rpictってなんぞや?(Raspberry Pi Thin Client)


Orange pi 2用のLinuxがまだないので、他のAllwinner系のボードについて調べてみた。
当初Orange pi plusも使う予定だったAllwinner A31sを使用しているのがBanana pi M2(BPi-M2)

こいつ用のOSは何が出てるのかな?とOS Imageページを見てみると
・Android 4.4 (2015/01/07)
・Raspbian 1.0 (2015/03/25)
・Google Rpitc Image for M2 1.0 (2015/04/07)
とある。

「Google Rpitc」で検索してもBananapi関連ページしか出てこない。
それでは、と「Rpitc」だけで検索してみると「Raspberry Pi Thin Client project」が出てきた。

RDP(Windows),PCoIP(VMware View/Horizon),ICA(Citrix),SPICE(RedHat)などに対応したクライアントソフトが入っているシンクラに特化したディストリビューションで
オリジナルは、Raspberry piおよびRaspberry pi 2に対応で、それのBanana pi M2移植版ということらしい。

PCoIP対応というのがちょっと驚きです。
(入れて配布できるようなのがあるのか!という点で)

vRealize Configuration Managerで401 Unauthorizedのエラーがでる


vRealize Configuration Manager v5.7.3.211(旧vCenter Configuration Manager)を設定中、以下のメッセージが表示される場面がいくつかあった。

vcm-001

An error has occurred during report processing.

HTTP ステータス 401: Unauthorized で要求が失敗しました。

エラーの内容としては「SSRS authentication must be configured in two-tier and three-tier installation environments that use Basic authentication (2000082)」にあるものと同じ。

「rsreportserver.config内の認証設定を書き換えろ」とあるけど、既に書き換えてるし、そもそも、うちの環境one-Tier構成だしなぁ・・・と悩む。
あとで分かるんだけど、実は、ここに誤りがありました・・・

で、いろいろ試していった結果、次のblogを発見。

Adventures in a Virtual World:「vCenter Configuration Manager – First Run
同じようにone-tier構成で現象が発生していて、IEの設定を変更して直った、とのこと。

なるほど、と[インターネットオプション]-[セキュリティタブ]にて、「信頼済みサイト」のレベルをカスタマイズ。
「Display mixed contentをEnableにする」というのは日本語だと「混在したコンテンツを表示する、を、有効にする」になる。
vcm-004

が・・・設定しても変わらない。

で・・・もう1度、インストールガイドを読み直したところ、自分が実施した手順に誤りを発見。
one-Tier構成の場合、rsreportserver.configの認証設定の変更は不要、ということ。

・・・最初うまく動かなかったところがあったから、設定したはずなんだけど、と思いつつ、rsreportserver.configの設定を元に戻すと・・・
vcm-005
表示できた・・・

初期設定通りの

<Authentication>
    <AuthenticationTypes>
        <RSWindowsNegotiate/>
        <RSWindowsNTLM/>
    </AuthenticationTypes>

であれば問題なかったという・・・

なぜ、最初はうまく動かなかったんだろうか・・・・

Raspberry pi/Orange piのケースを作る


Raspberry pi/Orange pi用のケースを安く調達できないか検討した。
ダイソーやローソンストア100など、100円ショップをいくつか周り、いろいろ試してみたところ、一番使いやすかったのは・・・・

IMG_3936s
ローソンストア100取り扱いの「NEW セパレート コインケース」(メーカ:IZUMI/型番:5569)でした!!
(メーカ和泉化成の通販ページ:NEWセパレートコインケース)

ポイント
・適度に高さがある
・開閉しやすい
・MicroSDカードの差し替えもなんとか可能(Orange pi2だとちょっとキツイ)
・軟らかい材質(ポリプロピレン)なので加工が簡単

中に基板を入れて・・・
IMG_3951s

マジックで穴を開けるポイントを書いて・・・
IMG_3952s

ドリルで穴を開けて、カッターとニッパで切って加工。
IMG_3954s
完成!

