ジャンクでDynaBook RX3 TM240Eを手に入れたのでWin10TPを入れた

秋葉原のジャンク屋をまわっていたら Core i5-520M(2.4GHz)搭載のDynaBook RX3 TM240Eが1万円、という値段で転がっていた。

CPU Core i5-520M(2.4GHz)
メモリ 2GB
HDD 160GB
13.3インチ液晶 1366×768
(DVDは内蔵されていないモデル)

と、十分なスペック。

「ジャンク」扱いとなっている理由のマイナスポイントとしては
・液晶に色むらがある
・キーボード入力が入りにくい
・キートップが一部はげている
・Win7Proのプロダクトシールがあるんだけど、読めない
と書かれていたものの、電源を入れてみることができ、BIOS表示できたし、そのレベルだとおかしな表示も無いし、外見もキートップ以外はまぁ普通なので、いいかなぁ、と買ってみた。

Windows10TPを入れてみたところ
・色むらは大したことない
・指紋認証デバイス以外は認識できる
・キーボード入力のうち「U」「I」が入りにくい。特に「I」
・ドラクエXを動かしていると、15分ぐらいすると画面が乱れ、ハングアップする
・ハングアップ後、しばらくは電源が入らない。
という状況であることが分かった。

キーボードについては探してみると3千円ぐらいで入手できることが判明。

ハングアップについては、高負荷になると駄目なのかな?とBIOS設定で、Turbo Boost機能オフ、CPUもLow設定にしてみると、ハングアップをしなくなった。

足らないドライバについては東芝ページを捜索。

まず、DynaBook RX3は企業向けモデル。
一般(コンシューマ)向けモデル名だとDynaBook R730。
また、筐体は同じの後継機 DynaBook R731になるようだ。

Windows8.1アップデートに関係するページを見ても、この世代だと無いようで、一番近そうなの「dynabook R632/H、R632/Gシリーズ用 Windows 8.1 アップデートモジュール」が使えそうなので、そこからいろいろ試して見ると、指紋認証デバイスのほかにもいくつかアップデートできるものを発見できた。

TOSHIBA Fingerprint Utility
※指紋センサー搭載モデルのみ 【Windows 8.1アップデート用】
(version 2.0.0004.00404)
 → win10tp標準:ドライバなし からドライバが適用された

Synaptics Touch Pad Driver 【Windows 8.1アップデート用】(version 17.0.9.1)
 → win10tp標準:PS/2標準マウス からアップデートできた

Atheros Wireless LAN Driver
※Atheros無線LANモデルのみ 【Windows 8.1アップデート用】
(version 10.0.0.263)
 → win10tp標準:3.0.2.170 からアップデートできた

Intel Display Driver 【Windows 8.1アップデート用】(version 9.17.10.3223/10.18.10.3308)
win10tp標準:8.15.10.2900
 → 適用されない?

Intel Management Engine Interface
※vPro非対応モデルのみ 【Windows 8.1アップデート用】
(version 9.5.13.1706)
win10tp標準:6.0.0.1179
 → これは適用できない。(unsupported device)

TOSHIBA System Driver 【Windows 8.1アップデート用】 (version 1.00.0032)
 → 入れてはみたものの、何が更新されたのかわからなかった・・・。

TOSHIBA Function Key 【Windows 8.1アップデート用】 (version 1.1.0002.01)
 → これを入れると、WiFi ON/OFFキーなどが使えるようになる。
  Fnキー周りの設定を一部変更することができる。

東芝サービスステーション
※Ver.2.6.8へアップデート済みの場合は必要ありません 【Windows 8.1アップデート用】
(version 2.6.8)
 → 東芝からのお知らせを表示するだけだったので、入れる必要が無かった。

samba 4.xのデータバックアップ手法

samba 4.xにおけるデータのバックアップ手法を調べた。

まず、公式記述:「Backup and Recovery
公式記述「Back up and Restoring a Samba AD DC」(2018/01/30 URLが変更になっていたため修正)

公式記述の要点
・ドメインコントローラを複数用意すれば、どれか1台でも残っていればデータは保持されるので失われることはないよ
・sambaの内部データベースとしてLDBとTDBの2種類ある
・標準ではインストールされないがsourceにsamba_backupというスクリプトが用意されている
・samba_backupを実行すると/usr/local/backupsにtar.bz2形式のバックアップができる
・リストアは、tarコマンドを使って行う

で、samba_backupを使うには、ソースファイルのディレクトリから/usr/local/sbinなどにコピーする必要があります。

1[root@ホスト名 samba-4.1.16]# cp ./source4/scripting/bin/samba_backup /usr/local/sbin/
2[root@ホスト名 samba-4.1.16]# mkdir /usr/local/backups
3[root@ホスト名 samba-4.1.16]# chmod 750 /usr/local/backups
4[root@ホスト名 samba-4.1.16]#

ただ・・・このまま実行すると

1samba_backup: line 54: tdbbackup: コマンドが見つかりません
2Error while backuping ./private/idmap.ldb

といったエラーが出力されるかも?

これは、tdbbackupがPATHに無いため。
samba_backupスクリプトのWHERE=~行の次ぐらいに
「PATH=/usr/local/samba/sbin:/usr/local/samba/bin:$PATH」といった記述を追加して、tdbbackupコマンドにパスを通します。

1[root@ホスト名samba-4.1.15]# /usr/local/sbin/samba_backup
2[root@ホスト名 samba-4.1.15]# ls -l /usr/local/backups/
3合計 5912
4-rw-r--r--. 1 root root     415  3月 12 10:12 2015 etc.120315.tar.bz2
5-rw-r--r--. 1 root root 6043216  3月 12 10:12 2015 samba4_private.120315.tar.bz2
6-rw-r--r--. 1 root root     481  3月 12 10:12 2015 sysvol.120315.tar.bz2
7[root@ホスト名 samba-4.1.15]#

Windows 10 TPにてRealtek HD Audioドライバ関連でWindows Updateが失敗する

NECのVersaPro J VC-6にWindows 10 TPをインストールして使っている。
インストール自体は特に問題なく完了したわけだがWindowsアップデートでエラーが・・・

下記の様に「Realtek Semiconductor Crop. driver update for Realtek High Definition Audio」のアップデートを行っていると・・・
update

5分ぐらいたってから、以下のエラー 0x800705b4 が・・・
error

調べてみると、それっぽいものを発見
How to fix: Realtek Audio Driver Wont Install – Error Code 0x000005b4 displayed, or driver update process times out

どうやら、Windows10TPだけではなく、その他のWindowsでも発生している現象らしい。
対処方法としては、デバイスの応答待ちタイムアウトを標準値300秒から1200秒に変更する、とある。
設定方法は、「グループポリシーの編集を行う(Method 1)」か、「レジストリの書き換えを行う(Method 2)」とある。

グループポリシーの編集が正攻法であるので、それを行った。

1. グループポリシーの編集を行うため「gpedit.msc」と入力
gpedit

2. メニューに表示される「gpedit」を右クリックすると「Run as administrator(管理者で起動)」が表示されるのでそれを選択。
gpedit-admin

3. [ローカルコンピュータポリシー]-[コンピュータの構成]-[管理用テンプレート]-[システム]-[デバイスのインストール]にある「デバイスインストールのタイムアウトを構成する]を選択
gpedit-1

4. 標準では下記の様に「未構成」となっている
gpedit-2

5. 「有効」を選択し、オプションの「デバイスインストールのタイムアウト」を「1800」に変更し[OK]ボタンをクリック
gpedit-3

6. 変更すると「デバイス インストールのタイムアウトを構成する」が「有効」になったことを確認
gpedit-4

7. 変更後、Windows Updateを再試行すると下記の様に適用が完了する
update-done

というわけで無事に解決しました。

GULEEK i8というバッテリー付小型Win8.1 PCが$104

dealextremeを見ていたら、面白そうなものを発見

guleek

GULEEK i8という名前のWindows 8.1 PCです。

スペックは

・Windows 8.1
・RAM 2GB ROM 16GB
・Intel 4コア Baytrail Z3735 1.8GHz

という、まぁ、マウスコンピュータのスティックPCみたいな感じのものですが、「バッテリー 3000mAh搭載」しています。

「FIRST WIRELESS MINI BOX」と書かれているので、ディスプレイ出力もワイヤレス可能なのかなぁ?と思いつつも、はっきりと記載されていないのでちょっとわからないところだったりします。

年明け1月6日から出荷開始だそうで、ちょっと面白いかもしれませんね。

Windows Vistaで4KセクタディスクにシステムコピーしたらWindows Updateなどがエラーになる

Windows VistaのThinkCentreのHDDに不良セクタが発生し始めた。

仕方がないので新しいディスクを買い、CloneZillaを使い、不良セクタがあっても無視して次へ進む、というオプションを選んでデータ移行を行った。
(ちなみに、320GB HDD→1TB HDD)

移行後、新しいディスクから起動はしたものの、Windowsのアプリケーションログに以下のエラーが・・・

エラー 2014/11/23 10:45:12 ESENT 412 Logging/Recovery
wuaueng.dll (1416) SUS20ClientDataStore: ログ ファイル C:\Windows\SoftwareDistribution\DataStore\Logs\edb.log のヘッダーを読み取れません。エラー -546 が発生しました。

エラー 2014/11/23 10:43:16 ESENT 412 Logging/Recovery
InputPersonalization (3844) InkStore: ログ ファイル C:\Users\liliy\AppData\Local\Microsoft\InputPersonalization\edb.log のヘッダーを読み取れません。エラー -546 が発生しました。

また、Windows Updateを実行しても、Windows Updateサービスが起動していない、と修正プログラムが適用できない。

いろいろ調べてみると、どうやら、「Applications that are built on ESENT and that run on a Windows Vista-based or Windows Server 2008-based computer may not work correctly after the reported physical sector size of the storage device changes 」らしい。

旧来の512バイトセクタのディスクではなく、4Kバイトセクタのディスクに変えたことによる問題らしく、Windows VistaとWindows Server 2008では発生する事象らしい。
修正は、上記のページで配布されている修正プログラムを適用すること。

問題は、現象が発生してからでは修正プログラムが適用できない、ということ。(Windows Updateサービスが正常に起動しないため、適用できない)

なので、ディスクコピーを行う前に、修正プログラムを適用する必要がありました。

適用後、再度ディスクコピーを行うことで、エラーは解消されました。

StatCounter - Free Web Tracker and Counter