CynanogenModがMediaTek端末をサポートという噂と各種ソースファイル

噂ですよ、うわさ。
しかも、実は1ヶ月遅れの話題です。
中華AndroidメーカのFAEAは、NFC対応とか、ビジネス向け、とか他のメーカにない感じの端末を出しています。
そこのフォーラムで2013/09/24にこんなスレがたちました。

[FaeaF2] [Official][ROM][CyanogMod][Development] in progress

CyanogenMod公式でFAEA F2という端末がサポートされるらしい、というあたりの話が書かれています。
ただ、11月7日現在のステータスでは、公表できる内容がないようです。

はたして、これは、単なる噂で終わるのか、それとも公式で発表されたりするのか
2014年にならないと決着しないような気もしますが、今後が注目されます。


で・・・検索ついでに出てきたMediaTek端末向けのソースファイルへのリンクを見つけたのでご紹介。

luckasfbさんの書き込みより

Please, stop the fluding. I can take a 99% of information about all of shared mediatek sources (kernel and platform).
1. Not had shared the android (platform) full sources for >=4.1
2. Had platform sources 2.3.6, 4.0.4 (full, but without sources of some proprietary binaries and libs)
android platform 2.3.6 (mt6513) or forks
android platform 2.3.6 (mt6515/75) or forks
android platform 4.0.4 (mt6517/77) or forks
partially sources for android platform 4.1.x (Motorola sources for mt6575/77). included HWComposer, SurfaceFlinger, HAL, audio, camera. But without RIL. Think after patch with its AOSP may be build worked MTK platform 4.1.x for 6575/77 without RIL

3. Not had another shared sources of mediatek platforms!!!
4. Kernel sources for mtk chipsets released:
Sony : Open source download for Xperia? C (S39h); software version 16.0.A.0.47 – mt6589
Oppo : https://github.com/oppo-source/R819-Kernel-Source-4.2 – mt6589
Acer : Need change the smartphones/tablet > Series > Products – mt6575/77/89
LGE : Models: Optimus L4II/5II (LGE440/445/450/455/460/470) – mt6575/77
Alcatel : http://sourceforge.net/projects/alcatel/files/ – mt6573/75/77/89
Gigabyte : – mt6577, – mt6575
Fly : – mt6573/75/77/89
Explay : – mt6575
Wikogeeks : – mt6577/89
BQ : Aquaris 4.5 /Aquaris5 – mt6577/89
Huawei : – mt6577
Lenovo : http://www.lenovomobile.com/opensource/release/ – mt6573/77/89
Asus : – mt6589
Motorola : – mt6575/77, very full sources!!!

つか、MotorolaでMediaTek端末なんてのがあったのか!

Spreadtrum SC7710が正式発表してた

9月に「Spreadtrum SC7710搭載のAndroidが日本公式発売!その名もfreetel!」という記事で紹介した中国Spreadtrum社のWCDMA対応チップセットSC7710について、正式な出荷アナウンスが10月29日に出ていた。

プレスリリース
:「Spreadtrum Announces Mass Production of WCDMA/HSPA+ Smartphone Chipset SC7710
製品情報:「SC7710: Single-core WCDMA/HSPA+ Chipset

ダイアグラムも以前のリーク図とほぼ同じ感じですね。
SC7710框图

Cortex-A5 1GHz(1コア)
GPU Mali-400
WCDMA Category14(= HSPA+ 21.1Mbps)
RAM 1GB/ROM 4GBまで
Dual SIMサポート(GSM側と思われる)

チップセットとしては「Support 3GPP Band I to Band VI, Band VIII, Band IX, and Band X」ということで日本で関係してくるのは以下の4つの周波数帯に対応しているようです。

Band I 2100MHz=ドコモ,ソフトバンク
Band VI 800MHz=ドコモ(FOMAプラスエリア)
Band VIII 900MHz=ソフトバンク(プラチナバンド)
Band IX 1700MHz=イーモバ,ドコモ

日本以外での採用例を見ないBand VIとBand IXをわざわざ記載しているので、きっと、freetelから出てくるやつも、FOMAプラスエリアとか対応してくれているんでしょうね!!!

で、発売どうなってるのかな?freetel!

