SH-04Hで急速充電ができない原因

ジャンクのSH-04Hを約6千円で購入

安さの理由は左上の割れと、液晶の右端中央付近の色変化だけだと思っていました。

で・・・充電をしてみると、どうやっても低速充電表示となり、急速充電になりません。

よくわからないなぁ・・・と思いつつ、パソコンからデータ転送するか、と繋いでみると、パソコン側でデバイス認識してくれません。

microUSB端子を掃除して、ケーブルとケーブルの差し方をいろいろ試してみるとパソコンで認識できる状態に持って行くことに成功。

そして、その状態のまま先ほどは低速充電となった電源に繋いでみると、急速充電となることを確認出来ました。

SH-04Hの急速充電はQuick Chargeという仕組みを使って行われていますが、これはmicroUSB端子の「Vbus」「GND」と「D+」「D-」の4つの端子を使い5Vで0.5Aを超える充電や9Vでの充電を行うようになっています。

それに対して低速充電と表示される通常USB充電は「Vbus」と「GND」を使い5V 0.5A以内で充電を行います。

つまり、SH-04Hで急速充電できず、低速充電となるという状況は、microUSBの「D+」端子と「D-」端子の接触が悪く、きちんと認識されていない状況にある、ということになります。

miroUSB端子は小さく、金属端子部分も奥まった場所にあるため確認が難しいため、対処が難しいために、通常は本体交換という対処になってしまうんでしょうね。

公衆無線LANサービスで使えるアクセスポイントのメモ 2019/08/28版

過去に「公衆無線LAN ワイヤレスゲートとWi2の比較(2014/10/01改訂)」という記事を書いたが、いまもアクセスがあったりするので内容更新。


ワイヤレスゲートWi-Fi

WIRELESS GATE

税抜き537円、税込み537円

使えるアクセスポイント

・『mobilepoint』/『mobilepoint1』/『mobilepoint2』
・『Wi2』/『Wi2_club』
・『eo』/『eo_WPA2/EAS』
・Fonエリア 『FON_FREE_INTERNET』/『Fon WiFi』

Wi2 300 公衆無線LAN

税抜き362円の月額か、6時間税込み350円のワンタイムプラン

使えるアクセスポイント

・ベーシックエリア 『Wi2』/『Wi2_club』 『』
・オプションエリア(追加料金) 『Wi2premium』/ 『Wi2premium_club』
・BBモバイルポイント 『mobilepoint』/『mobilepoint1』/『mobilepoint2』

エネコネクト

無料プランとスタンダードプランの税込み390円がある。

使えるアクセスポイント

・『mobilepoint』/『mobilepoint1』/『mobilepoint2』
・『Wi2』/『Wi2_club』 /『Wi2_free』
・『wifi_square』

どうやらこれ以外にも各所に点在する地域の無料WiFi系への接続テンプレートも持っているようだ。

UQ Wi-Fi

UQ WiMax利用ユーザのみ無料で使用できる。単体契約は無い。
東海道新幹線待合室と車内、常磐線特急車内、都営地下鉄駅構内にアクセスポイントがある。山陽新幹線区間では通信できない。

・「UQ_Wi-Fi」

BBモバイルポイント

BBモバイルポイント

現在はBBモバイルポイント単体での契約はできない模様。

(2015年まではプリペイドプランがあったが廃止された。)


以前あった「eoモバイルWi-Fiスポット」は2016/03/31に終了 「「eoモバイルWi-Fiスポット」および「BBモバイルポイント for eo」のサービス提供終了について

eSIM対応デバイスのメモ 2019/09/06版

IIJがeSIM対応を始めた。(国内初、IIJmioでeSIM対応のデータ通信サービスを開始)

現時点でeSIM対応デバイスというのは何があるのかを調べて見た。

後述するページにかいてあったものをまとめると、以下のような感じだ。

Apple

AppleのサポートページにあるeSIMに関する記述:「eSIM でデュアル SIM を活用する

Apple iPhone XS (香港,マカオモデルも含む,中国モデルは無い?)
Apple iPhone XS Max (香港,マカオ,中国モデルは物理的なデュアルSIM)
Apple iPhone XR (香港,マカオ,中国モデルは物理的なデュアルSIM)
Apple 11インチ iPad Pro
Apple 12.9インチ iPad Pro (第3世代)
Apple Air (第3世代)
Apple iPad mini (第5世代)

