ポケモンGoをやるためにXperia A SO-04Eを買ってみた

2018/06/21追記

Xperia ZRを含むXpreiaの2013年以前モデルのfirmwareが削除されてしまったようです。
このため、XperiaFirmでのダウンロードが行えなくなっています。

[TOOL] XperiFirm ~ Xperia Firmware Downloader [v5.3.6]

Can I download firmware for pre-2013 devices? / Why there are many pre-2013 devices missing?
Sony Mobile deleted older devices when they migrated to their new API. There’s nothing I can do about it.
Can I download older firmware? / Why there’s only one firmware version in the list, while there were multiple before?
I have no control over which firmware show per CDA. Sony Mobile deletes older firmware, and there is no way to download them after that.
Try finding your FTF on http://www.xperiablog.net/forum/resources/ or http://xperiafirmware.com/

ただ、「Xperia FTF」というサイトに転載されていますので、入手は可能です。


現在、我が家では、ポケモンGoをプレイするのに「BLUBOO X550」「Acer Liquid Z330」「Covia FLEAZ F4」の3台が使用されている。

が・・・普段使用+ポケGoのZ330と、ポケGo専用FLEAZ F4の動作が悪い、というクレームが・・・
あと、Z330のかわいいケースが無い、というのも・・・

仕方が無いので、安いモノを調達するかーと、探して、コレかな、と目星をつけたのが、Xperia A SO-04Eです。
4コア、RAM2GB、ストレージ32GBと、まぁ、スペック的には十分なもの。
そして、電池が容易に交換できるタイプであるため、バッテリーが死んでいても簡単に交換ができる。(BA950というバッテリー)
ドコモで販売していた機種であり、なおかつ海外でも販売されていたため、ケースが入手しやすいというのも利点の1つ。

この機種は、ドコモの標準では、Android OS 4.2.2までの対応なので、本来であればポケモンGoは動作しません。
しかし、海外版のXperia ZRでは、Android OS 5.1.1まで公式アップデートが提供されています。

ただし、海外版Xperia ZRには、おサイフケータイ(Edy,Suica)とワンセグ、NOTTVは搭載されていないため、これらの機能は利用できなくなります。
また、ドコモ純正アプリやSPモードも使えなくなります。
使えなくなるなら、海外版Xperia ZRでもいいんじゃない?という話もありますが、海外版のストレージは16GBなのです。そして、安く手に入るわけでもありません。

ドコモ契約じゃないし(IIJmio)、ワンセグもおさいふも使ってないから、使えなくても問題ない、と、Xperia A SO-04Eを選択しました。

書き換え手順紹介の前に、結果を書いてしまうと、Android 5.1.1となったXperia A SO-04Eは、

・ポケモンGo!は問題無く稼働
・ARも動作

です。

手順紹介前に最終警告

・ドコモのXi契約ユーザは、この手順を実施すると不利益をこうむります。
 具体的には下記が使えなくなります
  ・SPモード
  ・ドコモ純正アプリの多く
  ・iコンシェルとかもいなくなります
  ・~@docomo.ne.jpのメールアドレス
 回避手段はあるらしいのですが、私はXi契約をしたことがないので解説できません
・ワンセグとオサイフケータイ機能が使えなくなります
・SO-04E mikuユーザの場合、ミクがいなくなります


で・・・どのようにアップデートするかですが

その1:Flashtoolのversion 0.9.18.6を入手

Xperiaシリーズ用のfirmware書き換えソフトFlashtoolを入手。
最新版ではfirmware書き換え上、支障があるポイントがあるため、旧バージョンを入手する必要がある。

入手に関する注意点
・ダウンロードページで罠サイトの広告が表示されやすいので注意が必要
・kasperskyだと0.9.18.6はrootkitが入っている、ということで隔離される(実際Android向けにrootを入れるものが入っているので誤検知ではない)
・というわけでとりあえずdropboxにflashtool 0.9.18.6を転載(ダウンロード数が多いと24時間ダウンロードできなくなります。駄目だったら再チャレンジ)

その2:Flashtoolで書き換えに必要なfirmwareをダウンロードする

Flashtoolを起動する

並んでいるアイコン群の中で「XF」という文字列が見える一番右側のアイコンをクリックすると、別ウィンドウでXperiFirmが開く

そこから「Xperia ZR」を探す。

書き戻し用に「SO-04E」と、バージョンアップ用に「C5503」のイメージをダウンロードする。

C5503用はいろいろあるが「Nordic Combined」を使うのが、Sony Ericsson時代からのお約束的なところがあるようだ。(Xperia X10 mini proの時もそうだったなぁ・・・)

