子供向けスマートウォッチKIDIZOOMをパソコンに繋いでアプリ追加してみる


タカラトミーから6月発売予定のPlayWatchの元となってるVtech KIDIZOOMを手に入れたのでいろいろ遊んでいる。

パソコンにつないでいろいろできるらしいので、microUSBケーブルで接続してみた。
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接続するとドライブが「VTech 1557」と「VT SYSTEM」の2つが見える。
ドライブ認識1

それぞれ中身を見てみると、「VTech 1557」の方は、カメラで撮影した静止画と動画、音声データの他に「DOWNLOAD」というフォルダがある。
ドライブ認識2
Download Websiteは何かと見てみるとhttp://www.vtechkids.com/downloadへのリンクでした。

それに対して「VT SYSTEM」の方は見えるモノが何もない。
ドライブ認識3

http://www.vtechkids.com/download からはPC向け/MAC向けのリンクソフトがダウンロードできる。
download

PC版は15.6MBなんだけど、ダウンロード速度が非常に遅い・・・
「Kidizoom1557_US_eng_Setup.exe」を実行・・・

何かを約60MB分ダウンロード中・・・
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インストール先を指定して・・・
setup-04

セットアップ終了。
setup-07

初回起動時はアカウント作成が必要です。
setup-09

登録に必要な情報は以下。
setup-10

使用する子供の情報も登録
setup-12
ここでの登録は「なまえ」のみ。

登録が終わるとショップ画面になる。
setup-15

「Progress Log」ってなんだろ?と見てみれば、Vtechの教育系プロダクトでやった教育の進捗状況を管理できる、というものでした。
setup-16
KIDIZOOMの場合は関係無しですね

で・・・アプリを追加してみます。
とりあえず、マルバツゲーム(Tic-Tac-Toe)を「Add to Cart」して、
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「Check Out」
app-03

ダウンロード開始
app-05

ダウンロードが終わったら、選択して「Transfer」
app-07

転送終了
app-08

アプリ一覧が更新されます。
app-09

アプリはどこに入るか、といえば「VTech 1557」のドライブの「VTE_DATA\LL\APPS」フォルダに「58-155700-200-307.KPA」といった感じのファイルで置かれていました。

「VT SYSTEM」ドライブは相変わらず、中が何もありません。

で・・・よく見てみると左側に「Update My Kidizoom SMARTWATCH」という項目が・・・選択してみると、既に最新だけど、もっかい当ててみる?と
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試しにアップデートを実施
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終わったらmicroUSBケーブルを外して、電源を入れます
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firmware更新なんてないだろう、と思っていただけに予想外でした。

KIDIZOOMが来た!


タカラトミーから発売されるPlayWatchの元製品であるところのVtech社のKIDIZOOMが届いた。

amazon.comで金曜の19時半に高速配送($19.85/averages 2-4 business days )で発注して、月曜午前中に到着となかなかの速度でした。

さて、届いたモノは、こんな感じのパッケージです。

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時計はこんな感じで固定されています。
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ちょっとのことでは外れない感じです。

封入物はこんな感じ。まぁ、最小限ってところ。
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充電用microUSBケーブルはついているけど、ACアダプタは無い。

ぐるりと一周・・・

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電源のメインスイッチは裏面にあります。
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右下のスイッチが「○」がOFF、「-」がONです。

電源を入れるとまず時計合わせ
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「MM/DD/YYYY」か「DD/MM/YYYY」の2択です。

日付は「12-hours」か「24-hours」です
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で・・・「Register and download more content to play!」なんて言われます。
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日本ローカライズ版のタカラトミーPlayWatchでは、この機能は残るのかな???

設定終わっての初期画面は時計でした。
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とりあえずゲームとかやってみた感じの動画です。

SmartQ ZWatchとの大きさ比較はこんな感じです。
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パソコンとの接続および充電はmicroUSBです。
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防水キャップつきです。

タカラトミーの動画撮影&ゲームができる子供向けスマートウォッチPlayWatchはVtech KIDIZOOMのローカライズ版でアプリも追加できそう


タカラトミーから、子供向けスマートウォッチとして「PlayWatch」というものが発売される。

スペックとして「動画撮影」とか「静止画撮影」とか書かれている。
USB端子があるということも書かれているが、撮影したものを外部に取り出せるか明言されていない。

さて、どうしたものかと、ページをよく見てみると、一番下に

©VTech. All rights reserved. KIDIZOOM SMART WATCH is a trademark of VTech.
VTECH® and the VTECH® logo are registered trademarks of VTech.

