pcsensor-1.0.3 for TEMPerV1.2/TEMPerV2 with multi device and multi sensor support


昨日、TEMPerV2を使っているユーザから、「githubであなたが改造したpcsensorに対してTERMPerV2対応を加えたものを公開してる人がいる」、ということを教えてもらった。

修正版:https://github.com/waja/pcsensors/blob/master/debian/patches/multiple_temerature_readings

ソースをみてもどういう修正なのかがわからなかったので、教えてくれた人に尋ねた。
TEMPerV2は、温度センサーを2つ持っているが、pcsensor.cの1.0.2では、1つ目の温度センサーの情報しか取得できない。
2つ目の温度センサーからも温度が取得できるようにした修正であるとのこと。

というわけで、自分のところのソース修正を開始

・センサーが2個である、という決め打ち修正はよくないのでMAX_SENSORで定義し
 それ以上の個数がある場合でも容易に対応ができるように変更
・センサーが1個しかないTEMPerV1.2で、2個分取得しようとすると異常な値になるので
 waja’s pcsensor.cの修正だけでは駄目なので、修正

修正したものを「https://github.com/osakanataro/pcsensor」にて公開しました。

また、「http://blog.osakana.net/sw/pcsensor/pcsensor-1.0.3.tar.gz」にtar.gzを置いています。

・マルチデバイス時にデバイス名を出力するオプション “-d”

# ./pcsensor -d
2014/07/11 10:42:13 Bus 002 Device 003 Temperature0 88.47F 31.38C
2014/07/11 10:42:13 Bus 003 Device 003 Temperature0 74.30F 23.50C
#

・接続されているTEMPerのリスト表示 “-D”

# ./pcsensor -D
0 is Bus 002 Device 003
1 is Bus 003 Device 003
#

・接続されているTEMPerの個別表示 “-D番号”

# ./pcsensor -D0
2014/07/11 10:43:48 Temperature0 88.47F 31.38C
# ./pcsensor -D1
2014/07/11 10:44:16 Temperature0 74.30F 23.50C
#

・摂氏/華氏表示の同時指定を可能にした

# ./pcsensor -c
2014/07/11 10:44:49 Temperature0 31.38C
2014/07/11 10:44:49 Temperature0 23.50C
# ./pcsensor -f
2014/07/11 10:44:53 Temperature0 88.47F
2014/07/11 10:44:53 Temperature0 74.30F
# ./pcsensor -f -c
2014/07/11 10:45:02 Temperature0 88.47F 31.38C
2014/07/11 10:45:02 Temperature0 74.30F 23.50C
#

・1つのデバイスに2個の温度センサーがついている場合

# ./pcsensor -c -n2
2014/07/11 10:44:49 Temperature0 31.38C
2014/07/11 10:44:49 Temperature1 23.50C
#

なお、センサーが1つしかないもので、-n2指定すると以下の様な異常値になります。

# ./pcsensor -c -n2
2014/07/11 11:09:41 Temperature0 214.60F 101.45C
2014/07/11 11:09:41 Temperature1 32.00F 0.00C
#

Windowsバッチファイルでping応答の違いで動作をかえる


Windowsバッチファイルで、指定IPアドレスから応答がなくなったら次の作業を実施する、という処理をやりたかったので作った。

普通にping実行時のERRORLEVELを見ればいいか、と思っていたが、試験した環境では応答があってもなくてもERRORLEVEL0だったので判別ができなかった・・・

調べたところ「otnx.jpのコマンド別/ping」に調査した結果と回避方法があったのでそれを使った。

ちなみにotnx.jpではfindで「bytes=32」を引っかけていたが、日本語環境だと「 バイト数 =32」になってしまう。しかし、バッチには日本語文字列を書きたくなかったので、その後ろにある「ms TTL=」の方を引っかけるようにした。

