Spreadtrum SC7710搭載のfreetel FT132Aを借りた

Spreadtrum社 SC7710を搭載したAndroidスマートフォンとして、おおっぴらに市販されるものとしては、世界最速の可能性があるプラスワン・マーケティング社の「freetel FT132A」を借りました。

9月の発表があった時に貸し出し依頼をしたりして、ようやくいま実機が到着したというところです。

外箱はこんな感じ。
IMG_1847s
まぁ、最近の標準的な梱包方法と言ったところ。

中身は・・・
IMG_1849s

公式サイトのスペックにある付属品「ACアダプタ、イヤフォン、USBケーブル、ユーザーマニュアル、保証書、端末カバー、保護フィルム」の他に、バッテリーの裏蓋が開けにくいので、それを補助するということで、プラスチックサポート具が添付されています。
端末にはCLASS 10のmicroSDカード 8GBが入っていて、ちょっとびっくりしました。

裏蓋を開けるとこんな感じです。
IMG_1851s
Dual SIMですが、日本で使用できるのは上側のスロットのみです。

ちなみに、裏蓋は、確かにちょっと開けにくい感じですね。

バッテリーとIIJMIO SIMを入れて電源ON!
IMG_1854s
freetelロゴがしばらく表示されます。

起動が終わると・・・
device-2013-11-20-233844

ロックを外して中に入りましょう。
device-2013-11-20-234206

まぁ、普通のAndroidですね。

標準で入っているアプリは・・・
device-2013-11-20-234502
device-2013-11-20-234508
2画面分でした。

日本語入力用にGoogle IMEが入っているのと、メモリマネージメントとして「Memory Booster」が入っている、というところが変わっているあたりでしょうか?

SIMの設定は、モバイルネットワークから入るわけですが、この機種の場合、下記のようなSIM選択画面が入るというところがちょっと違います。
device-2013-11-20-235129
SIM選択後の画面でも「UPLMN setting」なる他では見ない表示がありますしね。
device-2013-11-20-235137

「アクセスポイント名」では、ドコモMNVO系の各種定義が入っていました。
device-2013-11-20-235145
device-2013-11-20-235156
device-2013-11-20-235206
多くの場合で、これらの中から選べばよい、ということになるでしょうね。

定番Antutu Benckmarkを実行
device-2013-11-21-001224
device-2013-11-21-001306

All: 4424
UX Android 4.1.2
・Multitask: 778
・Dalvik: 283
CPU
・CPU integer: 340
・CPU float-point: 184
RAM 263.8/486.9MB
・RAM Operation: 198
・RAM Speed: 285
GPU Mali-300
・2D graphics: [320×480] 411
・3D graphics: [320×480] 1284
IO 58.1/220.0MB
・Storage I/O: 256
・Database I/O: 405

その他、AnTuTu BenckmarkのDevice Infoで表示される内容

Basic Information
・Brand: FREETEL
・Model: FT132A
・OS: 4.1.2
・CPU Model: SC8810
・GPU Renderer: Mali-300
・Resolution: 320×480
・Rear Camera: 3.1 mega pixel, 2048×1536
Storage
・Memory: 63.0/220.0MB
・RAM: 257.7/486.9MB
・Internal SD Card: ~
CPU
・Model: SC8810
・Cores: 1
Display
・Renderer: Mali-300
・Vender: ARM
・GPU Version: OpenGL ES 2.0 Spreadtrum Build
・Resolution: 320×480
・Density: 160dpi
・Multi-touch: Support
Camera
・Rear Camera: 3.1mega pixel 2048×1536
・Front-facing Camera: 1.9mega pixel 1600×1200
OS
・Android Version: 4.1.2
・Android SDK Version: 16 (Android 4.1.x)
・Kernel: Linux version 3.0.8(ctl004@ctl004-desktop) (gcc version 4.6.x-google 20120106 (prerelease) (GCC))#2 PREEMPT Tue Nov 5 16:38:13 CST 2013
Others
・Direction Sensor: Not Supported
・G-Sensor: Not Supported
・Proximity Sensor: Support
・Light Sensor: Support
・E-Compass: Not supported
・Distance Sensor: Support
・Gyro Sensor: Not Supported
・Temperature Sensor: Not Supported
・Pressure Sensor: Not Supported
・Ambient Temperature Sensor: Not Supported
・Relative Humidity Sensor: Not Supported
・Linear Accleration Sensor: Not Supported
・Rotation Vector Sensor: Not Supported