「Available Download」という文字列の下のバージョンをクリックすると下記のウィンドウが開くので、ダウンロードする。

ダウンロードが終わったらXperiFirmを閉じる。
すると、Flashtoolの画面で、数分間firmwareファイルの展開処理が実行されているので、しばらく待つ。

その3:flashmodeで開いてfirmwareを書き込む

今度は一番左側の雷マークをクリックする。

「Flashmode」を選択する

Firmwareの書き込み設定の標準状態は上記の様になっている。

標準ではチェックが入っていない「Exclude(除外)」設定のところから「PARTITION」「BASEBAND」「SYSTEM」についてチェックを入れる。(つまり、「PARTITION」「BASEBAND」「SYSTEM」は書き換えない、という設定にするということ)

最新版のFlashtoolだと「BASEBAND」が他の項目と統合されてしまっていて除外設定が行えないので注意。
BASEBANDを書き換えてしまうと、FOMAプラスエリアが使えなくなってしまうので注意。
また、PARTITIONを書き換えてしまうと、ストレージが16GB認識となります。

電源を切ったXperia SO-04Eの、音量下ボタンを押しながらUSBケーブルをつなげると、書き換えが開始される。

書き換え完了後の初回ブートは、うまくいかないことが多い。
起動音を確認して、そのあと、5分ぐらいずっとロゴが動いてるようだった、1回、バッテリーを抜いて、再度電源を入れ直すと起動してくる

小米(Xiaomi) Mi 4をWindows 10 Mobileにしてみた

予備機のElephone P6000のmicroUSBコネクタが変形し、ショートするようになってしまい、使用不可状態に追い込まれた。
仕方が無いので、新しいモノを何にするかを検討した。

Windows 10 Mobileも使ってみたいなぁ、と思っていたので、発売から時間が経ってはいるものの、AndroidもWindows 10 Mobileも両方動かすことができる小米(Xiaomi) Mi 4を買ってみることにした。

ここがスゴイ小米(Xiaomi) Mi 4
・1つに機種でMIUI OSとWindows 10 Mobileが公式サポートされている
AndroidをベースにiOS風のカスタマイズなど、いろいろ施したMIUI OSが標準で、
それに加えて、Windows 10 Mobileもサポートされている。
公式サポート外ではあるがCyanogenMod 13(Android)も動作する。

・Microsoftのサポート優先順位が高い
例えば「Announcing Windows 10 Mobile Insider Preview Build 14283」でアップデート先行配信機種「Lumia 950, 950 XL, 650, 550, Xiaomi Mi4, and ALCATEL ONETOUCH Fierce XL」に含まれており、また、Microsoft純正であるLumiaの次に書かれているように、サポート優先順位が高い機種である。

・結構気軽にfirmwareを書き換えられる
Windowsパソコンにインストールした特定バージョンのMiFlashという書き換えツールを使用することで、簡単に書き換えることができる。
ただし、Windows Mobileイメージを書き込む際はEDLモードで起動する必要があるのだが、このモードには、Android OSを起動しDebugモードを有効にした状態で「adb reboot edl」を実行する必要がある。
なお、Android/MIUIイメージを書き込む際は、fastbootモードで起動すれば良いので、音量下ボタン+電源ボタンを同時押しし続けること。
書き換え自体は10分かからない。


さて、今回、Xiaomi Mi 4は、fastcardtechで買いました。

が・・・新品で買ったはずなのに、このデバイスは登録済みとのことで、電源を入れ、ネットワークに繋ぐと、MIUS OSの機能により、端末がロックされてしまいました。

どうやら中古品を新品として売りつけられたらしい。

MIUIのフォーラムを探すと、最近のMIUS OSのバージョンアップでチェックが厳格化されたのが、同じような状態となっている事例が・・・
その回答は「前の所有者に連絡とって、Mi Accountの登録を外してもらえ。もしくは、サポートに購入書類と共に連絡をとってみてくれ(解決するかどうかは状況次第だけど)」とのこと。

とりあえずfastcardtechに連絡はとっているものの、状況は厳しそう。


ロックされていて、USB Debugを有効に出来ないため、Windows 10 Mobileへの書き換えは行えない。
では、どうするか?
→ Mi AccountロックされないOSへ書き換える → つまりCyanogenMod13への書き換え

概要としては下記となります。
・fastbootモードで起動
・TWRP Recoveryを書き込む
・OTG接続できるUSBメモリにCyanogenMod13とOpenGappsのzipファイルをコピー
・Recoveryモードで起動し、USB-OTGマウントを行い、CyanogenMod13とOpenGappsを書き込む