・停止待ちバッチファイル

応答がなかったら終了。
応答があったら3回繰り返す

@echo off

set COUNT=0

:error
set /a COUNT=COUNT+1
echo %COUNT%
if "%COUNT%" == "3" goto errorout
ping -n 1 IPアドレス | find "ms TTL=" > NUL
if ERRORLEVEL 1 goto notrespond
timeout /t 5  > nul
goto error

:notrespond
echo host stopped
goto end

:errorout
echo host not stop

:end

・起動待ちバッチファイル

ping応答があるまで待機する
3回繰り返してもping応答がなければ諦める

@echo off

set COUNT=0

:error
set /a COUNT=COUNT+1
if "%COUNT%" == "3" goto errorout
ping -n 1 IPアドレス | find "ms TTL=" > NUL
if ERRORLEVEL 1 goto error

echo host working
goto end

:errorout
echo host not working

:end

Windows上でperlを使って日本語ファイル名を操作する(メモ



slashdot.jpの「Perlはゾンビだ」に、日本語Windows環境において、perlを使って日本語ファイル名を操作する時の注意点がまとめられていたので、引用&備忘録化。

過去にperlスクリプトを作る際、ファイル内に書かれた日本語の操作に関することはWindows/Linuxで動作が共通化できたものの、「日本語ファイル名の取り扱い」について、Windows上での動作がいまいち分からず、面倒になり、NASに該当ファイル群を置き、Linuxで処理する、ということをしたことがある。

その時に受けた感じからすると、以下の解説は非常に納得がいくモノだった。

Anonymous Coward の書き込み (#2628619) 」より

コマンドラインからの引数取得とかファイル操作とかのたびに
@ARGV = map { decode(‘cp932’, $_) } @ARGV; とか
open my $fh, ”, encode(‘cp932’, $filename) or die $!; とか
@files = map { decode(‘cp932’, $_) } readdir($d); とか
if (-f encode(‘cp932’, $filename)) とか
mkdir encode(‘cp932’, $filename); とかソース全体にわたって書かなければならないこと。

これが面倒だと思わない奴はWindows上でPerlを本気で使ったことがないとしか思えない。少なくとも小飼弾はMac使っているようだし。つーか面倒だと思わないならそもそもどうして開祖が「怠惰はプログラマの美徳」とか言ってる言語なんか使ってるの?

56億7千万歩ほど譲ってこれは面倒ではないということにしても、Windows以外の環境への移植性がまったくない。Windows上でシステムロケールを変えただけで動作がおかしくなる。当然どんな環境で動くかわからないモジュール内では使えない。
まあいちおうこれには対処の方法があって、
use Encode::Locale;
@ARGV = map { decode(locale, $_) } @ARGV; とか
open my $fh, ”, encode(locale_fs, $filename) or die $!; とか
@files = map { decode(locale_fs, $_) } readdir($d); とか
if (-f encode(locale_fs, $filename)) とか
mkdir encode(locale_fs, $filename); とかさらに呪文を積み増しすればいいらしい。
MacやLinuxでこんなことわざわざしてる奴いないと思うけど。つーか忘れてもたいてい問題なく動くからWindows以外の環境で正しく書くのが超困難。だから結局Windowsに移植する奴が貧乏クジを引かされる。Windows上ですら、localeとlocal_fsが違う環境があるというバグを知らずに踏んでも気づかない。

しかし実はEncode::Locale;使ってもまだ不十分で、システムロケール(日本語版ならシフトJIS)で表せない文字を含んだファイル名が扱えない。いちおうWin32::Unicode::Fileというモジュールがあるようだが、ファイル読み書きをモジュール内で独自に行なっているので信じられないほど遅くて捨てた。Win32::Longnameというモジュールがちょっとはマシなようだが、どちらにしてもまたも移植性がなくなる。