Orange pi2を買った


2016/11/07追記

わずか2000円強でAndroidやLinuxを動かせるギガビットLAN搭載のシングルボードコンピューター「Orange Pi PC2」が登場」で紹介されている、Orange Pi PC2に関する記事はこちら
  ↓
Allwinner H5搭載のOrange Pi PC2が$23.13で発売開始


Orange pi2を買った。

Raspberry piみたいなやつで、安くて面白そうなのって何かない?と聞いて見たところ
上がってきたのがOrange piでした。

(2015/09/08追記 その後、廉価版のOrange pi PCというのも出て、それも「買いました」)

丁度、Allwinner H3(Cortex-A7 4コア)系のモデルが出始めたところで確かに面白そう。

いろいろモデルがあるので、表を作って検討(Orange piの比較)

Orange pi Plus Orange pi 2 Orange pi Mini 2 Orange pi Orange pi mini
価格 $59 $35 + 送料$3.99 $30 + 送料$3.99 $49 $39.80
CPU Allwinner H3 1.6GHz Allwinner A20
Memory 1GB
内蔵ストレージ 8GB EMMC Flash なし
MicroSDスロット あり
SATA端子 あり なし あり
ネットワーク 1Gbps 100Mbps 1Gbps
Wifi オンボード&アンテナ端子 なし オンボード&アンテナ端子
USB USB2.0*4 USB2.0*2
ピンヘッダ 40ピン 18ピン+26ピン 40ピン
IR受光端子 あり
カメラ端子 あり
マイク あり
HDMI あり
VGA なし あり なし
LCD端子 なし あり
オーディオ系 オーディオ/ビデオ共用端子
USB OTG あり
サイズ 108mm × 60mm 93 mm × 60mm 112 mm × 60mm 94 mm × 59mm

SATAポートありでblogサーバ稼働させてみる、というのも引かれたのですが、とりあえず安いやつで様子を見てみようと「Orange pi 2」を選択し、発注。

China Registered mailで発送したにもかかわらず、4/1発注で4/6に届くという高速処理で到着。
(注:中国から買うと80%ぐらいの確率で、メーカ→郵便局、郵便局→国外、で1週間ぐらい時間がかかる・・・)

IMG_3938s
発注したのは、「Orange pi2本体」「ビデオ出力ケーブル」「電源」

ちなみにRaspberry pi2 B+の箱と比べるとこんな感じ
IMG_3939s

箱の中身は説明書とボード。
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基板は青かった。そしてよく見たら無線LANアンテナが付いてた。
IMG_3941s

Raspberry pi2と同じくHDMI/イヤホンジャック/電源のコネクタは長辺方向に配置されている。

ケースに入れてあるRaspberry pi2と並べて見る。
IMG_3942s
IMG_3943s

スペック見ればわかることだけど、ちょっと大きい。

さて、Orange pi2は内蔵ストレージがないので、microSDにOSを入れる必要がある。
2015/04/07時点ではAndroidしか公開されていないので書き込みを行う。
あとで別記事に書くが、Windows8.1 64bit版では指定ソフトを使った書き込みに失敗したので注意が必要かもしれない。
(日本語ファイル名、スペース文字を入れたパスでは無かったんだけどなぁ・・・)
Windows Vista 32bit版で行ったところ正常動作した。

電源を入れると、Allwinnerロゴが登場。
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初期のホーム画面はTvdLauncherという以下の画面になった。
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「设置」が「設定/Setting」なのでそれを選択すると、普通のAndroidの設定画面が現れる。
設定画面では「语言和输入法」が「言語/Language」にあたるので選択し、「日本語」を選ぶと、英語表記や中国語表記がだいぶ残るものの、それなりに日本語になる。

ただ、このAndroid、Google Play StoreなどGoogle Appsが入っていないので、いろいろ使うには工夫が必要そうだ。

Orange pi2記事の第1弾としては、こんなところで

SpreadtrumからLTE対応4コアSoC SC9830A登場


SpreadtrumからFDD-LTE/TDD-LTE対応の4コアSoC SC9830Aが出るようです。

Spreadtrum Announces Volume Shipments of 28nm Quad-Core 5-mode LTE and WCDMA SoC Platforms(2015/04/02)

5モード(FDD-LTE/TDD-LTE/WCDMA/TD-SCDMA/GSM)対応のSoC SC9830A、と、WCDMAのみ対応のSoC SC7713Gが登場です。

現時点では各製品ページはありません。

どちらも28nmプロセス製造で、CPUはCortex-A7で4コア、ということなのですが
WCDMAのみ対応の「SC7713G」と、既存モデルの「SC7731G」の差異がよく分からない・・・
どちらも1.3GHzまでで、同じ28nm品だし・・・誤植なんだろうか?

SC9830Aの方は、Cortex-A7 4コア 1.5GHzと高速化。
GPUは、ARM Mali 400MP2(dual core)とSC7731Gと同じモノ(クロックは上がってるかも?)

ランク的には「MediaTek MT6582(Cortex-A7 4コア)+MT6590(LTEモデム)」か「MediaTek MT6732(Cortex-A53 4コア)」が対抗になるんだろうけど、これらに対して、どの程度の価格差が付けられているのか・・・