だれとでも定額パスWX01TJを買ったけど認識しない

とりあえず、だれとでも定額パスWX01TJを買ってみた。

なぜなら、良番で捨てるのが惜しいものがPHSを持っていて、ここ2年ばかり休止している回線があり、それが毎月700円弱かかっているから、基本料+機種代金=1480円ってのは、とりあえず持っておくだけとしても丁度良かったので・・・

で、手持ちのAndroidでペアリングできそうか試してみた

・Covia FleaPhone CP-D02, Android 4.0.4, MTKチップ機
・TOOKY T192, Android 2.3, MTKチップ機
・Xperia X10 Mini Pro, Android 4.1(CynanogenMod), Qualcommチップ機
・K-Touch W619, Android 4.0.4(CyanogenMod), Qualcommチップ機
・R-stream A1/MUCHTEL A1, Android 2.3(CyanogenMod), Qualcommチップ機
・Panasonic P-01D, Android 2.3, Qualcommチップ機

・・・全敗です。
アプリから接続、という以前に、そもそもデバイスが認識できません。

思った以上にハードルが高そうでびっくりです・・・

SIM3枚搭載可能な中華スマホGooPhone X1+

先日、MediaTekのプレスリリースでLGから3G SIM3枚使えるスマートフォンがでる(「LGから世界初3枚の3G SIM対応のスマートフォンが登場!?」)という話がありましたが、今度は、怪しげな中華スマートフォンの方からもSIM3枚モデルの登場です。

ネタ元: MTK手机网「国内首款MTK三卡三待 谷蜂Goophone X1+现身

谷蜂 GooPhoneブランドから8月上旬に「Goophone X1+」というモデルが発表される、とのこと。

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記事に掲載されている写真の画面をみると、確かにアンテナが3つ、表示されていますね。

ほんとに3G SIMが3枚使えて、WCDMA回線が3つ使えるのか、というあたりは、ほんとまだ未知数ですが、登場が楽しみですね。


なお、旧機種「Goophone X1」と間違えないよう気をつけてください。
こっちだと、↓のような感じで安いですけど、「Goophoen X1+」は、どれくらいの値段になることやら・・・

DECTの違いに注意のこと(DECTは国によって周波数が違うよ

イギリスのパナソニックからKX-PRX120というAndroidスマートフォンと同等形状をしたDECT対応の電話が出るようで話題になっています。

プレスリリース「New Touch Panel Cordless Phones – Exclusive in Design, Smart in Function

親機込みで169ユーロということなので、そこまで出す価値があるのかなぁ?と悩ましいところです。

で・・・こういう海外でDECT対応機器の新製品があると、アクセス頻度が上がるのが2年前に書いた「DECT仕様のコードレス電話」という記事。

2011年ぐらいから日本でもDECT対応製品は発売されはじめ、2012年後半ぐらいからは「2.4GHz帯は電子レンジや各種WiFiで混雑してる。1.9GHz帯を使うDECTなら混雑無し」的な感じで、日本で発売新製品はみんなDECT対応機器という状態になっています。

そうすると、まぁ、海外のDECT機器は日本で使えるのか?と期待をするわけですよね。

そういうときに良く勘違いされるのが「日本には技適の問題があるから使えない」という話です。
これ、ハズレでもないんですが、正解でもないです。

DECTというコードレス電話の規格は、地域によって使用できる周波数帯が違います。
具体的には以下の通り。
・ヨーロッパ 1880 MHz–1900 MHz
・アメリカ/カナダ 1920 MHz–1930 MHz
・南アメリカ 1910 MHz-1930 MHz
・中国 1900 MHz-1920 MHz
・日本 1893 MHz–1906 MHz

海外のDECT機器が使っている周波数帯は、日本においては別の用途で使われています。
別の用途で使われている帯域を無許可/無免許で使っていると、妨害および無免許ということで取り締まられる対象となります。

スマートフォンとかでよく言われている技適問題より、事態が大きいのです。
また、日本の親機に海外の子機がつながるか、というのも、周波数帯域の問題があるので、非常に怪しいところです。