自分で書くコードは上記の面倒じゃないことにした書き換えを「するだけで」済むとしても、File::compareのような超基本的モジュールすらいまだに非対応。

Perlでこのへんが改善される見込みはまったくなさそうなので、自分はPythonの勉強を始めた。

そして、(#2630401) より

> ・PerlをUTF-8ベース(CP65001)でPerlを動かす
> ことだと思います。

Console CPはファイル名で使われるコードページにはまったく影響を与えない。Encode::Localeでもlocale_fsとconsole_inとconsole_outが別々に定義されている(そう、APIレベルではコンソール入力と出力さえ異なる可能性がある)。Perlの仕様をまともにするためにあなたのような知ったかぶりバカをマサカリで殴って回るよりコストがかからないに違いないからPythonの勉強を始めたの。

> 普通のコマンドプロンプト(SJIS)ベースでは不可能。

Windowsにはコンソール入出力にもワイド文字APIがあり、それを使えば可能(リダイレクトやパイプが絡むとこっちの都合だけでエンコーディングを決められないけどそれはCygwinでも同じだし)。もちろん今あるPerlでは不可能だがそれは実装の手抜きにすぎない。そもそもCygwinはどうやってUTF-8文字を受け付けるコンソールを実現してると思ってるの?

> ・UTF-8 な cygwin の環境を構築し、その上で Perl を使う

Cygwinはパスの扱いが特殊すぎて、結局普通のアプリとパス名をやりとりする際にパスの変換/逆変換が必要なので、面倒だとか移植性ゼロだとかいう問題は何も解決しない。Perlがmsvcrt使うのやめて、UTF-8←→UTF-16LE変換を行ってワイド文字API呼び出して、Encode::LocaleはあたかもロケールがUTF-8であるかのようにふるまってくれるのが一番いいのだが、それを実現するために投入するコストを考えるとすでにまともな処理している言語の乗り換えにコストを振り向けたほうがどう考えても省エネ。

> ・@ARGVやファイル名を、スクリプト本体内のデータ処理と混ぜない

それを面倒と思わないなら以下略

MySQLとpostgresqlでのレプリケーション動作検証時使用perlスクリプト


MySQLのレプリケーション機能を使うとどのような動きをするのかを確認中。

テストデータのインサートと確認を行うためのスクリプトを作成した。

標準で用意されているデータベース「test」内にテーブル「testtable」を作成して、そこにデータを投入することにした。

# mysql -u root
mysql> use test;
mysql> create table testtable (
	id int(20) not null auto_increment,
	name char(100) default '' not null,
	text char(255) default '',
	primary key (id)
);
mysql> grant all on test.* to テストユーザ名@ホスト名 identified by 'パスワード';
mysql>

スクリプトはperl。
perl-DBD-MySQLパッケージをインストールしておくこと。

#!/usr/bin/perl

use DBI;

my $mysqluser="MySQL内のユーザ名";
my $mysqlpassword="パスワード";
my $masterserver="マスタサーバ名";
my $slaveserver="スレーブサーバ名";
my $dbname="test";
my $tablename="testtable";
$max=5;

sub getselect{
	my($server,$user,$password,$dbname,$tablename)=@_;
	my $db=DBI->connect("DBI:mysql:$dbname:$server",$user,$password);
	my $sth=$db->prepare("select id,name,text from $tablename order by id desc");
	$sth->execute;
	print "\tname\ttext\n";
	my $count=$max;
	for(my $i=0; $i<$sth->rows; $i++){
		my @tmp=$sth->fetchrow_array;
		if($count>0){
			print $tmp[0] ."\t". $tmp[1] ."\t". $tmp[2] ."\n";
			$count--;
		}
	}
	$sth->finish;
	$db->disconnect;
}

sub insertvalue{
	my($server,$user,$password,$dbname,$tablename)=@_;
	my $db=DBI->connect("DBI:mysql:$dbname:$server",$user,$password);
	my $str1=substr("00".rand(100),-3);
	my $str2=localtime();
	my $sth=$db->prepare("insert into $tablename values (NULL,'name$str1','$str2')");
	$sth->execute;
	$sth->finish;
	$db->disconnect;
}

if($ARGV[0] =~ /ins/){
	print "=== insert ===\n";
	insertvalue($masterserver,$mysqluser,$mysqlpassword,$dbname,$tablename);
}

print "=== master:$masterserver ===\n";
getselect($masterserver,$mysqluser,$mysqlpassword,$dbname,$tablename);

print "=== slave:$slaveserver ===\n";
getselect($slaveserver,$mysqluser,$mysqlpassword,$dbname,$tablename);

