Rstream A1 Q&A その2

最新情報は「Rstream A1 Q&A 2012/02/10版」にて。

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・rstream a1 emobile
確認する限りでは、イーモバイルが使用している1700MHz Band IXに対応している痕跡がないので、非対応であるはずです。
FOMAプラスエリアのBand VIについても、非対応だと思われます。

・SUT 1.7.0でfirmware書き込み中、最後のあたりで失敗する
NVイメージを書き込む前のreboot待ちで、タイムアウトして失敗することがあります。
原因は書き込んだfirmwareに含まれているrecoveryが標準以外のものである場合に発生します。

現在確認している限りでは、SUT 1.7.0が正常に動作するrecoveryは以下の3種類です。
・標準のrecovery(ただし、CM7などのzipファイルの適用はできない)
ANDRO-ID Clockworkmod recovery
recovery-a88 v1.6.0.2

・Rstream A1 Android 2.2 日本語
MUCHTEL A1純正は英語/中国語で日本語設定はありません。
More Locale 2で日本語にすれば、普通のアプリについては日本語になります。

設定画面とかも含めて日本語化したい場合は、CM7などをインストールする必要がありますが、その代わりカメラが使えなくなります。

・Rstream A1 ICS
いまのところ、CyanogenModでもまだ目に見える形では進んでないようです。

・Rstream A1 ドライバ
起動状態にあるRstream A1をパソコンにつなぐと、CD-ROMドライブとして認識され、その中の「setup.exe」を実行すれば、それなりに必要なドライバがインストールされるはず。

・Rstream A1 フォント
CyanogenMod 7環境であれば「Rstream A1にCyanogenMod7をインストールした場合のキー操作修正」に日本語フォントが同梱されています。

Rstream A1のAndroid 2.1、MUCHTEL A1のAndroid 2.2.2の場合は、手動で/system/fonts/ に日本語フォントをコピーしてください。
または、ClockworkMod Recoveryをインストールし、「update.zip /system/fonts」で検索すると出てくるようなフォントのupdate.zipを適用する、という手段も使えます。(上記のCynanogenMod7用のファイルを使ってしまうと、キー操作がおかしくなりますので使わないように。)

Rstream A1にMotorola XT502向けAndroid 2.2を入れてみる

ネタ元: Boston Mania [Rom 2.2] Official XT502 with 2.3 UI

MotorolaオフィシャルのXT502向けAndroid 2.2.2をベースにAndroid 2.3っぽいUIをつけたもの・・・という触れ込みなんだけど、Motorolaオフィシャルでは1.6と2.1しか出てないような気がするんだけど、どういう意味なんだろうか・・・

まぁ、それはさておき、入れてみた。

正確にはコメント欄にあった「これだと検索ボタンが動かないので、直したよ!」というやつを使った。

Johansen said…
This rom cannot use search button,
http://www.multiupload.com/FZ0K2UOK6Y
This is is a fix for this ROM.. now u can user search button

例のごとく、SUT 1.7.0を使ってインストールします。
clockworkmod recoveryをインストールしている場合は、SUTが対応していないので、対応しているrecoveryをfastbootコマンドをにて書き込みます。

現状、SUTが対応しているのは、以下のrecoveryでした。
・標準recovery
ANDRO-ID Clockworkmod recovery
recovery-a88 v1.6.0.2

書き換え自体は特に問題無く終わると思います。

Model number: Motorola-XT502
Android version: 2.2.1
Baseband version: MP1_850 (ここのバージョンは変わらないようです)
Kernel version: Apps_2.6.32.9
Build number: COMOD

カメラ:ok
終話ボタン(6)以外は正常動作
スリープからの復帰が、電源ボタン押しのみ
言語: 英語, 中国語2種

おおむね正常動作しているようです。

Rstream A1にCyanogenMod7をインストールした場合のキー操作修正

Rstream A1にCyanogenMod7などをインストールした時、フロントパネルのキー操作がおかしくなるという問題が発生しています。


純正firmwareの場合、1:メニュー、2:検索、3:戻る、4:電話に出る、5:ホーム、6:電話を切る、です。
CynanogenMod7をそのまま適用した場合、4:メニュー、5:ホーム、6:戻る、となり、1~3の動作は怪しい感じ、となります。

これをおおむね純正firmwareと同じように操作できるようになるqwerty.klファイルを、きもたかさんに教えていただいたので、それを元に、ClockworkModRecoveryから適用できるupdate.zip形式のファイルを作成しますた。

適用後は、1:メニュー、2:無し、3:戻る、4:電話に出る、5:ホーム、6:電話を切る、となります。
(なお、4ボタンは緑、6ボタンは赤く光るのだが、点灯消灯条件がいまいち微妙)