という記述が・・・

調べてみるとVtech社の「KIDIZOOM」が出てきた。

こちらの方にはきちんと
「パソコンに繋いで、写真や動画をコピーできる」
「バッテリーは2週間持つ」
といったことが書かれている。

あちらは6色展開(うち2色はオフィシャル限定)で、定価は$59.99、オフィシャル通販では日本でも販売される4色については$44.99で販売中。

で・・・どうも、アプリとかテーマを追加できるらしく、[Downloads]-[Learning Apps]-[Kidizoom Smartwach]というリンクをたどると、「アプリストアっぽいところ」に飛ぶ。

カテゴリは以下の4種類
「時計の見た目変更(Clock Face Themes)」
「撮影した写真への加工(Camera Effects)」
「ちょっとしたツール(Themes for Tools)」(タイマーがあった)
「アプリとゲーム(Apps & Games)」

KIDIZOOMの方は、結構いろんなことが出来そうな感じです。
日本語版にローカライズする時に、日本語フォントとかのためにストレージ容量が足らなくて、機能が削られていないといいんですけど、どうなるんでしょうねぇ・・・

・・・Amazon.comで「英語版」は販売中。
日本向け送料は通常発送時$12.24。(「averages 8-16 business days」 )
高速配送だと$19.85(averages 2-4 business days )

えぇ、・・・Amazon.comで発注してしまいました。
続報をお楽しみに・・・


2015/03/16追記

KIDIZOOMが届きました。
KIDIZOOMが来た!」にて中身を紹介しています。

HLK-RM04を使ってスイッチのシリアルポートにアクセスした


Hi-Linkの「HLK-RM04 startkit」を使って、LAN経由でスイッチのシリアルポートにアクセスしてみた。
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Hi-Link社のHLK-RM04というRS-232C to WiFi/LANのアダプタを買って、実際に俗称Ciscoケーブルを使ってシリアル接続する機器に対して使ってみた。

・使用するシリアルケーブルについて。
HLK-RM04のシリアルポートは、D-SUB9ピンのメス、です。
このため、パソコンとスイッチを接続する際に使うケーブルだと直接さすことができません。
「D-SUB9ピン オス」=「D-SUB9ピン オス」の「クロス」変換を入れて、通常使うシリアルケーブルを使用できるようにしました。
ちなみに変換の配線は3本。「2<=>3」「3<=>2」「5<=>5」でokです。

HLK-RM04 startkitの基板ではRTS/CTS用の配線がされていないので、変換を考慮する必要はありません。
ちなみに、HLK-RM04自体は、シリアルポートが2つあり、片方にはRTS/CTSが用意されています。
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・LANのコネクタについて
「WANポート」と「LANポート」の2つがあります。
標準設定では「LANポート」側に「192.168.16.254」のIPアドレスが割り当てられています。
LANポートにストレートケーブルでパソコンを繋ぐと、DHCPでIPが付くので、ブラウザから「192.168.16.254」にアクセスして設定を行います。
(管理者ユーザ「admin」、パスワード「admin」)

「Netmode:ETH-SERIAL」とした場合、「WANポート」側が使用されます。
(LANポート側は使われず、ケーブルをさしてもリンクアップしない)

・シリアル機器を接続する設定について
HLK-RM04の設定画面「HLK-RM04 Serial2Net Settings」の以下の画面で行う。
シリアル設定

設定する項目は「Serial Configure」の値。
標準設定では「115200,8,n,1」となっている。
よくある9600としたい場合は「9600,8,n,1」と設定する。

「Locale/Remote Port Number」は、外部からアクセスする時のポート番号。
telnetプロトコルにてこのポートにアクセスする。

重大な注意点:ユーザ認証がありません。
telnetで繋いだら、すぐに入力が反映されます。

・TeraTermからアクセスする場合の端末側設定について
TeraTermを使ってHLK-RM04にアクセスする場合、「サービス:telnet」「TCPポート:8080」を選択します。
teraterm

また、「端末の設定」メニューで「ローカルエコー」にチェックを入れた方がいいと思います。
teraterm2

ローカルエコーにチェックを入れないと、入力中の文字列が表示されません。

…同じネットワークのLinuxサーバにTeraTermからsshでログインした後に、telnetコマンドでHLK-RM04に接続すると、TeraTerm側はローカルエコー無しでも表示される・・・なんだろ?