使い方
情報確認のみ「mysqltest.pl」
データ追加と情報確認「mysqltest.pl ins」

オプションとして「ins」(insert)を指定すると、データを追加する、というもの。

実行すると以下の様な形となる。

# mysqltest.pl ins
=== insert ===
=== マスタサーバ ===
name    text
248     name284 Fri Jun 20 11:42:01 2014
247     name563 Fri Jun 20 11:35:01 2014
246     name934 Fri Jun 20 11:28:01 2014
245     name769 Fri Jun 20 11:21:01 2014
244     name227 Fri Jun 20 11:14:01 2014
=== スレーブサーバ ===
name    text
248     name284 Fri Jun 20 11:42:01 2014
247     name563 Fri Jun 20 11:35:01 2014
246     name934 Fri Jun 20 11:28:01 2014
245     name769 Fri Jun 20 11:21:01 2014
244     name227 Fri Jun 20 11:14:01 2014
#

「単純増加する数字 name+ランダム数字 日付」という出力内容のうち、最新の5件のみ表示する、というものになっている。

マスタサーバの出力内容と、スレーブサーバの出力内容を比べる、というもの。


2021/05/19

postgresql環境でのバックアップ試験のためにこのスクリプトを流用しようとしたところ、作り直しが必要なポイントがあった。

まずはテーブル作成時の違い

create table testtable (
	id int(20) not null auto_increment,
	name char(100) default '' not null,
	text char(255) default '',
	primary key (id) 
);

これをそのまま実行すると下記エラーになる

ERROR:  syntax error at or near "("
LINE 2: id int(20) not null auto_increment,

int型auto_increment属性というのはMySQL特有で、postgresqlではserial型で置き換える。
「int(20) auto_increment」→「serial」に変更すると、以下のようになる。

create table testtable (
	id serial not null,
	name char(100) default '' not null,
	text char(255) default '',
	primary key (id) 
);

また、perlモジュールは DBD:mysqlではなくDBD:Pgに変更になり、データベースとホスト指定手法が変わった。

パッケージとしては perl-DBD-Pg をインストールする。

#!/usr/bin/perl

use DBI;

my $mysqluser="postgresql内のユーザ名";
my $mysqlpassword="パスワード";
my $masterserver="マスタサーバ名";
my $slaveserver="スレーブサーバ名";
my $dbname="test";
my $tablename="testtable";
$max=5;

sub getselect{
        my($server,$user,$password,$dbname,$tablename)=@_;
        my $db=DBI->connect("DBI:Pg:dbname=$dbname;host=$server",$user,$password);
        my $sth=$db->prepare("select id,name,text from $tablename order by id desc");
        $sth->execute;
        print "\tname\ttext\n";
        my $count=$max;
        for(my $i=0; $i<$sth->rows; $i++){
                my @tmp=$sth->fetchrow_array;
                if($count>0){
                        print $tmp[0] ."\t". $tmp[1] ."\t". $tmp[2] ."\n";
                        $count--;
                }
        }
        $sth->finish;
        $db->disconnect;
}

sub insertvalue{
        my($server,$user,$password,$dbname,$tablename)=@_;
        my $db=DBI->connect("DBI:Pg:dbname=$dbname;host=$server",$user,$password);
        my $str1=substr("00".rand(100),-3);
        my $str2=localtime();
        my $sth=$db->prepare("insert into $tablename (name, text) values ('name$str1','$str2')");
        $sth->execute;
        $sth->finish;
        $db->disconnect;
}

