だれとでも定額パスWX01TJを使って3週間経った

動作検証機種ではない、covia FleaPhone CP-D02で使っているのだが、はっきりいって「使えない」の一言。

一番の問題点は、Bluetooth接続状態を2時間以上維持できない、ということ。
そして、切れたあとの再接続が90%以上の確率で失敗し、WX01TJの初期化→再ペアリング、を行う羽目になる、ということ。

接続が切れていた間の着信履歴は、初期化により消えてしまっているので、着信があったとしても分からない。

通話品質については、相手側で、自分の話した内容がエコーで聞こえてきて気持ち悪い、というエコー音問題が発生。
エコー音問題は、アプリ側である程度吸収でき、実際、アプリ側にそういう仕組みが組み込まれているのだが、設定された機種毎の固定値であり、細かい調整ができないようになっているため、回避のしようがない、という状況。

つい、今し方も現象再発。具体的には・・・

1. 13時頃に接続が切れてたから再接続をチャレンジして駄目
2. WX01TJを初期化してから、再度ペアリングやりなおし
3. うまくつながらない
4. もう一度初期化して、再度ペアリング
5. つながった
6. 1時間ぐらいたって確認→まだつながってる
7. 3時間ぐらいたって確認→Android側切れてる表示、WX01TJ側つながってる表示
8. WX01TJのボタンを何度か押してみても、Android側は切れたまんま

そんな感じで、再初期化ですよ・・・

最近気になるMediaTek MT6589搭載機

MediaTekからのクロックアップタイプ MTK MT6589T(1.5GHz)の出荷が安定してきたようで、コンスタントに新製品やアップデートモデルが登場してきています。

その中から、性能と価格を考えた時に、特に気になる製品をいくつかリストアップしてみました。


・JIAYU G3T

中華スマホの中では、一番いい感じのデザインということで好評だったMT6577搭載のJIAYU G3が、CPUを変更して帰ってきました。
4.5インチ 1280×720というサイズ感は、最近無くなってきているので貴重です。
RAM 1GB/ROM 4GBというあたりが、ちょっと気になる人もいるかもしれません。
(バッテリーは3000mAh)

購入の際の注意点としては、「MT6589モデルのJIAYU G3-Plus($165)」と「MT6589TモデルのJAIYU G3T($170)」の2種類があるということ。

JIAYU G3シリーズは毎回好評で仕入れ値が高いようで、fastcardtechの場合、送料無料対象ではないことが多いので注意してください。(送料は$20程度)


・JIAYU G4T

JIAYUがMT6589搭載モデルとして、最初に発表したのが、JIAYU G4とJIAYU G5でした。
JIAYU G4の方は、あまりおもしろみがないフツーのデザインなんですが、RAM 2GBモデルがあったりします。
4.7インチ 1280×720液晶で、Gorilla Glass 2採用・・・ということになっています。

MT6589のRAM 2GBモデルが出てこないなーと思っていたら、CPUをMT6589Tにアップグレードした「G4T」として出荷されてきたような感じです。

・RAM 1GB/ROM 4GB/バッテリー1850mAh
・RAM 1GB/ROM 4GB/バッテリー3000mAh(標準価格+$10)
・RAM 2GB/ROM 32GB/バッテリー3000mAh(標準価格+$60)

factcardtechでの発注の際は「Version:」という項目にある選択肢を間違えないように注意してください。

なお、8/9 12:51の時点では、まだ2GBモデルは未入荷だそうです。


・iocean X7 Elite

すらっとした薄さの雰囲気と液晶、RAM 2GBモデルの存在というあたりが惹かれる機種です。

・RAM 1GB/ROM 16GB
・RAM 2GB/ROM 32GB(標準価格+$60)

液晶は5.0インチ 1920×1080とフルHDです。
こっちは、すでに2GB版も在庫有りとのこと。

なお、バッテリーは2000mAhです。


・Xiaocai X9

最初$99という話がばばーっと広まっていたりしたXiaocai X9
まぁ、出てみると$155でしたね。

バックパネルに複数カラーモデルがあるようなんですが、fastcardtechだと、白と黒しか取り扱っていないのが残念点。
スペックの面でも、クロックアップ前のMT6589搭載で、4.5インチ 960×540、バッテリー1800mAhとちょっと残念な感じ。
代替わりモデルの登場に期待したいところです。


・Lenovo S570

防水対応のMT6589搭載機が欲しい、とかいったら、現状、コレ一択

CPU: MT6589 1.2GHz
RAM: 1GB
ROM: 4GB
4.5インチ 960×540
バッテリー 2000mAh

というスペックと、「防水」と「$238.99」を天秤にかけて考えるという感じです


・Goopad mini

まぁ、見ての通りのiPadみたいなやつ。
7.9インチ 1024×768、という液晶サイズのわりに低い解像度が残念点。
タブレットなのにスマホ向けのMT6589使うのかよ!というツッコミがありますが、それでも、3G搭載で$219というあたりをどう評価するか・・・

CPU: MT6589 1.2GHz
RAM: 1GB
ROM: 8GB
7.9インチ 1024×768
バッテリー 4500mAh


・Tengda F5189

上のGoopadとは異なり、こっちはタブレット向けのチップMT8389を使用。
液晶は7.0インチと小さくなってますがスマホ的な比率である解像度1280×800になっています。
値段的にも$183とお手頃気味?

