FleaPhone CP-D02にシステムアップデート 0502G032_20130428が出てた

coviaのFleaPhone CP-D02にシステムアップデート 0502G032_20130428が出ていました。

「システム更新」アプリで確認すると、以下の様な表示になりました。
device-2013-05-22-004431

ダウンロードが終わると、以下の様な画面で適用確認されます。
device-2013-05-22-004704

CWM Recovery状態でも、適用できそうな雰囲気ではあったのですが、駄目でした。
IMG_5165
駄目な理由はCWM Recoveryでのデバイス認識符が適切でないことで、update.zip内の機種チェックが引っかかっていたためです。

そのうちCWM Recovery側を修正しますが、とりあえず、アップデートを適用する方法はあります。
/sdcard/googleota/update.zip を取り出して、update-scriptを編集するのです。

assert(getprop("ro.product.device") == "htt77_ics2" ||
       getprop("ro.build.product") == "htt77_ics2");
show_progress(0.500000, 0);
format("ext4", "EMMC", "/system", "0");
mount("ext4", "EMMC", "/dev/block/mmcblk0p3", "/system");
package_extract_dir("recovery", "/system");
<略>

というところの、最初の2行を下記の様にコメントにしてから、ファイルをupdate.zipに戻します。

#assert(getprop("ro.product.device") == "htt77_ics2" ||
#       getprop("ro.build.product") == "htt77_ics2");
show_progress(0.500000, 0);
format("ext4", "EMMC", "/system", "0");
mount("ext4", "EMMC", "/dev/block/mmcblk0p3", "/system");
package_extract_dir("recovery", "/system");
<略>

戻したファイルをCWM Recoveryから指定すれば、アップデートができます。
IMG_5170

再起動をすると、更新が始まって・・・
IMG_5172

そして、システム更新アプリでチェックすると・・・
device-2013-05-22-010231

ほらね。

なお、アップデート後は、CWM Recoveryが消えます。
また、/system/xbin/suも消えます。
でも、他のアプリやデータはそのまま残っていました。

アップデート後のbuild.propは以下の通りです。

# begin build properties
# autogenerated by buildinfo.sh
ro.build.id=IMM76D
ro.build.display.id=ALPS.ICS2.MP.V1.19
ro.build.version.incremental=eng.wangzijian.1367136287
ro.custom.build.version=1367136287
ro.build.version.sdk=15
ro.build.version.codename=REL
ro.build.version.release=4.0
ro.build.date=Sun Apr 28 16:06:09 CST 2013
ro.build.date.utc=1367136369
ro.build.type=user
ro.build.user=wangzijian
ro.build.host=wangzijian-desktop
ro.build.tags=test-keys
ro.product.model=covia_CP-D02
ro.product.brand=VOTO
ro.product.name=htt77_ics2
ro.product.device=htt77_ics2
ro.product.chivinproduct=covia_CP-D02
ro.product.chivinversion=0502G032_MH011S-T8100PM15E
ro.product.customversion=0502G032_20130428
ro.product.board=htt77_ics2
ro.product.cpu.abi=armeabi-v7a
ro.product.cpu.abi2=armeabi
ro.product.manufacturer=alps
ro.product.locale.language=ja
ro.product.locale.region=JP
ro.wifi.channels=
ro.board.platform=
# ro.build.product is obsolete; use ro.product.device
ro.build.product=htt77_ics2
# Do not try to parse ro.build.description or .fingerprint
ro.build.description=htt77_ics2-user 4.0 IMM76D eng.wangzijian.1367136287 test-keys
ro.build.fingerprint=HTT:4.0/IMM76D/1367136287:user/test-keys
ro.build.flavor=
ro.build.characteristics=default
# end build properties

# begin mediatek build properties
ro.mediatek.version.release=ALPS.ICS2.MP.V1.19
ro.mediatek.platform=MT6577
ro.mediatek.chip_ver=S01
ro.mediatek.version.branch=ALPS.ICS2.MP
# end mediatek build properties
#
# system.prop for generic sdk
#

rild.libpath=/system/lib/mtk-ril.so
rild.libargs=-d /dev/ttyC0


# MTK, Infinity, 20090720 {
wifi.interface=wlan0
# MTK, Infinity, 20090720 }

# MTK, mtk03034, 20101210 {
ro.mediatek.wlan.wsc=1
# MTK, mtk03034 20101210}
# MTK, mtk03034, 20110318 {
ro.mediatek.wlan.p2p=1
# MTK, mtk03034 20110318}

