ASUS Eee Note EA800の日本語マニュアルが来た!

ASUS Eee Note EA800の日本語マニュアルが某所に来た!

日付が2011年9月と入ってるけど、まぁ気にしないで内容チェック!

・・・・とてもやるきがかんじられるすばらしいまにゅあるですね

ま、本文はちゃんと日本語になってますよ!
って、あ・・・

下の画面キャプチャのところ「スナップショット」の表示が切れてるよ・・・
うちの翻訳版が「画面取得」となってるのは、こういった表示しきれないという事態を防ぐためだったりしたんだけど、それを無視している模様

マニュアルの所々に赤字で書かれている記述があります。
これらは初期firmwareにはなく、途中のアップデートで追加されていったところです。

マニュアルの作成ベースとなったfirmwareは V1.0.16.128 の模様。

台湾版の最新が「V1.0.14.118TW」(2011/05/30)、ロシア版が「V1.0.16.139」(2011/10/11)であることを考えると、マニュアル表紙に書かれていた日付2011年9月というのは妥当なあたり。

果たして、発売されてくるEA800のfirmware versionは何になっていることやら・・・
購入した方によればV1.0.16.142だそうです。

って・・・・「戻る」のフォントが中華フォントしてるよ
「規定のノートの背景」なんて謎表記もあるし・・・「既定のノートの背景」の間違いだろうけどさ

参考までにうちの日本語版の設定画面

Sony Reader PRS-T1の英語版が$99に値下がり

注:下記で書いている$99への値下がりは2011年12月31日までのキャンペーンです。
現在は終了しています。

— 追記ここまで —
アメリカのSony Storeで、あちら版Sony Reader PRS-T1がなんと$99に!

Amazon.comでも買える、というのはなんとなく面白いw

楽天が提携しているbuy.comでも扱っていて、2012/12/27現在 8,420 円+送料1,131 円だとか。Sony Reader Wi-Fi PRS-T1WC 6" Touch-Sceen EBook Reader (White)

Sony Reader PRS-T1は内部的にはAndroidなので、Android版Kindle Readerを突っ込めたりするので、Kindle touch代わりには丁度よさそうですね

PRS-T1をAndroid化する話は、以前の記事、Sony Reader PRS-T1英語版をAndroid化する話で紹介しましたが、その後、mobileread.comのwikiに「PRST1 Rooting and Tweaks」(英語)という形で情報がまとめられました。
PRS-T1は、英語版・日本語版ともにAndroid化に成功しています。

PRS-G1日本語版(英語版は無い)は、うまくいってないようです。

あと、前の機種であるPRS-の3桁数字の機種の英語版。
PRS-PLUSなんていう改造firmwareがある模様。
おそらくPRS-T1の方にも似たようなのが出てきそうかなぁ、とは思っています。
今後の進展が楽しみです。

ASUS Eee Note EA800についてのQ&A その2

Q1.PDFのページめくりの速さはどのくらいでしょうか

Q2.PDFの画像の有効範囲はどのくらいでしょうか
 写真を拝見した限りでは常に上下にアイコンや%表示が出ているようですし
 PDFファイルの表示時は更に追加されるのでしょうか?
 Dot by Dotで表示させるには画像サイズはいくつになるのか知りたいのです。

基本は表示されます。
フル画面表示を選ぶと一番上のタイトルバーだけが残り、あとは表示の画面になります。
画面サイズは電子書籍リーダとしてのEA800の画像から割り出してみてください。
たぶん、通常画面時: 710×860、フル画面時: 770×990、ぐらいだと思われます。

Q3.この機種で写真を撮った場合その写真にメモを加えることは出来ますか?

できません。

Q4.撮った写真はカラーですかそれとも白黒?
 pcで見た場合の話です

白黒です。
すみません、カラーでした。

ASUS Eee Note EA800が1年遅れで日本発売

まだASUS Japanのwebには何も情報が出てないようですが記事が出てきています。
engadget:「デジタルノート Asus Eee Note は12月発売、1万9800円。筆圧手書き&Evernote連携
weekly ascii:「ASUSからLinuxタブレット『Eee Note EA800』発表、紙のノートを超える存在になれるのか?

asusからのリリースも来ました:書く、録る、写す。多彩なメモ機能搭載のデジタルノート「Eee Note EA800」を発表(23:00追加)

1年前に台湾から輸入した際は、台湾での発売価格が約2万円で、代行業者への手数料込みで約2万5千円でした。
それから1年経ってからのリリースの割にそのままの価格とは、若干正気度を疑う価格設定です。

さて、おそらく「ASUS EEE Note EA800」という検索ワードで来てる人が多いと思いますので、きっと知りたいであろう情報を端的に書いておきます。

ついでに、こっそり開発Blogさんと武蔵屋長元坊さん(12/09追加)にも現段階のまとめがあるので合わせてみてみるといいかも?