Apple Watchについては標準のeSIM対応手順ではないようで、ちょっと厳しいようだ

Apple Watch Series 3 (GPS+Cellularモデル)
Apple Watch Series 4 (GPS+Cellularモデル)

Android

Google Pixel 2/3/3XLの日本向け端末ではeSIMのかわりにFelicaモジュールが導入されているため使用できない。一部にオーストラリア版もeSIMがない、という記述があったが、どうやらSIMロックがかかっているPixelがいくつかの携帯電話会社から販売されているようで、それだとeSIMが使えないらしい。
Pixel Phone Helpフォーラム「Pixel 3/3XL eSIM support in Australia」でOptusで買ったデバイスだとeSIMインタフェースが無いという事象の報告と、unlockしたやつだと表示されるという報告。
Pixel Phone Help「Get a SIM card & insert it into a Pixel phone」には「 if the phone was purchased in Japan  or if bought with Verizon or Charter service 」という注意書きだった)

Google Pixel 2 (日本以外)
Google Pixel 3 (日本以外)
Google Pixel 3XL (日本以外)
Google Pixel 3a (日本以外)
Google Pixel 3a XL (日本以外)

Planet Gemini PDA (4Gモデル)
Planet Comso Communicator (4Gモデル)

パソコン系

Windows10でのeSIM設定について「eSIM を使って Windows 10 PC で携帯データ ネットワーク接続を利用する

Microsoft Surface Pro LTE Advanced
Lenovo Yoga 630 (snapdragon850搭載Windows)
HP Spectre Folio 13 (日本ではeSIMモデル未販売)
ASUS TransBook Mini T103HAF-LTE,T103HAF-GR079LTE(ただしIIJのeSIMではトラブル発生中)
Acer Swift 7
Acer Swift 3(こちらは物理eSIMカードのようだ)

Android Wear系(時計)

Huawei Watch 2 Pro (2018モデル)
Samsung Gear S2 classic(3G電波のみ対応)
Samsung Gear S3
Samsung Galaxy Watch


参照情報一覧

・Apple 「eSIM でデュアル SIM を活用する」と「2 枚の nano-SIM カードでデュアル SIM を使う

iPhone XS、iPhone XS Max、iPhone XR は、nano-SIM と eSIM を使ったデュアル SIM に対応しています。(1)

eSIM はデジタル SIM なので、物理的な nano-SIM を使うことなく、通信事業者 (キャリア) のモバイル通信プランをアクティベートすることができます。

(1)iPhone の eSIM は、中国大陸では提供予定がありません。香港およびマカオでは、iPhone XS だけが eSIM を搭載しています。中国大陸、香港、マカオでの 2 枚の nano-SIM を使ったデュアル SIM については、こちらの記事を参照してください。

eSIM でデュアル SIM を活用する

中国大陸以外にいる場合や、香港やマカオで iPhone XS をお使いの場合は、eSIM でデュアル SIM を活用する方法をこちらの記事でご確認ください。

2 枚の nano-SIM カードでデュアル SIM を使う

IIJmio eSIMプラン

動作確認済端末(2019年7月4日現在)
Microsoft Surface Pro LTE Advanced
Apple iPhone XS、iPhone XS Max、iPhone XR
Apple 11インチiPad Pro、12.9インチiPad Pro(第3世代)、iPad Air(第3世代), iPad mini(第5世代)
(※)Apple Watch Series 3/Series 4 (GPS + Cellularモデル)では動作しません。

Ubigi eSIMの互換性ガイド

1. List of compatible eSIM devices: 
Smartphones with embedded eSIM*:iphone XS,
iPhone XS Max,
iPhone XR,
Google Pixel 3
*if your phone is locked to your carrier, you will not be able to install Ubigi on its eSIM.
Windows 10 PCs:Lenovo Yoga 630,
HP Spectre Folio
Tablets with embedded eSIM:iPad Air (3rd Generation)
iPad Pro (3rd Generation)
iPad Mini (5th Generation)
Gemini PDA

FLEXIROAM eSIM

Currently supported devices: iPhone XS, XS Max, XR, Pixel 3, Pixel 3 XL
*Not supported by iPhone XR and XS Max purchased in Hong Kong, Macau and Mainland China
*Not supported by Pixel devices purchased in Australia
Same day activation, no contract required!

