Ascend G6のroot取得方法

HuaweiのAscend G6 (G6-L22)でrootを取得できるのか実験してみた。

結果としては、再起動すると無効になる一時的なroot取得であれば、「KingoRoot for Windows」をWindows PCにインストールして作業することで可能だった。
恒久的にroot取得可能な状態にしておきたい場合は、別途手作業で行えば可能だとは思われます。

ちなみに、KingoRootのAndroid単体apkではだめでした。

Huawei G6 L22のAndroid OSを4.4.2にバージョンアップする

Huawei G6 L22を使っていたが、Android 4.3なので、ポケモンGoが動かず、Acer Liquid Z330に乗り換えた。

で、あまったG6の活用方法を調べていたところ発見があったので、メモ書きとして残しておく。
(つまりは、実践していない情報なので、やり方を聞かれても知りません)

海外のHuawei G6 L11(LTE対応機)には、Android 4.4.2が出ている
Official kit kat 4.4.2 ROM for HUAWEI ASCEND G6 – L11
Step By Step How to Upgrade G6 – L11 to B370

FirmwareのバージョンがB370になるとAndroid 4.4.2となるようだ。
このB370を元に改造したバージョンもあり、そちらでは、/dataパーテーションの拡張や、ソフトウェアの入れ替えなどが行われているようだ。

公式のB370が日本のG6 L22に、そのまま書けるのか、それとも、boot loader unlock申請が必要なのか、というあたりが不明。
B370改造版のほうの説明に、たぶんG6-L22も大丈夫。DualSIMモデルのG6-L33はちょっと微妙、的な記載があったので、大丈夫な可能性は高いけど、使えなくなる可能性も・・・

日本のG6-L22のfirmwareイメージは発見できなかったが、フィリピン版のG6-L22は下記から入手できる
Huawei G6 Firmware(G6-L22, Android 4.3, EMUI 2.0, V100R001C81B120, Philippines)
どの程度、日本版G6-L22と同じなのかはわからない。
ただ、過去にHuawei以外の端末で日本仕様のAndroid機が、フィリピンで再販されたことがあったので、ハードウェア自体は同じなんだろうな、と考えている。

なお、「Huawei G6 cyganogenmod」で検索すると、非公式Cynanogenmod11が出てくるが、これはLTE非対応のG6-U??モデル用。
LTE対応のG6-L??モデル向けには出ていないと認識している。

HuaweiのAndroid機用のファームウェアアップデート用のパッケージングを再構成するためのツールがあるようだ
[TOOL] Huawei Update Extractor [UPDATED: v0.9.9.3] | OPEN-SOURCE LIBRARY
→「https://github.com/worstenbrood/HuaweiUpdateLibrary


2016/07/28追記

実際に試してみたところ、アップデートファイルが違うといって蹴られました。

oemsbl version list check error!
J, write data error
Error:update.app is a invalid package
Error:SD card update failure, SD card update abort!

Ascend G6のケースを買う際はLTE/4Gモデル用ケースを買うこと

ノジマで買ったAscend G6のケースを中国のAliexpressで買ってみた。

発注から1週間ちょっとで到着し、装着・・・・・
IMG_3817s

はまらない・・・

どうみても、長さが合ってない。

なんでか・・・

Ascend G6-U10のスペック」より「130x65x7.5mm」
288177-17
Ascned G6-L22のスペック」より「131.2×65.3×7.85mm」
332244-11

そう、3Gモデルと、LTE/4Gモデルとでサイズが違うという!

そんなわけで、日本で販売されているAscend G6用のケースを探す場合は、「Ascend G6 4G」「Ascned G6 LTE」「Ascend G6-L11」といったキーワードが入っているもの
もしくは、Ascend G6 LTE相当モデルはドイツなど一部地域では「Ascend P7 mini」として販売されているので「Ascend P7 mini」で探す必要があるようです。

ちなみに、Ascend P7 miniのサイズは以下のように、G6 LTEとほぼ同じになっています。(131.2×65.3×7.8mm)
ascendp7mini

Huawei Ascend G6のroot取得方法とか

Huawei Ascend G6を買ったので調査してみた第2弾。
(第1弾:「Huawei Ascend G6を買ったのでいろいろ調査してみた」)

xda-developersにroot取得方法とXposed利用方法が書かれているのを発見した。
ネタ元1:「[GUIDE] Huawei Ascend G6 LTE [G6-L11] (Root & Xposed Framework)」(LTEモデルについての内容)
ネタ元2:「huawei ascend G6 root method!」(こっちはLTE非対応モデルについても扱っている)

<注意>
以下で紹介する手順を、私はやっていませんし、必要がないので、やる予定もありません。
参考資料として記載しているものです。


root取得方法について

1. G6でUSB Debugを有効にする
2. G6をWindows PCにつなぎ、ADB接続できるようデバイスドライバを組み込む
3. デバイスドライバ組み込みが終わったらG6を取り外しておく
4. Windows PCに「ROOT Genius」をインストールする
5. ROOT Geniusを起動してから、G6をつなぐ
6. ROOT Geniusの「Root it」ボタンを押し、root化を実施

Android端末にapkをインストールしてroot化を行う「towelroot」は、パーテーションアクセスで問題が出るので、使わないことを推奨、のようです。
同じくWindows PCにインストールするタイプのVroot(ROOT大师)Kingoでも動作するようです。