if($ARGV[0] =~ /ins/){
        print "=== insert ===\n";
        insertvalue($masterserver,$mysqluser,$mysqlpassword,$dbname,$tablename);
}

print "=== postgresql:$masterserver ===\n";
getselect($masterserver,$mysqluser,$mysqlpassword,$dbname,$tablename);

print "=== slave:$slaveserver ===\n";
getselect($slaveserver,$mysqluser,$mysqlpassword,$dbname,$tablename);

IIJmioクーポンスイッチAPIを使って使用量グラフ作成



IIJmioクーポンスイッチAPI」というものが公開された。

AndroidアプリからこのAPIを使う、というのが想定されている使われ方だと思うんですが、違う使い方をしてみた。
というのは、「データ利用量照会」という機能を見つけ、これを利用すれば1年分のデータ使用量グラフが作れる、と思ったからです。

幸い、常時起動のサーバがあるので、そいつに仕込めばいいか、と、やってみました。

まずは、完成品をご覧ください。
test

現在SIMを4枚もっているので、こんなグラフになっています。
メインで使ってるのがSIM2、SIM4はSMS対応のものでテストに使用。
SIM3はうちの奥さんに渡しているもの、SIM1は実家においてあるルータ、という感じです。

さて、このグラフ作るまでに行ったことですが、まず最初はアクセストークン取得です。
いろいろ悩んだんですが、適当な手法をとっています。

まず、redirect_uriとして適当なCGIを作りました。

#!/usr/bin/perl
print "Content-Type: text/plain; charset=UTF-8\n\n";
print "test\n";

えぇ、適当過ぎますね。

そして、普通のHTMLを作ります。

<html>
<head>
<title>iijmio</title>
</head>
<body>

<a href="https://api.iijmio.jp/mobile/d/v1/authorization/?response_type=token&client_id=<DeveloperID>&state=test&redirect_uri=http%3A%2F%2F~.osakana.net%2Ftest.cgi">go to IIJMIO</a>

</body>
</html>

redirect_uriには、先ほど作成した適当なCGIのアドレスを記載します。

ブラウザで作成したhtmlにアクセスし、IIJmioの認証を行い、正常に通ると、redirect_uriに指定したURLに対して、戻ってきます。
ブラウザのURL欄に表示された文字列から「access_token=~」という記述を見つけ、アクセストークンを取得します。
ちなみに、このアクセストークン、7776000秒有効です。つまり90日間です。
IIJmio側に30日分のデータが保管されているので120日以内に1回手動で更新すればいいか、と考え、テキトーな実装になっています。

次に、利用量取得のperlスクリプト作成。

#!/usr/bin/perl
use strict;
use warnings;
use LWP;
use URI::Escape;
use JSON;
use Time::Local;

my $lwpua = LWP::UserAgent->new;

my $url="https://api.iijmio.jp/mobile/d/v1/log/packet/";

my $developerid="<DeveloperID>";
my $usertoken  ="<アクセストークン>";

my $lwpreq = HTTP::Request->new(GET => "$url");
$lwpreq->header("X-IIJmio-Developer" => "$developerid");
$lwpreq->header("X-IIJmio-Authorization" => "$usertoken");
my $lwpres= $lwpua->request($lwpreq);
my $data = decode_json($lwpres->content);

for(my $i=0;$i<@{$data->{packetLogInfo}};$i++){
        #print $i . ":" . $data->{packetLogInfo}->[$i]->{hddServiceCode} ."\n";
        my $hddServiceCode=$data->{packetLogInfo}->[$i]->{hddServiceCode};