# MTK, mtk03034, 20101213 {
mediatek.wlan.ctia=0
# MTK, mtk03034 20101213}


# MTK, TeChien {
ro.media.enc.hprof.file.format=3gp
ro.media.enc.hprof.codec.vid=m4v
ro.media.enc.hprof.vid.width=720
ro.media.enc.hprof.vid.height=480
ro.media.enc.hprof.vid.fps=30
ro.media.enc.hprof.vid.bps=3400000
ro.media.enc.hprof.codec.aud=amrnb
ro.media.enc.hprof.aud.bps=12200
ro.media.enc.hprof.aud.ch=1
ro.media.enc.hprof.aud.hz=8000

ro.media.enc.mprof.file.format=3gp
ro.media.enc.mprof.codec.vid=m4v
ro.media.enc.mprof.vid.width=352
ro.media.enc.mprof.vid.height=288
ro.media.enc.mprof.vid.fps=30
ro.media.enc.mprof.vid.bps=990000
ro.media.enc.mprof.codec.aud=amrnb
ro.media.enc.mprof.aud.bps=12200
ro.media.enc.mprof.aud.ch=1
ro.media.enc.mprof.aud.hz=8000

ro.media.enc.lprof.file.format=3gp
ro.media.enc.lprof.codec.vid=h263
ro.media.enc.lprof.vid.width=176
ro.media.enc.lprof.vid.height=144
ro.media.enc.lprof.vid.fps=30
ro.media.enc.lprof.vid.bps=384000
ro.media.enc.lprof.codec.aud=amrnb
ro.media.enc.lprof.aud.bps=12200
ro.media.enc.lprof.aud.ch=1
ro.media.enc.lprof.aud.hz=8000
# MTK, TeChien }

#
wifi.tethering.interface=ap0
#

ro.opengles.version=131072

wifi.direct.interface=p2p0
dalvik.vm.heapgrowthlimit=64m
dalvik.vm.heapsize=128m


# Encrypt phone function
ro.crypto.tmpfs_options=mode=0771,uid=1000,gid=1000
ro.crypto.fs_type=ext4
ro.crypto.fs_real_blkdev=/emmc@usrdata
ro.crypto.fs_mnt_point=/data
ro.crypto.fs_options=noauto_da_alloc
ro.crypto.fs_flags=0x00000406

# USB MTP WHQL
ro.sys.usb.mtp.whql.enable=0

# Power off opt in IPO
sys.ipo.pwrdncap=2

ro.camera.sound.forced=1

ro.sys.usb.storage.type=mtp,mass_storage
#HTT liujihui {
ro.setupwizard.mode=DISABLED
ro.com.google.locationfeatures=1
ro.com.google.networklocation=1
persist.sys.timezone=Asia/Shanghai
#HTT liujihui }

#
# ADDITIONAL_BUILD_PROPERTIES
#
fmradio.driver.chip=1
ril.external.md=1
ro.sf.hwrotation=180
ril.current.share_modem=1
launcherplus.allappsgrid=2d
launcher2.allappsgrid=3d_20
curlockscreen=2
ro.mediatek.gemini_support=false
persist.radio.fd.counter=20
persist.radio.fd.off.counter=20
drm.service.enabled=true
fmradio.driver.enable=0
mediatek.wlan.chip=MT6620
mediatek.wlan.module.postfix=
dalvik.vm.mtk-stack-trace-file=/data/anr/mtk_traces.txt
ro.config.notification_sound=Tinkerbell.ogg
ro.config.alarm_alert=ring4.mp3
ro.config.ringtone=CaribbeanIce.ogg
ro.config.sound_fx_volume=-10
net.bt.name=Android
dalvik.vm.stack-trace-file=/data/anr/traces.txt

格安050VoIP電話を使って自宅回線としてみる

いま、自宅の電話はbiglobeのVoIPサービスを使っている。
それをプロバイダとは直接関係しないVoIPサービスに替えてみようと思った。

050電話回線の候補は3つ。
・Fusion個人向け:FUSION IP-Phone
・Fusion個人向け:FUSION IP-Phone SMART
・Covia個人向け:FleaLine Light

まぁ、3つあげたけど、実際には、これ、全部、Fusion VoIPを利用しているので、実体は1つ、という感じです。
なので、通話料とか無料通話可能先はどれでも同じです。

・基本料が無料だけど、βサービス中なFUSION IP-Phone SMART
・留守番電話と着信転送サービスが無料になったFUSION IP-PhoneとIP-Phone SMART
・追加料金で市外局番03の電話番号も持てるFLeaLine Light
という感じでしょうか。

うちは、個人向け開始が一番早かった、FleaLine Lightを1回線と、使わない限りは月額料金がかからないFUSION IP-Phone SMARTを1回線もっています。

ちなみに、FUSION IP-Phone SMARTは公式サイトを見ると、スマートフォンでしか使えないように見えますが、よくあるご質問に「IP-Phone SMARTはパソコンにインストールしたソフトフォンでも利用できますか?」と「IP-Phone SMARTはIP電話機でも利用できますか?」があり、どちらも「できます」と回答されているとおりに、使って問題ないのです。

