vSphere環境でCentOS7やUbuntu 16.04などをインストールするとコンソールが高解像度過ぎる


vSphere環境でCentOS7やUbuntu 16.04などをインストールすると、X-Windowを起動しないコンソール画面での解像度が高くて使いにくいという問題が発生しやすい。

せめて1024×800ぐらいに収まらないか・・・と思ったら設定はあった。

Adding video resolution modes to Windows guest operating systems (1003)
上記の日本語版KB「Windows ゲスト OS へのビデオ解像度モードの追加 (2078472)

高解像度にしたい場合は、上記にある手順をいろいろやらなければならないが、低解像度にしたい場合は、vmxファイルの直接編集の必要はなく、仮想マシンオプションの詳細にて「svga.maxWidth」と「svga.maxHeight」の値を追加するだけ良い。

仮想マシンの電源を停止した状態で、仮想マシンオプションの詳細を開き、svga.maxWidthを1024、svga.maxHeightを800で追加している。


2018/05/25 追記

なお、Hyper-Vの場合は、grubへの設定で対応する。
Changing Ubuntu Screen Resolution in a Hyper-V VM

上記はUbuntuの場合の例となっているが、RedHat/CentOSでも基本的には同じ
grubの設定に、「video=hyperv_fb:1024×800」を追加して解像度を指定する。という形になる。


2019/07/17追記

RHEL8のインストーラで発生する英語だと問題なかったのが、日本語にした途端画面外にはみ出る、ということへの対応について「vSphere上にRHEL8を日本語でインストールしようとするとインストーラがちゃんと表示されない」で記載しました。

まぁ、インストール時のカーネルオプションとして 「inst.resolution=1024×800」 を追加する、という話ですね。

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