Bpad 702にUDROIDX 1.5.3 ULTIMATEを入れてみた話


UDROIDX 1.5.3 ULTIMATEを「13=BLY-706F v3 7″」でインストールして試していたところ、カメラを起動するとシステムハングという現象を発見。
カメラが動くのは何なのか?を7インチモデルを全部選択してどうなるか検証開始

・画面ok、G-sensor ok、タッチok、カメラNGの選択肢
「13=BLY-706F v3 7″」

・画面ok、G-sensor ok、タッチ異常の選択肢
「7=Apex 7″」「7=BLY-706F v1 7″」
「8=MID703 7″」

・画面ok、G-sensor ok、タッチ不可の選択肢
「2=M009S Blue LED 7″」
「9=M010S 7″」

・ハチのロゴで止まる、となる選択肢
「1=Maylong M-250」
「11=M70007T 7″」
「12=ATF3416-7 7″」
「16=E18 7cun1603 7″」
「19=Epad M009D」
「20=M013S」

結局のところ「13」以外では使えない。
カメラについてはu-bootファイル内の「wmt.gpo.cmos」を「wmt.gpo.camera1」を変えてみる、という話と、「wmt.camera.param」の値を変えてみる、というのをやってみたけれど、いまのところ成功せず。

というか・・・
初期firmwareでカメラが使えたかを確認するのを忘れていたのが痛い。

ちなみに、うちの端末。初期firmwareでは、USB経由のadb接続ができませんでした。
というか、ひょっとしてmini USB端子死んでない?的な

Bpad 702のfirmwareをアップデートしてみる


Bpad 702とやらをジャンクで手に入れた
まず難題は、Bpad 702という名称が、おそらくapad専門店がつけた独自名称であろうということで、出てくるのはandroid tablet jpのBpad702 ぐらいしかない。
まぁ、あとはsladeroidのMy tablet don`t boot (BPad 702) というあたりが・・・
この人はカスタムカーネルを入れて文鎮を作成してしまったらしい。
「Uberoid WM8650 1.3.0 HYBRiD HoneyCombMOD v5 for 9 inch or 10 an my tablet is for 7 inch 」で失敗したらしいので、同じことにならないように情報集め。

CPU WM/VIA 8650
設定の端末情報
モデル番号:WonderMedia WM8650
Androidバージョン:2.2
カーネルバージョン:2.6.32.9-default
ビルド番号:generic-eng 2.2 Froyo Ver1.3.0-20110506.030727
基板に書かれている文字:WMS8140A2

この製品の特徴としては、G-sensor付きかな?というところで「wm8650 g-sensor 7inch」で検索。
Wpad M70009TやM70007Tではないようだ(カメラの場所が違うので)

ビルド番号で検索すると、tech knowのNeed help to not brick my tablet が出てくる。
ここの人は「M009s (Green LED)」らしい。

epad gw-707というキーワードで発見したのが、New 7 Inch Multi – Touch Screen Android 2.2 Flash 10.1 WiFi 2GB 3G MID Tablet PC

ということで、どうやら
[ROM] – (Universal) – Modroid-v8 based on 1.5.1 by wicknix
の「11=Epad GW-707 7″」が適用できそう

[ROM] – Universal (HYBRiD) HoneyCombMOD Uberoid for WM8650 devices v1.3.0 w/ Video UDROIDX 1.5.3 ULTIMATEでもいけそう?

とりあえず、「[ROM] – (Universal) – Modroid-v8 based on 1.5.1 by wicknix」でチャレンジ
microSDに展開してchanger.batを実行して「11」を選択。

ラベルeofがない、というエラーが・・・
changer.batの最後が「eof」だけだったので「:eof」に書き換えて再実行。

そのあと電源を切ったタブレットに指してから、電源on
しばらーく、画面上に書き換えプロセスが表示される

Upgrading to Modroid-v10 Lite...
<略>
copy pre-files to LocalDisk...

100%
PLEASE REMOVE INSTALLATION MEDIA...

とでたら、microSDカードを抜く。
すると自動的に再起動がかかる。

で・・・

「modroid」のロゴで止まりました。

えーと・・・あ、readme.txtを見てみると、5分待てとある。
5分待っても駄目なら、他の番号選んでみろとも・・・

とりあえず「2」で・・・
・画面表示ok
・重力センサーok
・タッチパネルが動かない。おしいっ

「1」は・・・
・modroidで停止

「8」は・・・
・画面ok
・重力センサーok
・タッチは何か反応してるけど、おかしい

「9」
・画面ok
・重力センサーok
・タッチNG

「12」
・modroidで止まる

「13」
・画面ok
・重力センサーok
・画面タッチok

「13=BLY-706F v3 7″」ですか・・・
予想と違いましたねぇ・・・

そんなわけで、「13」を選ぶことで、無事Bpad 702のfirmwareの書き換えに成功しましたとさ

auとiPhone5


iPhone5がauから出るなんて話が白熱してきてますね。

アメリカでCDMA2000を採用しているVerizonからiPhone4が出た、というときも、同じCDMA2000採用してるんだから、auからも出るはず!
なんて論調がありましたっけ。

実際のところ可能性としては、どうなんでしょうか?
WCDMA陣営では、国や携帯電話会社によって周波数帯域が異なり、その違いを「Band」として区別しえいる。
例えば、日本では、ドコモがBand I(2100MHz), Band VI(800MHz/FOMAプラスエリア), Band IX(1700MHz/東名阪のみバンド)、ソフトバンクがBand I(2100Mhz), Band XI(1500MHz/主にデータ通信用)、イーモバイルがBand IX(1700MHz)を採用している、と言ったところです。

じゃぁ、CDMA2000陣営ではどうなんでしょうか?
日本では、auのみが採用しており、以下の様になっています。
Band Class 0のBand Sub Class 2: au 新800MHz(up:824-830/down:869-875MHz)
Band Class 0のBand Sub Class 3: au 新800MHz 2012年以降の拡張予定地(up:815-830/down:860-875MHz)
Band Class 3: au 旧800MHz(いわゆる、上下逆さまの800MHz帯)(up:887.0-925.0/down:832.0-870.0)
Band Class 6: 2GHz帯(up:1920.0-1980.0/down:2110.0-2170.0)

では、アメリカのVerizonはどこを使っているのか?
Band Class 0のBand Sub Class 0: 800MHz帯(up:824.70-848.31/down:869.70-893.31)
Band Class 1: 1900MHz帯(up:1851.25-1908.75/down:1931.25-1988.75)

Band Class 0が被っていそうな感じです。
が、問題が3つあります。
1つめは「Band Class 0のBand Sub Class 0」とあるように、同じBand Classであってもバリエーションが存在しているのです。
このため、日本で使うには、ちゃんとBand Sub Classの「2」と「3」に対応している必要があるわけです。

これ似たような問題は、WCDMAのBand V(850MHz), Band VI(800MHz), Band XIX(800MHz)でもあります。
周波数帯域的にはBand V(850MHz)の範囲内に、Band VI(800MHz)とBand XIX(800MHz)がありますが、携帯側でちゃんとBand VI/XIXを認識するように設計をしていないと使用できないのです。

2つめは、いま公開されているスペック上ではiPhone4は、CDMA2000のBand Class 6(2100MHz)に対応していないので、帯域的に大変なことになりかねないです。

3つめは、au側の契約処理の問題です。

さて・・・iPhone5では、いったいどうなりますことやら・・・

そうそう、いまだに、「auの800MHzが海外と逆だから使えない」なんて昔の情報を恥ずかしげもなく言ってる馬鹿がいるようです。
逆であるau旧800MHz帯は、2012年7月まで使用できますが、現行機種はすでにau新800MHz帯であるBand Class 0のBand Sub Class 2に移行済みです。(2006年から運用しています)。
参考: WCDMAとCDMA2000の周波数帯 メモ書き

携帯電話回線を固定電話のようにつかう ver2


3G携帯電話回線を固定電話みたいな感じで使えるようなプロダクトを探してみました。
という記事を以前書いたわけですが、このリフレッシュ版です。

こういった商品は海外では「Fixed Wireless Terminal(FWT)」と呼ばれているようです。
といっても、あまりはやりではないようで、海外で現行製品が手に入るのかはよくわかりません。

なお、VoIPの電話を使いたい場合は、わざわざスマホ経由にしなくても、直接VoIPを受けられる機械があるので、それを使った方がいいでしょう。

それでもなお、携帯電話を普通の電話っぽく受け取りたいのであれば、下記の様なものが日本国内で入手でき、法律上の問題もなく、使用できます。

ユニデン DECT3280

まず、2011/9/15に発表になったばかりの新製品 ユニデンのDECT3280

(2019/12/09 DECT3280 , DECT3288とありましたが2014年に撤退しましたので現在入手できません)