全体向け
・間違い無く「紙を超えていない」
・操作は専用ペンで行う必要がある。指は使えない
・pdfにメモ書きできるけど、メモ書きの部分を他のPCで見るためのツールはオフィシャルだと無い。(ユーザが作ったものはある)

絵描き向け
・ワコムタブレットといっても使いやすいわけではない
・ワコムタブレットとしてはArtPad IIやHP tc4400/IBM Thinkpad X60/X61/W600 tabletと同世代(つまりintuos以前)
・もちろん専用ペンで書く必要がある。
・附属のペンは消しゴム無しだが、上記にあげた機種の消しゴム付きペンを流用すると消しゴム機能が使える。
・ペンの反応速度がちょっと遅いので、慣れが必要。
 というと聞こえはいいが、素早く動かすとついてこないので、曲線ではなく直線が引けてしまう。
・お絵かきアプリは、存在しない。あるのは手書きメモ帳のみ
・レイヤーなんて夢の機能
・筆圧感知は256段階ぐらいの能力はあるっぽいが、壊れそうな勢いで押しても0~180ぐらいまでの数値しか出ない。(検証結果)
・パソコンのペンダブにもなるけど、所詮256段階のタブレットとしての使い勝手でしかない。
・パソコンのペンタブにしたとき、EA800自身の画面に描いたものを表示してくれるという機能は無い。

電子書籍向け
・pdf, epubが読める
・epubはページめくりが遅いので、pdfの方が推奨
・誤作動防止のため標準ではoffにされている下部にあるボタンを有効にすると指でページめくりができるようになる
 (それをやらないと、全ての操作をペンでする必要がある)

カスタマイズ向けのお話
・中身はARM Linux
・CPU 624MHz, RAM 256MB
・タブレット関連のドライバはLinux向けのを利用している
・GUIシステムはQtで構成されている
中をあけるとmicroSDにシステムが入っている

その他、うちのblogにあるEA800関連記事

— 2012/02/16 追記 —
EA800を使った作例について

当blog: Eee Noteで絵を描いてもらった
イラストレーター葉月慧さん: Eee Note EA800 その2
マンガ家 武蔵屋長元坊さん: ブログ de ならしのぱいれーつ!内を「EA800」で検索した結果 (いろいろ試されているようです
pixiv内を「EA800」で検索した結果 (現状はruさんの作例しかないですけど
海外の作例
みずき古都さん: 「ASUS Eee Note」で練習ノート電子化 / キャラクターイラストNo.14(ラフ) / キャラクターイラストNo.15「クロロ」 / Eee Noteでクロッキーなど、いろいろ作例があります
hrozvitnirさんのtumblr(全体的に18禁絵ばかりの中にいくつかあります): 微エロ / 微エロ / ノーマル

Sony Reader PRS-T1英語版をAndroid化する話

Sony Reader PRS-T1英語版のAndroidハックの手法が公開されていたのでご紹介。

ネタ元: THE ELECTRONIC BOOK(ロシア語サイト):PRS-T1 Android rooting (packages)
 上記のGoogle Translateによる翻訳

関連フォーラム: mobileread(英語サイト)のフォーラム:PRS-T1 Rooted: Installation packages

必要なもの
・Minimal Root Set
 AndroidアプリとしてはAWDLauncherEx, SuperUser, Dropbox, AnySoftKeyboard, CoolReader, ColorDict3, Terminal, RootExplorer, Gallery3D, ColorPicker, PackageInstaller, Calculator などが含まれています。
・Rescue Set
 元に戻すために使うそうです。

手順
1. Minimal Root Setを展開
2. Sony Readerをデータ転送モードでPCに接続
3. PC側でflash_reader.batを実行
4. 「Agree」する
5. 待つ
6. 15~20分待てば使えるようになる

また、Sony Readerをadb接続するにはadb接続用のドライバのinfファイル「android_winusb.inf」に対して、「USB\VID_054C&PID_05C2&MI_01」用の登録を追加すれば良いそうです。

なお、実機を持っていたり、しばらく購入予定はないので、あくまで紹介、です。