Windows 11 Insider Preview環境でWSLg経由で起動したUbuntu 20.04のfirefoxが日本語文字化けする


Windows 11 Insider Previewにした環境で、WSLgを使ったLinux GUIのテストをしてみようと、Ubuntu 20.04を設定して、firefoxを起動してみた。(別途 sudo apt install firefox でインストール済み)

まぁ、文字化けした。

どうせ、いつもの(Zentyalを日本語で使う場合の設定手順)だろう、と「sudo apt install fonts-arphic-uming fonts-takao-gothic」でフォントをインストールして

firefoxを起動したところ、問題なく表示されました。

AMD B450チップセット+Ryzen 3 2200G環境でWSL2が 0x80370102で使えない


AMD B450チップセットを使っているASUS TUF B450M-PLUS GAMING にRyzen 3 2200Gを載せている環境で、WSL2を試そうとした。

BIOSのCPU設定にて「SVM Mode」を「Enabled」に変更して、

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Windows 10 用 Windows Subsystem for Linux のインストール ガイドの手順に従ってWSL2をセットアップしていく・・・

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Ubuntu が0x80370102 のエラーで起動しない。

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冒頭に写真に出したように仮想化は有効にしている。

タスクマネージャのパフォーマンスのCPUでも「仮想化:有効」表示を確認

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msinfo32でも仮想化の有効を確認

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万策尽きたか・・・というところで、AMD Radeon Softwareパッケージを再インストールすることで解決するかも?という話を聞いて、AMD Ryzen™ 3 2200G Previous Drivers からRadeon Softwareをダウンロード/インストール/再起動してみたところ、今度はWSL2が正常に起動することが確認出来た。

次はWSLgだな・・・

Hyper-V第2世代仮想マシンにWindows Server 2012R2をインストールしたらKB3000850適用に失敗する


Windows Server 2016を立てて、Hyper-V上にWindows Server 2012R2仮想マシンを作ろうとしたら、うまくいかない事例が発生。

オンラインのWindows Update実施ではなく、某社が用意した一括適用バッチファイルを実行して適用したところ、必ず適用に失敗し、元に戻す処理が発生するした。

提供されたバッチファイルを分割しまくり、原因を調査していったところ、KB3000850の適用に失敗していることを発見。

問題のKB「Windows RT 8.1、Windows 8.1 および Windows Server 2012 R2 用の 2014 年 11 月付け更新プログラムのロールアップ

既知の事例に第2世代仮想マシンで適用が失敗することが記載されている。

ベースの Windows Server 2012 R2 の HYPER-V ホストを実行して使用して UEFI ファームウェアをサポートする第 2 世代の仮想マシンのゲストを実行しているし、セキュリティで保護されたブート オプションを有効にしたがあります。さらに、ゲスト バーチャル マシンは、Windows Server 2012 R2 を実行しています。

対処方法としてKB2975061「月の 2014 年まで Windows 8.1 および Windows Server 2012 R2 の更新プログラムのサービスを提供」を事前に適用する、とある。

確認してみると、某社提供のパッチ集にKB2975061が含まれていない。

このため、別途KB2975061をダウンロード・適用した後、一度再起動し、そのあとKB3000850を適用したところ、正常に適用が成功した。

このことから、某社提供のパッチ適用スクリプトが問題だったということですね。

あとでWSUS Offline Updateと比較してみよう

Windows Hyper-V仮想マシン上のWindowsライセンス


Hyper-V環境上にWindows Server仮想マシンを導入するとき、「仮想マシンの自動ライセンス認証」という手法により、物理Windows Serverに適用されているプロダクトキーを使用したライセンス認証を行わせることができる。

Windows Server 2012R2ベースのドキュメント「Automatic Virtual Machine Activation

とりあえず現状認識しているライセンスの確認は「slmgr /dlv」を実行することで確認出来る。

ライセンスの適用は「slmgr /ipk ライセンスキー」で適用できる。

MCTの憂鬱「仮想マシン自動ライセンス認証に関して」を見ると、ホストWindows ServerのアプリケーションログにイベントID 12310 として「仮想マシンの自動ライセンス認証要求」のログが出るらしい。

手元に評価版環境しかなかったので実機検証はできず

Hyper-V統合サービスのバージョン確認


Hyper-V上でWindowsを使う場合、Hyper-V統合サービスをインストールする必要がある・・・というのが昔の設定。

いまは・・・というかWindows Server 2016以降はWindows Updateによる提供に代わりました。

これにより、古い資料では、ゲスト上にHyper-V統合サービスがインストールされているかどうかをPowerShell上で「Get-VM | Select Name, IntegrationServicesVersion」を実行し、バージョンを確認する、とかなっていたものが使えなくなっています。

Windows Server 2016環境では「
IntegrationServicesVersion」は「0.0」になります。

では、いまは、どうやってIntegration Sevices Versionを確認するのかと言えば、ゲストOS上で「REG QUERY “HKLM\Software\Microsoft\Virtual Machine\Auto” /v IntegrationServicesVersion」を実行することで確認します。いままでと異なり、ホストOS側では確認できないという点に注意が必要です。

参考資料 「クラスターの検証を実行した際に、Hyper-V 統合サービスのバージョン検証で警告が発生する」 「Manage Hyper-V Integration Services