適用手順
1. update.zip形式のqwerty.kl修正ファイル+日本語フォントをダウンロードします。
2. 上記ファイルを/sdcard/にコピーします。
3. 電源をオフします。
4. 「ボリュームUP」と「シャッターボタン」を押しながら電源を入れ、Recoveryモードに入ります。
5. 「ボリュームUP」をうまく押して「install zip from sdcard」に合わせます。(ボタンを1回押すと2つ進むが、押しっぱなしにすると1つしか進まない)
6. 「シャッターボタン」を押します
7. 「choose zip from sdcard」が選択されていることを確認し、「シャッターボタン」を押します
8. 「ボリュームUP」か「ボリュームDOWN」をうまく操作し、先ほど転送したfix-qwertykl-for-muchtel-a1.zipに合わせます。。(ボタンを1回押すと2つ進むが、押しっぱなしにすると1つしか進まない)
9. 「シャッターボタン」を押します
10. 適用が開始されるので、終わるのを待ちます。終わると、再度「choose zip from sdcard」のところになります。
11. 何回かボリュームUPを押していると「Back menu button enabled.」という表示が出ます。
12. でたら、何か当たりさわりがないところを選び「シャッターボタン」を押します。
13. そうすると、「+++++Go Back+++++」という項目が増えるので、そこにカーソルを合わせ、
  最初のメインメニューに戻り、「reboot system now」を選びます
14. 終了

なお、上記zipファイルにはモトヤLシーダ 3等幅フォントをDroidSansJapanese.ttfという名前で入れていますので、フォントも併せて置き換わります。

— 以下は参考情報 —
qwerty.klの書式に関して: Android open source project Input Concepts – Key Layout Files
キーコードの取得に関して: Android Zaurus KeycodeChecker.apk for Android 1.0(ソースのみ)
上記KeycodeCheckerのソースを元に作成されたapk: AndAppStore Keycode Checker
似た機能の別のもの: KeyEvent Display

Rstream A1 Q&A その1

最新情報は「Rstream A1 Q&A 2012/02/10版」にて。

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うちのblogに来る来訪者の検索ワードから、気になることを回答してみるテスト。

・rstream a1 イオン
b-mobileも含めて使えるようですよ。
設定を実施した例: それでも地球はまわっている「激安8千円のSIMフリーAndroid携帯にイオンSIMを刺してみた
ただし、MUCHTEL A1 Android 2.2.2だと電波表示がおかしいという問題があります。

・Rstream A1 SPモード
SPモードでの使用はできません。
これはSPモードについてのドコモ側の設定で、ドコモ販売端末以外の接続を受け付けないようになっているためです。
この認識は携帯電話固有のIDであるIMEIによって行われています。
このIMEIは書き換えることができないので、諦めてください。
(正確には書き換えは原理的には不可能ではないが、いろんな問題が発生する)

・Rstream A1 iモード
iモードはAndroid非対応です。
iモードメールのことであれば、iモード.netというWebメールサービスと、IMoNiというソフトウェアを利用することである程度利用することはできます。

・muchtel wifi トラブル
うちの自宅ではDD-WRTというオープンソース系のfirmwareを使った無線APを使っているので、あまり一般化はできないかな、という感じですが、
MUCHTEL A1純正Android 2.2.2は、ステルスSSIDとしている場合の認識速度が遅い感じがあります。
とりあえず、気長に、しばらーく、見てみるといいんじゃないでしょうか?

・mp1_850
Rstream A1として販売されている2011年3月ロットのベースバンドバージョンは「MP1_850」です。
他で販売されたもののベースバンドを調査したところ、さまざまなバージョンがあるようです。

海外の情報を総合すると、このバージョンがMP1_850の場合に、CyanogenModでの問題がいろいろ発生しているような感じがあります。
なので、このベースバンドを他のバージョンのものに書き換えたいところですが、現段階で書き換える方法は確認できていません。

また、ベースバンドバージョン(baseband version)の他に、モデムレビジョン(Modem REV)というのもあるようです。
SUTを使った書き換え中に表示されるのは確認しているのですが、それ以外のどういった場所で確認ができるのかは不明です。
ただ、こちらに関しては書き換えが可能なのは確認しています。

・Rstream メニューボタン
Rstream A1純正、MUCHTEL A1純正と、Orange Android 2.1では、表記通りの動作を確認した。
しかし、それ以外のものでは、以下の動作となる。

