそうなものの紹介

・John Ousterhout project: RAMCloud

サーバに搭載されているRAMを利用して、それらを統合し、1つのストレージとして使うためのソフトウェアを開発中。

RAMCloud wiki

RAMCloud Presentationsにある「RAMCloud overview (Feb. 2010)」を見るのがわかりやすいと思う

サーバ間連携はInfiniband。
Cluster Intro より画像引用

現状はgitツリーでの配布のみっぽく、開発対象Ubuntu
ちなみに、General Information for Developersのページには「Debian (and probably Ubuntu)」とあるけど、取得したREADME.txtを見ると「1.1 Pre-requisites (Ubuntu)」とある。(2012/01/06の段階でも)

(2012/01/06 リンク先のページ構成が変わった点を修正)