Orange Pi3とOrange Pi PC2はCortex-A53コアのAllwinner H5搭載に変更の模様?


2016/11/07追記

Orange Pi PC2は、Allwinner H5搭載となり発売されました。
関連記事→「Allwinner H5搭載のOrange Pi PC2が$23.13で発売開始

Orange Pi 3に関しては、現状続報がありません。


Allwinner SoCを搭載したボード向けにArmbianというディストリビューションを提供している人が、フォーラムでOPi3とOPi PC2はAllwinner H5を搭載してるよ、と述べたようだ。
OPi 3 and OPi PC2 with H5

冬ごろの話では、Cortex-A53コアのAllwinenr H64搭載でOrange Pi 3が出る、ということでしたが、
Armbianの作者が移植のためにもらったOrange Pi 3とOrange Pi PC2には、Allwinner H5が搭載されていた模様。

Allwinner H5は、AllwinnerのWebに掲載されていませんが、ロードマップ上は、Cortex-A53 4コアのAllwinner H64の次に出てくるCortex-A53 8コアのSoCとして告知はされていたものです。

発売時期については明言していないものの、サンプルが外部に出されているということは、それほど遠くはないころにできるのかな?と期待はされます。

Allwinner A64搭載ボードのBPI-M64とPINE64がWindows 10 IoTに対応開始


Windows 10 IoTは、いままでRaspberry Pi 2、Raspberry Pi 3とDragonboard 410cが対応機種としてあげられていましたが、この度、Allwinner A64搭載ボードである「BananaPi M64 (BPI-M64)」と「PINE64」もサポートするようです。

元ネタ:cnx-software「Allwinner A64 based Pine A64 and Banana Pi M64 Boards Can Now Run Windows 10 IoT Core

2016/08/04 19:30現在の「Windows 10 IoT Get Started」ページにはまだ掲載されていません。

しかし、githubにあるMicrosoft管轄の「https://github.com/Azure/azure-iot-sdks/」のツリーを見ていくと、「Run a simple Csharp sample on Banana Pi BPI-M64 device running Windows 10 IoT Core」と「Run a simple Csharp sample on Pine64 device running Windows 10 IoT Core」と、2つのAllwinner A64搭載機に関する導入手順が登録されていることが分かります。

(2017/02/06 ツリー構成が変わっていたので修正)
しかし、githubにあるMicrosoft管轄の「https://github.com/Azure/azure-iot-device-ecosystem/」のツリーを見ていくと、「Run a simple Csharp sample on Banana Pi BPI-M64 device running Windows 10 IoT Core」と「Run a simple Csharp sample on Pine64 device running Windows 10 IoT Core」と、2つのAllwinner A64搭載機に関する導入手順が登録されていることが分かります。

手順に書かれている必要なファイルはきちんどダウンロード可能となっているので、導入自体は特に問題無くできそうです。

が・・・私自身はAllwinner A64搭載ボードを持ってないので、試せませんけどね・・・
Orange PiのA64搭載モデルとか、でそうな感じだったんだけど、音沙汰無く半年だしなぁ・・・

AndroidベースのRemix OS3.0搭載ノートパソコンAZPEN HYBRX A1160が$69(送料別)~


Android OSをベースに作成されているRemix OS。
これをつんだミニPCとタブレットは今までに発売されています。

そのうち、Jide Remix Miniについては、テックウインド社により日本で正式に発売もされています。

そのようなRemix OS搭載マシンですが、この度、ノートパソコン形態のものがKickstarter案件で登場しました。

Kickstarter:「Ultra Slim Laptop with Android 5.1 running Remix OS 3.0
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メーカページ「AZPEN HYBRX A1160

SoC: Allwinner A64(Cortex A53 4コア 1.3GHz)
RAM: 1GB or 2GB
ストレージ: 16GB or 32GB
ディスプレイ 11.6インチ(1366×768)
バッテリー 3.7V 6000mAh

バッテリーが3.7Vというので、5V給電でmicroUSB充電だったりするのかな?と期待したのですが、丸形のコネクタのようです。
まぁ、microUSB端子とケーブルの信頼性が低く、充電に不安があるから仕方ないですね・・・
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で・・・価格。

RAM 1GB/ストレージ 16GBモデルが$69
RAM 2GB/ストレージ 32GBモデルが$89
日本までの送料は$24

なかなか面白い値段ですね
Kickstarter:「Ultra Slim Laptop with Android 5.1 running Remix OS 3.0

現時点での発送予定は9月。

実現性という面についてですが、

実は、olimexという会社で去年の11月に「A64 OLinuXino OSHW Linux Laptop idea becomes more real 🙂」と「A64-OLinuXino OSHW 64-bit ARM DIY Laptop idea update」という記事がありました。
この2つの記事にあるノートパソコンによく似てるんですよね

というか、コレの商品化なんじゃないかと思ってます。
なので、実現する確率は非常に高いとふんでいます
ちなみに、olimixはgithubにていろいろ公開していて、Allwinner A64搭載のボード回路図も公開していたりします。

個人的には、このノートPCの中を開けると、ロジックボード部分がラズパイみたいな形で別基板になってたりしたら、面白いなぁ、とは思うのですが
さすがにそんなことはないでしょうね