そんなわけで、入手したのが、Grandstream Networkの「HandyTone 702 ATA

買ったのは2012年12月で、日本で取り扱ってるところがなかったので、ebayで買いました。
送料込み$53。当時だと日本円で4400円でした。

この機種を選んだ理由は、ルータ機能が必要であれば「HandyTone 502 ATA」なのですが、不要。
1回線のみの「HandyTone 701 ATA」と、2回線のHandyTone 702 ATA、4回線のHandyTone 704 ATAを比較したところ、価格的に701と702で大差がなく、4回線も必要ない、ということで「Handy Tone 702」ということになりました。


2019/06/13の現行商品はHT801HT802になります。

日本代理店もできたようなので導入しやすくなっています。


このHandy Toneは、Web GUIもマニュアルも、英語です。
日本語はありません。

マニュアルに関しては、旧機種についてのものが検索すれば出てくると思いますが、まぁ、必要無いでしょう。

使い方は簡単

「LANポートにLANケーブル」、「FXS1(Phone1)ポートに電話」をさして、準備。

HandyToneにどういったIPアドレスが割り当てられたかを、電話で確認。

1. FXS1につないだ電話の受話器を上げる
2. 「***」と3回、「*」を押す
3. 受話器から「ひあー ざ にゅー おぷしょん」的な声が聞こえてくる
 (マニュアル見ると「Enter a Menu Option」っぽいんだけど、そう聞こえない)
4. 「02」を押す。
5. 受話器から「あいぴーあどれす」と言う声と共にIPアドレスが読み上げられる。
 192.168.1.102、だったら「わん、ないん、つー」「どっ」「わん、しっくすー、えいっ」「どっ」「わん」「どっ」「わん、ぜろ、つー」
 という様に聞こえます。

IPアドレスが分かったらブラウザから「http://IPアドレス」にアクセスします。

初期パスワードは「admin」です。

設定した方がよい項目がいくつかあります。

「BASIC SETTINGS」内では以下です。
・「Time Zone」を「GMT+9:00 (Japan,Korea, Yakutsk)」

「ADVANCED SETTINGS」内では以下です。
・「NTP Server」を「ntp.mfeed.ad.jp」「ntp.nict.jp」

日本で使う時に感じる、いろんな音の違和感を無くすために「ADVANCED SETTINGS」内の「Call Progress Tones」で以下を変更を変更した方がいいでしょう。

・受話器上げたあとの音の違和感無くす
  Dial Tone:f1=350@-13,f2=440@-13,c=0/0;→「f1=400@-19,c=0/0;」
・電話がかかってきた時
  Ringback Tone: f1=440@-19,f2=480@-19,c=2000/4000;→ 「f1=400@-19,f2=385@-20,c=1000/2000;」
・話し中の時
  Busy Tone:f1=480@-24,f2=620@-24,c=500/500;→ 「f1=400@-19,c=500/500;」
・Reorder Tone:f1=480@-24,f2=620@-24,c=250/250;→ 「f1=480@-19,f2=620@-19,c=1500/1500;」→(どうやら先方から切られた時の音にも使われるらしい)「f1=400@-19,c=500/500;」
・Confirmation Tone:f1=350@-11,f2=440@-11,c=100/100-100/100-100/100;→ 「f1=600@-16,c=250/250;」
・Call Waiting Tone:f1=440@-13,c=300/300-300/10000;→ 調整中・・・というかどういう時に使うのかよく分からない。

次に、VoIP契約(VoIPアカウント)に関する設定は「FXS Port」で行います。

・「Account Active」を「Yes」
・「Primary SIP Server」に適切なVoIPサーバの設定
 Coviaの場合:「flvoip?????.covia.jp:5070」(契約時に送られてくるものを指定
 FUSION IP-Phone SMARTの場合:「smart.0038.net」
・「SIP User ID」に契約時の資料にあるUser IDを入力
・「Authenticate Password」に上記User IDのパスワード
・「Local SIP port」を場合によっては指定
 Coviaの場合:「5070」
 Fusion IP-Phone SMARTの場合:「5060」(標準値
下から1/3ぐらいの場所にある設定で
・「SLIC Setting」を「Japan CO」
・「Caller ID Scheme」を「NTT Japan」

これで、なんとなく使える感じです。

「Caller ID Scheme」を「NTT Japan」とすることで、電話機に「iD」マークがつき、ナンバーディスプレイ(発信者番号表示)に対応してくれます。

