ブラジル地デジでのインタラクティブ連動機能 StickerCenter

「ブラジル地デジ」で検索すると、「ブラジル規格 – TQTVD」というページが出てくる。
この「TQTVD」というのはブラジル企業のTOTVSがやっているデジタルテレビ向けの基盤ソフトウェア関連部門のようです。

ページを見ていると、「StickerCenter」というのがあった。
これは、どういうものなのか調べてみた。


まず、日本地デジでは番組連動として「d」ボタンを押すと番組情報とかニュースとかクイズ参加とかできたりする機能があります。
そこら辺のコンテンツを送るためには放送電波を使用していて、コンテンツ自体は、XMLでアプリを定義し(ARIB STD-B24)、Javaでアプリを作成(ARIB STD-B23)しているらしい。

以前の記事(Ginga-NCLとGinga-J)で紹介していますが、ブラジル地デジでは、日本の地デジのver2的なものなので、ここらを含んだ上で、機能拡張されています。


で、この拡張された機能を利用して、StickerCenterという機能を提供している模様。
日本では放送の画面にかぶせる、ということができませんが、例を見てみるとかぶせることもできるような感じです。


雰囲気としてはソニーのBRAVIAのSony Entertainment Networkみたいな感じです。

利用できるアプリケーションは専用の配布サイトStickerCenterにて入手できるようです。
ただ・・・あまり公開されていないようですけど。
各アプリの公開日付を見ると2011年11月ぐらいなので、それくらいの時期からサービス開始という感じです。

対応しているTVを探すと、対応リストがありましたが、Visiontecからチューナーで1機種、東芝からLEDバックライトの液晶TVで3機種、と微妙な感じです。
しかも、Visiontecの1機種はカタログ落ちしているようですし・・・

と・・・とりあえず今後に期待・・・ということで・・・

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