CPU: MT8389 1.2GHz
RAM: 1GB
ROM: 8GB
7.0インチ 1280×800
バッテリー 4850mAh

TD-SCDMA向けチップを製造しているSpreadtrum社がWCDMAに進出!第1弾はフィーチャーフォン向けSC7701B

TD-SCDMA向けチップを製造しているSpreadtrum社ですが、MediaTekに対抗する!とばかりに、「Cortex-A5 Dualcore 1.2GHzでTD-SCDMA/Dual SIM対応のAndroid向けチップSC8825」とか「4G/TD-LTE用モデム向けチップSC9610」とか、競合製品を出してきています。

その甲斐あってか、GSM地域向けの$60ぐらいの低価格Androidスマホでは、MediaTek製品ではなく、SC6820(Cortex-A5 1GHz/Mali400)とかSC6825(Cortex-A5 Dual 1.2GHz/Mali400)を見かけることが増えてきています。

そして、今回、ついにWCDMAにもSpreadtrum社が進出してきました。

Spreadtrum Announces WCDMA Design Win

ラテンアメリカ向けのフィーチャーフォン向けにWCDMA/GSM対応のSC7701Bというチップセットを開発した、とのこと。

SC7701B製品ページ

MediaTekの「MT6268 High-end EDGE/GPRS/WCDMA Feature Rich Multimedia Phone Solution」に対抗する感じの製品、というところでしょうか。

CPUコア:ARM 926EJ-S、カメラは500万画素、というあたりまで、同じです。

WCDMAの対応については「Support up to Quad-band WCDMA, including 3GPP Band I to Band VI, Band VIII, Band IX, and Band X」と記載されています。

つまり、Band I~Band VIとBand VIII, Band IX, Band Xから、最大4つのバンドを使用可能、ということです。

日本で関係してくるのは以下の4つ。
Band I 2100MHz=ドコモ,ソフトバンク
Band VI 800MHz=ドコモ(FOMAプラスエリア)
Band VIII 900MHz=ソフトバンク(プラチナバンド)
Band IX 1700MHz=イーモバ,ドコモ
(参考資料:WCDMA CDMA2000 LTEの周波数帯 2012/09/13版)

日本以外での採用例を見ないBand VIとBand IXをわざわざ記載している、というあたりは、きっと、そういった需要があるからに違いない!・・・と都合良く解釈してみることにしました。

まぁ、通話専用小型携帯、という線で、何か来てくれるといいんですけど・・・どうなりますかねぇ・・・

だれとでも定額パスWX01TJをしばらく使ってみた

だれとでも定額パスWX01TJを買ってもうすぐ1週間。
とりあえず、なんとか使える様になってきた。

過去記事
だれとでも定額パスWX01TJを買ったけど認識しない
だれとでも定額パスのアプリを調べてみた

「認識しなかったという件はどうなったのか?」

説明書通りに動作していないことが原因。

1. 電源ボタンを押す
2. アンテナLED:赤、Bluetooth LED:赤→しばらく待つ→アンテナLED:緑、Bluetooth LED:赤
3. 電源ボタンを軽く押す (← これが説明書に書いてない
4. ペアリング検索開始

で・・・これをやってもペアリングできない場合は一度初期化する

1. 電源ついてる場合は電源ボタンを長押しして、電源を切る
2. 電源ボタンを押し続ける
3. アンテナLED:赤、Bluetooth LED:オレンジ点滅になったら、ボタンを離す
4. 電源ボタンを3回、連続で短く押す
5. アンテナLED:赤、Bluetooth LED:赤の状態がしばらく続く
6. アンテナLED:緑、Bluetooth LED:緑点滅になる
7. 電源ボタンを長押しして、電源を切る
8. 電源を入れる
9. アンテナLED:緑、Bluetooth LED:赤点滅になったら、電源ボタンを軽く押す

一度、ペアリングが切断された場合、この初期化をやらないと再接続ができないことが多くて大変です。

あと、Android端末側で変な感じでBluetoothが使われるらしく、だれ定アプリが異常終了し、それ以後、Bluetoothが使えなくなり、復帰には再起動が必要、なんて自体も頻発。

ペアリングも、3時間ぐらいはつながっているんですが、それ以上になると、切れて、再接続がうまく行かない

もしかしてWX01TJのfirmwareのアップデートが出てるかな?とアプリメニューから選んでみると
「最新版です」とかの表示では無く「エラー」と表示される、なんて問題も。

通話品質については、WX01TJ側は特に問題ないですが、相手側から「自分のしゃべった内容がエコーで聞こえてきてきもい」という感想が・・・・

たしかに、だれ定アプリ内で「オーディオゲインで、マイクの集音補正」が行われてるのは、必須項目なのか、という感じですね。

だれとでも定額パスWX01TJを買ったけど認識しない

とりあえず、だれとでも定額パスWX01TJを買ってみた。

なぜなら、良番で捨てるのが惜しいものがPHSを持っていて、ここ2年ばかり休止している回線があり、それが毎月700円弱かかっているから、基本料+機種代金=1480円ってのは、とりあえず持っておくだけとしても丁度良かったので・・・

で、手持ちのAndroidでペアリングできそうか試してみた

・Covia FleaPhone CP-D02, Android 4.0.4, MTKチップ機
・TOOKY T192, Android 2.3, MTKチップ機
・Xperia X10 Mini Pro, Android 4.1(CynanogenMod), Qualcommチップ機
・K-Touch W619, Android 4.0.4(CyanogenMod), Qualcommチップ機
・R-stream A1/MUCHTEL A1, Android 2.3(CyanogenMod), Qualcommチップ機
・Panasonic P-01D, Android 2.3, Qualcommチップ機

・・・全敗です。
アプリから接続、という以前に、そもそもデバイスが認識できません。

思った以上にハードルが高そうでびっくりです・・・