Bluetooth経由で携帯電話に接続して発信・着信が行えるようです。
対応携帯電話のリストを見てみると、スマートフォンが中心のようですが、いわゆるガラケーにも対応しているようです。

子機1台タイプが1万2980円~、と安めの値段設定です。
Bluetooth接続なので、最初の設定がめんどいかもしれません。
また、携帯側をBluetoothを有効にしたまま外出するとバッテリー消費が多くなるので、うまく運用しないといけないでしょう。

TTRMKR 携帯電話-固定電話アダプター

個人作成のプロダクトの TTRMKR’s project:「携帯電話-固定電話アダプターというのがあります。

(2019/12/09 現在は「浜谷製作所」として活動中でAndroidスマホとBluetooth接続することで使用できるようになった「携帯電話-固定電話アダプタ」が販売中です)

FOMAコネクタ搭載携帯か、au CDMA2000携帯を固定電話のように使えるというアダプタを自作販売しています。
コネクタで接続すれば固定電話化する、という、見た目にもわかりやすい仕組みがいいと思います。

携帯の充電を忘れたり、家のなかでは携帯電話の鳴ってる音ぐらいじゃ気がつかない、というような場合に最適そうです。
具体的には、らくらくホンユーザ、とか

元々はダイアル式の黒電話をmova携帯につなげる、携帯黒電話からスタートしているようなので、長く続いているプロダクトのようです。

現在は、いろいろ製品がありますが、代表的には以下の3種類です。
・ナンバーディスプレイにも対応する完成品 24,800円 (黒電話もつなげます)
・ナンバーディスプレイ非対応版の完成品 19,800円 (黒電話もつなげます)
・黒電話に直接内蔵する工作を行いたい人用の部品セット 20,000円

後継製品でBluetooth接続モデルも開発中のようです。


— 2011/09/21 追加 —

ウィルコム イエデンワ WX02A

ウィルコムから、そもそもPHS機能を組み込んでしまった固定電話が出てきました。
エイビット製造のWX02A イエデンワです。

いくらになるかはまだ未定ですが、キャンペーンにより安価で手に入りそうな感じがひしひしとしますね。

— 2011/09/21 追加分はここまで —

さて、ここから下は、日本で使うと電波法的に問題があるプロダクトです。

これらは、その製品自体が携帯電話の機能を持っており、電波を出す機能がついているが、それについて日本国内の技適証明が取れていないので使用することができない、というものです。

既存の携帯電話をつなげて使う、という装置は発見できませんでした。
これは、おそらく海外では、各社・各機種間で共通につなげるコネクタというものが一般化しなかったためだと思われます。(ちなみにFOMAコネクタは日本での通称であって、正式にはIMT-2000コネクタという世界共通の規格です。日本以外での採用例はほとんど無いようですが・・・)

HUAWEI社製

HUAWEI B160

見た目は普通の電話機 HUAWEI B160

HUAWEI ETS1160

この機械に普通のアナログ電話をつないで使う。
もちろん、これ自体が携帯の機能を持っている。
・バッテリー内蔵
・起動には20秒ぐらいかかる
・パソコンとUSBケーブルで接続し、専用ソフトを使い設定ができる

Ericsson社製

Ericsson Fixed Wireless Terminals

Ericsson W35。(E30の方はData Routerだそうな)

・・・・オーストラリアとアメリカとカナダで販売中のようだけど約5万円
なお、「850/1900/2100」モデルと、「900/1900/2100」モデルの2つがあるようだ。

MATRIX TELECOM SOLUTIONS社製

・ MATRIX TELECOM SOLUTIONS SIMADO GFXD1111S 3G

普通の電話回線にもつなげるようで、いろいろマルチな機能をもつようだ。
「3G」がつかないやつはGSMのみなので注意が必要。
少し機能が劣るものでGFX11 3Gというものある。こちらは通常の電話回線にもつなげる機能は無い。

謎メーカ製

出所が謎な中華製としては・・・

3G FWT Fixed Wireless Terminal for WCDMA 2100MHz (3G Gateway, Including 850/900/1800/1900MHz)

同じサイトにはIMEIが変更できる、といううたい文句のGSM端末も・・・
3G WCDMA Fixed Wireless Terminal
同じ商品は他のサイトでもある
まぁ、売ってる場所的には、最低100個単位だと思われますので、現実的ではないでしょう。