Zwatchの天気情報の日本語化とYahoo Weather RSS Feedの日本語表記


ZWatchの天気情報は、アメリカのYahooが提供する「Yahoo Weather RSS Feed」を使用して取得しています。
日本の都市もいくつか登録されています。
パソコンから確認するにはhttp://weather.yahoo.com/にアクセスすると良いでしょう。

ただ、英語表記の天気だとどうにもわかりにくいです。
それなりに日本語にしてみました。

10年ぐらい前にやったMiranda ICQのYahoo Weather pluginの翻訳例が流用できないかなぁ、と期待したんですが、確認してみると、当時と表記が全然違う模様。
ニュアンスはコレでいいんだろうか?とか悩む点がいろいろありますが、訳してみました。

zwatch010

手法は/system/app/IndroidWeather.apkをapktoolでばらしてres/value-jaを作成して、再構成、というもの。

できあがったものはこちら→「v2.2のIndroidWeather.apkを元にした改造版
 (v2.3のIndroidWeather.apkを元にした改造版)

インストール手法
1. MoreLocale2を入手
 上記URLでapkファイルが配布されています
2. MoreLocale2をZwatchにインストール
 手法は問いません
3. Zwatch上でMoreLocale2を起動し、「ja_JP」に設定
zwatch002
zwatch004
 コレにより時計盤の曜日表示が日本語になります(英語のままの時計盤もあります)
4. IndroidWeather-mod.apkをZwatchの/sdcard/に転送
5. Zwatchにadb接続し、rootユーザになる
6. Zwatchの/systemをread/write可能に設定
7. /system/app/IndroidWeather.apkを置き換える
 「cp」は無いので「busybox cp」を使う
8. /system/app/IndroidWeather.apkのパーミッションを755にする
9. 再起動(必須
10. 「天気」の設定画面から「都市の選択」し「Japan」→各都道府県を選択
zwatch005
zwatch006
zwatch007
zwatch008
zwatch009

再起動しないと、時計内の天気表示がうまくいかないようです。
上記の手順で分からない人は対象にしていません。

ちなみに、天気の翻訳は以下の様に対応付けてます。
「Yahoo Weather RSS Feed」の日本語翻訳例が見当たらなかったので掲載しときます。

0	tornado                 暴風
1	tropical storm          熱帯系風雨
2	hurricane               台風
3	severe thunderstorms    酷い雷雨
4	thunderstorms           雷雨
5	mixed rain and snow     雨/雪
6	mixed rain and sleet    雨/みぞれ
7	mixed snow and sleet    みぞれ/雪
8	freezing drizzle        氷混じりの霧雨
9	drizzle                 霧雨
10	freezing rain           凍るぐらいに寒い
11	showers                 にわか雨
12	showers                 にわか雨
13	snow flurries           しゅう雪
14	light snow showers      にわか雪
15	blowing snow            地吹雪
16	snow                    雪
17	hail                    雹(ひょう)
18	sleet                   みぞれ
19	dust                    砂塵
20	foggy                   霧
21	haze                    薄霧
22	smoky                   黒霧
23	blustery                快晴
24	windy                   快晴
25	cold                    寒い
26	cloudy                  曇り
27	mostly cloudy (night)   おおむね曇り(夜)
28	mostly cloudy (day)     おおむね曇り(昼)
29	partly cloudy (night)   所により曇り(夜)
30	partly cloudy (day)     所により曇り(昼)
31	clear (night)           雲が無い(夜)
32	sunny                   雲が無い(昼)
33	fair (night)            晴れ(夜)
34	fair (day)              晴れ(昼)
35	mixed rain and hail     雨/雹(ひょう)
36	hot                     暑い
37	isolated thunderstorms  所により雷
38	scattered thunderstorms 散発的な雷
39	scattered thunderstorms 散発的な雷
40	scattered showers       散発的な雨
41	heavy snow              大雪
42	scattered snow showers  散発的な にわか雪
43	heavy snow              大雪
44	partly cloudy           所により曇り
45	thundershowers          雷雨
46	snow showers            にわか雪
47	isolated thundershowers 所により雷雨

WebminのapsupsdモジュールをRHEL/CentOS6対応にしてみた


RHEL/CentOS 6.4にて、Webminを使って管理をおこなおうとしている。

サーバはapcupsdを使って停電対策をとることにした。
apcupsdの中には、WebでUPSの状態を確認できるようにcgiが添付されている。
これをWebminに組み込めないか確認した。

公式サイトでは「http://download.webmin.com/download/modules/apcupsd-0.81-2.wbm.gz」にそれっぽいものがある。

