MTK MT6589搭載Lenovo ArkansasのAnTuTuベンチマーク値は9866?


MTK手机网に「联想首款四核MT6589手机跑分信息泄露」という記事が登場。

Lenovoから4コア MT6588搭載のAndroid携帯 開発コードArkansasが11月発売」の続報です。

今回はLenovo MT6589搭載のArkansasのAntutu Benckmark値が流出です。
まぁ、偽物の可能性も否定できませんけどね・・・

上記画像の出元はWeibo aiesec加拉松爱trainer氏の発言:「联想的联发科mt6589(原mt6588)机型的安兔兔跑分,cortex a7 4核1.2ghz,sgx544,1g ram,qhd分辨率,预计售价1299.性能目测已经超过索尼lt29的鸡血驱动。」の添付です。

これを信じるとするならば・・・

機種名: 開発コードArkansas
CPU: MT6589 1209.0MHz Quad-Core ARMv9 (VFPv3, NEON)
GPU: PowerVR SGX 544MP
RAM: 1GB
ROM: 512MB + SDカード 2GB
液晶: 960×540
カメラ: 800万画素 3264×2448
OS: Android 4.1.2
Antutu Benchmark値: 9866

画像の最後に「測定時間: 2012-01-02 04:50」とあるのが不審ですが、2012/11/02リリースのはずのAnTuTu 安兎兎ベンチマーク v2.9.4で計測しているようなので、ちょっと悩ましいところです。

はたして、この画像、本物なのかfakeなのか・・・

ZyXEL MAX-200M1というVoIPサポートのWiMAXルータ


aliexpressで「wimax」と検索してみたら、家庭向けWiMAXルーターっぽいのが出てきた。

ZyXEL MAX-200M1

aliexpressでの販売例:MAX-200M1 WiMAX IEEE 802.16e 2.5 GHz CPE w/ Built-in Router, Firewall, and VoIP
(本体$39.52、日本向け送料$24.51の計$64.03、約5千円)

メーカーページで製品情報を探したところ、グローバルサイトには製品ページが見付からず。
ロシア語ページに発見。「ZyXELロシア:MAX-200M1 series

ロシアのページにしか製品情報がないので、ロシアでWiMAXを展開していたYoTAが2010年夏以降はLTEに転換したので、それ向けの機材が処分されてるのかなぁ?と感じます。
(日本のUQが、2009年9月に「米国ならびにロシアのWiMAX事業者との国際ローミングに関する覚書締結について」というリリースを出しているが、アメリカについては国際ローミングが開始されたが、ロシアについては続報がない)

さて、このMAX-200M1、製品ページに「series」とあるとおり3モデルあり、対応周波数によってモデルが異なっている。
2.5GHz対応:MAX-200M1(UQと同じ周波数帯)
3.5GHz対応:MAX-210M1
2.3GHz対応:MAX-230M1
ロシアでは2.5GHzのものが主に使われていたようだ。

さて、この装置は、どういう機能を持っているか
・IEEE802.16e-2005(WiMAX) のうちTDD SOFDMA 2.5GHz(MAX-200M1)/3.5GHz(MAX-210M1)/2.3GHz(MAX-230M1)に対応
・チャネル帯域は5MHz/8.75MHz/10MHzの3種類
・802.16eによる認証をサポート
・有線LANを接続するルーター
・無線LAN機能は無い
・管理関連:Web GUI/telnet/SNMP
・TR-069によるプロバイダ側からのリモート設定

そして・・・アナログ電話を接続し、VoIPを可能にするSIPクライアント機能(FXS 1ポート)

WiMAX回線を使って、050のIP電話を家で利用したい、という用途には最適に見える感じですね。

VoIP/SIP関連の機能を見てみると以下の様なことが書かれています。
・SIP V2(RFC 3261)、SDP(RFC 2327)、RTP
・コーデック G.711(PCM A-Law,u-Law), G.729 A/B
・エコーキャンセル: G.168
・NAT関連対応:STUN, RFC3489、Outbound Proxy

ここらへんは、最低限はサポートしている、という感じです。

ちなみに、MAX-200M1の後継シリーズもあるようですよ。
・ZyXELグローバル:「WiMAX製品一覧
 MAX208M, MAX208M2W, MAX218M2W
・ZeXELロシア:「WiMAX製品一覧
 MAX-206M2, MAX208M, MAX208M2W

ロシアで取り扱っているMAX-206M2なんて外見がおもしろいです。

両側の取っ手のところにアンテナが隠されていそうなデザインです。

まぁ・・・日本のUQ回線で使えるのかどうかは非常に微妙なところですが、どなたかチャレンジしてませんか?
技適問題というか電波法的には、使うとアウトですけどね^^;;;;

WordPressをバックアップするサービスCodeGuard


すっかり記事を書いたのを忘れていましたが、このCodeGuardというサービスは現在有償プランの下記4種類になっています。

・Personal :1サイト,5GBまで 年60ドル
・Professional :12サイト,50GBまで 月49ドル
・Team : 25サイト,125GBまで 月99ドル
・Small Business :100サイト,500GBまで 月299ドル


WordPressのデータを毎日バックアップしてくれるというCodeGuardというサービスがあるらしい。

日本語でCodeGuardを検索すると旧ボーランド(現エンバカデロ)の開発ツールが出てきますが、それとは違います。

バックアップ手法としては2通り

・sftp/ftpでログインして丸コピー
・wordpressに専用プラグイン入れてコピー

wordpressの方はプラグインを入れるので、SQL側も調整して静止点を取れますが、sftp/ftpの方は、そのままだとちょっと微妙な状態になりかねないですね。