(framarootは動きませんでした)


xposed利用について

「Xposed Framework」と「Huawei Emotion UI」の機能がかち合って、標準状態ではXposedの動作がかなり制約されます。

標準状態では、Xposed Installerにて「Disabled resource hooks」にチェックを入れた状態にしてインストールする必要があり、Xposedの多くの機能が利用できません。

フル機能のXposedを使う場合は、build.propを書き換えて、Huawei Emotion UIを無効化する必要があります。

無効にするには「/system/build.prop」内の「ro.config.hwtheme=2」を「ro.config.hwtheme=0」に書き換える必要があります。
このファイルの編集には、もちろん、root化が必須となります。

Huawei Ascend G6を買ったのでいろいろ調査してみた

ノジマでHuawei Ascend G6が9800円で販売中、という話を聞いて、1つ買ってみました。

とりあえずの難点
・ディスプレイが4.5インチなので、100円ショップで売ってる液晶保護フィルムのサイズ選択が微妙
 (ダイソーだと、4.1インチ、4.3インチ、4.8インチ、という感じなので)

・ドコモ系MVNOのプリセット選択肢が古め
 iijmioが含まれているので、うちの場合は問題ないですけどね。
 (Biglobe LTE/3G、IIJmio、So-net、U-mobile、hi-ho)

・バックアップアプリのHeliumがうまく動かない

自分で使うやつではないので、root取得は行っていません。
(root取得に関する記事も作成しました)


以下、メモ書き

スペック
英語ページのスペック表
日本語ページのスペック表

英語ページのURLは「G6 L11」、日本語ページは「G6 L22」とあるように機種型番がちょっと違う。

G6 L11の方は、以下の電波形式に対応と記載・・・

LTE 800/1700/1800/1900/2100/2600 MHz (Depends on the countries and regions)
WCDMA 850/900/1700/1900/2100 MHz (Depends on the countries and regions)
GSM 850/900/1800/1900 MHz

まぁ、販売地域によって、何に対応しているかが違うよ、という微妙な注釈付です。

G6 L22の方は、以下

LTE: 2100MHz, 1800MHz
W-CDMA: 2100MHz, 850MHz
GSM:850/900/1800/1900MHz

G6 L11の方に書かれている「販売地域によって違うよ」というのの具体例、といった感じですね^^;;;

というか、そもそも、なぜ日本で販売してるG6 L22では、LTE800のサポートを含めないのか、
また、W-CDMA 850MHzとあっても、実際に確認してみるとFOMAプラスエリアには対応していないらしい、
とか、G6 L22には謎がありますね・・・・

modacoの「Huawei Ascend G6-L11 4G」というスレに以下の書き込みがある

Re ROMs for the Huawei Ascend G6 LTE (Huawei Ascend G6 L11/L22/L33)

The G6-L11, G6-L22 and G6-L33 models are all apparently ROM-compatible.

The official Ascend G6 L33 ROM is at: http://www.huaweidevice.com.co/?page_id=766

There is also what looks like kernel source code here: http://emui.huawei.com/plugin.php?id=hwdownload&mod=detail&mid=59 (compatible with G6-L11, G6-L22 and G6-L33).

I would dearly love it if there was some developer interest in this phone.

kernelソースはG6-L11,G6-L22,G6-L33で共通となっている。

G6 4Gのfirmwareとしては、「huaweidevice.com.co」のページで配布している。
2015/01/05 0:00現在、重すぎてなかなか開けないが、「official Ascend G6 L33 ROM」というキーワードでググってみるとxdaフォーラムとか出てくるけど、そっちはmalware入りとかもあったりで、面倒そう。
タイムアウトなどを抜けてページを開いてみると、各携帯電話会社毎にfirmwareがあるらしい(Tigo/ETB/Claroってのが社名っぽい)
Huawei Ascend G6-L33/Tigo/ V100R001C45B1117
Huawei Ascend G6-L33/ETB/ V100R001C639B121
Huawei Ascend G6-L33/Claro/ V100R001COLC25B120SP01
Huawei Ascend G6-U251/Latinoamérica/ V100R001C900B116aCUSTC605D002」(これはLTE対応ではないG6向けfirmware)

ちなみに日本向けG6-L22の更新後firmwareはV100R001C635B119。
C~B~ってのが、Countryと、Build番号、っぽい感じがする。
で、B116a,B119,B120SP01,B121、という感じで並んでいるので、Country毎にビルドしなおすので、Build番号が違ってる、という仮説となる。
そうすると、どのバージョンも対して内容が変わらないのかなぁ・・・といったところ。

Githubでは、「ameer1234567890/OnlineNandroid Supported Devices」というのを発見。
ROMをバックアップするためのツールであるようだが、各機種サポート用ファイルとして「Huawei Ascend G6 4G hwg6」と「Huawei Ascend G6 4G hwg535」があるようだ。

CyanogenMod系の移植については、現段階ではなさそうである。


2015/01/06追記

イギリスで販売しているG6-L11用のfirmware
G6-L11 V100R001C479B112_Firmware_United Kingdom_operatorValue_Android 4.3_EMUI 2.0_05012GGC

フランス版
Ascend G6 Firmware(G6-L11,V100R001C432B118,West European_Channel-Others,Android 4.3,EMUI 2.0 Lite,05012GFT)

とか、探すといろいろ出てくるけど、日本版は見当たらない