DECT仕様はヨーロッパの規格ETSI「Digital Enhanced Cordless Telecommunications(DECT)」が元となります。

使用する周波数帯に関することは、「EN 300 175-2:Digital Enhanced Cordless Telecommunications (DECT); Common Interface (CI); Part 2: Physical Layer (PHL)
EN300 175-2の最新はV2.4.1 (2012-04)のようです。
ただ、規格上は「1880MHz to 1980 MHz」「2010 MHz to 2025 MHz」の範囲内で使用可能なチャンネルの定義をしているだけで、実際にどこを使っていいのか、という点に関しては、各国の事情による、としている。

だれとでも定額パスのアプリを調べてみた

だれとでも定額パス WX01TJ」を買おうと思っているのだが、現状手元にあるAndroid 4.0以上の端末は、covia FleaPhoneとCM10を載せたXperia X10 mini proのみ。
そう、メーカの公式動作一覧にある機種なんて持ってないのだ。

このリストにある機種以外にはインストールできない作りになってたら、WX01TJを買っても使えない、と予約もできなかったのですが、今日、発売に先駆けてアプリが公開されていました。
だれとでも定額パス アプリ

とりあえず機種制限は行われていないようで、手元の端末は2台ともインストールは可能でした。
アプリ内には、WX01TJのfirmware更新に関するメニューもありました。

で・・・
まぁ、インストールできた、ということはapkファイルがあるわけで・・・
アレすると「com.axstone.btrouter」なんてディレクトリがあったりするわけですよ

おそらく韓国のAXSTONEなんでしょうね。


以下、参考資料

だれとでも定額パス アプリ オンラインマニュアル

裏番号
・「*#*#<ひみつ>#*#*」test_menu_number
・「*#*#070*<ひみつ>#*#*」air_reg_number
・「*#*#070*<ひみつ>#*#*」rom_conf_number
(さすがに公開したらまずそうな気がするので・・・)

スマホ毎のカスタマイズ内容
・オーディオゲインで、マイクの集音補正
・近接センサーでの顔の接近具合検出
・対象機種:F-02E,201HW,HTL21,HTL22,201K,201M
  SC-06D,SC-03E,SC-04E
  SH-06E,SBM200SH,SBM205SH,SBM206SH
  SO-02E,SO-04E,SOL22

わざわざモトヤLマルベリ3等幅フォント(MTLmr3m.ttf)をapkに含めている

MediaTekの新製品リスト 2013年7月末版

7/23にMTK手机网で掲載された以下の記事を見逃していました。

MTK手机网:联发科手机/平板产品线揭密

2012年~2014年にかけてのMediaTekのスマートフォン・タブレット向けチップの一覧です。
元ネタはMediaTekの会社資料のようです。

スマートフォン向けチップ
・MT6589 Quad,A7,1.2GHz,SGX544 266MHz,FHD 1080p, 登場済(2013/05)
・MT6589M Quad,A7,1.2GHz,SGX544 156MHz,HD 720p, 登場済(2013/07)
・MT6589T Quad,A7,1.5GHz,SGX544 357MHz,FHD 1080p, 登場済(2013/07)
・MT6588 Quad,A7,1.7GHz,SGX6XX, FHD 1080p, 2013年Q4予定
・MT6592 Quad,A7,2.0GHz,SGX6XX, FHD 1080p, 2013年Q4予定
・MT6582 Quad,A7,1.3GHz,Mali400, HD 720p, 2013年Q3予定
・MT6572 Dual,A7,1.0GHz,Mali400, HD720p, 登場済(2013/06)

スマートフォン向けLTEチップ
・MT629X Baseband ModemのみでCPUは上記シリーズと組み合わせる, 2014年Q1予定

タブレット向けチップ
・MT8377 Dual,A9,1.0GHz,SGX531,3G付,登場済(2012年Q4)
・MT8137 Dual,A9,1.0GHz,SGX531,登場済(2012年Q4)
・MT8389 Quad,A7,1.2GHz,SGX544,FHD 1080p,3G付,登場済(2013/04)
・MT8125 Quad,A7,1.2GHz,SGX544,FHD 1080p,登場済(2013/04)
・MT8135 Quad,A15+A7,1.5~2.0GHz,SGX6XX,FHD 1080p,2013年Q3予定

タブレット向けLTEチップ
・MT6290 Baseband ModemのみでCPUは上記シリーズと組み合わせる, 2014年Q1予定