費用ですが、Plansを見ると3種類に見えますが、実は4種類あります。

Free:
・2GBまで使える
・週1回バックアップ
・サイトの監視。マルウェアがアップロードされていないかなど
・アクセスIPのログ機能なし
・履歴保存
Personal:
・5GBまで月5ドル
・容量追加は10GB(月10ドル増加)単位で可能。
・毎日日本時間13時開始のスケジュールバックアップ
・サイトの監視。マルウェアがアップロードされていないかなど
・監視の結果を受けて通知メール送付機能
・アクセスIPのログ機能なし
・履歴保存
Professional:
・125GBまで月99ドル
・25サイトまで無料で登録可能。
・複数サイト登録時にバックアップ順序の指定可能
・複数ユーザ登録可能、ユーザ向け解放も可能
・アクセスIPのログ機能あり
・携帯SMSを使った2段階認証も可能
・履歴保存
Enterprise:
・500GBまで月299ドル
・100サイトまで無料で登録可能。
・複数サイト登録時にバックアップ順序の指定可能
・複数ユーザ登録可能、ユーザ向け解放も可能
・アクセスIPのログ機能あり
・携帯SMSを使った2段階認証も可能
・履歴保存

現状が2GB以内で収まっているのであれば、とりあえず、Freeプランで登録してみてから始めるのがよさそうですね。

ちなみにデータの保存先は、Amazon S3/EC2のようです。
CodeGuard blog:How Safe is Your Website Backup?

また、サイトを高速化する、というサービスのCLOUDFLAREと提携しているようで、「CLOUDFLAREアプリ CodeGuard」という日本語の紹介ページもあります。

で・・・Free 2GBに登録してみました。

重要な注意点:
Freeプランは「アカウントのみ作成」のページからでないと登録できない。

注意点2:gmailで登録したら、「Welcome to CodeGuard!」というタイトルの登録完了通知が迷惑メール扱いされていました。メールが来ないようなら要確認。

アカウントを登録した後は、以下の選択が出てきます。

WordPressで使う場合は、「Is this a WordPress site?」の下ぐらいにあるリンクをクリックします。

そうすると次の画面で、Wordpress用プラグイン設定に必要なkeyが表示されますので、それをコピペします。

その次に、Wordpressにログインし、プラグインにて「Codeguard」で検索してプラグインをインストールします。
間違えて「Code guard」とスペースを入れてしまうと検索に出てこなかったので注意してください。

インストール後、keyを登録すると、Code GuardのDASHBOARDに以下の様な表示がでてきます。

登録したサイトをクリックすると、現在のプロセスが表示されます。

で・・・もうちょっと待つと

という感じで、Amazon EC2への転送完了待ち状態となります。

・・・・えぇ、まだ終わってないので、続きはまた今度の更新となります。

赤枠のところにあるように「11月14日完了予定」です。
完了したらメールで連絡が来るように緑枠のところの「Email me once the backup completes」にチェックを入れときましょう。


11/14とかいっといて、実際には11/12 21:43に終了メールが届きました。

ただ、ダッシュボードを確認すると、14時間の時差が・・・
timezoneはTokyoに設定しているんですが、謎です・・・

iPhone5もどきのZoPhone i5(卓粉i5)は11月下旬発売



Zophoneの公式ページにiPhone5もどきの「卓粉i5(ZoPhone i5)」の製品ページが出来ていた。

価格は1499人民元、約2万円。
発売時期は、ポップアップで表示されるお知らせによると11月下旬だそうな。

スペックは・・・
CPU: MTK MT6577
RAM: 1GB
ROM: 4GB
LCD: 4.0インチ 854*480
カメラ: 800万画素

ROMを16GBに増やしたモデルもあり。

外形は実測で、123.8×58.6×7.6mmだと謳っている。


その他、細部にわたって、本物といっしょだという紹介がされているんだが、PCとの接続部分についてが、いまいち不明瞭。

外形自体は、Lightningケーブルっぽい雰囲気を醸し出しているけれど、本当なのか?というあたり。
外形はそれっぽいけど、実際にはmicroUSBって可能性の方が高いかなぁ、とは思っています。

にしても・・・液晶サイズが854×480ってのはちょっとがっかりです。
もう一息がんばってほしかったなぁ・・・

MTK MT6599搭載機は2013年5月ぐらいに登場?



MediaTekがリリースすると言われている8コアLTE対応のMTK MT6599ですが、2013年5月に製品が出てくるという話が、MTK手机网に掲載されています。
MTK手机网:「联发科八核MT6599或提前至明年5月上市

・・・とはいえ、リリース時期以外に何か新情報があったかといえば、そんなものは特にない感じです。

4コアのMTK MT6588(MT6589)は、2013年1月に搭載製品が出てくる、という話が再掲されているぐらいですかね。

4コアMT6588搭載製品の時期については、おおむね2013年1月になりそう、というのは正解っぽい感じがあります。
8コアMT6599搭載製品が2013年5月ってのは、正直微妙な気がしており、実際には2013年7月ぐらいになるんじゃないかと予想しています。

実際のところ、どうなりますかねぇ・・・