CPUの認識が、TD-SCDMAのSC8810として表示される、というのは予想外でした。

さて・・・とりあえず、少し使ってみて感じたこと。

・手のひらに収まる小型サイズは、なかなか良い

・とはいえ、やっぱり画面解像度が低いので、入力時の表示がキツイ
device-2013-11-20-235102
例えば、GoogleIMEで入力すると、これくらいの面積を占めてしまう。

・ブラウザの標準文字が小さすぎて読めないことがある
device-2013-11-21-010005

・Angry Bird程度を動かすには十分。
 パズドラはインストールでエラーがでた。

明日は1日使ってみたいと思います。


adbデバッグ接続用メモ

・「VID_1782&PID_5D04&MI_01」に対して「Android ADB Interface」の割り当て
 (VID_1782&PID_5D03&MI_01ではない)
・adb_usb.iniに「0x1782」を追加

SmartQ Z WatchにGoogle Appsを入れる?

SmartQ Z Watch。

うちはfastcardtechに注文しているんだけど、まだ発送してくれない・・・
いったい手元に来るのはいつになることやら・・・

tabletrepublicのフォーラムに「v1.8 ***DO NOT INSTALL GAPPs/APKs UNTIL YOU READ THIS****」というスレッドがあったのでご紹介。

要点をまとめると
・容量が足らないので、Wechatアプリとかは消す
・Gappsのapkを全部ではなく、一部だけ入れる
・Gappsをインストールした後は、初期化して再設定する
・失敗すると文鎮(文鎮の実例はスレに動画である
・初期化時に実行される「onetimeinitializer.apk」が問題を起こす可能性がある?

手元にモノがないので、なんとも分かりませんけどね。

v1.8 ***DO NOT INSTALL GAPPs/APKs UNTIL YOU READ THIS****
THIS INFORMATION IS BROUGHT TO YOU BY TR member @yesteria).

FULL GAPPs INSTALLATION WILL CAUSE SCREEN LIMITATION ERROR

As always, the information below could damage your device, use at own risk

If you use the file explorer in the v1.8 update to install mods to your watch, be very cautious. If you want to install gapps, add ONLY the apks listed below:

GAPPs
**********************************************************************

1. ChromeBookmarksSyncAdapter.apk
2. GoogleBackupTransport.apk
3. GoogleCalendarSyncAdapter.apk
4. GoogleContactsSyncAdapter.apk
5. GoogleFeedback.apk
6. GoogleLoginService.apk
7. GoogleServicesFramework.apk
8. MediaUploader.apk – (delete seems ok to do, if want to try…please post results)
9. NetworkLocation.apk
10. Phonesky.apk (Play Store 4.4.21)
11. SetupWizard.apk

*******************************THATS IT!!!!!*******************************

Installing full gapps and doing a full reset, will cause watch to boot as a new phone…this is due to the onetimeinitializer.apk app. Your watch will be stuck at the Android Welcome screen, and will most likely need to be flashed back to stock in order to use again.

Update: If you do install gapps, PLAY will remove the WeChat app and free up almost ~17mb.

APKs
This watch has an extremely limited version of JB. In addition, Ingenic CPUs are MIPS…this has yet to be a proven factor in why many programs don’t run, but it has in the past…worth mentioning. Choose programs wisely, as your resources ARE limited. THIS is NOT a phone. DO NOT install task killers…they cause nothing but problems. if you have to know your resource data, use watchdog…but be prepared…just this app alone takes about 10% of your out-of-the-box resources.

