Orange Pi Winが届いた!・・・でも、まだOSが・・・(3/23 11時:リンクが修正された

Alllwinner A64搭載のOrange Pi Winが届きました。

いつもの箱で届いたので、とりあえず、似たようなサイズのOrange Piシリーズと並べて見ました。

右からOrange Pi 2、Orange Pi Win、Orange Pi PC2です。
Orange Pi Winだけ、コネクタの配置が逆だったんですね。

で・・・Orange Pi WinのOSについてなのですが、Orange Piフォーラムの「Link for Download imageに「Image for Orange Pi Win:」という記載があるのですが、リンク先は死んでいるという・・・
上側にあるリンク「https://mega.nz/#F!WwkGDAja!VEQQ5tsurQehPpwJ6Oc3Bw」は各機種用のリンクがあるのですが、Orange Pi Win用は含まれず・・・

23:00追記:なんとか入手できたので試してみました→「Orange Pi Win向けDebian_Server_Jessie_A64_Win_V0_0_1を使ってみた

2017/03/23 11:00 「https://mega.nz/#F!BsNnwLbB!2xmXr7QxpomJ89p50GA9Pg」からダウンロードできるようになりました

ただ、このスレッドにArmbianの作者の人が、「昨日リリースのOrange Pi PC2向けArmbianのNightly Buildで対応してる」という発言が・・・
現在、ダウンロード中です・・・

23:00追記:ダウンロードしたけど、電源切れても画面真っ黒なままでした・・・

事前準備で同じAllwinner A64を使ったボードであるPine A64+、BananaPi M64、NanoPi A64のUbuntuをダウンロードしてあったので、先にそれらを試してみました。

Banana Pi M64、Nano Pi A64共に、USB OTG以外のUSBポートは認識せず、有線LAN/無線LANも認識せず。
USB OTGに接続したキーボード、マウス、WiFiは認識しました。
が・・・手持ちのWiFiアダプタ用のfirmwareが入っていなかったようで利用はできませんでした・・・残念

23:00追記:「Orange Pi Win向けDebian_Server_Jessie_A64_Win_V0_0_1を使ってみた」のイメージに含まれていたファイルを使うとOrange Pi Winでも使える様になりました。

Allwinner H3搭載のOrange Pi Zero Plus2登場

Orange Pi Zero Plus 2」が送料込み$22.05で登場

最初、Allwinner H5 SDKにOrange Pi Zero Plus2の名前が登場したので、H5搭載機かと思っていたのですが、Allwinner H3搭載ということで発売されたのがちょっと残念ではあります…

小型でHDMIコネクタ、eMMC 8GB付きと、組み込んで使うには最適な感じです

小型のOrange Piで比較するとこんな感じです。

Orange Pi Zero Orange Pi Zero Plus 2 Orange Pi One
SoC H3 H2+ H3
RAM 256 / 512 512 512
ストレージ microSDスロット eMMC 8GB+microSDスロット microSDスロット
有線LAN あり なし あり
WiFi あり XR819 あり AP6212 なし
Bluetooth なし あり AP6212 なし
HDMI端子 なし あり あり
GPIO 26pin+13pin 26pin+13pin 40pin
USBコネクタ USB*1+micsoUSB OTG*1 microUSB OTG*1 USB*1+microUSB OTG*1
電源供給 microUSB OTG microUSB OTG 極性統一#2

PowerShellによるWindows Updateが0x80240023で失敗する(EULAの同意問題)

PowerShellを使って、Windows Updateを行うスクリプトを作成中。

実物はいろんな細かい細工をしているので、似たようなものを作成すると下記のようなものとなる。

$UpdateCollection = New-Object -ComObject Microsoft.Update.UpdateColl
$Session = New-Object -ComObject Microsoft.Update.Session
$Searcher = New-Object -ComObject Microsoft.Update.Searcher
$Result = $Searcher.Search("IsInstalled=0 and Type='Software'")
foreach( $Update in $Result.Updates){
    if($Update.AutoSelectOnWebSites -eq $true){
        $UpdateCollection.Add($Update) | Out-Null
    }
}