ただ、うちでつないだ電話機の場合、着信時に番号表示をしてくれないのですが、着信履歴を見るとちゃんと番号表示をしてくれる、という中途半端な状態で認識されています。

で、FleaPhone CP-D02にFleaCallをインストールして設定したFleaPhone Lightを、IIJ mioの200kbps契約状態で、Bフレッツ回線の自宅に設定したFusion IP-SMARTに電話をかけたところ、まぁ、普通に通話できました。

Fusion IPの標準機能で、何秒電話を取らなかったら留守番電話になる、とか
登録してあるメールアドレス宛に着信があったことの通知、とかができる、というので
家にいなくても、着信があったことがわかる、という感じです。


余談ですが、この記事のIDが、最近の記事のIDと比較すると古いものになってますが、
2012/12に途中まで書いて放置してたからだったりします。

FleaPhone CP-D02とGALAXY SII WiMAX ISW11SCの関係性

簡単にいっちゃえば、FleaPhone CP-D02の外形は、GALAXY SII WiMAX ISW11SCとほぼ同じ、っていう話ですね。

元ネタは、刺客の大原「スマートフォン「FleaPhone CP-D02」 – ⑪ケース編 –」と「スマートフォン「FleaPhone CP-D02」 – ⑯対応ケース特価情報編 –」です。

いまはもう安いのが消えてしましましたが、amazonで「Galaxy S2 WiMAX用ケース」を探すといろいろ出てきます。

これを試しに1個買ってみたところ、ちょっとはまり具合が悪いところはありますが、まぁ、おおむねちゃんと取り付けられた感じです。

ストラップについても、ちゃんとなってます。

また、ケースだけを買ったのに、なぜかGALAXY SII WiMAX用スクリーンプロテクタも1枚ついてきました。
とりあえず、上から合わせてみると、ちゃんと使えそうな感じです。

あとで、写真を追加して更新します

FleaPhone CP-D02は关于VOTO T8100

すげーうかつだー

FleaPhone CP-D02のバッテリーに「维图通讯有限公司」って書いてあるじゃん

検索してみると「关于VOTO」が出てきたよ。
(ちなみに、「维图通讯」を入力するのにはncikuの手書き入力機能を使いました。)

T8100製品ページにある下記画像を見る限りでは、同一ですね。

T8100-tz

FleaPhone CP-D02をadb接続して覗いてみる」で「ro.product.brand=VOTO」(VOTO)とか「ro.product.chivinversion=0502G032_MH011S-T8100PM15E」(T8100)が出てたけど、それが答えだったとは^^;;;;

うかつ過ぎました^^;;;;

MediaTekの4コアCPU MT6589/MT6589M/MT6589TとMT6582

MediaTekの4コア系の話がいろいろ出てきてもやもやしていたところ、「联发科MT6589、MT6589M、MT6589-Turbo的区别」にて比較表を発見。
「MT658x」というさらに次のチップの存在もありましたが、こちらはモザイクがかかっていました。
おそらくはLTE対応のチップなんでしょう。

で・・・掲載されている画像をtextにしてみると以下のような感じです。
簡単に言えば

・MT6589M : 廉価版4コア
・MT6589 : 標準4コア
・MT6589T : 高速版4コア
・MT6582 : 周辺回路一体型4コア(たぶんチップサイズが大きい)

ということですね。

MT6589M MT6589 MT6589-Turbo MT6582 MT658x
ピン互換性あり ピン互換性あり
プロセス 28nm
CPU 4xCortex-A7,1.2GHz
32KB/32KB L1, 1MB L2
4xCortex-A7,1.2GHz
32KB/32KB L1, 1MB L2
4xCortex-A7,1.5GHz
32KB/32KB L1, 1MB L2
4xCortex-A7,1.2GHz
32KB/32KB L1, 1MB L2

メモリ LPDDR2 533MHz LPDDR2 533MHz LPDDR2 533MHz LPDDR2 533MHz
LPDDR3 533MHzz
カメラ 8MP ISP 13MP ISP 13MP ISP 8MP ISP
ビデオ Decode
Encode
720p 30fps
720p 30fps MPEG4
1080p 30fps
1080p 30fps MPEG4
1080p 30fps
1080p 30fps MPEG4
1080p 30fps
1080p 30fps H.264
~/~
GPU IMG SGX544 156MHz IMG SGX544 286MHz IMG SGX544 357MHz MT6589Mより1.5倍以上高速
ディスプレイ qHD 960×540 HD1080 1920×1080 HD1080 1920×1080 qHD 960×540
モデム(無線) HSPA+&TD-SCDMA HSPA+&TD-SCDMA HSPA+&TD-SCDMA HSPA+&TD-SCDMA
周辺回路 外付け MT6620/MT6628 外付け MT6620/MT6628 外付け MT6620/MT6628 WiFi/BT/FM/GPUも内蔵