So…everyone who reads this post and learns something…your device was just saved from possible disaster(mini-brick*), so…

give THANKS to @yesteria<<

fastcardtechで良くあること

中国の怪しげなAndroid(中華Android)が安定して入手できるサイトの1つ、fastcardtech

とりあえず、ここを使う場合に心得ておくこと
・発注から手元に届くまで、1ヶ月かかると思っておく
 (新製品については日本国内通販から買った方が早いうえに値段が変わらない、なんて場合がある)
・配送をEMSに変えても、最初のごたごた部分の日数は変わらない

また、2013年10月ぐらいからChinaPostのRegistered Airmailが規制強化され、1つの郵便物の中に、バッテリーを1個しか同梱できなくなっているとのこと。
このため「バッテリー2個添付」の製品を「ChinaPost Registered Airmail」で送る場合、バッテリーを1個抜かれる。(このことは、Web上に記載されています)
EMSとDHLはその制限はない、とのこと。

以下、fastcardtechで発注した後に感じる、いろんなことのサンプルです。

・「IN STOCK」詐欺
在庫数管理がきちんとしておらず、IN STOCK表示になったとしても、いつ出荷されるか分からない。
ひどい時には1ヶ月経ってから、「その色在庫無いから、別の色選んで」なんて言われることがある。

・なかなか受け付けられない
発注を入れると、「My Order Status」での表示が以下のようになる。

Confirmed,Paid,Unshipped

このステータスは、大抵、3日(平日換算)ぐらいそのままになる。(早いと1日で来る)
処理が終わると、メールで発送連絡が来る。

Subject: We had shipped out your pacakge, fastcardtech.com thanks for you order from us!

メール内には、Tracking Numberが記載されている。
そして、ステータス表示は以下の様に切り替わる。

Confirmed,Paid,Ready for shipment & Transfer to the shipment company (Total 3-6 business days Except for pre-order product)

・検索できないTracking Number その1
実は、上記の「We had shipped out your pacakge, fastcardtech.com thanks for you order from us!」というメールが来た段階では、まだ発送が完了していない。
ステータス画面にある様に、「運送業者に渡す準備ができたよ」という状態です。
最低1週間ぐらい、このステータスのままだと思っておくといいでしょう。

運送業者に引き渡されると、以下の表示に変わることになっています。

Confirmed,Paid,Shipment company has shipped About Arrival time

「ことになっています」というのは、実は、この表示になっても、運送業者に渡されていないようなのです。「その2」に続く・・・

・検索できないTracking Number その2
無事、運送業者に引き渡されたらしい場合でも、運送業者のサイトで検索しても配送記録が出てきません。
良くあります。
これまた1週間ぐらいかかる印象です。
ちなみに、コレは、中華通販全般の話です。
特にRegistered Airmailだと発生しやすいです。

・検索できないTracking Number その3
そもそも伝えられたTracking Numberが間違っている。
時々あります。10日経っても検索できない時は、怒鳴り込みましょう。
コレも中華通販全般で発生します。

・移動しない荷物
中華通販全般で発生しますが、Tracking Numberが検索できるようになってからも、Registered Airmailの場合、かなり動きが遅いです。

どれくらい時間がかかるかと言えば、CHINA SHENZHENの国際交換局を出発してから、千葉 成田の国際交換局に到着するまで4日~7日ぐらいかかります。(2週間かかったこともある)

CHINA SHENZHENの国際交換局に到着するまでの配送記録が飛ばされる、ということも良くあります。

・スペック詐欺
コレはfastcardtechの問題かというと微妙なラインなんですが、
中華Androidでも、特に怪しげなメーカの端末は、時々スペック詐欺をやらかします。

端末になぜかインストール済みのAntutu Benchmarkだと「MT6598」と表示されており、スコアもそれなりなのが、Google Play StoreからAntutu Benchmarkをインストールすると「MT6598」表示なんだけど、スコアはMT6577相当の値しか出ない。

というような感じです。
これは、firmware的に、CPU名が偽装されている、というやつです。

似たようなので内蔵ストレージ容量詐欺や、RAM(メインメモリ)詐欺もあります。
fastcardtech側の入荷時チェックで判明した場合、製品ページ上で「FAKE MT6589(Real MT6577)」なんて感じでスペックが記載されます。

fastcardtechのチェックで引っかからなくて、手元に来てから判明した場合・・・どうなるんでしょうね?返品 or 返金をがんばってください、としか・・・

なお、2013年11月に買った時の取引状況について「fastcardtechで2品買った件の取引履歴のメモ書き」にて公開しています。

freebitのPandA端末はMicromax Canvas A110相当品

2014/08/11 追記

以下の記事は、PandA 端末1stロットについてです。
freebitは、同じ名称にもかかわらず、異なるSoCを採用している端末を「PandA端末 2nd rot」「PandA端末 3rd rot」として販売しています。


freebitからPandAというSIMフリーAndroidが発売されるんだとか

freebit mobile サービス開始しました。オンライン購入可能です!
spec_exterior
どんな仕様か見てみる・・・「PandA端末仕様
いまいち分からない。

