JIAYU F1を買ってroot取得/firmwareバックアップ/firmware入手

JIAYU F1を買った。
JIAYU F1製品ページ


fastcardtechでは、黒と、+5ドルで白を買うことができる。

fastcardtechで5月8日に購入手続きして、6月3日に到着、というスケジュールでした。
今回はなぜか、オランダ郵便(NL)での配送でした・・・

外箱
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中身
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赤い袋とその上に乗っているものは、fastcardtechがつけてくれたおまけです。
fastcardtechで$100以上を買った場合に$5引きになるクーポン付きです。

・液晶の大きさ
4.0インチということですが、保護シートをつけるためのサイズとしては
液晶部分 52mm x 87mm
最大サイズ 59mm x 106mm
この範囲に収まるものを使うといいでしょう

・ADB接続について
ADB用デバイスは「VID_0BB4&PID_0C03&MI_01」
JIAYUとしてUSB Vendor IDを取得しておらず、HTCのを流用している模様。
うちの環境だとClockworkModのHelium用ドライバが入っていたため、「HTC Android Interface」として認識した。

・Firmwareについて
Newsの中にこっそりと「F1 software」というのがあり、Firmware書き換えツールと、Firmwareが配布されている。
といっても、ファイルが置いてあるのはpan.baidu.comですけどね。

G4C工具和驱动.zipの中身は、SP Flash Tool v5.1352.01と各種ドライバ
RC_mt72_z27cl_f1ww_jyt_jb3_wcdma_sw_mul_20140326-144158_yanlinyan_PC.zipの中身はSP Flash用のfirmwareファイル。

・root取得について
MediaTekのスマホを扱う時にほぼ必須なMTKdroidtools
[UTIL][WIN][MT65xx] MTK Droid Root & Tools | MediaTek Android Smartphone
2014/06/03時点での最新版はv2.5.3
通常はroot取得、firmwareバックアップ、IMEI情報のバックアップ/修正は、このツールを使って行う。

しかし、JIAYU F1の場合、MTKdroidtools v2.5.3ではroot取得はできなかった。
どうすりゃいいのかな?と先に買ってた人に聞いて見た。

なるほど。というわけでroot取得については、「[ROOT] Framaroot, a one-click apk to root some devices」からframarootのapkをダウンロード、インストールしてから、「Barahir」の方を選んで再起動するとroot取得完了、という感じでした。

・アニメーションをオンにする方法
標準だと各所のアニメーション機能がオフにされています。
設定画面にもないですが、以下の様にすると、設定画面が出現します。

Marvell PXA1088LTE (旧 PXA1920)という4コアのスマホ向けLTE対応SoCについて

fastcardtechを見ていたら、Marvell PXA1920 Quad Core 1.2GHzのLenovo A788tというものを発見。

(6/3現在ちゃんと値段が入力されていません^^;;; ちなみにこの状態で注文入れてもキャンセルされるだけです)

本体に「4G」というロゴがあり、スペックに「TD-SCDMA + TD-LTE」と書いてあるので、あまり期待せずに調査開始。

PXA1920だとMarvellの製品リストを探しても見当たらない。
プレスリリースの中でPXA1920に言及されているものを発見。
2014/05/14付け「Marvell’s ARMADA Mobile PXA1088LTE and PXA1801 Complete Verizon Wireless Certification for 4G LTE

この中で「PXA1088LTE (also known as PXA1920) 」とあるように、PXA1088LTEという名前に変わったようである。

PXA1088がSoCで、PXA1801がLTEモデム部分とのこと。

(2014/06/04 Marvellの製品ページが修正されたため下記の記述もそれに合わせて修正)

PXA1088には、「PXA1088 Pro」「PXA1088LTE Proの2種類がある。(「PXA1088LTE」という表記もあるがpdfの中を見ると、PXA1088シリーズの紹介のように見える)と「PXA1088 LTE」の3種類がある。
(追加の参考資料:PXA1088シリーズ全体のプラットフォームガイド

特徴をざっと書き出してみると以下の通り
・3G向けのCortex-A9 2コア搭載のSoC PXA988(TD-SCDMA)/PXA986(WCDMA)とピン互換であるため、置き換えが容易。
・CPU ARM Cortex-A7 4コア
・GPS/WiFi/Bluetooth/FMラジオ搭載
・Dual-SIM対応
・DigRF v3/v4対応
 SoCとRFチップ間の通信インタフェース規格「DigRF」に対応
・VoLTE対応
・LTEとWCDMAの速やかな切り替えを行うCircuit Switched Fallback(CSFB)対応(ドコモ作成のCSFBの説明)

・対応電波形式
 WCDMA HSPA+(21Mbps), Release 7
 TD-SCDMA HSPA+(4.2Mbps), Release 8
 TD-HSDPA, Release 7
 Class 12 EDGE

・PXE1088LTE Proで追加される対応電波形式
 LTE TDD/FDD Cat 4 (150Mbps DL), Release 9

SoC自体はTD-SCDMA/WCDMA、TDD-LTE/FDD-LTEの両方に対応できるらしい。

最初のPXA1088搭載製品としてプレスリリース内では以下の3つがあげられている。
Coolpad 8705(4.7インチ/RAM 1GB/ROM 4GB/500万画素+200万画素カメラ/2000mAh/Android 4.3)
Lenovo A788T(5.0インチ/RAM 1GB/ROM 8GB/800万画素+30万画素カメラ/2000mAh/Android 4.3)
Hisense X8T(5.0インチ/RAM 1GB/ROM 4GB/500万画素カメラ/Android 4.3)

スペックを見る限りでは、これらは、TDD-LTE/TD-SCDMA対応のみで、FDD-LTE/WCDMA対応は盛り込まれていない模様。

SoC自体はサポートしていたとしても、使えるかどうかは別の話、という、いつものことですね。

はたして、FDD-LTE/WCDMA対応で、PXA1088を積んだ機械は現れるのかどうか!!

H.265のハードウェアサポートを搭載したMediaTekの4コアSoC MT8127

MediaTekからHEVC(H.265)のハードウェア再生補助に対応したSoC MT8127が登場するとのこと。

MediaTek Announces MT8127 System on Chip with HEVC Video Playback Support for Quad-core Tablets

Cortex-A7 4コアで、MT8127という型番なので、MT8125/MT8389の後継製品の様に見えてしまいますが、後継ではないようです。

MT8127 MT8125
CPU Cortex-A7 4コア 1.5GHz Cortex-A7 4コア 1.7GHz
GPU Mali-450MP4 PowerVR Seriese5XT
再生補助 H.265 H.264
通信機能 WiFiのみ 3G,Wifi
NFC 対応 非対応
Miracast 対応 非対応

MT8127の方は3G通信機能が削られて、WiFIのみとなっています。
その代わりに、H265再生補助,NFC,Miracast対応を入れたような感じです。

最初の製品として、年末ぐらいにALCATELよりALCATEL ONETOUCH PIXI 8が登場するようです。