さらばJIAYUのスマホ?

しばらく前まで、結構いい感じのAndroidスマホを作っていた「JIAYU(佳域手机)」。
JIAYU S3以降、新機種がでないなぁ・・・と思っていたら、「トップページ」が「Funsso(方烁科技)」に飛ばされるようになりました。
Funssoは、光ファイバー用のSFPモジュールを販売しているメーカのようです。

スマホに関するページはFunssoにはありません。
唯一、JIAYU時代からある公式掲示板へのリンクがトップページに残されているだけです。

FussoとJIAYUの関係について、特にニュースや会社案内などでも説明されておらず、謎です。

ただ、1年以上新製品の話が出てないところもあわせて考えるとJIAYUのスマホ事業は終了した、と考えていいのではないかと思います

AndroidのバックアップソフトHeliumでデスクトップアプリを使わずadbコマンドだけで行う方法

Androidのバックアップソフト「Helium」はAndroid標準のバックアップ/リストア機能を流用する形で実現している。

ただ、Heliumの機能を使うためにはパソコンにHelium Desktopアプリをインストールし、そこから何かを行わせる必要がある。
Helium Desktop Installer and Android App」を見ると、いまは、Chromeアプリ、Windowsアプリ、MacOSXアプリ、Linuxアプリ、がある模様。

で、Linuxの配布内容を見てみると、中身は、adbコマンドとシェルスクリプトのみ。
これなら、アプリを入れず、adbコマンドだけで実現できるのでは?と実験してみる

BASE=$(dirname $0)
pkg=$($BASE/adb shell pm path com.koushikdutta.backup)
# apparently pm path appends a carriage return which screws
# up the class name in dalvikvm invocation
pkg=$(echo $pkg | cut -d : -f 2 | sed s/\\r//g)
echo $pkg
$BASE/adb shell << EOF CLASSPATH=$pkg app_process /system/bin com.koushikdutta.shellproxy.ShellRunner2 $@ & exit EOF

(1)adbコマンドで、Heliumアプリ(com.koushikdutta.backup)がインストールされているパス名調査
(2)そのパス名をCLASSPATH環境変数に指定して、コマンド実行

という感じ。
私の環境では
(1) /data/app/com.koushikdutta.backup-1/base.apk
(2)「CLASSPATH=/data/app/com.koushikdutta.backup-1/base.apk app_process /system/bin com.koushikdutta.shellproxy.ShellRunner2」
ということなので、

「adb shell」でAndroid端末にshellで入り、「CLASSPATH=/data/app/com.koushikdutta.backup-1/base.apk app_process /system/bin com.koushikdutta.shellproxy.ShellRunner2」を実行することで、アプリインストールの代替とすることができた。

GOLE2のクラウドファウンディングが開始されるも変態度が激下がり

5月に「中華ベンダGOLE社のGOLE1というタッチパネル付きミニPC」という記事でGOLE1のクラウドファウンディングを紹介しました。
これは無事出荷されました。

で・・・6月にはGOLE2を企画してるよ、との発言があり、どうなるかな?と思っていたところ
ついに、クラウドファウンディングが開始されました。

GOLE2, The real Mini PC with FHD wide-angle camera
gole2-1

・タッチパネルを廃止
・TVの横に置いて使うことを想定
・カメラを装備
・Intel Z8350搭載のWindows10モデルと、Allwinner A64搭載のAndroidモデルの2つを用意
・2.5インチHDD/SSD内蔵可能
・日本語マニュアル付き

Androidモデル・・・とはいっても、正確にはAOSPベースの「Phonenix OS」を採用(JideのRemixOSと似たようなもんです)

価格は
・Phoenix OSモデル(Orange): $69(100個限定),$79(200個限定),$89(300個限定),$99
・Windows10モデル(White or Black): $114(50個限定), $124(100個限定),$134(200個限定)

うーーーーん・・・・
それほど・・・コレといって・・・

GSMA規格準拠のスマホにNFC Type Fが搭載される・・・ということの出典は?

iPhone7の日本版でFelicaに対応した、という話で注目されているのは「2017年4月移行に発売されるGSMAのGCF認定を受けたNFC対応スマートフォンは、NFC Type Fも搭載される」という話。

日本語の出典を調べると、一番わかり安かったのがマイナビの下記記事だった。
iPhoneでモバイルSuicaが使えるようになる? – NFC対応スマートフォンにFeliCa搭載という流れ

GSMAの規格書である「TS.26 NFC Handset Requirement」と「TS.27 NFC Handset Test Book」に記載されている。
そこではNFC Forumの規格書を参照している、とのこと。

確認してみた。

1. 「GSMA」の「CATEGORY ARCHIVES: TERMINAL STEERING GROUP」に行く
2. 「TS.26 V9.0 NFC HANDSET REQUIREMENTS(2016/04/12)」と「TS.27 V9.0 NFC HANDSET TEST BOOK(2016/06/24)」を発見

3. TS26では、NFCに関する詳しいことはNFC Forumの文章に丸投げてる
gsma-001
 NFCForum-TS-Type-1-Tag_1.2 (or later)
 NFCForum-TS-Type-2-Tag_1.2 (or later)
 NFCForum-TS-Type-3-Tag_1.2 (or later)
 NFCForum-TS-Type-4-Tag_2.0 (or later)

また、「SGP.03 NFC UICC REQUIREMENTS SPECIFICATION V6.1(2016/04/04)」では特に書いてないような感じ

4. 「NFC Forum」の「NFC Forum Specification Architecture」へ行く

5. 「NFC Forum Technical Specifications」でNFC Forum Tag Type Technical Specificationsに関して確認
gsma-002
NFC ForumのTag Type 3がFelicaということが判明

ということでいいんだろうか?

Ascend G6のroot取得方法

HuaweiのAscend G6 (G6-L22)でrootを取得できるのか実験してみた。

結果としては、再起動すると無効になる一時的なroot取得であれば、「KingoRoot for Windows」をWindows PCにインストールして作業することで可能だった。
恒久的にroot取得可能な状態にしておきたい場合は、別途手作業で行えば可能だとは思われます。

ちなみに、KingoRootのAndroid単体apkではだめでした。