フリービット、端末代と料金セットで月額2100円の新サービス」のが詳しく書いてある。

・画面 5インチ、854×480ドット
・1GHz駆動のデュアルコアプロセッサ
・4GBのストレージ(ユーザー領域は2GB)、512MBのメモリ
・800万画素カメラ
・Dual SIM
・147×76.5×9.7mm
・重さ 168g
・Android 4.1.1

この情報を元に検索!!!

Micromax Canvas 2 A110
a110-feature-img2-R
発売は2012年10月で、当時はAndroid 4.0.4でのリリース。
Android 4.1へのアップデータもあるようだ。

で・・・
ですね

このMicromaxのページを見てみるとMicromax Canvas 2 Plus A110Q」なんてのがあるんですよ。
A110QCanvasPlus-2img2

みての通り、外形も一緒。
こいつ・・・4コアのMT6589搭載なんですよね。
しかも2013年5月発売。

で・・・・いまさら、日本で2コアのMT6577端末って・・・・・・・・
それを24000円でって・・・

スペック的にはcovia FleaPhone CP-D02と変わらないんですよね。
FleaPhoneはAndroid 4.0.4ですけど、18000円ですし。

あまり、このfreebit PandAを選択するメリットがないような感じで・・・
「音声通話」とやらもただのIPフォンのようですからね
2013/11/15訂正:IPフォンは標準添付、通常通話の方は月1000円の追加費用でした。

RWCのAlcatel onetouchの方は書かないのかって?
どうみてもAlcatel onetouchってことは、TCLなので、そのシリーズ探せばすぐぢゃん
ってことで、省略です

SmartQ Z Watchのfirmware探索

SmartQ Z Watchのfirmware updaterをダウンロードしたので中身を見てみた。

入手元
・中国語版「Z Watch firmware ダウンロードページ
 2013/11/11現在の最新は、11/07公開のV1.82013/11/15公開のV1.9が最新。
 ダウンロードの際は「电信下载」の方のリンクをクリックのこと。
 ちなみにURLは「 http://d2.smartdevices.com.cn/files/SmartQ_Z1_V1.9/update.zip

同じくJZ4775採用のGEAK Watchのfirmwareを探してみると
・GEAK公式フォーラム「【果壳公告】GEAK Watch版本升级和信息发布主页(11月07日)
同じく11/07に「GEAK WATCH version 1095」というバージョンが出ている模様。
こちらは、パソコンもしくはGEAK Watch本体から直接ファイルをダウンロードさせる形式である模様。

ただ、「SmartQ Z Watchの更新履歴」と「GEAK Watchの更新履歴」を比べてみると似たようなタイミングで出てるような気がする・・・
いったい、どれくらいの関係なんだろうか???


で・・・SmartQ Z Watch用のupdate.zipを開いてみる。

$ unzip -l update.zip
Archive:  update.zip
signed by SignApk
  Length     Date   Time    Name
 --------    ----   ----    ----
      128  10-23-12 17:12   META-INF/com/android/metadata
   338708  10-23-12 17:12   META-INF/com/google/android/update-binary
     3356  10-23-12 17:12   META-INF/com/google/android/updater-script
  3315712  10-23-12 17:12   boot.img
   694784  10-23-12 17:12   mbr-xboot.bin
  4937728  10-23-12 17:12   recovery.img
    18069  10-23-12 17:12   system/app/ApplicationsProvider.apk
   207471  10-23-12 17:12   system/app/Bluetooth.apk
<略>
     5364  10-23-12 17:12   system/xbin/timeinfo
     1619  10-23-12 17:12   META-INF/com/android/otacert
    71058  10-23-12 17:12   META-INF/MANIFEST.MF
    71111  10-23-12 17:12   META-INF/CERT.SF
     1656  10-23-12 17:12   META-INF/CERT.RSA
 --------                   -------
172076186                   837 files
$