CentOS6ベースでカスタムLiveCDを作る

CentOS6ベースでカスタムLiveCDを作ろうとして、何点か悩んだ。
(「CentOS6でカスタムインストールDVD作成」という記事もあります)

BIOSブートで悩んだ点
・ブートオプションに「quiet rhgb」がついていると画面がちゃんと表示されない
  → isolinux/isolinux.cfg を編集して対処

EFIブートで悩んだ点
・grubより先に進まない
001
上記の画面のまま進まない。

ブート選択を表示させてから、「b」でブートしようとすると、黒画面になるが、キーを何か入力するとgrubに戻る状態

→ LiveCDのisoファイルのEFI/BOOT/grub.confを見るとgrub.conf内の指定が「EFI/boot/~」
 大文字小文字の違いにより必要なファイルがとってこれていない模様

そんな訳で、最終的に作成できたKickStart用ファイルは以下となります。

lang en_US.UTF-8
#keyboard us
keyboard jp106
#timezone US/Eastern
timezone --utc Asia/Tokyo
auth --useshadow --enablemd5
selinux --enforcing
firewall --disabled
rootpw --plaintext password

#repo --name=base   --baseurl=ftp://ftp.redhat.com/pub/redhat/rhel/beta/6Server-beta2/$basearch/os/
#repo --name=base   --baseurl=http://mirror.centos.org/centos/6/os/$basearch
repo --name=base   --baseurl=http://ftp.riken.jp/Linux/centos/6/os/$basearch
repo --name=update --baseurl=http://ftp.riken.jp/Linux/centos/6/updates/$basearch
repo --name=epel   --baseurl=http://download.fedoraproject.org/pub/epel/6/$basearch

%packages
@core
anaconda-runtime
bash
kernel
syslinux
passwd
policycoreutils
chkconfig
authconfig
rootfiles

%end

%post --nochroot

cat > /root/postnochroot-install << EOF_postnochroot
sed -i "s/ quiet / /"             \$LIVE_ROOT/isolinux/isolinux.cfg
sed -i "s/ rhgb / /"              \$LIVE_ROOT/isolinux/isolinux.cfg
#
sed -i "s/ quiet / /"             \$LIVE_ROOT/EFI/BOOT/isolinux.cfg
sed -i "s/ rhgb / /"              \$LIVE_ROOT/EFI/BOOT/isolinux.cfg
sed -i "s/\/EFI\/boot\//\/EFI\/BOOT\//"    \$LIVE_ROOT/EFI/BOOT/isolinux.cfg
sed -i "s/ quiet / /"             \$LIVE_ROOT/EFI/BOOT/grub.conf
sed -i "s/ rhgb / /"              \$LIVE_ROOT/EFI/BOOT/grub.conf
sed -i "s/\/EFI\/boot\//\/EFI\/BOOT\//"    \$LIVE_ROOT/EFI/BOOT/grub.conf
sed -i "s/ quiet / /"             \$LIVE_ROOT/EFI/BOOT/BOOTX64.conf
sed -i "s/ rhgb / /"              \$LIVE_ROOT/EFI/BOOT/BOOTX64.conf
sed -i "s/\/EFI\/boot\//\/EFI\/BOOT\//"    \$LIVE_ROOT/EFI/BOOT/BOOTX64.conf

EOF_postnochroot

/bin/bash -x /root/postnochroot-install 2>&1 | tee /root/postnochroot-install.log

%end

このファイルの原型は「https://projects.centos.org/trac/livecd/browser/trunk/CentOS6」にあるrhel6beta-livecd-minimal.ksです。
「post –nochroot」のところはrhel6beta-livecd-desktop.ksを参考にしています。

主な変更点
・レポジトリ指定をCentOS+EPEL
・rootパスワードは「password」とする
・タイムゾーンとキーボードを日本向け
・langは、コンソールで使うため英語のまま

isoイメージ作成の手法については「Creating a LiveCD image」にあるとおり。

# LANG=C livecd-creator --config=livecd.ks --fslabel=CentOS-minimal

で実行しています。

iPhone5s/iPhone5cもどきの中華Android一覧 2013/11/07

とりあえずリストアップ。
前半は「iPhone5sもどき」、後半が「iPhone5cもどき」です。

iPhone5sっぽい中華Android一覧

<入手可能品>

・「Thunderbird Golden i5s」
MTK MT6572搭載のiPhone5sもどき。
液晶:854×480
なぜか金色バージョンのみ入荷
RAM 1GB/ROM 8GB

・「Kiphone 5s」
MT6572搭載のiPhone5sもどき。
液晶:854×480
白/黒/金色(+5ドル)がある
RAM 1GB/ROM 8GB。
Atutu Benchmark 10209
「GSM only版」と「WCDMA(3G)版」があるので注意。
発注の標準選択は「2G GSM」になっているので、そのまま発注すると悲劇が訪れるので注意。
日本で使うには、オプションの「3G WCDMA [PlusUSD:20.00]」を選択すること。