とりあえず、これを使ってみたところ、以下の問題点があった。

・cgiのパスが、apcupsd-0.81-2.wbm.gzの標準設定では/etc/apcupsd/
・WebminでUPSステータスを見ると、ヘッダが見える形で表示されてしまう。

これをとりあえず解消したものを作成した。

http://blog.osakana.net/sw/apcupsd/apcupsd-mod4.wbm.gz

githubメモ帳


githubの使い方を忘れてしまうので、メモ。

・githubに自分のssh keyを登録する
ssh-keygenでキーを作る
githubのwebでssh key(id_rsa.pub)を登録

・githubから最初に持ってくる

$ git clone git@github.com:自分のユーザ名/~.git

・githubから2回目以降持ってくる

$ git pull git@github.com:osakanataro/Superuser.git

・githubへ上げる

$ git push git@github.com:自分のユーザ名/~.git

・fork元から持ってくる
$ git pull git@github.com:元/元~.gif

詳細は、hnwの日記「GitHubへpull requestする際のベストプラクティス」を参照。

pcsensor-1.0.2 for TEMPerV1.2 with multi device support


USB温度計 TEMPer V1.2向けの温度計測ソフトウェアpcsensorを、自分の使い道にあうように改造しました。

http://blog.osakana.net/sw/pcsensor/pcsensor-1.0.2.tar.gz

元となったプログラムは以下の2つ。
・Juan Carlos Perezさん製作: http://www.isp-sl.com/pcsensor-1.0.1.tgz
・Momtchil Momtchevさん製作: pcsensor-1.0.0-multi.tgz (Juanさんのpcsensor-0.0.1.tgzを元にしている)からマルチデバイスサポートのやり方

追加した機能
・マルチデバイス時にデバイス名を出力するオプション “-d”

# ./pcsensor -d
2013/01/20 14:42:13 Bus 002 Device 003 Temperature 88.47F 31.38C
2013/01/20 14:42:13 Bus 003 Device 003 Temperature 74.30F 23.50C
#

・接続されているTEMPerのリスト表示 “-D”

# ./pcsensor -D
0 is Bus 002 Device 003
1 is Bus 003 Device 003
#

・接続されているTEMPerの個別表示 “-D番号”

# ./pcsensor -D0
2013/01/20 14:43:48 Temperature 88.47F 31.38C
# ./pcsensor -D1
2013/01/20 14:44:16 Temperature 74.30F 23.50C
#

・摂氏/華氏表示の同時指定を可能にした

# ./pcsensor -c
2013/01/20 14:44:49 Temperature 31.38C
2013/01/20 14:44:49 Temperature 23.50C
# ./pcsensor -f
2013/01/20 14:44:53 Temperature 88.47F
2013/01/20 14:44:53 Temperature 74.30F
# ./pcsensor -f -c
2013/01/20 14:45:02 Temperature 88.47F 31.38C
2013/01/20 14:45:02 Temperature 74.30F 23.50C
#

Android上で効率的にサーバ側に問い合わせる通信をおこなうには?


ドコモから日本語の資料が出てきたので、それ以前に公開されていたソニーの資料と併せてメモ書き。

Androidアプリ作成ガイドライン ~効率的な通信制御に向けて~

Androidにおいて、ネットワークを使って定期的に外部サーバから情報を取得する場合に、どのような実装を取るべきか、という点を日本語で解説。

このドコモの資料は、下記2記事の内容を含んだ、よい日本語の資料では無いかと思われる。

・SONY Developer world:「Reducing power consumption of connected apps」(2010/08/23)

アプリで情報を取得しにいくタイミングを合わせましょう、という記事。
ドコモ資料の「3.2. 1携帯電話あたりの通信回数を減らす手法」に相当する内容。
SONYのでは「AlarmManager.RTCを使え、 AlarmManager.RTC_WAKEUPは使うな」とある。
(ドコモのでは「AlarmManager.ELAPSED_REALTIMEを使うことを推奨」)

Web上には細かい処理までは書かれていないため、サンプルソースをダウンロードしてから、ソースを見つつ確認のこと。

・Ericsson Lab: ネタ元blog記事消滅?
sladeshareに講演で使用したスライドがある:「Understanding Smartphone Traffic – DroidCon 2010」(2010/10/28)

こちらは、無線通信側から見た資料。
ドコモ資料の「2章 モバイルネットワーク概要」あたりの話。


・SONY Developer world:「Android Application Coding Guidelines – Power Save」(2010/04/19)
これは、今回の件にはあまり関係ないけれども、wakelockの使い方について、良い例/悪い例を挙げている。
Ericsson Labの資料で触れられていたので紹介。