良くあるAndroidのupdate.zipと同じ形式。

update.zipでどんなことをやっているのかを確認。

$ cat META-INF/com/google/android/updater-script
assert(getprop("ro.product.device") == "s2122b" ||
       getprop("ro.build.product") == "s2122b");
show_progress(0.500000, 0);
format("ext4", "EMMC", "/dev/block/mmcblk0p1", "0", "/system");
mount("ext4", "EMMC", "/dev/block/mmcblk0p1", "/system");
package_extract_dir("system", "/system");
symlink("Roboto-Bold.ttf", "/system/fonts/DroidSans-Bold.ttf");
symlink("Roboto-Regular.ttf", "/system/fonts/DroidSans.ttf");
symlink("mksh", "/system/bin/sh");
symlink("readbattery", "/system/bin/creat_curve",
        "/system/bin/update_curve");
symlink("toolbox", "/system/bin/cat", "/system/bin/chmod",
        "/system/bin/chown", "/system/bin/cmp", "/system/bin/date",
        "/system/bin/dd", "/system/bin/df", "/system/bin/dmesg",
        "/system/bin/getevent", "/system/bin/getpartionblkcount",
        "/system/bin/getprop", "/system/bin/hd", "/system/bin/id",
        "/system/bin/ifconfig", "/system/bin/iftop", "/system/bin/insmod",
        "/system/bin/ioctl", "/system/bin/ionice", "/system/bin/kill",
        "/system/bin/ln", "/system/bin/log", "/system/bin/ls",
        "/system/bin/lsmod", "/system/bin/lsof", "/system/bin/md5",
        "/system/bin/mkdir", "/system/bin/mount", "/system/bin/mv",
        "/system/bin/nandread", "/system/bin/netstat",
        "/system/bin/newfs_msdos", "/system/bin/notify", "/system/bin/printenv",
        "/system/bin/ps", "/system/bin/r", "/system/bin/reboot",
        "/system/bin/renice", "/system/bin/rm", "/system/bin/rmdir",
        "/system/bin/rmmod", "/system/bin/route", "/system/bin/schedtop",
        "/system/bin/sendevent", "/system/bin/setconsole",
        "/system/bin/setprop", "/system/bin/sleep", "/system/bin/smd",
        "/system/bin/start", "/system/bin/stop", "/system/bin/sync",
        "/system/bin/top", "/system/bin/touch", "/system/bin/umount",
        "/system/bin/uptime", "/system/bin/vmstat", "/system/bin/watchprops",
        "/system/bin/wipe");
set_perm_recursive(0, 0, 0755, 0755, "/system");
set_perm_recursive(0, 2000, 0755, 0755, "/system/bin");
set_perm(0, 2000, 04755, "/system/bin/catkmsg");
set_perm(0, 3003, 02750, "/system/bin/netcfg");
set_perm(0, 3004, 02755, "/system/bin/ping");
set_perm(0, 2000, 06750, "/system/bin/run-as");
set_perm_recursive(1002, 1002, 0755, 0440, "/system/etc/bluetooth");
set_perm(0, 0, 0755, "/system/etc/bluetooth");
set_perm(0, 0, 0755, "/system/etc/bluetooth/bt.sh");
set_perm(1002, 1002, 0440, "/system/etc/dbus.conf");
set_perm(1014, 2000, 0550, "/system/etc/dhcpcd/dhcpcd-run-hooks");
set_perm(0, 2000, 0550, "/system/etc/init.goldfish.sh");
set_perm_recursive(0, 0, 0755, 0555, "/system/etc/ppp");
set_perm_recursive(0, 2000, 0755, 0755, "/system/xbin");
set_perm(0, 0, 06755, "/system/xbin/librank");
set_perm(0, 0, 06755, "/system/xbin/procmem");
set_perm(0, 0, 06755, "/system/xbin/procrank");
set_perm(0, 0, 06755, "/system/xbin/su");
set_perm(0, 0, 0755, "/system/xbin/tcpdump");
show_progress(0.200000, 0);
show_progress(0.200000, 10);
package_extract_file("boot.img", "tmp/boot.img");
write_raw_image("tmp/boot.img", "ndboot");
package_extract_file("mbr-xboot.bin", "tmp/mbr-xboot.bin");
write_raw_image("tmp/mbr-xboot.bin", "uboot");
show_progress(0.100000, 0);
package_extract_file("recovery.img", "tmp/recovery.img");
write_raw_image("tmp/recovery.img", "recovery");
show_progress(0.100000, 0);
unmount("/system");
$