・「Hero 5S」
MT6572M搭載のiPhone5sもどき。
液晶:800×480
白/黒/金色がある
RAM 512MB/ROM 4GB
GSM onlyのため価格が安い。

・「M102 Google 5S」
MT6572搭載のiPhone5sもどき。
液晶:800×480
RAM 512MB/ROM 4GB
SIM:Dual Normal SIM

・「Zophone I5S」
MT6577搭載のiPhone5sもどき。
MT6572ではなく、1世代前のMT6577であることに注意。
液晶:854×480
RAM 1GB/ROM 4GB
SIM:Nano SIM

<未発売 or 発売中止?>

・「Thunderbird i5s」
MTK MT6589TのiPhone5Sもどき。
液晶:1920×1080
白/黒あり
RAM 2GB/ROM 32GB

・「Thunderbird Golden i5s」
MTK MT6589TのiPhone5Sもどき。
液晶:1920×1080
金色バージョンだけ別枠
RAM 2GB/ROM 32GB


iPhone5cっぽい中華Android一覧

<入手可能品>
・Kiphone 5c
MTK MT6572搭載のiPhone5cもどき。
液晶:800×480
白/青/赤/黄がある
RAM 512MB/ROM 4GB
Atutu Benchmark 9248

・「Thunderbird i5c 6572」
MTK MT6572搭載のiPhone5cもどき。
液晶:854×480
白/青/赤/黄がある
RAM 512MB/ROM 4GB
Atutu Benchmark 10325

・「Goophone i5c」
MTK MT6572搭載のiPhone5cもどき。
液晶:854×480
白/青/ピンク/黄/緑がある
RAM 512MB/ROM 4GB
アップルロゴのところに蜂のロゴがある
3Gの対応が2100MHzのみの模様

・「5C+」
MTK MT6572W搭載のiPhone5cもどき。
液晶:800×480
白/青/ピンク/黄/緑がある
RAM 512MB/ROM 4GB
3Gは2100MHzのみの対応

・「M103 Google 5C」
MTK MT6572搭載のiPhone5cもどき。
液晶:800×480
RAM 512MB/ROM 4GB
SIM:Dual Normal SIM

<未発売 or 発売中止?>

・「Bear-5C」
Snapdragon 600搭載というのが非常に嘘くさい。
液晶:1920×1080
白/ピンク/黄/青/緑がある
RAM 2GB/ROM 32GB
iPhone5sもどきならともかく、iPhone5cもどきとしてはスペックが高すぎるので、発売中止になったんじゃないかと思われる。

・「Thunderbird i5c」
MTK MT6589搭載のiPhone5cもどき
液晶:1280×720
白/ピンク/黄/青/緑がある
RAM 1GB/ROM 32GB
こっちのバージョンは発売中止になった可能性が高い

Nimble Storageの日本代理店が発表になったようで

2012年8月に紹介したNimble Storageですが、このたび、アセンテックが国内総代理店として取り扱うことが決まったようです。

・プレスリリース:アセンテック、ハイブリッド型ストレージシステム 「Nimble Storage」の国内販売開始
アセンテック Nimble Storage製品ページ

春ぐらいからNimble Storageの日本上陸に関する話がちらほらあり、うちの記事がNimble Storageに関する唯一の日本語記事ということもあって、サポートとかを担当しそうないろんなベンダさんのIPアドレスから、アクセスがいろいろあったのがなかなかおもしろかったですね。
(もちろん、アセンテックさんからのアクセスも結構ありました。というか、参考にしたんだから謝礼くださいw)

過去記事の紹介
Nimble Storage(2012/08/06)
SSD+SATAのハイブリッドストレージ Nimble Storageについて調べてみた(2013/05/21)
ネットワークストレージ業界の標準ハードウェアSupermicro 6036ST-6LR(2013/05/15)

Nimble Storageについて知りたい人は、2番目の記事(SSD+SATAのハイブリッドストレージ Nimble Storageについて調べてみた)。

要約
・汎用的に使えるiSCSIストレージ
・SSDはReadキャッシュとして使用する
・書き込みの高速化は「データの圧縮」と「バッファ蓄積による書き込みのシーケンシャルWrite化」などで実現
・SSDは壊れても大丈夫な構成(実データは全てHDD上にある)
・VSS(Microsoft)やSRM/VAAI(VMware)などの連携プラグインも提供済み
・筐体間レプリケーションもサポート
・Nimble Storageの筐体はSupermicro 6036ST-6LRを採用