Covia CP-F03aのランタイムをARTに切り替えてみた(失敗


Android 4.4にアップデートしたCovia CP-F03a。

そういえば、ランタイムをARTにしてみる、ってのをやってなかったな、と思い出したので、切り替えてみた・・・

・・・

Coviaロゴのまま起動してきません。

adb logcatしてみると↓のような感じのdex2oatコマンドのエラーがループしていました。

D/java.hwcomposer( 1475): FBDevice::post called 12 times [12 0 0 0 0 0 0 0]
E/art ( 1476): /system/bin/dex2oat failed: /system/bin/dex2oat –image=/data
/dalvik-cache/system@framework@boot.art –runtime-arg -Xms64m –runtime-arg -Xmx
64m –dex-file=/system/framework/core-libart.jar –dex-file=/system/framework/co
nscrypt.jar –dex-file=/system/framework/okhttp.jar –dex-file=/system/framework
/core-junit.jar –dex-file=/system/framework/bouncycastle.jar –dex-file=/system
/framework/ext.jar –dex-file=/system/framework/framework.jar –dex-file=/system
/framework/framework2.jar –dex-file=/system/framework/telephony-common.jar –de
x-file=/system/framework/voip-common.jar –dex-file=/system/framework/mms-common
.jar –dex-file=/system/framework/android.policy.jar –dex-file=/system/framewor
k/services.jar –dex-file=/system/framework/apache-xml.jar –dex-file=/system/fr
amework/webviewchromium.jar –oat-file=/data/dalvik-cache/system@framework@boot.
oat –base=0x60000000 –image-classes-zip=/system/framework/framework.jar –imag
e-classes=preloaded-classes
F/art ( 1476): art/runtime/gc/space/image_space.cc:148] Check failed: Genera
teImage(image_file_name) Failed to generate image: /data/dalvik-cache/system@fra
mework@boot.art
F/art ( 1476): art/runtime/runtime.cc:203] Runtime aborting…
F/art ( 1476): art/runtime/runtime.cc:203] (Aborting thread was not attached
to runtime!)
F/art ( 1476): art/runtime/runtime.cc:203] Dumping all threads without appro
priate locks held: thread list lock mutator lock
F/art ( 1476): art/runtime/runtime.cc:203] All threads:
F/art ( 1476): art/runtime/runtime.cc:203] DALVIK THREADS (0):
F/art ( 1476): art/runtime/runtime.cc:203]
F/libc ( 1476): Fatal signal 6 (SIGABRT) at 0x000005c4 (code=-6), thread 1476
(zygote)
I/DEBUG ( 1472): *** *** *** *** *** *** *** *** *** *** *** *** *** *** *** *
**
I/DEBUG ( 1472): Build fingerprint: ‘BRCM/java_c_edn000_4Gb/java_c_edn000_4Gb:
4.4.2/KOT49H/539ABBBA:user/release-keys’
I/DEBUG ( 1472): Revision: ‘0’
I/DEBUG ( 1472): pid: 1476, tid: 1476, name: zygote >>> zygote <<< I/DEBUG ( 1472): signal 6 (SIGABRT), code -6 (SI_TKILL), fault addr -------- D/BootAnimation( 1736): movie(), j=0, 3, 79

現状、このCP-F03aは、初期化しても問題ない状態なので、さっさと初期化 

「adb reboot recovery」でRecoveryに入ってfactory reset!

で・・・正常起動後、再チャレンジするも、やっぱりロゴから先に進まない。

現状のCP-F03a用のAndroidでは、ARTランタイムは動かないようです。

あと、選択してしまったら、戻す方法はfactory resetのみのようです。 factory resetは、バッテリーを抜いて電源を切ったあと、 ボリュームUPボタンを押しながら、電源入れると Recoveryモードになるので、そこでfactory resetを選べばokです。


2014/07/02 追記

covia側でも、この件は把握済みとのこと。
オプション機能なので、対応は後回しだそうで。

Covia CP-F03aにAndroid 4.4アップデータ正式版を入れた



Covia CP-F03a用のAndroid 4.4(KitKat)アップデータが正式リリースされたので、早速導入した。

2014.6.23 CP-F03a Android 4.4 (KitKat)対応ファームウェアリリース開始のお知らせ

firmwareの日付を見ると、事前にFacebookページにて公開されていたAndroid 4.4(KitKat)アップデータ 試用版3、相当である模様。

Android 4.2から4.4へのアップデート時に、初期化が必須、という点は変わらないようです。
(Android 4.4試用版からはデータそのままのアップデートが可能)

とりあえず、いつも使うソフトウェア群に関しては特に問題なく動いてる感じです。
電波感度に関しては、以前より、マシになっている・・・ような気がします。

電池消費量に関しては、相変わらず、良くはない、ですね。
8:10に充電器から外して、そこから大して使ってないのに、13:00には16%に到達していましたから・・・
(ちなみに、ほぼ同一条件でJIAYU F1を使っていて、14:30の時点で83%です)

ここ、なんとかなんないですかねぇ・・・・

Covia CP-F03aのAndroid 4.4試用版リリース2



6月5日に「CP-F03a Android4.4(KitKat)評価版リリース2のお知らせ」ということで、Covia CP-F03a向けにAndroid 4.4β版の第2弾が出た。

(前回の記事:Covia CP-F03aにAndroid 4.4の試用版が提供開始)

うちの場合、評価版リリース1からリリース2へのアップデートとなります。

宣伝?PDA工房ってところからCP-F03a用の液晶保護シートが発売されたようで。

数日使ってみた感想

・評価版リリース1からリリース2へのアップデート時は初期化されない
データは残ったままアップデートできました。

・twicca,コロプラなど地図のパーミッション関連で動かなかったものは動くようになる
twicca,コロプラ,マクドナルドなど、/system/etc/parmissonsやframeworksに置くべきgoogle map関連ファイルが足らなかったせいで動かなかったアプリが動くようになった。