・CANSTAR BLUEの「What is an eSIM? Providers & Features Explained

ここはいろんな紹介ページだけど、機種がまとまっている。

Watches with eSIM Compatibility
Huawei Watch 2 Pro
Apple Watch Series 3
Apple Watch Series 4
Samsung Gear S2
Samsung Gear S3
Samsung Galaxy Watch
Selected phones with eSIM Compatibility
Google Pixel 2
Google Pixel 3
Samsung Galaxy Note 9
Samsung Galaxy S9, S9+
iPhone XS
iPhone XS Max

・hp「HPビジネス向けノートブックとモバイルワークステーションPC – eSIM対応のWWANモジュールを搭載したコンピューターでは、SIMが装備されていると、スマートカード認証に失敗する場合がある

hpの場合、内部拡張カードのWWANモジュール上にeSIM対応モジュールを採用しているので、カードの採用具合によってeSIM対応していたりするようだ。

eSIM対応のWWANモジュールは次の機器に装備されています:
インテルXMM 7360 LTE-Advanced
インテルXMM 7560 LTE-Advanced Pro
インテルXMM 7262 LTE-Advanced
HP LT4132 LTE/HSPA+ 4Gモバイルブロードバンドモジュール
Snapdragon X12 LTE-Advanced

次のWWANモジュールは、当初eSIM機能なしで出荷されましたが、eSIM機能はファームウェアの更新で有効にできます:
インテルXMM 7360 LTE-Advanced: SoftPaq sp91807でeSIM機能を有効にできます
HP LT4132 LTE/HSPA+ 4Gモバイルブロードバンドモジュール:SoftPaq sp84042でeSIM機能を有効にできます

eSIM対応のWWANモジュールを搭載できるコンピューター:
HP Elite x2 1012 G2
HP Elite x2 1013 G3
HP EliteBook 1040 G4ノートブックPC
HP EliteBook 725 G4ノートブックPC
HP EliteBook 735 G5ノートブックPC
HP EliteBook 745 G4ノートブックPC
HP EliteBook 745 G5ノートブックPC
HP EliteBook 755 G4ノートブックPC
HP EliteBook 755 G5ノートブックPC
HP EliteBook 820 G4ノートブックPC
HP EliteBook 828 G4ノートブックPC
HP EliteBook 830 G5ノートブックPC
HP EliteBook 836 G5ノートブックPC
HP EliteBook 840 G4ノートブックPC
HP EliteBook 840 G5 Healthcare EditionノートブックPC
HP EliteBook 840 G5ノートブックPC
HP EliteBook 840r G4ノートブックPC
HP EliteBook 846 G5ノートブックPC
HP EliteBook 848 G4ノートブックPC
HP EliteBook 850 G4ノートブックPC
HP EliteBook 850 G5ノートブックPC
HP EliteBook x360 1030 G2ノートブックPC
HP EliteBook x360 1030 G3ノートブックPC
HP EliteBook x360 1040 G5ノートブックPC
HP EliteBook x360 830 G5ノートブックPC
HP EliteBook x360 830 G6ノートブックPC
HP ProBook 430 G4ノートブックPC
HP ProBook 440 G4ノートブックPC
HP ProBook 450 G4ノートブックPC
HP ProBook 640 G3ノートブックPC
HP ProBook 640 G4ノートブックPC
HP ProBook 645 G3ノートブックPC
HP ProBook 645 G4ノートブックPC
HP ProBook 650 G3ノートブックPC
HP ProBook 650 G4ノートブックPC
HP ProBook 655 G3ノートブックPC
HP ProBook x360 440 G1ノートブックPC
HP ZBook 14u G4 Mobile Workstation
HP ZBook 14u G5 Mobile Workstation
HP ZBook 15 G4 Mobile Workstation
HP ZBook 15 G5 Mobile Workstation
HP ZBook 15u G4 Mobile Workstation
HP ZBook 15u G5 Mobile Workstation
HP ZBook 17 G5 Mobile Workstation
HP ZBook Studio G5 Mobile Workstation

・gemalto「eSIM搭載コンシューマIoTデバイスをアクティベートする3つの方法

SIMメーカの1つジェムアルトに掲載されているeSIMデバイスにどうやって契約情報を紐つけるか、という手法には3種類あります、といった解説。

今回、IIJmioで提供が始まったのは契約固有のQRコードを読みとる「QRコードによるアクティベーション」となる。

スマホ/パソコン上のアプリからオンライン契約処理をして使える様にする、というのは「GSMAのルートディスカバリーサービスによるeSIMアクティベーション」となる。