こうしてCyanogenMod13で起動してきたら、USB Debuggingを有効にします。
有効にした後は、パソコンから「adb reboot edl」を実行し、EDLモードで再起動させます。
再起動後、パソコンでQUALCOMM関連のドライバが読み込まれ、おそらくCOM10として認識されます。
MiFlashを実行し、COM10が表示されることを確認します。
<画像>

その後に、MiFlashの「Browse」でWindows Mobileのzipを展開したフォルダを指定し、「Flash」します。
アプリ下側にある選択肢はWindows Mobile書き換え時は使用しません。(fastbootモードでの書き換え時に使用するものです)

書き換えは10分かからず終わります。

電源を入れると、Windows 10 Mobileが起動してきます。

起動後は、言語を日本語に切り替え再起動、
その後、Windows Updateの実施、とストアアプリから各プレインストールアプリの更新を行いましょう。
Androidでのイメージから、Windows Updateすればプレインストールアプリの更新が行われるのかと思っていたのですが、Windows Updateはシステム部分だけで、各アプリに関しては別個になる、というのが驚きでした。

各プレインストールアプリは、初期状態ではアイコンが英語表記ですが、アプリ更新後は日本語表記になります。


MIUIを書く時のめも

[ROM] MIUI 8.5 Global Stable ROM Full Changelog and Download Links
TWRP for Mi4

メモリ1GBのAcer Liquid Z330でポケモンGoが出来た

丁度発注していたAcer Liquid Z330でポケモンGoが動くか確認してみた・・・

RAM 1GBの機種だけど動くかなぁ?と思っていましたが
ARは無理でしたが、それ以外は問題無く動作しました!

・・・おや?
楽天モバイル取り扱い端末における「Pokémon GO」の動作検証状況について

Liquid Z330 × 非対応

「非対応」って、どういう意味だろ?
公式にはRAM 2GB以上とあるせいかな?(Z330はRAM 1GB)


2016/07/26追記

Z330で「GPSを探しています」というメッセージのままプレイできない、という話があるようです。
が・・・うちでは、そんなことなく遊べています。
動かない人はFirmwareが古いんじゃないですかねぇ

freetelの新機種 Priori / Nico / LTE XE について

まさか、freetelから一挙5種類もの新機種発表があるとは思わなかった・・・

とりあえず、ある程度正体が見えた3機種について・・・

・freetel Priori(プリオリ)
基本、旧機種のfreetel FT132Aのカラーバリエーションモデルっぽい。
製品型番が「FT132A_Pr_??」となっている。
Socは、Spreadtrum SC7710で、RAM 512MB&HVGA(480×320)という若干残念な仕様があるものの、価格が9800円とプライスダウン
Android OSのバージョンを上げてくるかなぁ?と思ったけど、さすがにこのスペックだと、Android 4.1.2のままにしたようだ。

・freetel Nico(ニコ)
「CPU クアッドコアプロセッサ 1.2GHz」で「Android 4.4」&「NFC対応」となると、おそらくはBroadcom BCM23550採用の端末だと思われる。
(同じチップ採用のcoviaのCP-F03aへのAndroid 4.4提供開始が近日中らしい)

ほぼ同価格帯のCP-F03aがRAM 512MB、というところに、RAM 1GBなので、微妙に勝っている感じ。
いま出てる写真の通りだとすると、インドの「Xolo Q1000 Opus」によく似てる気がする。
Q1000 Opusには、2014/5/5にAndroid 4.4へのアップデータが出てる。

・freetel LTE XM
「CPU クアッドコアプロセッサ 1.2GHz」で「Android 4.4」&「NFC対応」。
特徴はかなりNicoと似ている。

BroadcomのSoCで探すと、2コアの「M320 Low-Power LTE Processors for Affordable Smartphones」というのが出てくる。
4コアのものを探すと、プレスリリース(Broadcom Announces New Turnkey LTE Platform Targeting the Growing Sub $300 Smartphone Market)の中に「M320とピン互換ありで4コアのM340が2014年Q1に登場予定」と書いてある。
なので、こいつを採用している可能性が高いんじゃないかと妄想中。
果たして、真実は如何に!?

(2014/06/04追記)
プラスワンの増田さん曰く、Qualcomm系を使用している、とのこと。
ということは、MSM8928か8926あたりでしょうかね?

・freetel Simple
根拠はないけど、Spreadmtrum SC7701B採用の端末だったりしてー、ぐらいのことを考え中。
(SC7701Bについての過去記事 2013/08/07:TD-SCDMA向けチップを製造しているSpreadtrum社がWCDMAに進出!第1弾はフィーチャーフォン向けSC7701B)

@IT掲載の記事「脱「1億総縛り」を目指すスマホメーカー」に、「現在、4名の社員とスプレッドトラムから派遣された2名の技術スタッフで業務を回している。」なんて記述があったりしますしね。