        for(my $j=0;$j<@{$data->{packetLogInfo}->[$i]->{hdoInfo}};$j++){
                #print $i . "-" . $j . ":" . $data->{packetLogInfo}->[$i]->{hdoInfo}->[$j]->{hdoServiceCode} . "\n";
                my $hdoServiceCode=$data->{packetLogInfo}->[$i]->{hdoInfo}->[$j]->{hdoServiceCode};
                if(! -f "$hdoServiceCode.rrd"){
                      print "rrdtool create $hdoServiceCode.rrd --start 1384786740 --step 86400 DS:withCoupon:GAUGE:86400:0:U DS:withoutCoupon:GAUGE:86400:0:U RRA:LAST:0.5:1:100000 \n";
                      system("rrdtool create $hdoServiceCode.rrd --start 1384786740 --step 86400 DS:withCoupon:GAUGE:86400:0:U DS:withoutCoupon:GAUGE:86400:0:U RRA:LAST:0.5:1:100000");

                }

                for(my $k=0;$k<@{$data->{packetLogInfo}->[$i]->{hdoInfo}->[$j]->{packetLog}};$k++){
                      #print "   " . $data->{packetLogInfo}->[$i]->{hdoInfo}->[$j]->{packetLog}->[$k]->{date} ;
                      #print ":" . $data->{packetLogInfo}->[$i]->{hdoInfo}->[$j]->{packetLog}->[$k]->{withCoupon} ;
                      #print ":" . $data->{packetLogInfo}->[$i]->{hdoInfo}->[$j]->{packetLog}->[$k]->{withoutCoupon} ;
                      #print "\n";
                      my $d=$data->{packetLogInfo}->[$i]->{hdoInfo}->[$j]->{packetLog}->[$k]->{date};
                      my $year = substr($d,0,4);
                      my $mon  = substr($d,4,2) - 1;
                      my $mday = substr($d,6,2);
                      my $unixtime = timelocal(0,59,23,$mday,$mon,$year);
                      my $withCoupon=$data->{packetLogInfo}->[$i]->{hdoInfo}->[$j]->{packetLog}->[$k]->{withCoupon};
                      my $withoutCoupon=$data->{packetLogInfo}->[$i]->{hdoInfo}->[$j]->{packetLog}->[$k]->{withoutCoupon};
                      print "rrdtool update $hdoServiceCode.rrd $unixtime:$withCoupon:$withoutCoupon \n";
                      system("rrdtool update $hdoServiceCode.rrd $unixtime:$withCoupon:$withoutCoupon");
                }
        }
}

これを「get.pl」というファイル名で保存します。
実行すると、「hdo810xxxxx.rrd」というような感じのファイルがSIMカード分作成されます。
なお、手抜きをしているので、2回目以降は、同じ値を入力しようとし、「ERROR: hdo8371xxxx.rrd: illegal attempt to update using time 1387378740 when last update time is 1387378740 (minimum one second step)」みたいなエラーがでてしまいますが、仕様です。
また、rrdtoolは一度登録した情報の更新ができない構造をしているので、日付が変わる直前に実行することを推奨します。

で・・・グラフ作成は以下の様な感じで、情報取得と連続で行わせています。
現在SIMが4枚あるので、4枚分を集計しています。
クーポン使用の有無は区別せず合算としています。

#!/bin/bash
cd /home/~/mio
./get.pl
rrdtool graph iijmio-use.png --imgformat=PNG --end now --start end-1months \
--vertical-label "MB" \
--title="IIJmioの使用量" \
DEF:SIM1C=hdo8038xxxx.rrd:withCoupon:LAST \
DEF:SIM1N=hdo8038xxxx.rrd:withoutCoupon:LAST \
DEF:SIM2C=hdo8100xxxx.rrd:withCoupon:LAST \
DEF:SIM2N=hdo8100xxxx.rrd:withoutCoupon:LAST \
DEF:SIM3C=hdo8100xxxx.rrd:withCoupon:LAST \
DEF:SIM3N=hdo8100xxxx.rrd:withoutCoupon:LAST \
DEF:SIM4C=hdo8371xxxx.rrd:withCoupon:LAST \
DEF:SIM4N=hdo8371xxxx.rrd:withoutCoupon:LAST \
CDEF:SIM1=SIM1C,SIM1N,+ \
CDEF:SIM2=SIM2C,SIM2N,+ \
CDEF:SIM3=SIM3C,SIM3N,+ \
CDEF:SIM4=SIM4C,SIM4N,+ \
LINE1:SIM1#0000FF:"SIM1" \
LINE2:SIM2#00FFFF:"SIM2" \
LINE3:SIM3#00FF00:"SIM3" \
LINE4:SIM4#F00F00:"SIM4"