$Downloader = $Session.CreateUpdateDownloader()
$Downloader.Updates = $UpdateCollection
$DownloadResult = $Downloader.Download()

$Installer = New-Object -ComObject Microsoft.Update.Installer
$Installer.Updates = $UpdateCollection
$InstallerResult = $Installer.Install()

これをWindows7環境で実験を行った。

まず、最初は下記のエラーが出力された。

"0" 個の引数を指定して "Download" を呼び出し中に例外が発生しました: "HRESULT からの例外: 0x80240044"

これは、スクリプトを管理者権限を持たずに実行していたためで、管理者権限を与えることで回避できた。

スクリプトを実行し再起動、ということを何回か行った後、最後の1つになったところで、以下のエラーが出力された。

"0" 個の引数を指定して "Install" を呼び出し中に例外が発生しました: "HRESULT からの例外: 0x80240023"

この「0x80240023」というものは「WU_E_EULAS_DECLINED」というエラー。

適用に失敗したものは「悪意のあるソフトウェアの削除ツール x64 – 2017 年 3月 (KB890830)」

そうです。
手動で適用しようとするとライセンスの同意画面が出てくるやつです。

で・・・探してたら「Windows Update PowerShell Module」というPowerShellでWindows Updateを行うためのモジュールが・・・
ヒントを探してみるとありました。

「$Update.EulaAccepted」が0だったら「$Update.AcceptEula() 」を実行、と

というわけで、修正したものが下記になります。

$UpdateCollection = New-Object -ComObject Microsoft.Update.UpdateColl
$Session = New-Object -ComObject Microsoft.Update.Session
$Searcher = New-Object -ComObject Microsoft.Update.Searcher
$Result = $Searcher.Search("IsInstalled=0 and Type='Software'")
foreach( $Update in $Result.Updates){
    if($Update.AutoSelectOnWebSites -eq $true){
        if($Update.EulaAccepted -eq 0){
            $Update.AcceptEula()
        }
        $UpdateCollection.Add($Update) | Out-Null
    }
}

$Downloader = $Session.CreateUpdateDownloader()
$Downloader.Updates = $UpdateCollection
$DownloadResult = $Downloader.Download()

$Installer = New-Object -ComObject Microsoft.Update.Installer
$Installer.Updates = $UpdateCollection
$InstallerResult = $Installer.Install()

(2018/02/05追記)
なお、この記事は同意が必要なものについての対応法だけを記載しています。
普通にWindows Updateを行おうとした場合、ここに書いてあるものだけ適用されないパッチがあります。
そのため「Windows Updateを行うためのPowerShellスクリプト」という記事で詳細を記載しています。

アステージのNCボックス/STボックス/パワーコンテナ/シールドコンテナ#22を4種買ってアイリスオーヤマMBL-22と比較した

アイリスオーヤマの密閉バックルコンテナMBL-22を使っていたのだが、生産終了となってしまった。
後継品の「密閉バックルコンテナ MBR-22」は、バックルの位置が変わってしまっている。

バックルコンテナ BL-22」の方は密閉じゃないしなー、と似たようなほかのものを探した。

アステージのDIYコンテナシリーズ」のサイズが似たような感じだったので買ってみた。

ただ、アステージの商品は

NTボックス
NCボックス
STボックス
パワーコンテナ
バンパーコンテナ
シールドコンテナ

とあるのだが、違いがよくわからない。

「NTボックス」と「NCボックス」は色違いかな?
「NCボックス」と「STボックス」はバックル形状だけの違いかな?
「STボックス」と「パワーコンテナ」の違いが見えない。
「バンパーコンテナ」は材質が他と違うようだ
「シールドコンテナ」は「STボックス」の蓋違いっぽい

正式見解を聞いてみようと思ったので、お問い合わせ窓口から違いを製品紹介に追加してほしいと伝えたところ、追加します、との返事があったので、3週間たっても掲載されず・・・やる気が感じられない

まぁ、いっか、とりあえず買ってみるか、と4種類購入
「NCボックス #22」
「STボックス #22」
「パワーコンテナ #22」
「シールドコンテナ #22」

というわけで、届いた4個

結論から言えば、↑に書いた予測はほぼ正解。追加要素として以下があった。

「NCボックス #22」「STボックス #22」「パワーコンテナ #22」の箱の部分は同一
「シールドコンテナ #22」は箱の作りが若干違う

アイリスオーヤマのMBL-22と比較してみると、サイズはほぼ同じ

では・・・積み重ねができるのか?