まぁ、普通。
開発名は「s2122b」というらしい。

$ cat system/build.prop
# begin build properties
# autogenerated by buildinfo.sh
ro.build.id=JZO54K
ro.build.display.id=V1.8-2013-11-06
ro.build.version.incremental=eng.wqkong.20131106.153814
ro.build.version.sdk=16
ro.build.version.codename=REL
ro.build.version.release=4.1
ro.build.date=2013年 11月 06日 星期三 15:39:13 CST
ro.build.date.utc=1383723553
ro.build.type=eng
ro.build.user=wqkong
ro.build.host=wqkong-desktop
ro.build.tags=dev-keys
ro.product.model=Z1
ro.product.brand=Ingenic
ro.product.name=s2122b
ro.product.device=s2122b
#ro.product.board=s2122b
ro.product.board=s2122b
ro.product.cpu.abi=mips
ro.product.cpu.abi2=armeabi-v7a
ro.product.manufacturer=Karbonn
ro.product.locale.language=zh
ro.product.locale.region=CN
ro.wifi.channels=13
ro.board.platform=jz4780
# ro.build.product is obsolete; use ro.product.device
ro.build.product=s2122b
# Do not try to parse ro.build.description or .fingerprint
ro.build.description=s2122b-eng 4.1 JZO54K eng.wqkong.20131106.153814 dev-keys
ro.build.fingerprint=Ingenic/s2122b/s2122b:4.1/JZO54K/eng.wqkong.20131106.153814:eng/dev-keys
ro.build.characteristics=tablet
# end build properties
#
# system.prop for generic sdk
#

ro.opengles.version = 131072
rild.libpath=/system/lib/libreference-ril.so
rild.libargs=-d /dev/ttyM1

mobiled.libpath=/system/lib/libmobiled.so
#
# H/W composition disabled
#
debug.sf.hw=1

#timezone
persist.sys.timezone=Asia/Shanghai

#--for camera--s-
#ro.board.camera.picture_upscale=true
#ro.board.camera.upscale_id=0
#ro.board.camera.sensor_w=640
#ro.board.camera.sensor_h=480
#ro.board.camera.upscale_dst_w=1600
#ro.board.camera.upscale_dst_h=1200
#--camera--e-
#board config
ro.board.hdmi.support=false
ro.board.hdmi.device= HDMI LCD SYNC
ro.board.hdmi.hotplug.support=true
ro.board.tvout.support=false
ro.board.hasethernet=ethernet
ro.board.haspppoe=pppoe
testing.mediascanner.skiplist=/storage/host-udisk/,/storage/udisk/
dalvik.vm.heapsize=60m
ro.sf.lcd_density=160
ro.sf.hwrotation=180

# sync app use
watch_device=yes

#long press back key will show this global action dialog.
#value >  0 means long press time(ms)
#value <= 0, means dialog will not show by press back key.
keyback_long_press_time=1000

#for system rom lower
#cut webcore
ro.systemcut.webcore=false
# device info related
ro.partition.num=4
ro.devid.bytes=13
#ro.wifimac.offset=512
#ro.wifimac.bytes=17
ro.btmac.offset=1024
ro.btmac.bytes=17
ro.devinfo.enable=true
# for ft5216
debug.velocitytracker.strategy=int1

#
# ADDITIONAL_BUILD_PROPERTIES
#
ro.config.notification_sound=OnTheHunt.ogg
ro.config.alarm_alert=Alarm_Classic.ogg
ro.carrier=wifi-only
ro.kernel.android.checkjni=0
net.bt.name=Android
dalvik.vm.stack-trace-file=/data/anr/traces.txt
$