で、これをサーバのcrontabに突っ込んで、23:58に実行する設定しました。
さて、これでちゃんと更新し続けてくれるといいのですが・・・


APIが公開されて速攻作成&記事公開したところ、IIJmioの人に発見された模様。


2013/12/24追記

しばらく運用してみた結果、見にくかったので、グラフ作成については、以下の様に変更した。

rrdtool graph iijmio-use.png --imgformat=PNG \
--height=300 \
--lower-limit=0 \
--end now --start end-1months \
--vertical-label "MB" \
--title="IIJmioの使用量" \
DEF:SIM1C=hdo8038xxxx.rrd:withCoupon:LAST \
DEF:SIM1N=hdo8038xxxx.rrd:withoutCoupon:LAST \
DEF:SIM2C=hdo8100xxxx.rrd:withCoupon:LAST \
DEF:SIM2N=hdo8100xxxx.rrd:withoutCoupon:LAST \
DEF:SIM3C=hdo8100xxxx.rrd:withCoupon:LAST \
DEF:SIM3N=hdo8100xxxx.rrd:withoutCoupon:LAST \
DEF:SIM4C=hdo8371xxxx.rrd:withCoupon:LAST \
DEF:SIM4N=hdo8371xxxx.rrd:withoutCoupon:LAST \
CDEF:SIM1=SIM1C,SIM1N,+ \
CDEF:SIM2=SIM2C,SIM2N,+ \
CDEF:SIM3=SIM3C,SIM3N,+ \
CDEF:SIM4=SIM4C,SIM4N,+ \
LINE2:SIM1#0000FF:"SIM1" \
LINE2:SIM2#00FFFF:"SIM2" \
LINE2:SIM3#00FF00:"SIM3" \
LINE2:SIM4#F00F00:"SIM4"

iijmio2

「LINE数字:~」の数字部分の意味を取り違えていたという・・・太さの意味だったか・・・


2014/12/19追記

作ってから約1年が経過しました。
最近はこんなグラフにしています。(横軸のめもりを日付にした)

rrdtool graph iijmio-use.png --imgformat=PNG \
--height=300 \
--lower-limit=0 \
--end now --start end-2months \
--vertical-label "MB" \
--x-grid DAY:1:WEEK:1:WEEK:1:0:%m/%d \
--title="IIJmioの使用量" \
DEF:SIM1C=hdo8038xxxx.rrd:withCoupon:LAST \
DEF:SIM1N=hdo8038xxxx.rrd:withoutCoupon:LAST \
DEF:SIM2C=hdo8100xxxx.rrd:withCoupon:LAST \
DEF:SIM2N=hdo8100xxxx.rrd:withoutCoupon:LAST \
DEF:SIM3C=hdo8100xxxx.rrd:withCoupon:LAST \
DEF:SIM3N=hdo8100xxxx.rrd:withoutCoupon:LAST \
DEF:SIM4C=hdo8371xxxx.rrd:withCoupon:LAST \
DEF:SIM4N=hdo8371xxxx.rrd:withoutCoupon:LAST \
CDEF:SIM1=SIM1C,SIM1N,+ \
CDEF:SIM2=SIM2C,SIM2N,+ \
CDEF:SIM3=SIM3C,SIM3N,+ \
CDEF:SIM4=SIM4C,SIM4N,+ \
LINE2:SIM1#0000FF:"SIM1" \
LINE2:SIM2#00FFFF:"SIM2" \
LINE2:SIM3#00FF00:"SIM3" \
LINE2:SIM4#F00F00:"SIM4"