1:メニュー、3:戻る、だったものが
4:メニュー、6:戻るで、おそらく1も戻る、となる。

現状、この現象の回避に成功していない。
/system/usr/keylayoutやkeycharsのファイル書き換えレベルでは対応不可能である模様。

・muchtel kernel
Linux kernel部分だけを書き換えることもできるようですが、まだ試してません。

・rstream a1 wifiテザリング(2012/01/23書き換え)
MUCHTEL A1純正のAndroid 2.2.2で可能です。
ただし、このバージョンの場合、bモバイルなどのドコモ回線を利用したデータ通信のみのSIMで若干問題が発生します。

CyanodenMod 7の場合、カスタムROMの種類と、kernelの違いによって、可能/不可能が微妙に分かれます。
安定して動作するのは、CM7 EAv7.2+テザリング対応カーネルの組み合わせかな、という感じです。
Rstream A1をCM7.1にしてカメラとか使う手法 2012/01/09版の手順で、手順8でダウンロードするkernelを「Kernel_2.6.35.13-rstream.zip」の方で行ってください。

CyanogenMod 7にすると、設定画面に出てきて、なおかつ有効にできるので、可能かな、と思っていたのですが、手持ちのカスタムROMのXperia X10 mini proは接続できませんでした。
これについては、まだ追求していません。
Makotoさんの検証によればUSBテザリングは動作するが、Wifiテザリングは動作しなかったとのこと。詳しくはblog それでも地球はまわっている「激安8千円のAndroid携帯+イオンSIMでテザリングが出来た」を参照のこと。
CM7 EAv7.2+テザリング対応カーネルの組み合わせで可能となりました。
Rstream A1をCM7.1にしてカメラとか使う手法 2012/01/09版の手順で、手順8でダウンロードするkernelを「Kernel_2.6.35.13-rstream.zip」の方で行ってください。

・rstream 中華フォント
はい、中華フォントです。
Rstream A1標準のAndroid 2.1で/system/fontsにフォントを突っ込む方法が未発見であるため、現状なんともできない感じです。
MUCHTEL A1標準のAndroid 2.2.2であれば/system/fontsに日本語フォントをいれれるので、対処可能です。
しかし、MUCHTEL A1標準Android 2.2.2は、日本語リソースが入っていないので、「MoreLocale2」をインストールして、設定画面とかは英語表記、日本語に対応しているアプリについては日本語表示される、という設定状態にして使用してください。

Rstream A1にいろいろ焼いてみる: Orange Anrdoid 2.1

CyanogenMod6 Rom 2.2 Build77 の内容を元に作業を試みている。

How to upgrade from Rom 2.1 to Rom 2.2:
1) Install the Oficial ROM 226D using the TOOLS (RUT or SUT)
2) Get the “RomManager” app from market or download here
3) In “RomManager” select “Flash ClockworkMod Recovery”
4) Select “Commtiva Z71” phone (compatible with Boston and clones)
5) Copy the rom cm_z71_full-xx.zip and the Google Apps zip file to sdcard
6) In “RomManager” select “Install ROM from sdcard” and choose the Rom file
7) Select “Install ROM from sdcard” and choose the Google Apps zip file
8) Reboot in Recovery Mode (camera+vol up+power)
9) Wipe All phone data
10) You could enjoy Froyo 🙂

まず1)の「Oficial ROM 226D using the TOOLS」、これはどんなバージョンのAndroidなのかを確認してみた。


Model number: Orange_Boston
Firmware version: 2.1-update1
Baseband version: MP1_850
Kernel version: Apps_2.6.29
Build number: 4015_2_26D
どうやらBaseband versionは変わらないようである。

このROMの特徴は、どうやらOrangeという携帯電話会社用だったようで、全体的にオレンジ色のデザインで作られている。
また、いろいろアプリが入っている。

キー操作とカメラは正常に動作している。
adb接続すると一般ユーザ。
日本語リソースなし。

次に、ROM Managerとしてリンクが書かれているものの確認。
最新のROM ManagerはAndroid 2.2以降の対応であるため、Android 2.1に対応しているv2.0.3.1でした。
正常にインストールできたものの、root取得でつまずいてしましました。

z4root v1.3.0も、UniversalAndroot-1.6.2-beta5もうまくいきませんでした。

なので、あとの手順をやるのは諦め、手動でfastbootによりclockwork mod recoveryを書き込み、update-cm-6.1.2-Z71-signed.zipを適用してみた。
その結果、
モデル番号: Z71
Androidバージョン: 2.2.1
ベースバンドバージョン: MP1_850
カーネルバージョン: 2.6.35.9-cyanogenmod rmcc@arachnid #3
Modバージョン: CyanogenMod-6.1.2-Z71
ビルド番号: FRG83

キーはおかしい、カメラ不可、の状態だった。
日本語リソースはあり。