無線LAN

関西電機の無線LANAIRPORT LINK2を客先に出すのに伴い簡単な動作チェックを行った。こいつの動作としてはIPを割り振ってRouterにする。もしくはIPは付けずにただのブリッジとして使用する。といった形態をとるようである。また、主局と従局の関係で無線パケットの飛ばす順序を決めている。このため、1つの主局と複数の従局という関係も有りである。
初期設定ではみな主局、IPは無し、無線では決められたMACアドレス(AIR PORT LAN)以外のパケットはとばさない、という設定。もちろんこれではなんにも使えない。設定で一番簡単な物は片方を従局にし、双方をIP無し、パケットは何でも無線で飛ばす、というもの。この設定で実験を行った。
さて、気になる速度・・・カタログスペックでは1.2Mbps。簡単なところでpingをとばしてみました。普段10MbpsのLANでpingをとばすと遅くとも10ms以内に返事が返ってきます。が、間に無線LANが入ると早くても16msかかり平均では32mb、最大は300msという結果になりました。確かに遅い。
まあ、2.4GB帯のスペクトラム拡散方式だから1.2Mbpsでているんですが・・・なにぶん・・・
複数セットあったので、隣接して2組の無線LANをチャンネルを分けて組んでみて相互干渉を調べてみました。pingの通り具合はさほど変わらず。問題はないらしい。ちなみにチャンネルを変えないと1組のLANができあがります。ただ、相互間で電波が届かないと支障を来しますが・・・
結論・・・公道を挟んで建物があるなら使用は有効。だが、適切にフィルタリングやルーティングを設定してやらないとネットワーク全体が遅くなる。この無線LANを接続するハブをスイッチングハブにするといいかもしれない。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください