pcsensor-1.0.2 for TEMPerV1.2 with multi device support

USB温度計 TEMPer V1.2向けの温度計測ソフトウェアpcsensorを、自分の使い道にあうように改造しました。

http://blog.osakana.net/sw/pcsensor/pcsensor-1.0.2.tar.gz

元となったプログラムは以下の2つ。
・Juan Carlos Perezさん製作: http://www.isp-sl.com/pcsensor-1.0.1.tgz
・Momtchil Momtchevさん製作: pcsensor-1.0.0-multi.tgz (Juanさんのpcsensor-0.0.1.tgzを元にしている)からマルチデバイスサポートのやり方

追加した機能
・マルチデバイス時にデバイス名を出力するオプション “-d”

# ./pcsensor -d
2013/01/20 14:42:13 Bus 002 Device 003 Temperature 88.47F 31.38C
2013/01/20 14:42:13 Bus 003 Device 003 Temperature 74.30F 23.50C
#

・接続されているTEMPerのリスト表示 “-D”

# ./pcsensor -D
0 is Bus 002 Device 003
1 is Bus 003 Device 003
#

・接続されているTEMPerの個別表示 “-D番号”

# ./pcsensor -D0
2013/01/20 14:43:48 Temperature 88.47F 31.38C
# ./pcsensor -D1
2013/01/20 14:44:16 Temperature 74.30F 23.50C
#

・摂氏/華氏表示の同時指定を可能にした

# ./pcsensor -c
2013/01/20 14:44:49 Temperature 31.38C
2013/01/20 14:44:49 Temperature 23.50C
# ./pcsensor -f
2013/01/20 14:44:53 Temperature 88.47F
2013/01/20 14:44:53 Temperature 74.30F
# ./pcsensor -f -c
2013/01/20 14:45:02 Temperature 88.47F 31.38C
2013/01/20 14:45:02 Temperature 74.30F 23.50C
#

Android上で効率的にサーバ側に問い合わせる通信をおこなうには?

ドコモから日本語の資料が出てきたので、それ以前に公開されていたソニーの資料と併せてメモ書き。

Androidアプリ作成ガイドライン ~効率的な通信制御に向けて~

Androidにおいて、ネットワークを使って定期的に外部サーバから情報を取得する場合に、どのような実装を取るべきか、という点を日本語で解説。

このドコモの資料は、下記2記事の内容を含んだ、よい日本語の資料では無いかと思われる。

・SONY Developer world:「Reducing power consumption of connected apps」(2010/08/23)

アプリで情報を取得しにいくタイミングを合わせましょう、という記事。
ドコモ資料の「3.2. 1携帯電話あたりの通信回数を減らす手法」に相当する内容。
SONYのでは「AlarmManager.RTCを使え、 AlarmManager.RTC_WAKEUPは使うな」とある。
(ドコモのでは「AlarmManager.ELAPSED_REALTIMEを使うことを推奨」)

Web上には細かい処理までは書かれていないため、サンプルソースをダウンロードしてから、ソースを見つつ確認のこと。

・Ericsson Lab: ネタ元blog記事消滅?
sladeshareに講演で使用したスライドがある:「Understanding Smartphone Traffic – DroidCon 2010」(2010/10/28)

こちらは、無線通信側から見た資料。
ドコモ資料の「2章 モバイルネットワーク概要」あたりの話。


・SONY Developer world:「Android Application Coding Guidelines – Power Save」(2010/04/19)
これは、今回の件にはあまり関係ないけれども、wakelockの使い方について、良い例/悪い例を挙げている。
Ericsson Labの資料で触れられていたので紹介。

perl CGI.pm 渡される引数の取り扱い

perlでCGI.pmを使ってCGIを作る際の話。
・CGIに渡されたパラメータは、別のサーバに対してのコンテンツ取得に使用する
・渡されるパラメータが何がどれくらいあるのかが特定できない
・こちらの内部管理用で不要なパラメータとして特定の文字列があるが、それは引き渡さない

こんな条件がある時に、どーやって、パラメータを取得するか、というところ。

use CGI;
my $q = new CGI;
# 不要なパラメータを消去
$q->delete('sessionid');
# 残ったパラメータを表示
foreach my $name ($q->param) {
    # $nameが持っている値が複数の場合もあるため
    # @_=$q->param($name)に格納して
    # それをforeachする
    foreach my $value ($q->param($name)){
        print "$name=$value <br>\n";
    }
}

perl LWPを使ってcookie必須のページへのPOSTアクセス

うちで主に携帯向けとして提供しているゲームコンテンツのゲートウェイサービスは、内部でHTTP::Liteを使用して、オフィシャルのコンテンツを取りに行っている。

いままでは、それで問題なく利用できていたのだが、今回の動作状況見直しの際に、1点問題となる場面が見つかった。

それは、以下の様に同じ名前のパラメータで値が異なるものを送らなければならないことがある、ということ。

&lt;input type="text" name="param" value="value1">
&lt;input type="text" name="param" value="value2">

HTTP::Liteは、POSTアクセス時のコンテンツのペイロードに連想配列を使うため、同じ名前のものを複数送ることができない。

そんなわけで、LWPを使うように仕様変更を試みた。


HTTP::Liteを使用するもの

use HTTP::Lite;
$http = new HTTP::Lite;
$url="http://~";
$http->add_req_header("Cookie", "cookiename=$cookie");
%vars = ( "param" =>; "value1");
$http->prepare_post(\%vars);
$req = $http->request("$url")
    or $flagerr=1;
$contents=$http->body;

LWP使用に変更したもの

use LWP::UserAgent;
use HTTP::Headers;
use HTTP::Request;
$lwpua = LWP::UserAgent->new;
$url="http://~";
$lwpreq = HTTP::Request->new(POST => $url);
$lwpreq->content_type('application/x-www-form-urlencoded');
$lwpreq->header("Cookie"=>"cookiename=$cookie");
$lwpreq->content("param=value1&amp;param=value2");
$lwpres= $lwpua->request($lwpreq);
$contents=$lwpres->as_string;

細かい点はいくつかあるものの、こんな感じで移行はできた。

失敗した点

最初「$lwpreq = HTTP::Request->new(POST => $url);」を「$lwpreq = HTTP::Request->new(POST => ‘$url’);」としていた。
この場合、「400 URL must be absolute」というエラーメッセージが出力されていた。
$urlにつけていたシングルクォーテーションを外したところ、正常動作した。

参考にしたLWP cookbookのサンプルは固定URLであるので、シングルクォーテーションで良いが、変数を使う場合にシングルクォーテーションを使うと駄目、という基本を忘れていたために食らいました。

もう1点、サーバに対して、Cookieの値を送る方法がよくわからなかった。
HTTP::Liteの時の例とかを考え、headerにCookieという名前で値を追加すればいい、と思い当たったので、それでやってみたところ、期待通りに動作した。

Kik Messengerの賞金付きアプリコンテストかぁ

Kik MessengerというiPhoneでも使えるメッセンジャーアプリがあるようですが、アプリ連携のSDKをリリースして、記念のアプリコンテストをやるんだそうな。
賞は3つあり、それぞれ選ばれたアプリの人に$5000が贈られるとか。

詳しくはThe Kik API Pioneers Awardsを参照のこと。

で、このKik Messengerとのアプリ連携、というのがどんな感じ、というのは、The Kik API Betaの解説内でyoutube動画で説明されてます。

アプリのネタとか、思いつくものがないけど、ちょっと興味深い感じかなぁ

動画デモの内容的にはNintendo DSのピクトチャットを思わせるあたりが^^;;;