・root化は失敗
いまんとこ、まだ成功しません。

このため、旧環境からのアプリ設定の移行には、「Helium – App Sync and Backup」を使っています。
これは、Windows/Mac環境に「Helium Desktop」というサポートソフトウェアを入れて使う、設定のバックアップ・リストアソフトです。
Windows DriversはADB接続設定を行うためのドライバなので、ADB接続設定を行ってる人は不要なものになります。
ちなみに、Helium Desktopアプリ自体も、中でやってることはADB経由でコマンドを実行しているだけなので、「Linux (shell script + adb)」の中にあるrun.shの内容に相当する操作をADBコマンドで実行すれば代替できます。

・ホームアプリの切り替え?
アプリ一覧を見ても、ホームアプリのデフォルトとして設定されているものがよく分からない・・・どれだ・・・

・FOMAプラスエリアの扱いかたが若干改善?
Band1基地局(2100MHz)と、FOMAプラスエリア基地局との境界線上にあるようなところに入ると、アンテナは立っているものの、3分ぐらい通信が全然できない、という状況に良くなっていました。
その状況が若干改善しているような感じです。(状況の陥る回数が減ったような気がする)
実質はどうなのかな?とは思いますけどね。

あと、最近、判明したんですが、Ankerの40W 5ポートUSB充電器でCP-F03aの充電が行えないんですよね・・・(Android 4.2, 4.4のどちらでも)

同じものを使って、JIAYU F1, freetel FT132A, Tooky T1982, Kindle Fire, EM01F, CP-D02は充電出来てるんですけどね・・・謎です。

Covia CP-F03aにAndroid 4.4の試用版が提供開始



CoviaのAndroidスマートフォンCP-F03aにAndroid 4.4の試用版が提供開始された。

上記にあるように詳しい情報はFacebookに書かれている。

で・・・早速アップデートしたんですが、注意点がいくつか

・データは必ず消えます!
 手順に「初期化」を行う、というものがあるので、行わなければアプリ情報とか
 そのままアップデートできるかな?と思ってやってみましたが、初期化されました。
 (SDカードの中とかは残る)

・動かないアプリがちらほら
 twicca, コロプラ, マクドナルドが非対応でした。
 おそらく、/system/etc/permissons/ディレクトリにcom.google.android.maps.xmlがないから
 なのではないかと想定。

・root化は失敗
 Android 4.2の時に使ったROOT大师では失敗しました。
 PC版と、Android単体版の両方を試しましたがどちらも失敗です。

・ホームアプリが切り替えられない
 標準のホームアプリから他のものにしようとしてるのですが、切り替えができません。
 設定画面にホームという項目が現れませんし・・・

ちょっと前途多難気味な出発です。

さて、どうなりますことやらね

freetelの新機種 Priori / Nico / LTE XE について



まさか、freetelから一挙5種類もの新機種発表があるとは思わなかった・・・

とりあえず、ある程度正体が見えた3機種について・・・

・freetel Priori(プリオリ)
基本、旧機種のfreetel FT132Aのカラーバリエーションモデルっぽい。
製品型番が「FT132A_Pr_??」となっている。
Socは、Spreadtrum SC7710で、RAM 512MB&HVGA(480×320)という若干残念な仕様があるものの、価格が9800円とプライスダウン
Android OSのバージョンを上げてくるかなぁ?と思ったけど、さすがにこのスペックだと、Android 4.1.2のままにしたようだ。

・freetel Nico(ニコ)
「CPU クアッドコアプロセッサ 1.2GHz」で「Android 4.4」&「NFC対応」となると、おそらくはBroadcom BCM23550採用の端末だと思われる。
(同じチップ採用のcoviaのCP-F03aへのAndroid 4.4提供開始が近日中らしい)

ほぼ同価格帯のCP-F03aがRAM 512MB、というところに、RAM 1GBなので、微妙に勝っている感じ。
いま出てる写真の通りだとすると、インドの「Xolo Q1000 Opus」によく似てる気がする。
Q1000 Opusには、2014/5/5にAndroid 4.4へのアップデータが出てる。

・freetel LTE XM
「CPU クアッドコアプロセッサ 1.2GHz」で「Android 4.4」&「NFC対応」。
特徴はかなりNicoと似ている。

BroadcomのSoCで探すと、2コアの「M320 Low-Power LTE Processors for Affordable Smartphones」というのが出てくる。
4コアのものを探すと、プレスリリース(Broadcom Announces New Turnkey LTE Platform Targeting the Growing Sub $300 Smartphone Market)の中に「M320とピン互換ありで4コアのM340が2014年Q1に登場予定」と書いてある。
なので、こいつを採用している可能性が高いんじゃないかと妄想中。
果たして、真実は如何に!?

(2014/06/04追記)
プラスワンの増田さん曰く、Qualcomm系を使用している、とのこと。
ということは、MSM8928か8926あたりでしょうかね?

・freetel Simple
根拠はないけど、Spreadmtrum SC7701B採用の端末だったりしてー、ぐらいのことを考え中。
(SC7701Bについての過去記事 2013/08/07:TD-SCDMA向けチップを製造しているSpreadtrum社がWCDMAに進出!第1弾はフィーチャーフォン向けSC7701B)

@IT掲載の記事「脱「1億総縛り」を目指すスマホメーカー」に、「現在、4名の社員とスプレッドトラムから派遣された2名の技術スタッフで業務を回している。」なんて記述があったりしますしね。