Androidのバージョンは「JZO54K」なので「Android 4.1.2」
「ro.board.platform=jz4780」って、このデバイスはjz4775じゃないのかなぁ?と思ったのですが、
おそらくは「Android-JB(4.1.2) JZ4780/4775 新版本发布」で配布されているソースコードがベースになるので、共通化されてるのかな?とか感じました。

で・・・

$ ls -l system/xbin/su
-rw-rw-r-- 1 osakanataro user 137356 10月 23  2012 xbin/su
$

・・・su在中ですかw
SuperUser.apkとかはsystem/appには見当たらなかったので、必要に応じて別途ダウンロードが必要そうです。

$ ls system/app
ApplicationsProvider.apk     Music.apk
Bluetooth.apk                MusicFX.apk
Calendar.apk                 NetworkLocation.apk
CalendarProvider.apk         PackageInstaller.apk
CertInstaller.apk            Phone.apk
Contacts.apk                 Provision.apk
ContactsProvider.apk         Settings.apk
DefaultContainerService.apk  SettingsProvider.apk
DeskClock.apk                SleepingAnalysis.apk
DownloadProvider.apk         SmartLauncher.apk
DownloadProviderUi.apk       SmartQWatchHealth.apk
DrmProvider.apk              SoundRecorder.apk
FileManager.apk              SystemUI.apk
GoogleServicesFramework.apk  TelephonyProvider.apk
IndroidSyncWatch.apk         UserDictionaryProvider.apk
IndroidWeather.apk           WatchWidget.apk
MediaProvider.apk            cn.yunzhisheng.assistant.smartdevices.apk.bak
Mms.apk                      com.tencent.mm.apk.bak
$

とりあえず最小限だけインストールされている、というような感じ。
「cn.yunzhisheng.assistant.smartdevices.apk.bak」「com.tencent.mm.apk.bak」はなぜ「.apk.bak」なんて形でファイルが残っているんだろうか?
消してしまえない理由でもあるんだろうか???

$ ls system/fonts
AndroidClock.ttf                 DroidSerif-Regular.ttf
AndroidClock_Highlight.ttf       Roboto-Bold.ttf
AndroidClock_Solid.ttf           Roboto-BoldItalic.ttf
AndroidEmoji.ttf                 Roboto-Italic.ttf
Clockopia.ttf                    Roboto-Light.ttf
DroidNaskh-Regular-SystemUI.ttf  Roboto-LightItalic.ttf
DroidNaskh-Regular.ttf           Roboto-Regular.ttf
DroidSansArmenian.ttf            RobotoCondensed-Bold.ttf
DroidSansFallback.ttf            RobotoCondensed-BoldItalic.ttf
DroidSerif-Bold.ttf              RobotoCondensed-Italic.ttf
DroidSerif-BoldItalic.ttf        RobotoCondensed-Regular.ttf
DroidSerif-Italic.ttf
$

「AndroidEmoji.ttf」と絵文字は入っているものの、日本語対策は特になく「DroidSansFallback.ttf」のみ。
なので、いわゆる中華表示になる模様。

$ ls system/etc
NOTICE.html.gz              h264_cavlc_p1.bin   permissions
audio_effects.conf          h264_p1.bin         ppp
audio_policy.conf           hosts               recovery.fstab
bluetooth                   init.goldfish.sh    rv9_p1.bin
dbus.conf                   jzmpeg2_p1.bin      security
dhcpcd                      launcher_flag       system_fonts.xml
disk_preparing.sh           media_codecs.xml    vc1_p1.bin
event-log-tags              media_profiles.xml  vold.fstab
excluded-input-devices.xml  mkshrc              wifi
fallback_fonts-ja.xml       modems-conf.xml     x264_p1.bin
fallback_fonts.xml          mpeg4_p1.bin        zram.sh
firmware                    msmpeg4_p1.bin
$

H.264, MPEG4などの動画関連の補助があるらしい。
「zram.sh」の中で、メインメモリから256MBを圧縮機能ありのラムディスクとした上で、そこをswap領域として使用している。