どちらの手法もeSIM搭載端末がWiFiなどの別の手法で契約管理を行うサーバにアクセスできる必要があります。

・IIJてくろぐ「IIJmio モバイルサービス eSIMプラン (ベータ版) に関する諸情報

ASUS TransBook Mini T103HAF-LTE, T103HAF-GR079LTEのeSIMで読み込みを行うと本体修理が必要になる、という記述。

UbigiのUbigiサービスの利用条件

フリーロック eSIMプレインストールUbigi SIM
スマートフォン【iOS】 iPhone XS/XR
iOS 12.1以降)
タブレット【iOS】 iPad Air、iPad Pro、iPad Mini
【Android】 Gemini PDA
ノートPCLenovo Yoga 630
HP Spectre Folio
Surface Pro 5 LTE AdvancedASUS Mini Transformer T103HAFACER Swift 7VAIO Series 11/13/Pro PF/PGACER Swift 3

ACER 4G LTEページ

Swift 7 には eSIM が内蔵されています。Swift 3 eSIM は取り外し可能です。

AmazfitからMIPSコアのIngenic M200Sを搭載したAndroidベース腕時計 Amazfit Verge登場

最近、中国のMIPSコアベンダIngenicのSoCを搭載しためぼしい製品ってなかなかないなぁ・・・と思ったら
Amazfitから「AMAZFIT 智能手表」というものが登場

AndroidベースのAmazfit OSを使っているそうだ

SIMにシールをはるだけでモバイル決済ができるというDigiTallyのその後の調べて見た

2016年に「SIMにシールを貼るだけで電波の届かないところでも携帯で支払いできる技術」とか「SIMカードにシールを貼るだけで電波の届かないところでもモバイル決済が可能になる「DigiTally」」という記事になっていた「DigiTally」。

どちらの記事でもSIMの方が重要そうな書きっぷりですが、当時確認できた資料を見る限りでは「DigiTallyについて調べてみた/overlay SIMが重要なのではなくSMAPsが重要っぽい」ということで記事を書いていました。(gigazineの記事が公開されるより前に記事にしてます)

その後、続報を聞かないなぁ、と調べて見ました。

まず公式ページ「DigiTally
ほぼ変化がないが下記の記述が増えている

We collaborated with researchers from Strathmore University (Nairobi, Kenya), and I made the trip to evaluate the prototype and visit rural areas of Kenya in August-September 2016. Our paper summarising the results of a pilot study was accepted to the Symposium on Usable Privacy and Security (SOUPS), the leading security usability event, which I presented at SOUPS 2017 in Santa Clara, California in July 2017.

More information is available on our Security Group’s blog.

2016年8月~9月にケニアでプロトタイプの実験をして、2017年7月にカリフォルニアで行われたシンポジウムで論文発表した。
とある。

全体的な決済の仕組み

テスト環境はNOKIA 130(2014年バージョン)を使用、
送信者・受信者・金額をベースに8桁数字のコードを生成し
それをお互いに直接入力し合うことにより、整合性を取り決済を完了させる
というものだった。

ユーザ数が多くなった場合、8桁の数字で成り立つんだろうか???

ケニアのプロトタイプの実験というのは、販売者3人、購入者12人を用意して行ったようだ。

で、各販売者が60決済するような感じで、購入者側ががんばって決済を試みる、という感じで行っている。
8桁の入力エラーがいろいろ発生して、決済には30秒~1分かかるような感じであったようだ。

で・・・・このDigiTallyについての続報は無い。

が、「offline mobile payments」で調べると、いくつかサービスが開始されている
・「OyaPay – Offline mobile payment for Africa
  別途持っているデビットカードとリンクして、その中の残高をやりとりできる仕組み
  仕組み自体は、DigiTallyと似ているような感じで、Android/iOS上にアプリをインストールして使う
  最近リリースされたようで、iOS用はまだ審査中
・「PaySe – A Digital Wallet with Secure Offline Payment Solution
  LCDとキーパッドがついた専用のカードを使い、カード単品でコード入力する仕組み
  2016年にサービスインしているようだが、あまりうまく行ってなさそうな感じ