しばらく試してみた感触ですが、
どうやら、エンター入力をトリガにしているようで、スイッチでよくある「tab補完」や「?補完」がうまく動きません。

標準状態だと改善できそうな要素がないので、「Open WRTのHi-Link HLK-RM04版」でも入れてみるかなぁ~

シリアル/RS-232CをLANにつなげる機器 Hi-Link HLK-RM04を入手した


先日メーカであるHi-Link社に直接発注したHLK-RM04 startkitですが、無事に到着しました。
参考記事:「シリアル機器をTCP/IPでアクセスする

ちなみに、ものは、以下のとほぼ同等のようです。

Keynice RS-232C端子搭載 Wi-Fi 802.11n/g/b対応 無線LAN親機 Wifi接続ルーター – シリアルポートRS232 to Wi-Fi 150M

aliexpressではいくつか似たようなものがありますが、今回買ったのは送料込みで$21.68となる「serial/uart Embeded wifi module HLK-RMO4 startkit with 8M flash 32M ram + free shipping」です。
メモリ8MB、FLASH 32MBのモデルです。(メモリ 4MB/FLASH 16MBモデルもある)

届いたもの
IMG_3866s
・ボード
・WiFiアンテナ
・ACアダプタ
マニュアルは一切無し。

メーカページを探すと「DOWNLOAD → WIFI」に資料を発見。
「HLK-RM04 user manual」があれば、とりあえずなんとかなります。

「HLK-RM04 config tools」の中には「HLK-RM04 discover」と設定変更ツールが含まれていましたが、製品として一括設定するような場合に必要になるソフトで、通常はいらないような感じです。

電源を繋いでHLK-RM04のLANポートと、パソコンとをLANケーブルで接続!
IMG_3869s

パソコンには、DHCPで、192.168.16.0/24のIPアドレスが割り当てられました。
HLK-RM04の設定画面のアドレスは「http://192.168.16.254」です。
ユーザ名「admin」、パスワード「admin」でログイン完了。

設定画面は以下の様な感じでした。


「Serial2Net Setting」にて設定できる項目

上半分の設定項目は「Network Mode」の選択で大きく変わります。
「Default」LAN経由接続とWiFi AP機能両方使用。DHCPサーバが動作するが、細かい設定はできない
「ETH-SERIAL」LAN経由接続のみ使用。IPアドレスをDHCP/Staticで指定し、アクセスする
「WIFI(CLIENT)-SERIAL」WiFi経由で他のAPに接続。
「WIFI(AP)-SERIAL」WiFi AP機能を使用。こちらだとIPアドレス指定も可能

下半分はシリアル接続に関する設定です。

Serial Configurationなどは、シリアル接続に関する項目なのは分かると思います。
わかりにくいと思うのは、下側にある「Network Mode」の意味だと思います。
標準設定の「Network Mode: server」というのは、「Local/Remote Port Number」で指定したポートに対して、Tera Termなどで接続すると、シリアル機器にアクセスできるようになる、という設定です。

「Network Mode: client」になると、「Remote Server Domain/IP」が入力できるようになります。これと、「Local/Remote Port Number」を組み合わせ、指定したIPアドレスのportに、アクセスしにいく、というものになります。

Network Mode:「Default」LAN経由接続とWiFi AP機能両方使用
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Network Mode:「ETH-SERIAL」LAN経由接続のみ使用
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Network Mode:「WIFI(CLIENT)-SERIAL」WiFi経由で他のAPに接続
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Network Mode:「WIFI(AP)-SERIAL」WiFi AP機能を使用。こちらだとIPアドレス指定も可能
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次は「Special Settings」です。
こちらは、拡張設定なので、通常、設定しなくても問題ないです。
状況に応じて「WiFi Channel」や「SERIAL RTS」「SERIAL XON/XOFF」の使用状況を変更します。

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「Serial2Net Settings: UART2」は、システム的には存在しているが、標準の開発用ボードではコネクタが実装されていない2つめのシリアルポートに対する設定です。
自分で開発したボードを使う場合は設定しましょう。

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「System Management」は、管理者名、パスワードの変更で使います。
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「Settings Management」は、設定の保存、投入、リセットが行えます。
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「Upload Firmware」では、firmwareの更新が行えます。
こちらに届いたものだと「V1.78(Jul 23 2013)」というバージョンでした。
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「Status」は、現状の動作状況を確認できます。

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「Station List」と「Station Link Status」はWiFi接続時のステータス表示です。

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実際にシリアル機器をつなごうとしたら・・・ケーブルが手元になく今日は断念。