mio-20141219

そして、1年分

rrdtool graph iijmio-use-year.png --imgformat=PNG \
--height=300 \
--width=600 \
--lower-limit=0 \
--end now --start end-14months \
--vertical-label "MB" \
--x-grid WEEK:1:MONTH:1:MONTH:1:0:%m/%d \
--title="IIJmioの1年分使用量" \
DEF:SIM1C=hdo8038xxxx.rrd:withCoupon:LAST \
DEF:SIM1N=hdo8038xxxx.rrd:withoutCoupon:LAST \
DEF:SIM2C=hdo8100xxxx.rrd:withCoupon:LAST \
DEF:SIM2N=hdo8100xxxx.rrd:withoutCoupon:LAST \
DEF:SIM3C=hdo8100xxxx.rrd:withCoupon:LAST \
DEF:SIM3N=hdo8100xxxx.rrd:withoutCoupon:LAST \
DEF:SIM4C=hdo8371xxxx.rrd:withCoupon:LAST \
DEF:SIM4N=hdo8371xxxx.rrd:withoutCoupon:LAST \
CDEF:SIM1=SIM1C,SIM1N,+ \
CDEF:SIM2=SIM2C,SIM2N,+ \
CDEF:SIM3=SIM3C,SIM3N,+ \
CDEF:SIM4=SIM4C,SIM4N,+ \
LINE2:SIM1#0000FF:"SIM1" \
LINE2:SIM2#00FFFF:"SIM2" \
LINE2:SIM3#00FF00:"SIM3" \
LINE2:SIM4#F00F00:"SIM4"

test-year-20141219

おまけ:上記のグラフの利用率変動の解説。

SIM1はミニマムスタートプラン、SIM2/3/4はファミリーシェアプランで、SIM3はmicroSIM、SIM4はnanoSIM/SMS付。

・2013/12頃
 メイン機CP-D02:SIM2
 偽iPhone5s(Thunderbird i5s):SIM4
 奥さんのP-01D:SIM3
 奥さん実家の緊急用ルータ:SIM1
・2014/01頃
 ほとんど使用されていないSIM1の容量がもったいないので入れ替え
 メイン機CP-D02:SIM2→SIM1
 奥さん実家の緊急用ルータ:SIM1→SIM2
 偽iPhone5s(Thunderbird i5s):SIM4
 奥さんのP-01D:SIM3
・2014/02頃の変更点
 Thunderbid i5sの液晶を割ったので余ったSMS付SIM4をメイン機へ 
 メイン機CP-D02:SIM1→SIM4
 奥さん実家の緊急用ルータ:SIM2
 奥さんのP-01D:SIM3
・2014/03頃の変更点
 Covia CP-F03aが来たのでがんばって使用開始。
 それに伴い余剰になったCovia CP-D02を奥さんのに充当
 メイン機CP-F03a:SIM4 & SIM1
 奥さん実家の緊急用ルータ:SIM2
 奥さんのCP-D02:SIM3
・2014/06頃の変更点
 JIAYU F1購入。使い勝手が良かったので、メイン機に変更。
 メイン機JIAYU F1:SIM4
 予備機CP-F03a:SIM1
 奥さん実家の緊急用ルータ:SIM2
 奥さんのCP-D02:SIM3

・2014/11頃の変更点
 GMOBBのWiMAXを使い始めたのでメイン機SIM4の使用量低下

・2014/12頃の変更点
 自宅のフレッツが微妙に不安定なことが多いので、奥さんCP-D02のWiFiをオフにしてみた。