いい感じのLTE対応廉価中華Android機紹介(2015/07/08)

最近、注目しているいい感じのLTE対応でMediaTekの64bit系SoC(MT67xx)を積んだ中華Android機について紹介。

ここでいう「いい感じ」とは、「価格」と「対応周波数」、そして、「特筆す機能」の3点。

価格は$200以下で探したので、MT6735搭載機ばかりになった。
この価格帯だと中国国内向け機種が結構出てくるが、その多くはLTE B1(2100MHz)に非対応であるため、対象外としている。(大抵はWCDMA 2100MHzであれば対応しているので使えなくもないけど…)

なお、対象周波数のスペック表示で「WCDMA 800MHz」「LTE B20(800MHz)」というのがあるが、これはEU圏で使用できるもので、日本やアメリカの800MHz/850MHz帯とは別物であるので注意のこと。

・価格最優先Bluboo C100
製品ページはまだない。
MT6735搭載の低コスト機。メーカ定価で$99。
同じ価格帯のElephone G9はLTE B1(2100MHz)が使えないが、こちらは使用できる。
Blubooは中華系メーカとしては珍しく公式フォーラムがないのが残念なところ。

リリース告知:「$99 Bluboo C100 announced 64bit, Lollipop 5.1, LTE」(2015/04/29)

CPU: MT6535
RAM: 1GB
ROM: 8GB
液晶 5.0インチ 1280×720
バッテリー: 2000mAh
カメラ:前面200万画素、背面500万画素

・バッテリーお化け Bluboo X550
大容量5300mAhバッテリーを搭載しているMT6735P搭載機。
似たようなものでバッテリーモンスターElephone P4000(4600mAh)というのもあるがあちらはLTE B1(2100MHz)に非対応なため、実用性がいまいち。
Doogee S6000(6000mAh)はまだ未発売。Gionee M5(6020mAh)は価格が高めなので、Bluboo X550を選択。
カメラが背面800万画素と貧弱なのが弱点。

メーカページ:BLUBOO X550製品ページ

CPU: MT6535P
RAM: 2GB
ROM: 16GB
液晶 5.5インチ 1280×720
バッテリー: 5300mAh
カメラ:前面200万画素、背面500万画素

・丸い感じのDOOGEE VALENCIA2 Y100 Pro
ソニーの1300万画素CMOSカメラを使っているのが売りのモデル。
最近、ソニーのCMOSカメラがiPhoneにとられて供給難というニュースがあったが、確かに、一時期1300万画素カメラ搭載というとソニー、という風にうたっていたが、最近はSamsungとなっている場合も増えてきている。
同ランク帯にあるJIAYU S3もSony 1300万画素カメラだが、LTE B1(2100Mhz)非対応なので推奨しない。

DOOGEEはちょっと古めの機種に対しても継続的にアップデートを提供してくれたりする。

なお、Nova Y100Xというちょっと似た機種のモデルはSoCがMT6582搭載の下位モデルなので注意。

メーカページ:「Valencia2 Y100 Pro製品ページ

CPU: MT6535
RAM: 2GB
ROM: 16GB
液晶 5.0インチ 1280×720
バッテリー: 2500mAh
カメラ:前面500万画素、背面1300万画素(ソニーCMOS)

・背面デザイン Elephone S2/S2 Plus
背面がガラスカット風にデザインされているのが特徴の、比較的薄型(6.8mm)のAndroid。
液晶以外はスペック共通で、5.0インチのS2と、5.5インチのS2 Plus、がある。
iPhone6っぽい感じもある。

Elephoneは公式サポートの結構ゆるく、公式フォーラムでいろいろやり取りがある。
公式サポートの面子が、Cynanogenmodイメージの配布とかしてくるのは予想外だったよ。

メーカページ:「Elephone S2」「Elephone S2 Plus

CPU: MT6535
RAM: 2GB
ROM: 16GB
液晶 5.0インチ 1280×720 / 5.5インチ 1280×720
バッテリー: 2100mAh / 2600mAh
カメラ:前面200万画素、背面1300万画素

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください