MIPS android gemei HD8900 PRO


gemei(歌美)という会社から、HD8900 PROというMIPS Androidタブレットがでるらしい。

ネタ元: imp3.netの記事

CPU MIPS
RAM 256MB
内蔵ストレージ 8GB
5インチ 800×480
HDMI出力有り
価格 399元

触れ込みを見る限りでは、ronzi A5と同じものである可能性が高そうである。
というか、ronzi A3相当とおぼしきHD 8800PRO(imp3.netの記事)なんてものも、4G/299元って値段で販売するようです。

HD8900PROとHD8800PROの比較記事(imp3.netの記事)にある写真を見る限りでは、筐体は同一ではないものの、配置とかは同じような感じですし。

メーカの製品紹介HD8900 PROはいいのですが、下の方に気になるものも・・・
HD8900LEとかHD8800LEってものが・・・
HD8800LEは、4.3インチ液晶のronzi A3相当の大きさだけど、物理的なボリュームボタンがあったりとか、HDMI出力があったりとか、だいぶ違う模様。

詳しく調べてみると、ハードウェア的には「PRO」と「LE」はハードウェア的に別物で、また、OSも違うようです。

とりあえず、gemei HD8800 PROのfirmwareを探してみるかな

— 2011/07/20 14:00 訂正 —
すzのAspireOne:JZ4760 Android MIDのコメント欄にてriverRunnerさんの書き込みがありまして、
HD8900PROの分解記事のリンクとともに、CPUはATM7001である、とのことでした。
炬力集成(Actions Semiconductor)の製品だと思われるのですがATM7001という製品についての記載が見当たらないという・・・
しかし、Ingenicと同様に「ミップス・テクノロジーズとActionsc Semiconductor社、
Android™ 「Honeycomb」をタブレット向けの新しい1.3GHzチップに搭載するために協力
」というプレスリリースを出しているので、MIPS Androidはやっているようです。

中華padのCPUスペック その2


micdigiのThe Tests Of Haipad M8という記事の中で、ベンチマーク結果がいくつか掲載されていた。

中華padでよく使われているCPUのnbench結果

CPU名称 CPUスペック メモリ 整数 浮動小数点
Vimicro(中星微) VC882 Cortex-A8 1GHz 2.889 4.038 0.759
AMLogic AML8726-M Cortex-A9 800MHz 2.255 3.006 0.916
SAMSUNG(三星) S5PC110 Cortex-A8 1GHz 2.947 4.017 0.771
Rockchip(瑞芯微電子) RK2918 Cortex-A8 800MHz 2.377 3.28 0.627
Rockchip(瑞芯微電子) RK2918 Cortex-A8 1GHz 2.599 3.591 0.636
Telechips TCC8803 Cortex-A8 1GHz 2.84 3.662 0.703

この調子で他のベンチマークソフトの結果も比較して欲しかったところですが、残念ながら、これ以降はHaipad M8(VC882搭載)とAinol NOVO 8(AML8726-M搭載)の比較結果のみでした。

とはいえ、VC882に搭載されているGPU Vivante GC400と、AML8726-MのGPU ARM Mali-400の比較は重要です。

項目 Hipad M8
VC882
NOVO 8
AML8726-M
GPU 開発元 Vivante ARM
型番 GC400(40nmモデル) Mali-400(1core)
トライアングル数 14M tri/s 25M tri/s
ピクセル数 280Mpix/s 250Mpix/s
Neocore フレームレート 13.6fps 25.1fps
NenaMark1 フレームレート 9.1fps 計測できず
NenaMark2 フレームレート 8.0fps 12.4fps
GLBenchmark 2.0 Egypt High 4.0fps 11.8fps
Egypt Standard 5.4fps 12.5fps
Pro High 12.1fps 22.9fps
Pro Standard 15.3fps 23.9fps(?)

ARM Mali-400のが性能が高いようですね。

ちなみに、VianteのGPUは、IngenicのJZ4770にも搭載されているとのことで、中華padでの採用例が増えてくるんでしょうね。

でも、JZ4770に搭載されるのは、何相当の機能なんだろうか?
Vivanteの製品ページにある内容と、JZ4770のデータシート(pdf)の記述を比較すると・・・

データシート上にあるGPUスペックに関する内容
・2D Graphic – Pixel rate up to 200M pix/s
・3D Graphic – Geometry rate up to 20M tri/s
・3D Graphic – Pixel rate up to 200M pix/s

これを満たせそうなものとなると、GC400かGC500、というあたりの模様。
そうなると、JZ4770での性能はあまり期待できなさげな感じです・・・

なお、その1は中華padでよく使われるCPUについてのメモです。

Zii ZMS-08搭載の中華pad NK970-2E


Creative傘下のZiiが作ったマルチメディア系CPU ZMS-08を搭載した中華padが出てくるそうですね。

ネタ元: micdigiのThe NK970-2E Based On iPadZMS-08 processor

機種名: NK970-2E
CPU ZMS-08(Cortex-A8) 1GHz
RAM 512MB
内蔵ストレージ 8GB
9.7インチ 静電式マルチタッチ対応スクリーン
3G あり(Qualcomm QSC6270使用なのでHSDPA対応のはず)
Android 2.3

ツラが思いっきりiPad 1しているのがあれですけど・・・

まぁ、Creative ZiiO 10インチが進化した形の中華padだと思えばよさそうです。
(ZiiO 10インチは感圧式で3G通信はありません)

Kik Messengerの賞金付きアプリコンテストかぁ


Kik MessengerというiPhoneでも使えるメッセンジャーアプリがあるようですが、アプリ連携のSDKをリリースして、記念のアプリコンテストをやるんだそうな。
賞は3つあり、それぞれ選ばれたアプリの人に$5000が贈られるとか。

詳しくはThe Kik API Pioneers Awardsを参照のこと。

で、このKik Messengerとのアプリ連携、というのがどんな感じ、というのは、The Kik API Betaの解説内でyoutube動画で説明されてます。

アプリのネタとか、思いつくものがないけど、ちょっと興味深い感じかなぁ

動画デモの内容的にはNintendo DSのピクトチャットを思わせるあたりが^^;;;

E10というGSM機能付き7インチ92ドルタブレット


なんか、最近、中華padなページと化してる気もしますが・・・

E10 という名前で $92.8の電話機能付きタブレットだそーな

micdigiでの紹介は The Cheapest Tablet PC With Call Function From Qincaiで知ったんだけど、そこの記述だと「The SIM card slot」という表記止まり。
他を当たってみると・・・Alibabaのショップ 2011 android tablet sim card e10 を発見。
そこの記述と併せると・・・

CPU VIA WM8650 800MHz
RAM 256MB
内蔵ストレージ 2GB
Android 2.2
7インチ 静電式 800×480, 2点認識
バッテリー 2400mAh(alibabaだと1800mAh)
サイズ 200x125x11mm
G-sensorあり
GSM only, 3GはUSB接続で対応
9V電源

ということ・・・

残念、3Gは内蔵じゃなかったか
9Vなのも、ちょっとなぁ・・・

ということで、安いけど、見送り決定