イオシスから「IODESU」なるAndroidスマホが9800円で出るらしい。
なんかこの背面、どっかで見たことあるよーな・・・でも具体名が出てこなかったので、とりあえず「3.5inch android MT6572」で検索・・・
1件目で当たりを引いてしまうとは・・・
中国のDOOGEE社の「CoLLo 2 DG120」ですね。
ascii.jpの記事ではいつものことなんですが、なぜかCPUを正式名称で書かない。
正式名称は「MediaTek MT6572」なのに、いつも、「MTK6572」と書く。
なんなんだろ?
あと、イオシスのいつものことですが、日本向けにカスタマイズしてるくせに、技適は取らない系。
記事中の「中華スマホでは一部アプリが動作しない場合があるが、この端末はほとんどの主要アプリが動作確認済み」というのは、中華スマホ系でGoogle Playをインストールしてるやつ、というのは、容量削減のため、Gapps関連のpermisson設定とかライブラリファイルとかのコピーが不完全で、本来必要となるファイルが全部揃ってないから、ということが原因だったりする。
(ちなみに、不完全な場合、twiccaがインストールできない)
・・・・・・・にしても、DOOGIEの製品ページだと「MT6572 1.3GHz」で「バッテリー容量3000mAh」なんだけど、イオシス版は「1.0GHz」で「2200mAh」なのか
で・・・一番不安な点。
DOOGIE DG120の情報を調べると、メモリ関連の記載がいろいろぶれている。
「overviewページ」は「512MB RAM 」
「parameterページ」は「Memory 256MB RAM + 512 ROM」
aliexpressの販売店を見てみると「RAM 256MB/ROM 512MB」「RAM 512MB/ROM 2GB」の2種類が・・・
(「RAM 512MB/ROM 4GB」というタイトルのもありましたが、本文を読むと
ROM 2GBでした)
はたして、ほんとにRAM 512MB/ROM 4GBモデルなんでしょうか?
(注意:中華スマホのROM容量は、結構偽造される場所なのです)
ちなみに・・・・技適無いのを分かって、こんなん買うぐらいだったら、後述のJIAYU F1買った方が、実用になると思いますよ。
90ドル以下で買える上に、JIAYUのAndroidは基本的に安定確実きびきび動く、ですからね。
「DOOGIE DG120についてのおまけ」
firmwareのアップデータがあります。
downloadページ
「DG120-14.0504」というバージョンが出ています。(中の日付は2014/03/13でした)
firmware本体はGoogle Driveに置いてあります。
「Tools & Instructions」の方はまだダウンロードしていませんが、firmwareファイルの方を見る限りでは、MTK系でよく使われるfirmware書き込みソフトSP Flash形式のファイルのようです。
ちなみに・・・・
最近、fastcardtechで売ってるMTK MT6572搭載ので、おもしろそうなのをいくつか紹介。
まずは、安心と信頼のJIAYUからはJIAYU F1のWCDMAモデル。
4.0インチのちゃんとしたやつが欲しい人にはお勧め。
超お薦め。
在庫処分に入ったっぽいiPhone5CもどきのKiphone5C WCDMAモデル。
46ドルにまで値下がりするとは思いませんでしたよ。(↑だと$94.99と出てるけど、リンク先に飛ぶと$45.99)
そして、変態スペック Star X5 IRON MAN
「厚さ5.88mm!」と謳うのはいいんだけど「4.0インチ640*360」とか「背面カメラ440万画素」と、聞いたこと無いスペックが・・・
ガワも露骨なまでのねじ止めが・・・
いや・・・なに・・・これ・・・
そして、DOOGIE DG130
液晶は4.3インチ、と、DG120と比べると大型化になっちゃってますけどね。
2014/06/24追記
CoLLo 2 DG120の後継製品「COLLO3 DG110」が市場に出回り始めたようです。
スペックとしては、MT6572 1.0GHz/RAM 512MB/ROM 4GB/4.0インチ800×480/1800mAhと、まぁ、順当なところ。
しかも、$65と安い。
いよいよ、IODESUを選ぶ理由がなくなってきた感じですね。
というか、メーカ在庫処分でしたかね?という・・・