アステージ#22シリーズが下の場合は特に問題ない

しかし、アイリスオーヤマMBL-22が下の場合は、蓋と底の形状が合わず、ずれてしまいました。

条件付きながら積み重ねは可能でした。

で・・・使ってみた感じとしての私のおすすめは「STボックス」、密閉した場合は「シールドコンテナ」です。

STボックス
シールドコンテナ

で・・・以下は参考としての写真集です。


「NCボックス #22」

 

「STボックス #22」

「パワーコンテナ #22」

「シールドコンテナ #22」

Allwinner A64搭載のOrange Pi Winが$28.41で販売開始

Allwinner A64搭載のOrange Pi Winが$28.41で販売開始されました。

Orange Pi Win Development Board A64 Quad core Support linux and android Beyond Raspberry Pi 2


既に販売開始されているAllwinner H5搭載のOrange Pi PC2と比較すると・・・

・SoCが異なる(同点)
 Allwinner H5 vs Allwinner A64
 ただし、演算能力的な差異は、ほぼ無い。
 Allwinner A64を、Allwinner H3とピン互換にしたものがAllwinner H5となる。

・GPUが異なる(PC2の勝ち)
 H5のGPUはMali450、A64のGPUはMali400MP2
 H5の方が性能は良い

・メモリは同じ
 OPi Win、OPi PC2共に1GBと同点

・LCD端子の有無(Winの勝ち)
 OPi Winは、LCD接続用のMIPI LCD端子あり
 OPi PC2は、無い
 LCDを直接駆動する必要がなければ、メリットでは無い
 (HDMI端子はどちらにもある)

・無線LAN/Bluetoothの有無(Winの勝ち?)
 OPi Winは、AP6212によるWiFi 802.11b/g/nと、Bluetooth 4.2に対応
 OPi PC2は、搭載されていない
 ただし、日本で合法的に使用するには、技適が無いものは不要要素なので
 利点と言えるかは微妙

・ボタンなどが多い
 OPi Winにはデバグとか組み込み用に便利なものがある
 OPi PC2は最小限

・オンボードeMMC
 OPi Winの標準構成はeMMCはないが、オプションで提供予定
 OPi PC2は、そのようなスペースは無い

・サイズの違い(PC2の方がコンパクト)
 OPi Win 93mm x 60mm 48g
 OPi PC2 85mm x 55mm 38g

・電源供給の違い
 OPi Winは、極性統一#2端子か、microUSBか、スイッチにより切り替え可能
  また、外部バッテリーの接続用端子ありのため、UPS的運転可能?
 OPi PCは、極性統一#2端子のみ

・USB端子数の違い
 OPi Winは4ポート
 OPi PC2は3ポート

というわけで、Armbian入れて、ボード単品もしくはHDMI出力で使う、という場合には、Orange Pi PC2の方がコストメリットもあり、優れています。
Orange Pi Winは、組み込んでLCD出力やバッテリー駆動とかを行わせようという場合に向くような感じです。

で・・・Orange Pi Winの「Win」って、何なのか?ってことなんですが、
同じAllwinner A64を使っているPINE A64BPI-M64って、Windows 10 IoTに対応してるんですよね。
(詳しくは→「Allwinner A64搭載ボードのBPI-M64とPINE64がWindows 10 IoTに対応開始」2016年8月)

なので、このOrange Pi Winも、Windows IoTに対応するっていう意味なんじゃないかなぁ・・・と思ってはいるのですが
今回の販売にあたっては、何も触れられていないのが残念なところです・・・

はたして、どうなるんでしょうね


OPi Winオンボードに搭載されている電源制御ユニット(PMU) AXP803について調べたら、同じくAllwinner A64を使っている「NanoPi A64」でも使われていることが判明。
NanoPi A64の基板サイズは64mm x 60mm と、OPi PC2より小型サイズ。