Xperia X10 mini proのカスタムROM事情 2011/11/30版


最新情報は「Xperia X10 mini proのカスタムROM事情 2012/04/23版」にて公開中。
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2011年11月のXperia X10 mini proのカスタムROM事情。(2011年10月の話はこちら)

Android 4.0/ICSのソースが公開された影響で、いくつかのICS版カスタムROMが登場しそうな雰囲気に。

まずは、ICS風のカスタムがいくつか出てきた。
Plancton.fr氏のCyanoCream Sandwitch(Flame.Eベース)
dams2011氏のCyanMiniPro(MiniCM7Proベース)

そして、dams2011氏がテスト版(ICS X10miniPro Test)を公開。
そこに最近の主要開発者の1人、paul-xxx氏が別版の開発中を表明するも、途中でmini proが壊れたようで開発から撤退。(「my phone was burned by the Chinese charger」だそうで)
そんな中、slade87氏がそこそこ動くIceyCubeを公開。

さぁ、どうなっていくか!?

というのが11月の動きと言ったところ。

今後の注目点
・ICSでWifiが使用できるようになるのか?
オフィシャルCM7向けのカスタムkernelではWifiをうまく動かすことができてない。
この傾向は、いまのところICSでも見られる。

・描画が遅いのをどうにかできるのか?
ICSはハードウェアアシスト機能がないと、やっぱり描画が重い。
使えるようにできるのか?





今月の基礎知識

Xperia X10 mini proのfirmwareについての理解を深めよう!

Xperia X10 mini proのfirmwareは、以下の4つのパーツに分かれてると言えます。

・(a)部品/チップにほぼ近い部分の制御部分
・(b)Linux kernel部分
・(c)Linux kernel用デバイスドライバ
・(c-1) (a)を制御するためのLinux kernel用デバイスドライバ(libril)
・(d)Android部分

SEUSを使ってfirmwareを書いた場合は、(a)~(d)までが全部書き換わる。
Flashtoolsを使うと、全部書き換えもできるし、部分的に書き換えもできる。
xrecovery/CWM recoveryでは(c)と(d)だけが書き換わる

いままでいろいろ公開されてきたAndroid 2.2や2.3のカスタムROMは、(c)/(d)書き換えのタイプ。
本来のAndroid 2.2/2.3であればLinux kernel部分のバージョンアップも必要だが、できなかったので、若干無理矢理な対応をしている。

さて、(a)の部分についてですが、現状は「2.1.1.A.0.6」と呼ばれているバージョンと「2.1.1.C.0.0」と呼ばれているバージョンがあります。

いままでのカスタムROMは、「2.1.1.A.0.6」をベースとしていましたが、slade87版ICSは2.1.1.C.0.0をベースにしていくとのこと。

つまり、これまでと違って、カスタムROMに応じて(a)部分も書き換えが必要になってきます。
そのため、わかり安い形で必要なファイルがまとめられました。
[Kernel] Standard U20 kernels + libril files + Dual Touch modules

・2.1.1.A.0.6
  U20_2.1.1.A.0.6_Kernel.ftf (6.15 MB)
  libril_2.1.1.A.0.6.zip (437.19 KB)
  cy8ctma300_ser.ko (14.03 KB)

・2.1.1.C.0.0
  U20_2.1.1.C.0.0_Kernel.ftf (6.16 MB)
  libril_2.1.1.C.0.0.zip (446.95 KB)
  cy8ctma300_ser.ko (112.42 KB)

(a)の書き換えには、「U20_~_Kernel.ftf」のファイルをflashtoolsで書き込んでください。
書き込み方法については、Xperia X10 mini proのkernelを書き換えるを参照のこと。

他にあるlibrliとcy8cyma300は、カスタムROM側の要求に応じて使用してください。
通常はあまり使う必要はないはずです。
例えば、カスタムROMが2.1.1.A.0.6を要求しているのに、あえて2.1.1.C.0.0を使いたい、とかいう場合にファイルを置き換えるために使う、という感じです。

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